JPS5835973Y2 - 空気調和機における絞り機構の制御装置 - Google Patents

空気調和機における絞り機構の制御装置

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Publication number
JPS5835973Y2
JPS5835973Y2 JP1978145174U JP14517478U JPS5835973Y2 JP S5835973 Y2 JPS5835973 Y2 JP S5835973Y2 JP 1978145174 U JP1978145174 U JP 1978145174U JP 14517478 U JP14517478 U JP 14517478U JP S5835973 Y2 JPS5835973 Y2 JP S5835973Y2
Authority
JP
Japan
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electric heater
expansion valve
heat exchanger
air conditioner
refrigeration
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Expired
Application number
JP1978145174U
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JPS5577772U (ja
Inventor
晃久 高野
賢一郎 今須
正孝 山根
実 南出
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気調和機における絞り機構の制御装置に関
するもので、空気調和機の運転停止後の再起動運転が軽
負荷の状態で確実かつ円滑に行えるよう(こすることを
目的の一つとするもので゛ある。
一般に、空気調和機の圧縮機の運転を停止すると、室外
側熱交換器部の高圧側冷媒と室内側熱交換器部の低圧側
冷媒が絞り部を経てまざりあい均圧状態となる。
このように高圧側圧力と低圧側圧力がバランスした状態
であれば圧縮機の再起動は円滑に行なわれる。
しかし従来の自動膨張弁を使用したものにおいては、こ
の圧力の均一化にかなりの時間(5〜20分)を必要と
したため、短時間で再起動運転を行なうにはかなり困難
で゛あった。
この欠点を解消するために、自動膨張弁の感温部を一定
時間加熱することも考えられるが、かかる構造は、感温
部と弁本体とがガスを封入した毛細管を介して連続して
いるため、自動膨張弁を設ける位置が限られてしまい、
セパレート形空気調和機などのように室内と室外が分離
しているような構造の場合には採用できないこともある
本考案は、上記従来の欠点を解消するものである。
そのための構成として、本考案は、圧縮機、室外側熱交
換器、減圧装置、室内側熱交換器を環状に連結して冷凍
サイクルを構威し、さらに前記減圧装置を冷媒流通面積
を制御するオリフィス部と、オリフィス部を駆動する電
気ヒータを具備した熱電式膨張弁とし、また前記冷凍サ
イクルにおける戻り冷媒温度を検出する温度感知部の信
号により前記電気ヒータへの通電量を制御するコントロ
ーラを設け、さらに前記圧縮機が停止した後の一定時間
、常に熱電子膨張弁のオリフィス部を冷媒流通面積が最
大となるように電気ヒータへ通電するものである。
以下、本考案をその一実施例を示す図面を参考に説明す
る。
まず第1図により、熱電膨張弁の構造ならびに動作の概
略について説明する。
同図において、高圧側の冷媒液は、高圧ポート6から入
り、オリフィス部4を通り減圧されて低圧ポート7へぬ
ける。
オリフィス部4の流量調整は、ロッド3を上下すること
により冷媒流路面積を変えて行う。
前記ロッド3はダイヤフラム2とつながっており、ダイ
ヤフラム2の上下動によりロッド3も上下動する。
ダイヤフラム2の上下動は、ケース5に囲まれた空間8
,9の圧力差によって生じる。
前記空間8内にはヒータ1が取付けられており、電気ヒ
ータ1の発熱の多少により空間8内の圧力が変化する。
つぎに第2図により、その動作について説明する。
同図において、圧縮機11.室外側熱交換器12、熱電
式膨張弁13、室内側熱交換器14からなる冷凍サイク
ルの通常の圧縮運転中は、もどり冷媒ガスの温度感知部
15からの信号によりコントローラ16を経て熱電式膨
張弁13を適正な開度に保つ。
また圧縮機への電源供給は、電源19からスイッチ20
の接点20 aを経て行なう。
そこでスイッチ20を遮断し圧縮機11への電源供給を
断った時、スイッチ20のもう一方の接点20 bによ
りコンデンサ21に蓄えられた電荷を放電させて熱電式
膨張弁13のヒータ1を急に加熱し、オリフィス部4の
冷媒流通路面積を一定時間最大にする。
その結果高低圧の均一化時間が短縮化し、再起動運転が
確実かつ円滑となる。
本考案によれば、圧縮機停止後の高圧側と低圧側の圧力
が短時間で平衡するため、次の始動が円滑かつ確実とな
り、圧縮機の起動負荷も軽減でき、起動にともなう電流
も異常に多くなることもない。
また熱電式膨張弁は、オリフィス部の駆動部に電気ヒー
タを具備した構造であるため、熱電式膨張弁を設ける位
置が限定されることもなく、多種多様の冷凍サイクルに
採用できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における絞り機構の制御装置
の断面図、第2図は同絞り機構を具備した冷凍サイクル
と絞り機構の制御5装置の電気回路を示す概略構成図で
ある。 1・・・・・・電気ヒータ、4・・・・・・オリフィス
部、11・・・・・・圧縮機、12・・・・・・室外側
熱交換器、13・・・・・・熱電式膨張弁、14・・・
・・・室内側熱交換器、15・・・・・・温度感知部、
16・・・・・・コントローラ、20・・・・・・スイ
ッチ、21・・・・・・コンテ゛ンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、室外側熱交換器、減圧装置、室内側熱交換器を
    環状に連結して冷凍サイクルを構成し、さらに前記減圧
    装置を、冷凍流通面積を制御するオリフィス部と、前記
    オリフィス部を駆動する電気ヒータを具備した熱電式膨
    張弁とし、また前記冷凍サイクルにおける戻り冷凍温度
    を検出する温度感知部の信号により前記電気ヒータへの
    通電量を制御するコントローラを設け、さらに前記圧縮
    機が停止した後の一定時間、常に熱電式膨張弁のオリフ
    ィス部を冷媒流通路面積が最大となるように電気ヒータ
    へ通電する空気調和機における絞り機構の制御装置。
JP1978145174U 1978-10-20 1978-10-20 空気調和機における絞り機構の制御装置 Expired JPS5835973Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5577772U JPS5577772U (ja) 1980-05-29
JPS5835973Y2 true JPS5835973Y2 (ja) 1983-08-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5725097Y2 (ja) * 1977-11-19 1982-05-31

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JPS5577772U (ja) 1980-05-29

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