JPS5836670B2 - 塩浴窒化処理面の面粗さを細かくする方法 - Google Patents
塩浴窒化処理面の面粗さを細かくする方法Info
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- JPS5836670B2 JPS5836670B2 JP3875076A JP3875076A JPS5836670B2 JP S5836670 B2 JPS5836670 B2 JP S5836670B2 JP 3875076 A JP3875076 A JP 3875076A JP 3875076 A JP3875076 A JP 3875076A JP S5836670 B2 JPS5836670 B2 JP S5836670B2
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は塩浴窒化処理にて得られた処理面の面粗さを
細かくする方法に関する。
細かくする方法に関する。
従来塩浴窒化処理すなわちタフトライド処理は、摺動面
のスカツフイング防止や耐摩耗性向上を計る目的で広く
採用されており、具体的な処理方法としては特公昭38
−10311号公報のシアン化アルカリおよびシアン酸
アルカリ含有の塩浴中で金属、殊に鉄合金を窒化する方
法などが公知である。
のスカツフイング防止や耐摩耗性向上を計る目的で広く
採用されており、具体的な処理方法としては特公昭38
−10311号公報のシアン化アルカリおよびシアン酸
アルカリ含有の塩浴中で金属、殊に鉄合金を窒化する方
法などが公知である。
しかし上記公報による処理方法では、表面処理すべき鉄
製品の表面粗さを1.8以下にしても、得られる処理面
の粗さは3〜7μと非常に荒れたものとなり、品質の信
頼性に欠ける欠点がある。
製品の表面粗さを1.8以下にしても、得られる処理面
の粗さは3〜7μと非常に荒れたものとなり、品質の信
頼性に欠ける欠点がある。
このような面粗さのものを摺動部に用いるとタフトライ
ド処理を施したにもかかわらずスカッフイング防止や耐
摩耗性上顕著な効果が得られなかった0 この発明はかかる不具合を解消する目的でなされたもの
で、タフトライド処理された鉄製品の処理面の粗さをさ
らに細かくする方法を提供して、処理表面の品質を安定
化させることにより、摺動面におけるスカツフイングの
防止と耐摩耗性の向上を計ろうとするものである。
ド処理を施したにもかかわらずスカッフイング防止や耐
摩耗性上顕著な効果が得られなかった0 この発明はかかる不具合を解消する目的でなされたもの
で、タフトライド処理された鉄製品の処理面の粗さをさ
らに細かくする方法を提供して、処理表面の品質を安定
化させることにより、摺動面におけるスカツフイングの
防止と耐摩耗性の向上を計ろうとするものである。
以下この発明の方法について詳述する。
まず一般的な塩浴窒化処理すなわちタフトライド処理方
法について説明すると、まず処理すべき鉄製品を治具に
セットした後脱脂し、次にこれを予熱した後塩浴中に投
入してタフトライド処理を施すものである○タフトライ
ド処理を施した処理物は塩浴中より引き上げた後空冷し
、さらに油冷した後洗浄して防錆処理を施すことにより
タフトライド処理を完了するものである○上記処理方法
ではタフトライド処理後塩浴中から引き上げた処理物を
油冷槽へ投入する際必ず空気中に一度さらされる空冷工
程が介入する。
法について説明すると、まず処理すべき鉄製品を治具に
セットした後脱脂し、次にこれを予熱した後塩浴中に投
入してタフトライド処理を施すものである○タフトライ
ド処理を施した処理物は塩浴中より引き上げた後空冷し
、さらに油冷した後洗浄して防錆処理を施すことにより
タフトライド処理を完了するものである○上記処理方法
ではタフトライド処理後塩浴中から引き上げた処理物を
油冷槽へ投入する際必ず空気中に一度さらされる空冷工
程が介入する。
この時処理物の被処理面にはソルトが付着していること
から、処理物を空中に引き上げた際、空気中の酸素と反
応し、その結果被処理面が酸化されて面荒れの原因とな
る。
から、処理物を空中に引き上げた際、空気中の酸素と反
応し、その結果被処理面が酸化されて面荒れの原因とな
る。
この面荒れは空気中に被処理面がさらされている時間す
なわち空冷時間が長くなればなる程酸化が進行して被処
理面の面粗さも増す。
なわち空冷時間が長くなればなる程酸化が進行して被処
理面の面粗さも増す。
かかる不具合を解消するためには空冷時間を全くなくせ
ばよいが塩浴中から空冷工程を経ずに油冷槽へ投入する
のははなはだ困難である。
ばよいが塩浴中から空冷工程を経ずに油冷槽へ投入する
のははなはだ困難である。
そこでこの発明方法では逆に適当な空冷時間または温度
をとることにより、被処理面の最上面を積極的に酸化さ
せて表面の凸部をなくすと共に、冷却油温を上げること
により過度の酸化を防止しつつ表面の平滑化を持続させ
て被処理面の面粗さを改善し、細かい被処理面を得よう
とするものである。
をとることにより、被処理面の最上面を積極的に酸化さ
せて表面の凸部をなくすと共に、冷却油温を上げること
により過度の酸化を防止しつつ表面の平滑化を持続させ
て被処理面の面粗さを改善し、細かい被処理面を得よう
とするものである。
次にこの発明方法を図面を参照して説明する。
処理物として鋳鉄製のシリンダライナを採用し次の処理
を行った。
を行った。
まず処理物を1〜120分かけて室温から400℃にま
で予熱した。
で予熱した。
予熱による面粗さへの影響は無である。
次にKCN45〜56fO、KCNO36〜42%、K
4 ( F e ( CN)6 )0.2fO以下を含
有する塩浴中に投入して60〜180分間タフトライド
処理を施す。
4 ( F e ( CN)6 )0.2fO以下を含
有する塩浴中に投入して60〜180分間タフトライド
処理を施す。
このタフトライド処理における処理時間は要求される品
質目標特に化合物層厚さ及び拡散層厚さにより決定され
るものであるが、処理時間を短くすれば被処理面の面粗
さは一般に細かくなる。
質目標特に化合物層厚さ及び拡散層厚さにより決定され
るものであるが、処理時間を短くすれば被処理面の面粗
さは一般に細かくなる。
すなわちタフトライド処理時間は面粗さに影響を及ぼす
が、この発明では対象外である。
が、この発明では対象外である。
次にタフトライド処理を完了した処理物を塩浴中より引
き上げた後空気中にさらして0.5〜4分間空気冷却を
行う。
き上げた後空気中にさらして0.5〜4分間空気冷却を
行う。
この空冷工程は、時間を長くすることにより酸化が促進
されて面粗さは一時的に細かくなるが、4分以上放置す
ると被処理面の酸化が著しるしくなってピットが生戊さ
れ、品質の低下を招くので4分以内がよい。
されて面粗さは一時的に細かくなるが、4分以上放置す
ると被処理面の酸化が著しるしくなってピットが生戊さ
れ、品質の低下を招くので4分以内がよい。
なお空冷時間と面粗さの関係は第1図に示すようになる
○また空冷時間と被処理面の温度の関係は第3図に示す
通りであり、空冷4分以内では、被処理面の温蜜も47
0゜C以上となっている。
○また空冷時間と被処理面の温度の関係は第3図に示す
通りであり、空冷4分以内では、被処理面の温蜜も47
0゜C以上となっている。
一方空冷時間を0.5〜4分間としたが実際的には2〜
4分間がよく、2分以内では酸化が十分進まないので而
粗さのバラツキが大きくなる。
4分間がよく、2分以内では酸化が十分進まないので而
粗さのバラツキが大きくなる。
空冷を完了した処理物は150〜210℃の油中に浸漬
して油冷を行い、過度の酸化を防止しつつ酸化による表
面の平滑化現象を持続させて面粗さを微細化するもので
ある。
して油冷を行い、過度の酸化を防止しつつ酸化による表
面の平滑化現象を持続させて面粗さを微細化するもので
ある。
この時の面粗さと油温の関係は第2図に示すようになり
、油温を上げることにより被処理表面の微細化は促進さ
れる。
、油温を上げることにより被処理表面の微細化は促進さ
れる。
油冷を施した処理物は油冷槽より取り出した後洗浄して
防錆を施すことにより、細かい被処理面を有するタフト
ライド処理物が得られるようになる。
防錆を施すことにより、細かい被処理面を有するタフト
ライド処理物が得られるようになる。
次に実施例を記載する。
実施例
処理物を鋳鉄製シリンダライナとして、これをトリクレ
ンベーパで約10分間脱脂した後400℃になるまで6
0分間予熱する。
ンベーパで約10分間脱脂した後400℃になるまで6
0分間予熱する。
次にKCN48〜52%、KCNO40 〜45%、K
4(Fe(CN)a )0.2φ以下を含有する570
℃の塩浴中に浸漬してタフトライド処理を120分間行
う。
4(Fe(CN)a )0.2φ以下を含有する570
℃の塩浴中に浸漬してタフトライド処理を120分間行
う。
次にタフトライド処理を完了した処理物を塩浴中より引
き上げた後空気中に2〜4分間さらして空冷し、被処理
面温度が470℃以上あるところで油温180〜200
゜Cの油中に浸漬して油冷を行った。
き上げた後空気中に2〜4分間さらして空冷し、被処理
面温度が470℃以上あるところで油温180〜200
゜Cの油中に浸漬して油冷を行った。
油冷後処理物を引き上げて被処理面の面粗さを測定した
結果1.4〜3.0μであった。
結果1.4〜3.0μであった。
この発明方法は以上詳述したようにタフトライド処理後
空気中に適当な時間さらして被処理面の酸化を促進した
後、油温の比較的高い油中に投入して、過度の酸化を防
止しつつ被処理面の平滑化現象を持続させることにより
、被処理面の微細化を計ったことから、得られた被処理
面はスカツフイングを起しにくく、しかも耐摩耗性に優
れたものとなり、特に摺動面としての機能を著じるしく
向上させることができるようになる。
空気中に適当な時間さらして被処理面の酸化を促進した
後、油温の比較的高い油中に投入して、過度の酸化を防
止しつつ被処理面の平滑化現象を持続させることにより
、被処理面の微細化を計ったことから、得られた被処理
面はスカツフイングを起しにくく、しかも耐摩耗性に優
れたものとなり、特に摺動面としての機能を著じるしく
向上させることができるようになる。
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は空冷
時間と面粗さの関係を示す線図、第2図は冷却油温と面
粗さの関係を示す線図、第3図は冷却時間と被処理面温
度の関係を示す線図である。
時間と面粗さの関係を示す線図、第2図は冷却油温と面
粗さの関係を示す線図、第3図は冷却時間と被処理面温
度の関係を示す線図である。
Claims (1)
- 1 予熱した処理物を塩浴中に投入してタフトライド処
理を行った後、0.5〜4分間空冷して被処理面の酸化
を行い、被処理面の温度が470℃以上あるうちに、1
50〜210℃の油中に浸漬して油冷を行うことを特徴
とする塩浴窒化処理面の面粗さを細かくする方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3875076A JPS5836670B2 (ja) | 1976-04-08 | 1976-04-08 | 塩浴窒化処理面の面粗さを細かくする方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3875076A JPS5836670B2 (ja) | 1976-04-08 | 1976-04-08 | 塩浴窒化処理面の面粗さを細かくする方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52122233A JPS52122233A (en) | 1977-10-14 |
| JPS5836670B2 true JPS5836670B2 (ja) | 1983-08-10 |
Family
ID=12533967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3875076A Expired JPS5836670B2 (ja) | 1976-04-08 | 1976-04-08 | 塩浴窒化処理面の面粗さを細かくする方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836670B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57149302U (ja) * | 1981-03-16 | 1982-09-20 | ||
| JP2539521B2 (ja) * | 1989-11-30 | 1996-10-02 | 富士電機株式会社 | 硬貨処理機の硬貨通路 |
-
1976
- 1976-04-08 JP JP3875076A patent/JPS5836670B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52122233A (en) | 1977-10-14 |
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