JPS5836055B2 - 銅硫化物からの銅の回収のために使用されるペレット - Google Patents

銅硫化物からの銅の回収のために使用されるペレット

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JPS5836055B2
JPS5836055B2 JP49116853A JP11685374A JPS5836055B2 JP S5836055 B2 JPS5836055 B2 JP S5836055B2 JP 49116853 A JP49116853 A JP 49116853A JP 11685374 A JP11685374 A JP 11685374A JP S5836055 B2 JPS5836055 B2 JP S5836055B2
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BOODO OBU TORASUTEIIZU OBU ZA RIIRANDO SUTANFUOODO JUNIA UNIV ZA
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Description

【発明の詳細な説明】 概要 本発明は、鋼硫化物からの銅の回収のために使用される
ベレットに関するものである。
本発明によれば、銅は銅硫化物浮選別濃縮物(すなわち
精鉱)1たは銅硫化物鉱石からかiりの量の2酸化イオ
ウ(SO2 )を放出することなくして回収される。
硫化銅および石灰の球またはペレツ} ( pelle
t )が形威されそして反応生成物の殼( shell
)を製造するために焙焼される、そしてこの反応生成
物の殼は硬石膏OaS04kよび酸化銅を含有する、そ
して1た焙焼は殼/核の界面において硫化銅鉱物の酸化
を引き起し、それにより反応において生成したSO2は
放出される前に殼を通過し、そして大量に硬石膏に変換
される。
温度は段階的に上昇しないように制御される、つ筐りそ
れにより焙焼の間イオウを固体形で維持しそして1た銅
フエライ} (OuO− Fe203 )の生或を防
止する。
溶剤抽出/電解採取およびセメンテーションも考えられ
るが、好1しい具体的態様として銅はペレット生戒物の
硫酸固液抽出それに続く直接電解採取法によって回収さ
れる。
本発明の背景 黄銅鉱( Ou F e 82 )および他銅硫化物
鉱物を包含する銅の硫化物は銅の主要な源を構成する。
新しい汚染制御規制により、大気に放出される2酸化イ
オウの量は銅硫化物に対して現在使用されているもつと
も実際的な銅回収処理の放出水準以下の量に制限される
望咬しくない放出物の捕獲および除去には非常に費用が
かかる。
それゆえかなりの研究がSO2放出を除去するかまたは
それらを許容できる水準1で減少させそして同時に経済
的に許容される方法を見つけ出すことに費やされてきて
いる。
F. P. Haver 釦よびM. M. Won
gは黄銅鉱濃縮物むよび数種のカルシウム、マグネシウ
ムおよびナ} IJウム化合物の混合物を同時に焙焼し
てSO2を不活性固体硫酸塩に変換する方法を報告して
いる( F. P. aver,bよびM. M.
wonf. ” MakingCoppet w”t
thout pollution”yMining E
nf。
24A6、52(1972)を参照のこと)。
かれらは水利石灰は効果的な試薬であり、ほぼ99条の
イオウをOaS04に変換することが可能であり、一方
で試験した他の試薬は90多の放出基準に一致するよう
な十分なイオウを固定しないということを見つけ出した
酸化反応は爆発的でありそして攪拌された粉末導入物の
温度が著しるしく上昇することを防止することができな
い(かれらはたぶんiooo℃以上の温度になろうと報
告している)。
高温度下における銅フエライトCuO.Fe203の生
成は防ぐことはできない。
この事実から、銅フエライトは硫酸中に溶解しないで、
それに続く蒸発処理で沸騰塩化水素酸(HCl)を要求
するので全体の回収処理工程の費用を増加することにな
る。
黄銅鉱が主要な鉱物である銅濃縮物および石灰の混合物
を使用した流動床の研究からも実際的なSO2放出がな
い処理を生み出すことはなかった。
温度の上昇およびSO2の弱い保持(高放出)がこうし
た研究努力を特徴すけている。
本発明の目的および要約 本発明の目的は銅硫化物から非常に低い量のSO2を放
出させるだけで銅を得ることができる方法に使用される
新規な銅硫化物含有ペレットを提供することである。
本発明のもう1つの目的は石灰および銅硫化物含有物質
の焙焼混合物中で、実質的にイオウを硬石膏に変換する
ために、SO2の十分な滞留時間を提供することにある
本発明の目的はさらに、石灰および銅硫化物含有物質の
焙焼混合物の温度を制御しそしてそれにより混合物中に
望1しくない生成物の形成を防止する方法を提供するこ
とにある。
したがって本発明は、銅硫化物からの銅の回収のために
使用されるペレット(球状物を包含する)にふ−いて、
銅硫化物と石灰との混合物を含有し、そして前記石灰の
量が化学量論的量の約80−100%(ここに1′石灰
の化学量論的量100%”は、前記鋼硫化物中のイオウ
のすべてを硬石膏に変換するに必要な量であると定義す
る)であることを特徴とするペレットに関するものであ
る。
本発明では、前記ペレットが石灰および銅硫化物含有物
質の混合物から調製され、そして、こうして調製された
ペレットは低い温度において焙焼処理され、硬石膏およ
び酸化銅を包含する反応生成物を形戒する。
この反応生成物は未反応の鉱物核の回りに殼を形成しそ
してSO2の発生を防止する。
銅の酸化は反応生戒物の殼/未反応ペレット核の界面に
トいて行なわれる。
反応はペレットが完全に反応生成物質に変換される1で
完全に行なわれる。
酸化銅は続いて好1しくは固液抽出釦よび電気分解によ
って回収される。
本発明の特徴となる新規な態様は特に添付の特許請求の
範囲に述べられている。
しかしながら本発明は目的釦よび有利性とともにその機
構むよび操作法に関して、もつとも好1しいものである
ことは添付図面と関連する次の記述から明らかであろう
第1図は石灰石および銅濃縮物から出発する銅回収法の
各工程を示すフローシートである;第2図は30分間焙
焼処理された9.525rran(3/8 インチ)の
石灰/濃縮物ペレットの拡大断面部を示しそして外側の
反応生成物殼部、内側の未反応核部、およびそれらの間
の明確な界面を示している; 第3図は種々の直径の球状化されたべレソトに対する焙
焼器での滞留時間を示し、この場合分単位の滞留時間が
横軸にそしてミリメートル単位(ただしかっこ中の数値
はインチ単位)の球状化されたペレットの直径が縦軸に
プロットされている;そして 第4図は種々の炉温度で焙焼処理された種々の化学量論
的割合の石灰/濃縮物ペレットに対するイオウの滞留割
合を示し、縦軸にペレット中に滞留するイオウの俤をそ
して横軸にみかけの炉温度をプロットしたものである。
好適な態様の説明 本発明の銅回収系は焙焼の間、石灰/濃縮物ペレット内
で銅硫化物からのイオウを硬石膏(OaS04 )とし
て固定さすという、組み合せたピロー湿式冶金法である
ほとんど2酸化イオウがペレットから離れることはない
好1しい態様にかいて利用される段階を第1図のフロー
図に例示する。
前記図において銅濃縮物1および石灰石がこの処理フロ
ー図での出発物質を構成する。
石灰石3が炉5中でペレット化に望lしい石灰を製造す
る妙東蝦焼されン蝦焼された石灰石は多孔の性状および
2酸化イオウとの反応性において非常にさ1ざ1であも
それゆえこの方法において使用される石灰石の堆積物は
その好適性を立証するために試験される必要がある。
少なくとも5%のMgO03を含有する石灰石は、湿式
冶金処理回路(「処理帯域」 )とも称する)において
MgS04除去用ブリード流管路(後記参照)を設けた
場合に、使用できる。
銅濃縮物は良好な球状になる特性を有するほど十分に細
いものである必要がある。
実験によれば60%−325メッシュの濃縮物が良好な
結果を示す。
非常に好1しい結果は−200メッシュの濃縮物を使用
した場合に得られる。
石灰お・よび銅濃縮物が従来の産業用の混合器7で混合
される。
球状化1たはペレット状化する混合物を得るために、水
41を混合段階において加える。
これに関連して、石灰がグリーンペレットを凝集化する
ための天然の結合剤であることに注目すべきである。
グリーンペレットは例えば圧縮1たは球状化処理によっ
て形成される。
例示したように、混合された石灰および銅濃縮物が鉄核
ペレット化において使用されている従来の産業用の型で
ある球状化機械11に配送される。
後でより詳細に述べる理由から、理想的なペレットの直
径は約9.525m(3.18インチ)である。
しかしながら一般に良好な結果は、約3.175〜19
.05咽(1/8〜3/4インチ)の範囲内の直径を有
するベレットを用いたときに得られる。
適当な大きさのペレットが形成された後、それらは配送
されそして銅濃縮物を硫化物から酸化物に変えるために
焙焼炉中を通過させられる。
もちろん銅の酸化物を形成する理由は純粋な銅は公知の
方法によって酸化物から回収されるからである。
移動火格子焙焼機械が石灰/濃縮物ペレット焙焼要求に
は好適である。
移動火格子(ここでは図示していない)は初期加熱部(
予熱部)およびこれに続くほぼ一定の床温度が制御ドラ
フトにより維持されているより長い部分から構成されて
いる。
交互に加熱ゾーンを有する回転炉( rotary k
iln)ち・よびこれに続くほとんど一定の床温度の長
い冷却部が適当な処理反応器となり、この場合炉の冷却
壁を通しての熱分散はキルンに取り付けられている送風
機からキルンの横づたいに導入された空気によって釦ぎ
なわれる。
ここでは特に温度コントロールに注目すべきである。
温度は非常に重要なパラメーターでありそして−イオウ
の滞留および銅抽出に対する最適ペレット表面温度は約
500℃であり、約400℃〜600℃の間であれば十
分うけ入れられる温度である。
これらの温度は表示炉温度である。焙焼の最初の30分
間においては個々のペレットにむいて50〜100℃の
温度超過は生じる。
こうした温度の上昇は許容限界範囲のものである。
しかしながら火格子13における制御ドラフト部は過度
の温度上昇を防ぐために必要である。
石灰/濃縮物ペレットにおけるそのサイズ、相対含量お
よび処理温度の重要性を考えると実際の処理段階から離
れて、起る反応および反応に臨界的でありそして/また
は実際の処理方法にとって必要となるいくつかのパラメ
ーターを考慮する必要がある。
最初に銅硫化物鉱物のペレット(ペレット球状処理11
からの)および水和石灰C ,O a ( OH )2
)が空気中(ペレット焙焼r13)で加熱され、水蒸
気がCa(OH)2の分解によりペレットから流出しそ
してこれにより酸素の進入が防止される。
それゆえ石灰/濃縮物ペレット焙焼処理にむいて酸化カ
ルシウム(Ba.0)がSO2および酸素との主要な反
応物となり硬石膏を形成する。
脱水(重量損失)の反応式は次の通りである:O a
( OH )2 −+O a O+H20↑ここで述べ
た制御された低温度で行なわれる酸化反応(重量増加)
は代表的には次のようなものである。
CuFe S2+1 s /4 02 →C!LIO+
1/2Fe203+2SO2 C!uFes2+t 5 /402 =Ou804 +
172 F e2 Qs + 8 02 CuFeS2+7//202→1/2(CuO−CuS
O4)+1/2Fe203+,3/2SO2 他の銅硫化物鉱物の酸化は同様な様式で行なわれる。
それぞれの酸化反応式がSO2が生成物として放出され
ることを示している点に注目されたい。
?かしながら幸運にも、黄銅鉱および石灰の混合物にお
いては、SO2は続いて石灰と反応して硬石膏を形或す
る。
イオウの固定化反応(重量増加)は次のように示される
; 2CaO+2SO2+02→2CaSO4同温度で、石
灰の硫化速度は黄銅鉱の酸化速度より遅いが大きさの範
囲は同じ単位範囲である。
さらに混合導入した場合の平均SO2滞留時間は実質的
に硬石膏に変換するには数分間を必要とする。
言い換えればSOがもし混合導入物中に十分々時間保持
されなければそれは大気に逃散しそして90多の放出制
御規制が不可能となる。
黄銅鉱が大部分の鉱物である銅濃縮物および石灰の混合
物を、流動・攪拌( rabbled )床で処理する
操査を行った場合には、イオウ滞留時間は短かい。
なぜならば当核導入物(すなわち前記混合物)中でのS
O2の平均滞留時間が短かいからである。
放出問題は焙焼に先だって導入物をペレット化すること
によって解決される。
ペレットが焙焼されると石灰の硫化が生じ殼中に硬石膏
を形成する。
銅硫化物の酸化はその反応した殼からペレットの核部を
分離する界面においてのみ生じる。
石灰の硫化は、SO2が拡散するとき殼部において生じ
るが、硫化は主に核部/殼部の界面に近い薄い拡散ゾー
ンにおいて生じる。
ペレットの未反応核は続いて焙焼の間小さくなりそして
SO2がペレットから拡散して逃避する距離は焙焼時間
とともに増加する。
この包囲効果(ネット効果)により、90多以上のイオ
ウがほんの9.5 2 5m( 3/ 8インチ)の平
均直径のべレソト中に維持される。
この方法をより深く理解するために、部分的に反応した
ペレット14の横断面が第2図に示されている。
この図は大量のOaSO4 、Fe2 0B、Cub>
よび脈石鉱物および少量のCuSO4>よびCuO−C
uS04を含有する外側の反応殼部、未焙焼の残留ペレ
ットからなる内側の未反応核部18ネ・よび2つの間の
明確な界面20を示している。
特別なペレットは500℃で30分間焙焼処理された9
.525y+on(・3/8インチ)の直径のものであ
る。
外側の殼部16はほぼ1.588mm(1/16インチ
)の厚さでそして未反応核部は約6.3 5mm (
1 / 4インチ)の直径を有している。
界面20を横切る電子線マイクロブローブトラパースに
よれば殼部16におけるカルシウムとイオウとの間およ
び核部18に釦ける銅とイオウとの間のすぐれた相関関
係が見られる。
球状化されたペレットの完全な反応に要する焙焼滞留時
間(分)を横軸にそして球状化されたペレットの直径〔
稲(インチ)〕を縦軸にとり、第3図として示した。
時間は実質的に温度とは無関係である点に注目されたい
イオウ滞留および温度制御はペレットを使用することに
よる2つの大きな利点となる。
イオウの滞留については既に述べた。
温度コントロールは望1しくないイオウの放出を防ぎそ
して1た望1しくない銅化合物の生成を防ぐに必要であ
る。
例えばここで述べたよう寿混合物を使用した高温度の酸
化反応(重量増加)は次の反応式によって表現される。
CuFeS2+13/402→1/2{CuO−Fe2
03}+1/2CuO+2SO2 銅(第2銅)フエライトの生或は塩化水素酸による余分
の高価な処理(Haver>よびWongsupraを
参照)を必要としそして付加的SO2の放出ということ
も望1しくない。
攪拌導入物1たは流動床とは異なって、大部分の温度上
昇はペレット14内の核部/殼部の界面に限って防止さ
れそして反応殼部16の細孔を通っての酸素の拡散によ
り制御される冫すなわち爆発的(発熱)化学反応が未ペ
レット化の導入物の全体よりもむしろ反応生成物の殼部
および未反応核部の界面に限定される。
さらに、この反応の速度は反応生成物の殼部を通る酸素
の拡散によって制御される。
それゆえ化学反応の速度および熱放出の速度はペレット
の焙焼時間とともに減少する。
熱放出の速度およびそれによる温度上昇の制御はペレッ
ト化されていない混合石灰一銅硫化物鉱物粉末において
は不可能である。
ペレットの床を通る付加的な空気を通過させても焙焼速
度を増加させることはないが床からの熱の除去速度は増
加さす。
ペレット化しない場合は付加的な空気は付加的な酸化お
よび加熱を引き起す。
次に石灰/濃縮物混合物(混合器7に釦いて導入)中の
石灰釦よび銅硫化物鉱物の相対量について考えて見る。
100多石灰の化学量論的な量とは銅硫化物鉱石1たは
濃縮物中のイオウのすべてを硬石膏に変換するに必要な
量として定義する。
普通は化学量論的に100優の石灰を使用する必要があ
ると考えられる。
しかしながら化学量論的量以下の石灰を使用する可能性
は、もし固液抽出( leaching )に続いて
直接電解採取が使用されるならば、重要な問題とiって
くる。
幸運にも、低温度(500℃)での石灰/濃縮物の焙焼
処理は硬石膏以外にかなりの量のOuS04bよびOu
O・O u S 04 を生成する。
その結果、化学量論的量以下の石灰でもほんの少量のS
O2放出の増加が生じるのみで、使用可能となる;この
SO2放出量の増加は許容できる範囲内のものである。
種々の石灰量トよび温度下における比較例を第4図に示
す、ここでペレット中に保留されるイオウの優を80優
、85%、90%および100%の化学量論酌量の石灰
について、横軸にとった見かけの焙焼温度(’C)に対
して縦軸にとった。
この図から500〜600℃の範囲において、イオウの
滞留はプロットされた化学量論的量の石灰に対して90
%以上の放出限界となっている。
この処理方法における次の段階を考慮する前に1年あた
り50000 }ンンの銅( tph )を製造する実
際上の産業用ペレットの焙焼ユニットを例として述べる
装置は85%の稼動率で操作されると仮定する。
その結果、必要な銅の製造速度は1時間あたり7トン(
tph )でそして焙焼されたペレット中の銅濃度が
12.9%とすると、ペレットの放出速度は5 5 t
phとなる。
焙焼ペレットのかさ密度が約2f/ad(125ポンド
/立方フィート)である。
+ 9. 5 2 5 〜−1 2. 7 trrm
( + 3/8〜−l/2インチ)のサイズのペレツ}
カ好t t,い具体的態様として使用される。
このサイズはすぐれたイオウの保留を行なうに十分な大
きさであり、そして完全な反応を行なうに必要な滞留時
間はあまり長くない。
これは銅鉱石のペレット化においてもつとも普通に採用
される大きさでありそして球状化技術はよく知られてい
る。
12.7m+n(1/2 インチ)以上のすべての球状
化ペレットは焙焼処理前に回転ふるいまたは他のふるい
器で取り除かれる。
ペレット間のあいた空間(32%)が考慮されるとき、
効果的な床密度は1.28S’/一(80ポンド/立方
フィート)である。
グリーンペレットの破砕強度は移動火格子機における4
5.7 2cm( 1 8インチ)の深い床を支持す
るに十分な大きさである。
焙焼したペレットにおいて、銅濃縮物のイオウは硬石膏
として固定されそして濃縮物中の銅は酸化物に変換され
、第1図のフロー図の残りの段階の部分は主に純粋な銅
の回収法に関する部分である。
ペレットは大ふ・け中でペレットの形で固液抽出される
、しかしながらより効果的な固液抽出を行なうためには
、例示するような操作がペレットを粉砕するために行な
われる。
従来の産業用の粉砕またはすりつぶし機15はこの目的
のために焙焼炉13から直接に焙焼されたペレットを受
け入れる位置に置かれる。
経済的観点から、ふるい処理が炉13とペレツ・ト粉砕
機15との間においてなされるが、次の操作に直接使用
できる十分に細い物質は粉砕操作を迂回して通って行く
ようになされている(直接フローライン17を参照)。
ペレットから得られた細い粒子は脈石から銅を抽出する
ために硫酸(H2 SO4 )を含有する固液抽出浴1
9に移送される。
もちろん固液抽出はこの方法の湿式冶金部の最初の段階
を構成する。
固液抽出液からの銅の回収は従来の銅産業に於ける方法
例えば(i)直接電解採取法、(ii)溶剤抽出/電解
採取法1たは(iii)セメンテーション法を使用して
行なわれる。
しかしながら本発明の実際的な処理方法において使用す
る回収方法をここで述べる。
前にも指摘したように、ペレット焙焼の大部分の銅生成
物は少量のCuS04>よびOuO・O u S 04
を含有するOuOである。
硫酸固液抽出の結果として銅焙焼生成物は溶解しそして
OuSO,に変換する。
大部分の銅化合物に対する反応は次のように示される; C u O + H2 S 04 →O u S 04
+H2 0C110−CuSO4+H2 SO4+2
0usO4+H20 実質的にすべての銅硫酸塩はこの処理方法においては溶
液となり一方脈石およびOaS04は固体として留lる
マグネシウムおよびいくらかの鉄の硫酸塩も溶液に移行
しそしてより最近において取り扱いに問題を生じること
となる。
しばらくの間は固液抽出液に溶解しているCuSO4に
ついてのみ考える。
この溶液はCu十十釦よびSO,一−イオンを含有する
次に固液抽出生成物を種々の従来の方法21で固体/液
体に分離する。
1た洗滌水がすべての溶解銅をぐず鉱から取り去るため
に固体/液体分離器に供給される。
実際上の問題として、銅回収に関する副次的問題ではあ
るが、固/液分離器21からの主なくず鉱はペレットの
最初の濃縮物中に存在していると考えられる貴重な金お
よび銀を回収するためにシアン化処理231たは他の処
理にふされる。
ぐず鉱はそれから排出されるか筐たは必要に応じてさら
に処理される。
銅を固/液分離器21の液体生成物から純粋な形で回収
するために、液体生成物は銅が電解堆積により陰極銅と
して堆積する従来の電解採取セルに移送される。
もちろんこれはこの段階にかいて使用される回収法の一
つにすぎない。
電解堆積の間に生じる反応は次のように表現される。
・H O+Cu+++SO −→Cu +2
410 H2 804+/ (r) 2 陰極の銅は望1しい最終生戒物として取り去られる。
前述した反応式から、硫酸が電解採取セル25において
再生されるから、使用した電解液は固一液抽出液に戻さ
れる(ライン27を参照)。
理論的には、化学量論的に100%石灰の使用(焙焼の
間の100優のイオウ固定に対する)および100%の
ペレット焙焼(ペレットが全く焙焼される)においては
、酸は固一液抽出、電解採取循環において、生筐れない
し筐た損失もない。
そして焙焼において硬石膏に変換されない石灰は固一液
抽出処理の間に過剰の酸を中和するために消費され、石
膏を生成する。
焙焼処理の間生成した硫酸塩のすべては主要なくす鉱に
硬石膏1たは石膏として入いる。
実際、いくらかの未使用の石灰か焙焼の間銅のほんの一
部の硫酸化が起るため生じる。
さらに電解の間、焙焼にふ−いて生成した銅硫酸塩は固
一液抽出処理には必要でない新しい酸(前述の反応式を
参照)を生成する。
焙焼の間、イオウの不完全な固定化のために、ペレット
中に包含される石灰の量は減さなければならない(化学
量論的に100%以下の量に)。
さらに消費電解液(使用済の電解液であって硫酸を含有
するの一部は、マグネシウム釦よび他の不純物の除去の
ために循環させずにフローライン(管路)29に通すが
、この液流をブリード流と称し、このブリード流を流す
ことをブリージングと称する。
このプリージングは1た、若干量の酸の除去をもたらす
(酸は、ペレット中に必要な石灰の量を減少させるもの
である。
)このブリージングに起因する当該循環系内の水分の損
失は、固/液分離帯域21への洗滌水の供給という形で
補うのが有利である。
焙焼時の石灰使用量を少なくしたときには、化学量論的
量の石灰を使用したときのブリード流所要量「ブリード
レート」とも称するよりも、該流の所要量が少なくなる
一般に石灰石は蝦焼により酸化マグネシウムにそして焙
焼の間に容易に硫酸化(MgS04 )されるいくらか
の炭酸マグネシウムを含有する。
石灰石は一般に低いマグネシウムおよび高いマグネシウ
ム種のものに分類される。
低いマグネシウム石灰石は一般に2〜3モル多のマグネ
シウムを含有し、一方高マグネシウム石灰石は12〜1
7モル条のマグネシウムを含有する。
MgS04は固一液抽出の間溶解しそしてクローズサイ
クルの固液抽出/電解採取循環法に釦いては、もし適当
な段階でそれを取り除かなければ蓄積する。
溶解したMgSO,は硫酸塩電解液からの銅電解採取処
理には悪影響を及ぼさないが、飽和溶液からの過剰のM
gS04の沈澱生成を固一液抽出段階のみに制限するこ
とは容易なことではない。
そしてある程度の沈澱が電解採取セル中に生じる。
電解液中のMgSO,の濃度は、第1図に示されるよう
に消費電解液の少量部をプリード流として管路29を通
じて除去することによって一定の水準以下に維持できる
そしてこのプリード流の液に従来の電気分解またはセメ
ンテーション処理31を行うことにより該液から銅が回
収できる。
最終液(フローライン33)はMgSO4を含有する強
酸溶液である。
水汚染基準から、この液を排出する前に石灰1たは石灰
石で処理することが要求される。
石灰1たは石灰石による中和(フローシート上の35の
位置)はマグネシウム水酸化物Mg(OH)2および石
膏OaS04 2H20としてマグネシウムおよび硫酸イオンをそれぞ
れ沈澱させる。
除去される消費電解液の量は電解液中の希望するMgS
04の濃度水準およヒ焙焼の際に使用される石灰のマグ
ネシウム含量によって決定される。
幸運にも、イオウに対して化学量論的量以下に減少した
量の石灰は焙焼が500℃に近い平均ペレット表面温度
で行なわれたならば、十分なイオウ保持を示しそして銅
抽出度を低下さすこともない。
高イオウ保持がこの温度での銅の広汎な硫化のためにも
たらされる。
固一液抽出/電解採取循環系に釦けるマグネシウムの存
在は電極部での処理を妨害することもないが、鉄は電流
効率の低下を引き起す。
消費電解液による回流式固液抽出法は固液抽出が進行す
るにつれて酸性度を減少させ、鉄を加水分解しそしてそ
れにより固液抽出液中の溶解鉄の量を減少さす。
向一流一固液抽出循環系にむいては鉄は一般に固液抽出
溶液1tあたり42以下の量に維持される。
溶液の精製段階も1たこの技術の範囲内のものである。
もつとも実際的な配置は付加の有機溶媒抽出および固体
/液体分離器21および電解採取25の間のス} IJ
ッピング段階を包含する。
こうした配置に対するフローシートは”ANewRea
gent for Liquid Ion Excha
nge Recoveryof Copper ” D
. W. Agers1J. E. House,R.
R. Swanson およびJ. L. Dro
bnick著、Mining Eng. 1 9 6
5年12月、PP76〜80に示されそして述べられ
ている。
したがって本発明は銅化合物からの銅の回収法を提供し
そして同時に流出物の逃散を防ぐもつとも厳しい要請に
もこたえるものである。
さらに本発明についての特別な態様について示し、そし
て記載して来たが、本発明はこれらに限定されるもので
なく、フロー図に釦ける多くの修正、採用器具、および
利用物質の修正とも行ないうろことは理解されるであろ
う。
添付した特許請求の範囲の記載は本発明の精神むよび範
囲から出ない限りこうした修正等をすべて包含するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は石灰石および銅濃縮物から出発する銅回収法の
各工程を示すフローシートである。 第2図は30分間焙焼処理された9.5 2 5.(
3/8インチ)の石灰/濃縮物ペレットの拡大断面部を
示し、そして外側の反応生成物殼部、内側の未反応核部
、およびそれらの間の明確な界面を示している。 第3図は種々の直径の球状化されたペレットに対する焙
焼器での滞留時間を示し、この場合分単位の滞留時間が
横軸にそして胴(インチ)単位の球状化されたペレット
の直径が縦軸にプロットされている;そして第4図は種
々の炉温度で焙焼処理された種々の化学量論的割合の石
灰/濃縮物ペレットに対するイオウの滞留割合を示し、
縦軸にベレット中に滞留するイオウの優をそして横軸に
表示炉温度をプロットしたものである。 1・・・銅濃縮物、3・・・石灰石、5・・・キルン、
7・・・混合器、9・・・水、11・・・球状ペレット
化( pelletbailing )、13・・・ペ
レット焙焼炉(〜5oo℃)、15・・・ペレットの粉
砕、17・・・バイパス管、19・・・リーチング(H
2so4 )、21・・・固体/液体分離、23・・・
シアン化物(Au,Agを含む)、25・・・電解採取
、27・・・使用済電解液、29・・・ブリード流輸送
管、31・・・銅ストリッピング(電解1たはセメンテ
ーション)、35・・・中和、43・・・空気、45・
・・スタック( stack )、47・・・洗滌水、
49・・・ぐず鉱( tailing )、51・・・
ぐず鉱、53゜゜゜銅陰極( copper cath
odes )、55−・・銅、57・・・石灰1たは石
灰石、59・・・くず鉱、14・・・ペレット、16・
・・殼部、18・・・核部、2o・・・境界部(界面)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鋼の硫化物から鋼を回収するために使用されるベレ
    ットにおいて、鋼硫化物と石灰との混合物を含有し、そ
    して石灰の量が化学量論酌量の80〜100%(ここに
    1′石灰の化学量論的量100φ″は、前記鋼硫化物中
    のイオウのすべてを硬石膏に変換するに必要な量である
    と定義する)であることを特徴とするベレット。
JP49116853A 1973-10-12 1974-10-12 銅硫化物からの銅の回収のために使用されるペレット Expired JPS5836055B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US406039A US3915689A (en) 1973-10-12 1973-10-12 Pollution-free process for treating copper sulfide flotation concentrates and recovering copper
US406039 1999-09-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5078518A JPS5078518A (ja) 1975-06-26
JPS5836055B2 true JPS5836055B2 (ja) 1983-08-06

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ID=23606302

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JP49116853A Expired JPS5836055B2 (ja) 1973-10-12 1974-10-12 銅硫化物からの銅の回収のために使用されるペレット

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JPS5078518A (ja) 1975-06-26
BE820985A (fr) 1975-02-03
DE2448221A1 (de) 1975-04-17
CA1029198A (en) 1978-04-11
US3915689A (en) 1975-10-28

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