JPS5836240A - カ−ペツトの製織方法 - Google Patents
カ−ペツトの製織方法Info
- Publication number
- JPS5836240A JPS5836240A JP56133857A JP13385781A JPS5836240A JP S5836240 A JPS5836240 A JP S5836240A JP 56133857 A JP56133857 A JP 56133857A JP 13385781 A JP13385781 A JP 13385781A JP S5836240 A JPS5836240 A JP S5836240A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- warp
- threads
- ground
- pile
- yarns
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D39/00—Pile-fabric looms
- D03D39/22—Terry looms
- D03D39/226—Sley control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、カーペットの製織方法に関する。
製織の際に織機上でパイルを形成したカーペットとして
ウィルトンカーペットが知られている。
ウィルトンカーペットが知られている。
このウィルトンカーペットは、パイルたて糸、芯たて糸
(おおいたて糸とも呼ばれる)、地たて糸および地よと
糸の4種の糸からなり、芯たて糸の上下に配列された地
よと糸が地たて糸によって締付は固定されると共に、パ
イルたて糸が上記の芯たて糸上の地よこ糸と交差してパ
イ/L/′ff:形成しており、パイルの密度が大きく
、パイルが抜けにくいなどの特長を備えている。
(おおいたて糸とも呼ばれる)、地たて糸および地よと
糸の4種の糸からなり、芯たて糸の上下に配列された地
よと糸が地たて糸によって締付は固定されると共に、パ
イルたて糸が上記の芯たて糸上の地よこ糸と交差してパ
イ/L/′ff:形成しており、パイルの密度が大きく
、パイルが抜けにくいなどの特長を備えている。
シカしながら、従来のウィルトンカーペットは、パイル
たて糸を開口した際に地よと糸の代りにリボン状のワイ
ヤ(厚み1.0〜1.5酊、高さ4〜20朋)を送入し
、製織が数十ピック進行したのち上記のワイヤを引き抜
くことによってパイルが形成されるので、上記のワイヤ
を送入するために開口を大きく設定する必要があシ、ま
たワイヤを引き抜く際の摩擦熱によってパイルが損傷を
受けることがあシ、そのため織機の回転速度を5 Or
pm以上に速く設定することができ々かった。なお、上
記の摩擦熱を軽減するためにワイヤに油剤やワックスを
多量に塗布すると製品が汚損されるので、油剤やワック
スの使用量を増すことはできない。
たて糸を開口した際に地よと糸の代りにリボン状のワイ
ヤ(厚み1.0〜1.5酊、高さ4〜20朋)を送入し
、製織が数十ピック進行したのち上記のワイヤを引き抜
くことによってパイルが形成されるので、上記のワイヤ
を送入するために開口を大きく設定する必要があシ、ま
たワイヤを引き抜く際の摩擦熱によってパイルが損傷を
受けることがあシ、そのため織機の回転速度を5 Or
pm以上に速く設定することができ々かった。なお、上
記の摩擦熱を軽減するためにワイヤに油剤やワックスを
多量に塗布すると製品が汚損されるので、油剤やワック
スの使用量を増すことはできない。
また、上記のワイヤは、製織が数十ピック進行するまで
の間パイルに織込まれた状態に置かれるので、地よこ糸
の打込み密度が上記ワイヤの厚みによって10本ン’2
,54cls以下に制限されていた。また、長さが数メ
ートルに達する直線状のワイヤを織機の側方からパイル
たて糸の開口中に送入するので、織機の側方に大きなス
ペースが必要であった。
の間パイルに織込まれた状態に置かれるので、地よこ糸
の打込み密度が上記ワイヤの厚みによって10本ン’2
,54cls以下に制限されていた。また、長さが数メ
ートルに達する直線状のワイヤを織機の側方からパイル
たて糸の開口中に送入するので、織機の側方に大きなス
ペースが必要であった。
この発明は、タオルのパイル形成手段を応用してカーペ
ットを製織することによ#)、ウィルトンカーペット製
織の際の上記欠点を解消したものである。
ットを製織することによ#)、ウィルトンカーペット製
織の際の上記欠点を解消したものである。
すなわちこの発明は、パイルたて糸、芯たて糸、地たて
糸および地よこ糸からなり、芯たて糸の上下に配列され
た地よと糸が地たて糸によって締付は固定されると共に
、複数本の地よこ糸上に連続してパイ/L’たて糸が浮
いてパイルを形成しているカーペットの製織方法におい
て、パイルたて糸の張力を他のたて糸よりも小さく設定
し、おさ打ちの際におさを織前線の若干後方で停止させ
る複数回のルーズピックと、おさを織前線tで前進させ
るファストピックとを交互に個なうことによシ、複数本
の地よと糸上に浮くパイルたて糸を上方にたるませてル
ープを形成することを特徴とするカーペットの製織方法
である。
糸および地よこ糸からなり、芯たて糸の上下に配列され
た地よと糸が地たて糸によって締付は固定されると共に
、複数本の地よこ糸上に連続してパイ/L’たて糸が浮
いてパイルを形成しているカーペットの製織方法におい
て、パイルたて糸の張力を他のたて糸よりも小さく設定
し、おさ打ちの際におさを織前線の若干後方で停止させ
る複数回のルーズピックと、おさを織前線tで前進させ
るファストピックとを交互に個なうことによシ、複数本
の地よと糸上に浮くパイルたて糸を上方にたるませてル
ープを形成することを特徴とするカーペットの製織方法
である。
以下に、この発明に使用する織機のおさ打ち機構の一例
を第11図によって説明する。
を第11図によって説明する。
スレーソードLは、前面上部にスレー2、り一ドキャッ
プ3およびおさ4を備え、下端がロッキングシャフト5
に固定され、背面上部に第1連結ロツド6の一端がピン
連結されている。この第1連結ロツド6の他端に第2連
結ロツド7および第3連結ロツド8のそれぞれの一端が
ピン連結される。そして、第2連結ロツド7の他端には
スレーソード1の後方下部に位置し矢印P方向に回転さ
れるクランクシャフト9のクランクピン9aが連結され
、また第3連結ロツド8の他端にはスレーソードlの後
方下部に位置しその位置を前後に若干変更することがで
きる摺動軸10が連結され、この摺動軸10がif方の
実線位置にある場合にはクランクシャフト9の回転に伴
っておさ4が実線の位置(織前線の位置)まで前進して
おさ打ち(ファストピック)シ、摺動軸lOが後方の鎖
線位置01にある場合にはクランクシャフト9の回転に
伴っておさ4が織前線の若干後方の鎖線位置(4)まで
前進しておさ打ち(ルーズピック)するようになってい
る。なお、摺動軸10は、流体シリンダや電磁石などに
よって摺動され、その作動時期はタペット、ドビーなど
の開口装置によって制御される。
プ3およびおさ4を備え、下端がロッキングシャフト5
に固定され、背面上部に第1連結ロツド6の一端がピン
連結されている。この第1連結ロツド6の他端に第2連
結ロツド7および第3連結ロツド8のそれぞれの一端が
ピン連結される。そして、第2連結ロツド7の他端には
スレーソード1の後方下部に位置し矢印P方向に回転さ
れるクランクシャフト9のクランクピン9aが連結され
、また第3連結ロツド8の他端にはスレーソードlの後
方下部に位置しその位置を前後に若干変更することがで
きる摺動軸10が連結され、この摺動軸10がif方の
実線位置にある場合にはクランクシャフト9の回転に伴
っておさ4が実線の位置(織前線の位置)まで前進して
おさ打ち(ファストピック)シ、摺動軸lOが後方の鎖
線位置01にある場合にはクランクシャフト9の回転に
伴っておさ4が織前線の若干後方の鎖線位置(4)まで
前進しておさ打ち(ルーズピック)するようになってい
る。なお、摺動軸10は、流体シリンダや電磁石などに
よって摺動され、その作動時期はタペット、ドビーなど
の開口装置によって制御される。
次に、第1図〜第5図によって第1実施例を説明する。
第1図において、11はlO/3〜1.2/2番手の羊
毛糸から々るパイルたて糸、12ulO〜20番手の黄
麻糸1〜3木を引揃えてなる芯たて糸、13aおよび1
3bはIO/3〜12/3番手の綿糸からなる地たて糸
、14a%14bおよび14Cは10〜40番手の黄麻
糸からなる地よと糸であり、開口装置(図示されていな
い)によってパイルたて糸11および地たて糸13bが
上方に引き上げられ、芯たて糸12および地たて糸13
aが下方に引き下げられ、この状態で地よこ糸14aが
よこ入れされる。
毛糸から々るパイルたて糸、12ulO〜20番手の黄
麻糸1〜3木を引揃えてなる芯たて糸、13aおよび1
3bはIO/3〜12/3番手の綿糸からなる地たて糸
、14a%14bおよび14Cは10〜40番手の黄麻
糸からなる地よと糸であり、開口装置(図示されていな
い)によってパイルたて糸11および地たて糸13bが
上方に引き上げられ、芯たて糸12および地たて糸13
aが下方に引き下げられ、この状態で地よこ糸14aが
よこ入れされる。
このとき、前記の摺動軸10は後方位置に固定されてい
るので、おさ4は、おさ打ちの際に織前線Aまで前進す
ることなく、その若干後方の図示の位置(4)で停止し
てルーズピックする。次に、第2図に示すように、芯た
て糸12および地たて糸13bが上方に引き上げられる
と共に、パイルたて糸11および地たて糸13aが下方
に引き下げられ(換言すれば、地たて糸13a、131
)の位置は第1図と同じで、パイルたて糸11と芯たて
糸12の位置が交換され)、地よこ糸141)がよこ入
れされ、しかるのちルーズピックが行なわれる。続いて
、第3図に示すように、パイμたて糸11および地たて
糸13’bが上方に引き上げられると共に、芯たて糸1
2および地たて糸13aが下方に引き下げられ(換言す
れば、地たて糸13a、 13bの位置を変えることな
く、パイルたて糸11と芯たて糸12の位置が再び交換
され)、地よこ糸14Qがよこ入れされる。このとき、
前記の摺動軸10は前方位置に固定されるので、おさ4
は、第3図のルーズピック位置(4)から更に前進し、
第4図および第5図に示すように、織前線Aまで前進し
てファストピックを行なう。そして、パイルたて糸11
は、4がルーズピック位置(4)から織前線Aに前進す
る際に、上記ルーズピック位置(4)の前方に長く浮く
パイμたて糸11aが上方へたるんでパイzL/ll’
t)e形成する。なお、おさ4が織前線Aまで前進する
間に地たて糸13aおよび131)が互いに位置を交換
する。以下、上記の動作を繰返して(ただし、地たて糸
13aと131)は3ビツクごとに位置を交換する)製
織が続けられ、その製織終了後に裏面に01M、Cなど
の糊剤が塗布、乾燥されたのち製品とされる。
るので、おさ4は、おさ打ちの際に織前線Aまで前進す
ることなく、その若干後方の図示の位置(4)で停止し
てルーズピックする。次に、第2図に示すように、芯た
て糸12および地たて糸13bが上方に引き上げられる
と共に、パイルたて糸11および地たて糸13aが下方
に引き下げられ(換言すれば、地たて糸13a、131
)の位置は第1図と同じで、パイルたて糸11と芯たて
糸12の位置が交換され)、地よこ糸141)がよこ入
れされ、しかるのちルーズピックが行なわれる。続いて
、第3図に示すように、パイμたて糸11および地たて
糸13’bが上方に引き上げられると共に、芯たて糸1
2および地たて糸13aが下方に引き下げられ(換言す
れば、地たて糸13a、 13bの位置を変えることな
く、パイルたて糸11と芯たて糸12の位置が再び交換
され)、地よこ糸14Qがよこ入れされる。このとき、
前記の摺動軸10は前方位置に固定されるので、おさ4
は、第3図のルーズピック位置(4)から更に前進し、
第4図および第5図に示すように、織前線Aまで前進し
てファストピックを行なう。そして、パイルたて糸11
は、4がルーズピック位置(4)から織前線Aに前進す
る際に、上記ルーズピック位置(4)の前方に長く浮く
パイμたて糸11aが上方へたるんでパイzL/ll’
t)e形成する。なお、おさ4が織前線Aまで前進する
間に地たて糸13aおよび131)が互いに位置を交換
する。以下、上記の動作を繰返して(ただし、地たて糸
13aと131)は3ビツクごとに位置を交換する)製
織が続けられ、その製織終了後に裏面に01M、Cなど
の糊剤が塗布、乾燥されたのち製品とされる。
この第1実施例は、パイルたて糸11が形成するパイ/
L/ll’bの基部が芯たて糸12の下に位置する地よ
こ糸14bに係合して芯たて糸12の上に位置する前後
の地よこ糸14a%14Qによって挟圧されると共に、
上記3本の地よこ糸14a、14b、140が地九て糸
13a、 13bによって−まとめにして締め付けられ
るので、上記のパイ/I/11bの基部の固定が強固で
あ)、そのため高さの均一なパイル11′bが得られる
と共に、得られたパイ/L’llbが抜は難い。
L/ll’bの基部が芯たて糸12の下に位置する地よ
こ糸14bに係合して芯たて糸12の上に位置する前後
の地よこ糸14a%14Qによって挟圧されると共に、
上記3本の地よこ糸14a、14b、140が地九て糸
13a、 13bによって−まとめにして締め付けられ
るので、上記のパイ/I/11bの基部の固定が強固で
あ)、そのため高さの均一なパイル11′bが得られる
と共に、得られたパイ/L’llbが抜は難い。
次に、第6図〜第10図によって第2実施例を説明する
。
。
第6図において、パイルたて糸11、芯たて糸12、地
たて糸13a、 13bおよび地よこ糸14a114b
、 140は、それぞれ第1実施例と同様の糸であり、
地たて糸13aが上方に引き上げられ、パイルたて糸1
1、芯たて糸12および地たて糸13bが下方に引き下
げられた状態で地よこ糸14aがよこ入れされ、おさく
4)によってルーズピックされる。
たて糸13a、 13bおよび地よこ糸14a114b
、 140は、それぞれ第1実施例と同様の糸であり、
地たて糸13aが上方に引き上げられ、パイルたて糸1
1、芯たて糸12および地たて糸13bが下方に引き下
げられた状態で地よこ糸14aがよこ入れされ、おさく
4)によってルーズピックされる。
次いで、第7図に示すように、パイルたて糸11、芯た
て糸12および地たて糸13aが上方に開口されると共
に地たて糸13bが下方に引き下げられた状態で地よこ
糸141)がよこ入れされ、おさく4)によってルーズ
ピックされる。続いて、第8図に示すように、パイルた
て糸11および地たて糸13bが上方に引き上げられる
と共に、芯たて糸12および地たて糸13aが下方に引
き下げられた状態で地よこ糸14Qがよこ入れされ、第
9図および第10図に示すようにファストピックされ、
パイルたて糸】1の長く浮く部分11aが上方にループ
状にたるんでパイ/L/11bが形成される。なお、フ
ァストピックの際に上方のパイJVたて糸11および地
たて糸131)が下方に引き下げられると共に、下方の
地たて糸13aが上方に引き上げられる。
て糸12および地たて糸13aが上方に開口されると共
に地たて糸13bが下方に引き下げられた状態で地よこ
糸141)がよこ入れされ、おさく4)によってルーズ
ピックされる。続いて、第8図に示すように、パイルた
て糸11および地たて糸13bが上方に引き上げられる
と共に、芯たて糸12および地たて糸13aが下方に引
き下げられた状態で地よこ糸14Qがよこ入れされ、第
9図および第10図に示すようにファストピックされ、
パイルたて糸】1の長く浮く部分11aが上方にループ
状にたるんでパイ/L/11bが形成される。なお、フ
ァストピックの際に上方のパイJVたて糸11および地
たて糸131)が下方に引き下げられると共に、下方の
地たて糸13aが上方に引き上げられる。
この第2実施例は、パイル11′bの基部が芯たて
・糸12の上に位置する一方の地よこ糸14aと係合し
、この地よこ糸14aと前後の地よこ糸140との間に
地たて糸13a、 13bが交差状に介在されるので、
第1!I!施例に比べてパイ/I/11bの基部の固定
が若干弱くなる反面、パイル111)の基部が芯たて糸
12の上に位置する地よこ糸14aのみと係合するので
、パイpたて糸11の使用量が節約されると共に、芯た
て糸12として太い糸または2本以上の引揃え糸を使用
することにより、裏面側のパイルたて糸11を芯たて糸
12で被覆して体裁を良くすることができる。
・糸12の上に位置する一方の地よこ糸14aと係合し
、この地よこ糸14aと前後の地よこ糸140との間に
地たて糸13a、 13bが交差状に介在されるので、
第1!I!施例に比べてパイ/I/11bの基部の固定
が若干弱くなる反面、パイル111)の基部が芯たて糸
12の上に位置する地よこ糸14aのみと係合するので
、パイpたて糸11の使用量が節約されると共に、芯た
て糸12として太い糸または2本以上の引揃え糸を使用
することにより、裏面側のパイルたて糸11を芯たて糸
12で被覆して体裁を良くすることができる。
上記の第1実施例および第2実施例において、使用糸の
種類は適当に変更することができる。例えば、パイルた
て糸11としてポリエステルやナイリンなどの合成繊維
からなる紡績糸または連続繊維の捲縮加工糸を使用した
シ、地たて糸および地よと糸として綿糸ま九はポリプロ
ピレンやポリエステルなどの合成繊維の紡績糸もしくは
フィラメント糸等を使用したりすることができる。また
、組織も実施例の組織に限るものではなく、適当に変更
することができる。例えば、パイルたて糸11、芯たて
糸12および地たて糸13a、 13bのうちのいずれ
か一種または二種のたて糸の本数を増“加することがで
きる。また、パイルたて糸11を2本の地よと糸上に浮
かせる代りに3本以上の地よこ糸上に浮かせることがで
きる。なお、おさ打ち機構は、タオル織機用として使用
されている公知の機構を使用できることはもちろんであ
る。
種類は適当に変更することができる。例えば、パイルた
て糸11としてポリエステルやナイリンなどの合成繊維
からなる紡績糸または連続繊維の捲縮加工糸を使用した
シ、地たて糸および地よと糸として綿糸ま九はポリプロ
ピレンやポリエステルなどの合成繊維の紡績糸もしくは
フィラメント糸等を使用したりすることができる。また
、組織も実施例の組織に限るものではなく、適当に変更
することができる。例えば、パイルたて糸11、芯たて
糸12および地たて糸13a、 13bのうちのいずれ
か一種または二種のたて糸の本数を増“加することがで
きる。また、パイルたて糸11を2本の地よと糸上に浮
かせる代りに3本以上の地よこ糸上に浮かせることがで
きる。なお、おさ打ち機構は、タオル織機用として使用
されている公知の機構を使用できることはもちろんであ
る。
更に、二度打ち機構を併用することができる。
以上に説明したようにこの発明は、カーペットを製織す
る際にルーズピックとファヌトピックとを交互に行なっ
てパイルを形成するものであり、従来のワイヤを使用し
ないので、織機の回転数を1100rp程度にまで向上
することができ、合成繊維のような熱可溶性の繊維から
なる糸をパイルたて糸として使用することができ、よこ
糸の打込み密度を20本/2.541’11にまで増大
することができ、更に織機の据付面積を約30%節約す
ることができる。
る際にルーズピックとファヌトピックとを交互に行なっ
てパイルを形成するものであり、従来のワイヤを使用し
ないので、織機の回転数を1100rp程度にまで向上
することができ、合成繊維のような熱可溶性の繊維から
なる糸をパイルたて糸として使用することができ、よこ
糸の打込み密度を20本/2.541’11にまで増大
することができ、更に織機の据付面積を約30%節約す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの発明の第1実施例の製織順序を説
明するための織機の要部の側面図、第6図〜第10図は
第2実施例の製織順序を説明するための織機の要部の側
面図、第11図はこの発明に使用する織機の一例を示す
側面図である。 A:織前線、4、(4):おさ、11:パイルたて糸、
ob :パイル、12:芯たて糸、13a、131):
地たて糸、14a、 141)、】4C:地よこ糸。 特許出願人 ニッシンカーベット工業株式会社代理人
弁理士 坂 野 威 夫
明するための織機の要部の側面図、第6図〜第10図は
第2実施例の製織順序を説明するための織機の要部の側
面図、第11図はこの発明に使用する織機の一例を示す
側面図である。 A:織前線、4、(4):おさ、11:パイルたて糸、
ob :パイル、12:芯たて糸、13a、131):
地たて糸、14a、 141)、】4C:地よこ糸。 特許出願人 ニッシンカーベット工業株式会社代理人
弁理士 坂 野 威 夫
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔1〕パイルたて糸、芯たて糸、地たて糸および地よこ
糸からなり、芯たて糸の上下に配列された地よこ糸が地
たて糸によって締付は固定されると共(、複数本の地よ
こ糸上に連続してパイルたて糸が浮いてパイルを形成し
ているカーペットの製織方法において、パイルたて糸の
張力を他のたて糸よりも小さく設定し、おさ打ちの際に
おさを織前線の若干後方で停止させる複数回のルーズピ
ックと、おさを織前線まで前進させるファストピックと
を交互に行なうことにより、複数本の地よと糸上に浮く
パイルたて糸を上方にたるませてループを形成すること
を特徴とするカーペットの製織方法。 〔2〕パイルたて糸が2本の地よこ糸上に浮き1本の地
よと糸上に沈んでパイ)vf影形成る特許請求の範囲第
1項記載のカーペットの製織方法。 〔3〕芯たて糸が2本の地よこ糸上に浮き1本の地よこ
糸上に沈んでおシ、芯たて糸の下に位置する地よと糸に
パイルたて糸が係合される特許請求の範囲第2項記載の
カーペットの製織方法。 〔4〕芯たて糸が2本の地よと糸上に浮き1本の地よと
糸上に沈んでおり、芯たて糸の上に位置する一方の地よ
こ糸にパイルたて糸が係合される特許請求の範囲第2項
記載のカーペットの製織方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56133857A JPS5836240A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | カ−ペツトの製織方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56133857A JPS5836240A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | カ−ペツトの製織方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5836240A true JPS5836240A (ja) | 1983-03-03 |
Family
ID=15114656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56133857A Pending JPS5836240A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | カ−ペツトの製織方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836240A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03104960A (ja) * | 1989-09-18 | 1991-05-01 | Sakano Orimono Kk | カーペット |
JP2023500397A (ja) * | 2019-11-11 | 2023-01-05 | 興文(李氏)有限公司 | 織テープエッジ織り終わりの織り方法 |
-
1981
- 1981-08-25 JP JP56133857A patent/JPS5836240A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03104960A (ja) * | 1989-09-18 | 1991-05-01 | Sakano Orimono Kk | カーペット |
JP2023500397A (ja) * | 2019-11-11 | 2023-01-05 | 興文(李氏)有限公司 | 織テープエッジ織り終わりの織り方法 |
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