JPS5836914Y2 - 自動車における自動変速装置用アキユムレ−タ - Google Patents
自動車における自動変速装置用アキユムレ−タInfo
- Publication number
- JPS5836914Y2 JPS5836914Y2 JP11935278U JP11935278U JPS5836914Y2 JP S5836914 Y2 JPS5836914 Y2 JP S5836914Y2 JP 11935278 U JP11935278 U JP 11935278U JP 11935278 U JP11935278 U JP 11935278U JP S5836914 Y2 JPS5836914 Y2 JP S5836914Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accumulator
- piston
- cylinder
- brake
- automatic transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車における自動変速装置用アキュムレ
ータに関する。
ータに関する。
この種自動変速装置において、変速を行なうときには変
速ショックが生じろ。
速ショックが生じろ。
これに対処するには、変速装置の流体ライン上にアキュ
ムレータを設けることが有効であることが一般的に知ら
れている。
ムレータを設けることが有効であることが一般的に知ら
れている。
所で従来では、別途製作したアキュムレータを流体ライ
ン上に設置すべくしており、従って該アキュムレータを
設けるべくかなりのスペースを必要としたのである。
ン上に設置すべくしており、従って該アキュムレータを
設けるべくかなりのスペースを必要としたのである。
本考案は以上の点に鑑みて考案したものであり、自動変
速装置の変速用ブレーキを利用して、該ブレーキ内にア
キュムレータを組込み、アキュムレータが占有するスペ
ースを著しく小としたものである。
速装置の変速用ブレーキを利用して、該ブレーキ内にア
キュムレータを組込み、アキュムレータが占有するスペ
ースを著しく小としたものである。
さらに詳しくは、自動変速装置における変速用ブレーキ
のシリンダに、アキュムレータピストンを内装して、該
ピストンを前記シリンダに内装するブレーキピストンの
リターンばねにより附勢すると共に、前記シリンダにお
ける前記アキュムレータピストンの背面室に、変速用ク
ラッチへの流体通路を連通させたことを特徴とするもの
である。
のシリンダに、アキュムレータピストンを内装して、該
ピストンを前記シリンダに内装するブレーキピストンの
リターンばねにより附勢すると共に、前記シリンダにお
ける前記アキュムレータピストンの背面室に、変速用ク
ラッチへの流体通路を連通させたことを特徴とするもの
である。
次に本考案を図面の実施例に基いて詳述する。
図中１は自動変速装置の変速用ブレーキで、このブレー
キ１０カバー２には、ブレーキサーボピストン用シリン
ダ３を一体形成し、その下部に蓋体４を設けている。
キ１０カバー２には、ブレーキサーボピストン用シリン
ダ３を一体形成し、その下部に蓋体４を設けている。
前記シリンダ３内には下端にブレーキサーボピストン５
を上下動自由に内装し、ロッド６を介してブレーキバン
ド１１に連結すると共に、前記シリンダ３の内部上壁と
ピストン５との間に該ピストン５のリターンはね７を設
けて、ピストン５を常時下方へ附勢させている。
を上下動自由に内装し、ロッド６を介してブレーキバン
ド１１に連結すると共に、前記シリンダ３の内部上壁と
ピストン５との間に該ピストン５のリターンはね７を設
けて、ピストン５を常時下方へ附勢させている。
またシリンダ３における下端部のヘッド室３ａにはライ
ンプレッシャ換言すると１速作動圧が作用する流体通路
８を接続しており、マニアルバルブ（図示せず）の切換
操作に伴なってラインプレッシャをシリンダ３の前記ヘ
ッド室３ａに導入することにより、ピストン５及びロー
ド６を上動させるべく構成している。
ンプレッシャ換言すると１速作動圧が作用する流体通路
８を接続しており、マニアルバルブ（図示せず）の切換
操作に伴なってラインプレッシャをシリンダ３の前記ヘ
ッド室３ａに導入することにより、ピストン５及びロー
ド６を上動させるべく構成している。
また前記ロッド６の上端に連結するブレーキバンド１１
は、変速装置を構成するクラッチドラム１０の周囲に周
回配備するのであって、前記ピストン５に伴なうロッド
６の上動により、ブレーキバンド１１をクラッチドラム
１０に巻締めて、該ドラム１０を固定し、これによって
各種変速歯車群（図示せず）を介し車軸へ伝達する回転
動力を適宜に変速すべくしている。
は、変速装置を構成するクラッチドラム１０の周囲に周
回配備するのであって、前記ピストン５に伴なうロッド
６の上動により、ブレーキバンド１１をクラッチドラム
１０に巻締めて、該ドラム１０を固定し、これによって
各種変速歯車群（図示せず）を介し車軸へ伝達する回転
動力を適宜に変速すべくしている。
図中１２は前記ロッド６の中間部とピストン５との間に
介装した変速ショック吸収用スプリング、１３は前記シ
リンダ３の略々中間部に設けたタンクラインである。
介装した変速ショック吸収用スプリング、１３は前記シ
リンダ３の略々中間部に設けたタンクラインである。
しかして本考案は以上の如く構成する変速用ブレーキ１
のシリンダ３を用い、このシリンダ３内にアキュムレー
タを形成しようとするものである。
のシリンダ３を用い、このシリンダ３内にアキュムレー
タを形成しようとするものである。
即ち、前記シリンダ３のブレーキピストン５と対向する
内方上部に、ロッド６に遊嵌合させた状態でアキュムレ
ータピストン１４を内装し、該ピストン１４を前述した
リターンばね７により常時上方へ附勢させると共に、前
記ピストン１４の背面室１５に流体通路１６を連通させ
、この通路１６をオリフィス１７及び流体切換チェック
ボール１８を介してマルテイプルクラッチ１９及びリバ
ースクラッチ２０に連通させるべくしたのである。
内方上部に、ロッド６に遊嵌合させた状態でアキュムレ
ータピストン１４を内装し、該ピストン１４を前述した
リターンばね７により常時上方へ附勢させると共に、前
記ピストン１４の背面室１５に流体通路１６を連通させ
、この通路１６をオリフィス１７及び流体切換チェック
ボール１８を介してマルテイプルクラッチ１９及びリバ
ースクラッチ２０に連通させるべくしたのである。
以上の構成において、自動車の走行時に、２速作動圧が
導入されるマルテイプルクラッチ１９又はリバース作動
圧が導入されるリバースクラッチ２０を切換作動させる
場合、一般的にはラインプレッシャに瞬間的に多大負荷
が作用して急激に上昇し、これが原因で変速ショックを
生じるのであるが、このとき前記した圧力上昇は、チェ
ックボール１８、オリフィス１７及び流体通路１６を経
て背面室１５に導かれて前記アキュムレータピストン１
４に作用しリターンばね７に抗し前記アキュムレータピ
ストン１４をシリンダ３の下方へと移動させて、前記圧
力上昇を抑制し前記ショックを緩衝させるのである。
導入されるマルテイプルクラッチ１９又はリバース作動
圧が導入されるリバースクラッチ２０を切換作動させる
場合、一般的にはラインプレッシャに瞬間的に多大負荷
が作用して急激に上昇し、これが原因で変速ショックを
生じるのであるが、このとき前記した圧力上昇は、チェ
ックボール１８、オリフィス１７及び流体通路１６を経
て背面室１５に導かれて前記アキュムレータピストン１
４に作用しリターンばね７に抗し前記アキュムレータピ
ストン１４をシリンダ３の下方へと移動させて、前記圧
力上昇を抑制し前記ショックを緩衝させるのである。
同図において８１は２速作動圧が作用する流体通路であ
り、８２は、リバース作動圧が作用する流体通路である
。
り、８２は、リバース作動圧が作用する流体通路である
。
以上説明したごとく本考案では、自動変速装置の変速用
ブレーキを利用して、該ブレーキ内にアキュムレータを
組込むべくしたから、従来に比しアキュムレータが占有
するスペースを著しく小となし得るのであり、しかも変
速用ブレーキとアキュムレータとを一体化したことによ
り、変速装置の構造が簡素化できろと共に、部豆の管理
上非常に好都合である。
ブレーキを利用して、該ブレーキ内にアキュムレータを
組込むべくしたから、従来に比しアキュムレータが占有
するスペースを著しく小となし得るのであり、しかも変
速用ブレーキとアキュムレータとを一体化したことによ
り、変速装置の構造が簡素化できろと共に、部豆の管理
上非常に好都合である。
図面は本考案の実施例を示す断面図である。
１・・・・変速用ブレーキ、３・・・・・・シリンダ、
５・・・・・・ブレーキピストン、７・・・・・・リタ
ーンばね、１４・・・・・・アキュムレータピストン、
１５・・・・・・背面室、１６・・・・・・流体通路、
１９・・・・・・マルテイプルクラッチ、２０・・・・
・・リバースクラッチ。
５・・・・・・ブレーキピストン、７・・・・・・リタ
ーンばね、１４・・・・・・アキュムレータピストン、
１５・・・・・・背面室、１６・・・・・・流体通路、
１９・・・・・・マルテイプルクラッチ、２０・・・・
・・リバースクラッチ。
Claims (1)
- 自動変速装置における変速用ブレーキのシリンダに、ア
キュムレータピストンを内装して、該ピストンを、前記
シリンダに内装するブレーキピストンのリターンばねに
より附勢すると共に、前記シリンダにおける前記アキュ
ムレータピストンの背面室に、変速用クラッチへの流体
通路を連通させたことを特徴とする自動車における自動
変速装置用アキュムレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11935278U JPS5836914Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | 自動車における自動変速装置用アキユムレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11935278U JPS5836914Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | 自動車における自動変速装置用アキユムレ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5534990U JPS5534990U (ja) | 1980-03-06 |
| JPS5836914Y2 true JPS5836914Y2 (ja) | 1983-08-19 |
Family
ID=29074542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11935278U Expired JPS5836914Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | 自動車における自動変速装置用アキユムレ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836914Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-30 JP JP11935278U patent/JPS5836914Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5534990U (ja) | 1980-03-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3353637A (en) | Servo motor | |
| JPS6132197B2 (ja) | ||
| JPS55149455A (en) | Timing valve for automatic transmission controller | |
| US4143563A (en) | Hydraulic control system for use in automatic transmission | |
| US5003842A (en) | Control device for automatic transmission gear system | |
| GB2033033A (en) | Shift points control apparatus for an automatic transmission | |
| US4225029A (en) | Automatic transmission for automobiles | |
| EP0190556B1 (en) | Shift shock suppression arrangement for automotive automatic transmission | |
| JPH0541865B2 (ja) | ||
| US5078028A (en) | Hydraulic control device with cutback valve for an automatic transmission | |
| JPS5836914Y2 (ja) | 自動車における自動変速装置用アキユムレ−タ | |
| US3000233A (en) | Automatic transmission | |
| US4867014A (en) | Accumulator/friction element arrangement for automatic transmission | |
| JPS6345249U (ja) | ||
| JPS627428B2 (ja) | ||
| JPH0236746Y2 (ja) | ||
| JPS5934516Y2 (ja) | パワ−シフトトラクタのポンプ、ブレ−キ支持装置 | |
| JPS631060Y2 (ja) | ||
| JPS6154534U (ja) | ||
| JPH0750602Y2 (ja) | 油圧サーボ装置 | |
| JPH0627842Y2 (ja) | 自動変速機のアキュームレータ構造 | |
| JPH0237321Y2 (ja) | ||
| JPH0449262U (ja) | ||
| JPS6317752Y2 (ja) | ||
| JPH01178263U (ja) |