JPS583641Y2 - 研削盤におけるク−ラント液供給装置 - Google Patents

研削盤におけるク−ラント液供給装置

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JPS583641Y2
JPS583641Y2 JP2923777U JP2923777U JPS583641Y2 JP S583641 Y2 JPS583641 Y2 JP S583641Y2 JP 2923777 U JP2923777 U JP 2923777U JP 2923777 U JP2923777 U JP 2923777U JP S583641 Y2 JPS583641 Y2 JP S583641Y2
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JP
Japan
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workpiece
grinding
coolant
grindstone
support device
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JP2923777U
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English (en)
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JPS53123694U (ja
Inventor
大津征雄
土屋幸治
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豊田工機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は互いに対向した一対の砥石により工作物を研削
する研削盤において砥石と工作物との間にクーラント液
を供給する装置に関するもので、その目的とするところ
は工作物支持装置の移動を許容すると共にクーラント液
を各研削点に効果的に供給することができる装置を提供
することである。
互いに対向した一対の砥石により工作物を研削する研削
盤においては、工作物支持装置を載置したテーブルを工
作物が工作物着脱位置から研削位置に位置するまで移動
し、各砥石を回転支承した砥石台を工作物に向って前進
させて工作物を両側から研削加工するようになっている
この場合砥石および工作物は同方向に回転されるので、
効果的なり−ラント液の供給を行うためには、一方の研
削点には工作物の上方から、他方の研削点には工作物の
下方からクーラント液を供給することが必要である。
この必要性を満たすために各研削点にクーラント液を供
給するクーラントノズルを工作物の上下位置に配置すれ
ばよいが、クーラントノズルを工作物の上下位置に単に
設けるだけでは、テーブルが移動したとき工作物支持装
置がクーラントノズルに干渉してしまうという問題が生
じる。
本考案はこのような問題に基づいてなされたもので、研
削位置で回転装置により回動アームをクーラント液を供
給するための前進端位置および工作物支持装置の通過を
許容する後退端位置に回動させるようにし、回動アーム
に一対のクーラントノズルを前進端位置で工作物の上下
に位置するように突設したことを特徴とする。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
まず1は研削盤の基台で、この基台1の案内部1aには
テーブル2が摺動可能に装架され、基台1に装着した送
り装置3によって移動されるようになっている。
テーブル2上には工作物Wを支持する主軸台4および心
神台5が工作物支持装置として載置されている。
また基台1には一対の砥石台6,1がテーブル2を挟ん
でテーブル2の移動方向に対し所定の傾斜角度にて交叉
する方向に摺動可能に装架され、回路の送り装置により
工作物Wに向って進退される。
この砥石台6.7には研削位置GPに位置したときの工
作物Wの円筒部Waおよびショルダ部Wbを研削する砥
石8,9がそれぞれ工作物Wの回転方向と同方向に回転
可能に支承され、この砥石8,9はその前部以外の総て
が砥石台6,7に固着した砥石ガード10.11により
覆われている。
15.16は研削位置GPにおいて工作物Wから所定間
隔を有して互いに平行関係で対向したプレートカバーで
、このプレートカバー15.16の上端は砥石ガード1
0.11よりも上方に突出し、その下端はテーブル2の
僅か上方まで伸長している。
プレートカバー15.16の略中央部には、砥石8,9
および砥石ガード10.11の前部が浸入する浸入口1
7.18が形成され、プレートカバー15.16の左端
には主軸台4および心神台5が人出する人出口19が形
成された側板20が一体的に固着され、右端には心神台
5が通過できる開口部21が形成された側板22が固着
され、上端には上蓋23が固着されている。
そしてこれらプレートカバー15.16、側板20゜2
2および上蓋23により研削位置GPに位置する工作物
を覆うクーラント液飛散防止用のカバー24が構成され
、このカバー24は支柱25゜26により案内部1aに
固定されている。
30はカバー24内に配設された回動アームで、この回
動アーム30の先端には工作物Wが介入する凹部30a
が形成されている。
回動アーム30の砥石8,9側の側部には一対のクーラ
ントノズル31.32が互いに離間した位置で工作物W
の軸線方向に突設され、このノズル31,32は回動ア
ーム30内に穿設した連通路33により互いに連通され
ている。
クーラントノズル31.32の外周には砥石8,9の円
筒研削面8a、9aに向ってクーラント液を噴射する複
数の噴射口34゜35が開口されている。
クーラントノズル31の先端に形成したクーラント導入
口31aには、第2図に示す如く側板22の上端部に設
けられ回路のクーラント液源に連通したクーラント供給
口36からホースを介してクーラント液が供給されるよ
うになっている。
また前記回動アーム30の側部には砥石8,9のショル
ダ研削面Bb 、 gbに向ってクーラント液を噴射す
る複数の噴射口37.38が開口され、連通路33を介
して互いに連通している。
40は回動アーム30をクーラント液を供給するための
前進端位置および前記工作物支持装置の移動を許容する
後退端位置に回動させる回動装置で、その本体41は前
記プレートカバー15に固着されている。
本体41にはシリンダ42が形成され、このシリンダ4
2にはピストン43が上下方向に摺動可能に嵌装されて
いる。
このピストン43のピストンロッド44には、回動アー
ム30に結合されて本体41に回転支承されたピニオン
45と噛合するラック44aが形成されている。
46はピストン43の上昇端を規制する規制部材で、本
体41の上端部に位置調整可能に螺着されている。
47はシリンダ42の上下室と圧力流体源Pとの間に接
続された切換制御弁で、この切換制御弁47とシリンダ
42の下室との間には逆止弁48が接続されている。
なお49.50はピストン43の上昇端および下降端を
確認するリミットスイッチで、前記上蓋23に固定され
ている。
さらに本体41には穿孔55がシリンダ42と直角な方
向に穿設され、この穿孔55の先端部には流体室56が
環状に刻設され、穿孔55は本体41に穿設した流体通
路51を介してシリンダ42の下室に連通され、流体室
56は切換制御弁4γに接続されている。
そして穿孔55には阻止部材58が進退可能に嵌合され
、この阻止部材58はスプリング59により前進方向に
常時付勢されており、その先端部はピストン43が下降
端に移動したときにシリンダ42内に突入するようにな
っている。
次に上記構成における作動について説明する。
まず工作物Wを研削加工する場合には、工作物Wが工作
物着脱位置で主軸台4および心神台5に支持された状態
でテーブル2が送り装置3により第1図で右方へ前進さ
れ、心神台5は入出口19からカバー24内へ侵入して
開口部21に向って移動する。
その後心押台5が開口部21を通過し、工作物Wが研削
位置GPに位置すると共に主軸台4の先端が人出口19
に突入すると、テーブル2の移動が停止される。
続いて切換制御弁47が第2図の如くポジション■に切
換えられ、これにより圧力流体が流体室56に流入し、
阻止部材58はスプリング59の弾発力に抗して後退さ
れる。
その結果阻止部材58の先端部がシリンダ42内から退
出すると共に、流体室56と流体通路57とが阻止部材
58の小径部を介して連通ずる。
この連通により圧力流体がシリンダ42の下室へ流入し
てピストン43は上昇され、回動アーム30はラック4
4aとピニオン45を介して二点鎖線で示す後退端位置
から工作物Wに向って回動前進される。
そして回動アーム30が前進端位置まで回動すると、ク
ーラントノズル31.32は工作物Wの上下にそれぞれ
位置される。
このときピストン43の上昇端は規制部材46によって
規制され、リミットスイッチ49から確認ぼ号が発せら
れる。
この確認信号に基づき砥石台6.7が前進されて砥石8
,9は侵入口17.18を通って工作物Wに向って送り
込まれると共に、クーラント液がクーラント導入口31
aに供給されて噴射口34゜35および噴射口37,3
8から砥石8,9の各研削面に向って効果的に噴射され
、工作物Wが砥石8,9によって研削加工される。
かくして研削加工が完了すると、砥石台6,7は後退さ
れ、しかる後切換制御弁47はポジション■に切換えら
れる。
これによりシリンダ42の上室に圧力流体が供給され、
ピストン43の下降によって回動アーム30は後退され
る。
さらにこのとき流体室56はタンクTに連通しているの
で、阻止部材58はスプリング59の弾発力によりピス
トン43に向って前進される。
その後ピストン43が下降端に到達すると、回動アーム
30は後退端位置に復帰すると共に阻止部材58の先端
部はシリンダ42内に突入する。
またピストン43の下降端はリミットスイッチ50によ
り確認され、この確認に基づいてテーブル2は工作物W
が研削位置GPから工作物着脱位置に位置するまで左進
される。
こうして一連の研削加工動作サイクルは終了する。
なお工作物Wの研削加工を行わない場合には電源が切ら
れるので、切換制御弁47はソレノイドの無勢によりポ
ジション旧こ切換わり、時間が経過するに連れて回動ア
ーム30は自重により降下しようとする。
しかしピストン43の上昇は阻止部材58により阻止さ
れるので、回動アーム30の自然降下を防止することが
でき、運転開始時に心神台5が回動アーム30に衝突す
る恐れはなくなる。
以上説明したように本考案は、互いに対向した一対の砥
石により工作物を研削する研削盤において、基台に研削
位置で回動アームを回動可能に支承し、この回動アーム
をクーラント液を供給するための前進端位置および工作
物支持装置の移動を許容する後退端位置に回動装置によ
って回動させ、回動アームには回動アームが前進端位置
に回動したとき一対の砥石間で工作物の上下に位置する
一対のクーラントノズルを互いに連通して突設し、この
クーラントノズルに砥石外周面に向ってクーラント液を
噴射する噴射口を開口した構成であるため、各研削点に
効果的にクーラント液を供給することができると共に工
作物支持装置の移動を妨げることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のクーラント液供給装置を装備した研削
盤を一部断面して示した平面図、第2図は第1図の■−
■線断面拡犬矢視図、第3図は第2図の回動アーム部を
矢印■からみた拡大図である。 1・・・基台、2・・・テーブル、4,5・・・主軸台
、心神台(工作物支持装置)、6,7・・・砥石台、8
,9・・・砥石、30・・・回動アーム、31.32・
・・クーラントノズル、33・・・連通路、34.35
・・・噴射口、40・・・回動装置、GP・・・研削位
置、W・・工作物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台に摺動可能に装架され工作物を支持する工作物支持
    装置が載置されたテーブルと、前記基台にこのテーブル
    を挟んでテーブルの移動方向と交叉する方向に摺動可能
    に装架され前記工作物を研削する砥石がそれぞれ回転支
    承された一対の砥石台とを備え、前記テーブルを前記工
    作物が研削位置に位置するまで移動させ、前記砥石台を
    前記工作物に向って前進させて工作物を研削するように
    した研削盤において、前記基台に前記研削位置で回動ア
    ームを回動可能に支承し、この回動アームをクーラント
    液を供給するための前進端位置および前記工作物支持装
    置の移動を許容する後退端位置に回動させる回動装置を
    設け、前記回動アームにはこの回動アームが前進端位置
    に回動したとき前記一対の砥石間で前記工作物の上下に
    位置する一対のクーラントノズルを突設すると共にこの
    クーラントノズルを互いに連通ずる連通路を形成し、前
    記各クーラントノズルに前記各砥石の外周面に向ってク
    ーラント液を噴射する噴射口を開口したことを特徴とす
    る研削盤におけるクーラント液供給装糺
JP2923777U 1977-03-10 1977-03-10 研削盤におけるク−ラント液供給装置 Expired JPS583641Y2 (ja)

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