JPS5836455A - デイジ−ホイ−ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はディジーホイールに関し、一層詳細には文字、
模様等の活字を複数本のスポークにまたがるように分割
して形成することによって、従来機種のプリンターを用
いて見出し用等の大きな字体を印字することのできるデ
ィジーホイールに関する。

この種ディジープリンターに用いられるディジーホイー
ルは、プリンタ一本体のホイール回転角やキャリッジ送
り幅等の関係から、設けられる活字は最も多用される大
きさのものに形成されていて、見出し用等の特に大きい
字体を印字することは不可能であった。すなわちスポー
クの本数を減らし、１つの活字部の面積を大きくすれば
大きい活字を配することが可能であるが、この場合には
プリンタ一本体のホイール回転角、キャリッジ送り幅あ
るいはハンマーの打撃面の大きさ等を大きい字体、小さ
い字体との間で変換する機構を設けねばならず本体機構
が極めて複雑になってしまう。

このため従来は見出し用等の字体を印字する場合、一度
印字したのちキャリッジを微量左右いずれかに動かした
り、あるいはディジーホイールを微量左右いずれかに動
かして二度打ちすることによって字体を横方向にずらし
て重ね、線を若干太くするようにするなどしていたが字
体の縦方向の大きさが変るわけではなく実質的に大きな
字体を得ることはできなかった。

本発明は上記難点に鑑みてなされ、その目的とするとこ
ろは従来機種のプリンターを用いて容易に大きな字体を
印字することのできる、多数のスポークを放射状に延設
すると共に、各スポーク先端部に活字部を設けたディジ
ーホイールにおいて、文字、模様等の活字を複数本のス
ポークの活字部６ごまたがるように分割配置したことを
特徴とするディジーホイールを提供するにある。

以下添付図面に基づき本発明の好適な実施例を詳細に説
明する。

１０はディジーホイールであり基板１２の外周から多数
本のスポーク１４が放射状に突設され、スポーク１４先
端部には活字部１６が設けられている。このディジーホ
イール１０は従来機種のディジープリンター（図示せず
）に装着できるようになっている。

本発明に係るディジーホイールｌＯは、複数の活字ｍ１
６にまたがって１つの字体が分割して配ＩＰ′１されて
いる。

すなわち第１図に示すように、字体の左半分に相当する
活字をスポーク１４の活字ｉ１６にスポーク１４の中心
から％文字分だけ右方にずらして形成し、字体の右半分
に相当する活字を他のスポーク１４の活字部１６にスポ
ーク１４の中心から局文字分だけ左方にずらして形成し
である。なおこの分割した活字の配列位置は図に示すよ
うｌこ隣接するスポーク１４上のみでなく、プリンター
の文字選別機構に対応して配列されるものであり、プリ
ンターの機種によって種々の位置Ｇこ配′９１１される
こととなる。

このように複数本のスポーク１４にまたがって１文字を
形成するようにし１こから活字の字体の幅を従来より大
きくできる。

また活字の縦方向の長さは、ノ＼ンマー（図示せず）と
プラテン（図示せず）との有効打撃面積内であれば自由
に大きく設定可能である。

次にこのディジーホイール１０を用いた印字方法につい
て説明する。

字体の左半分に相当する活字を小文字位置に、字体の右
半分に相当する活字を大文字位置に対応して配置したと
する。印字すべき文字をＡＢとすると、 １、　まずキーＡを押すと左半分の文字が通常位置より
は％文字分だけ右にずれた位置に印字される（第２図（
ａ）参照）。自動的にキャリッジが１ピツチ送られる。

２、次にシフトを大文字の状態にしてキーＡを押すと右
半分の文字が通常位置よりはシく文字分だけ左にずれた
位置、すなわち上記左半分の文字に接して印字されＡの
字が完成される（第２図（ｂ）参照）。自動的にキャリ
ッジが１ピツチ送られる。

３、　８の文字も同様に上記１．２の操作で印字される
。

したがって本実施例の場合シフ１〜キーを併用して通常
の印字操作のみで１ピツチの間隔をおいた文字を連続的
に印字できる。

第３図は他の実施例を示し、字体を上記実施例のように
％文字分だけ左右にずらせることなくスポーク１４の中
心に対応する通常位置に分割配置して成る。

本実施例の場合にはハーフスペースキーおよびシフトキ
ーを併用して印字することができる。すなわち、上記同
様に字体の左半分に相当する活字を小文字位置に、字体
の右半分に相当する活字を大文字位置に対応して配置し
た場合、印字すべき文字をＡとすると、 １、　まずハーフスペースキーを押してキャリ・ソジを
％ピッチ進めてキーＡを押すと左半分の文字が印字でき
る。キャリッジは自動的に％ピッチ進む。

２、　次にシフトを大文字の状態にしてキーＡを押すと
上記左半分の文字に接して右半分の文字が印字されＡの
字が完成される。

本実施例の場合キャリッジの進むピッチが％。

１、％、１９％、・・・・となるように交互に連続的に
印字することによって１ピツチの間隔をおいた文字を連
続的に印字できる。またキャリッジのピッチが％９％９
％、・・・・どなるように連続的に印字した場合には文
字と文字との端部がほぼ接触した状態に連続的に印字さ
れることとなる。なおハーフスペースキーの操作によっ
てキャリッジが％ピッチ戻る機種に対しては上記１，２
の手順を逆にすることによって印字が行える。

第４図はさらに他の実施例を示し、１つの字体を３本の
スポークにまたがるように分割配置してなる。

本実施例の場合には従来の字体の２〜３倍程度の大きさ
の字体を得ることが可能である。３分割した活字をそれ
ぞれ別個の操作キーに対応させることによって前記実施
例とほぼ同様の操作で印字できる。

以上の印字操作はすべて従来機種のプリンターを用いて
説明したが、本ディジーホイールに合わせて新たな文字
選別機種や送り機構を採用したプリンターを用いること
ができることは言うまでもない。

以上のように本発明に係るディジーホイールによれば複
数本のスポークにまたがって活字を分割して配置したか
ら大きい字体の活字が構成でき、見出し用等大きい文字
を、従来のプリンターを用いて容易に印字できるばかり
でなく、連続して印字が行えるから連続模様のプリント
も容易に行える等の著効を奏する。

以り本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。

【図面の簡単な説明】

第１図、第３図および第４図は本発明に係るディジーホ
イールのそれぞれ別個の実施例を示す部分説明図、第２
図（ａ）、（ｂ）は本発明に係るディジーホイールを用
いた場合の印字状態を示す説明図、第２図（Ｃ１は従来
のディジーホイールを用いた印字状態を示す説明図であ
る。 １０・・・・ディジーホイール、　１２・・・・基板。 １４・・・・スポーク、　１６・・・・活字部。 特許出願人 株式会社エヌイーアール 代表者中島延好

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、多数のスポークを放射状に延設すると共に、各スポ
   ーク先端部に活字部を設けたディジーホイールにおいて
   、文字、模様等の活字を複数本のスポークの活字部にま
   たがるように分割配置したことを特徴とするディジーホ
   イール。