JPS5835946B2 - 酸化マグネシウム構造体 - Google Patents

酸化マグネシウム構造体

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JPS5835946B2
JPS5835946B2 JP54088379A JP8837979A JPS5835946B2 JP S5835946 B2 JPS5835946 B2 JP S5835946B2 JP 54088379 A JP54088379 A JP 54088379A JP 8837979 A JP8837979 A JP 8837979A JP S5835946 B2 JPS5835946 B2 JP S5835946B2
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の目的は、新規の高強度性及び耐熱性のマグネシ
ウム合金殊に繊維構造を有するもの、それから製造した
セラミック繊維及び金属セラミックに関する。
耐熱性マグネシウム合金としては、セリウム及びトリウ
ムを含有し、ジルコニウムで細分されるようなものが公
知である。
しかしながら、その使用性は、約320℃で終る。
その引張り強度は20℃で14〜28Ky/m71!で
あり、その密度は1.77〜1.83.!i’/7であ
る。
このような加工材料をMg −Z r−合金とアルミニ
ウム又はkl−Mg−合金との粉末混合物から製造する
場合、 36.5に57/−の引張り強度及び8多の伸びの時の
降伏点31 Kti/my/lに達し、新□にイツトリ
ウム及び最後にスカンジウム添加により、更に改良され
るが、これは経費を高める作用をする。
飛行機及び乗物構造及びモータ部材中の高荷重の構造要
素などに使用する場合に、前記の加工材料は、その軽い
重量及び強度と重量との比較的好適な割合及び良好な機
械加工性の故に有利に使用されていた。
しかしながら、高めた温度における強度及び使用領域を
高める望みはなお以前として存在する。
合金発見のための多くの実験は、僅かに継続実施されて
いるだけである。
それというのは、多量の合金添加物は、脆弱性の金属間
相の出現により、常に、強靭性を害したからである。
これに反して、本発明の原発間たる特公昭55−225
44号の発明によれば、CsC5型構造及び2.60〜
3.20人の格子定数を有し、固定状態で僅かに六方晶
のマグネシウム格子中に可溶であるいわゆるAB−型の
体心立方性の、それ自体良好に成形可能なNiTi型金
属間相を5〜97重量多の量で特に65重重量幅でを有
するマグネシウム合金の製法が得られた。
このC5CJ型構造相の性質は、最近、等に、ニッケル
54〜60重量幅及び他の可溶性もしくは不溶性の合金
添加物を含む二成分NiTi−合金及び例えば混晶Ni
Ti −FeTiの一連の特性組成での研究がなされて
いる。
特に前者は、ニチノール(Nitinol )なる名称
で耐摩耗性及び耐腐蝕性で、高純色の「メダル」−合金
として著るしく重要でありかつ使用されている。
例えば、55−ニチノールは灼熱状態で、降伏点17k
p/m7Nで88kp/−の引張り強度、全体の伸び率
60%及び収縮率20%を有し、冷時成形の後ぺ降伏点
133kp/mMでで175 k p/mltまての引
裂き抵抗及び最小伸び率12φを有する。
60−ニチノール合金は、30〜62Rcの硬度を有し
て得ることができる。
この相の密度は6.47〜7.1である。この強度特性
の組合せから、混合の規則によれば、マグネシウムを基
礎とする工業的に慣用の出発材料の強度及び硬度を、成
形特性の改良と同時に高めるのに、いかなる程度の相の
添加が好適であるかが明らかである。
これにより、密度も、組成に応じて、例えばニッケル5
4〜60重量饅を有する2元NiTi−合金10容量%
(29重重量幅相当)を添加する場合は2.29/cr
flまで、20容量%(48重重量幅相当)を添加する
場合は2.681/crttまで、即ち、後者の場合は
、工業用のアルミニウム合金の密度まで高まる。
しかしながら、更に固有の強度即ち、構造を考える時の
基本である重量に対する強度の比は更に著しく上昇する
しかしながら、更に、マグネシウムベース相へのリチウ
ム添加により例えばリチウム5.4重量幅に相当する2
0容量饅及びニッケル17.9重量幅及びチタン14.
7重量幅に相当するNi Ti10容量φを含む合金の
場合に1.97g/7まで密度を著るしく低下すること
もできる。
−7グネシウム50容量宏リチウム40容量袈及びNi
Ti−相10容量φよりなる即ち、マグネシウム50.
4重量多、リチウム12.3重量%、ニッケル20.5
重量幅及びチタン16.8重量幅よりなる合金は、単に
1.739/crdの即ち、純粋なマグネシウムの密度
にほぼ一致する密度を有し、六方晶のマグネシウムの所
にリチウム約10重量φ以上を添加する際にリチウム体
心立方格子が現われるので、単に2個の体心立方相の相
混合物よりなり、これにより、成形性が更に改良される
これと共に、ガラス繊維補強プラスチックの2.11g
/crItの密度は、純粋な金属繊維材料(密度1.7
3.!iI/cr/l)により著しく低下される。
更に、炭素繊維樹脂の密度1.55.!li’/cyy
tも、マグネシウム20容量1%(2,55重量俸に相
当)、リチウム10容量饅(27,2重量優に相当)及
びNiTi10容量φ(47,3重量饅又はニッケル2
6重量多及びチタン21.3重量優に相当)よりなる例
えc−x 1.37 g/crftの密度を有する純粋
なマグネシウム−リチウム−ニッケルーチタン繊維加工
材料(これは220℃以上まで固体である)により、な
お低めることができる。
一般に、使用上限温度は、マグネシウム対チタンの合金
割合により、現状に応じて決められ、原料であるマグネ
シウムベース材料の安定性は、1200℃より高い温度
でCsCe梨構造を有する固相の含有量により決まる。
本発明によるマグネシウムベース材料の組成範囲は、更
に、AB型の体心立方相で、一般にAは金属ニッケル、
コバルト及び鉄の単独又は組合せ、Bは金属チタン、ア
ルミニウム ベリリウムの単独又は組合せであり、2成
分系ニッケルーチタンの安定性限界内でニッケル50〜
64重量多まりなる3成分、4戒分又は多成分混晶を含
有していてよいと定義される。
この成縮のもとに、このことは、組成範囲も、広範囲の
実験をすることなしには正確な数値で示すことができな
いにしても、式: %式% ) れる。
更に、これは、種々異なる合金添加によって、殊にクロ
ム30重量φまで1.バナジウム10重量φまで、ジル
コン20重量φまで、モリブデン及びタングステン4重
量多まで、銅2重量φまで、マンガン3重量悌まで、珪
素1重量φまでもしくはこれら元素の組合せにより、更
に変えることができる。
鳩の多い相は、リチウム55重量饅まで、アルミニウム
8重量φまで、カドミウム8重量φまで、銀8重量饅ま
で、亜鉛12重重量型で、マンガン3重量多まで、イン
ジウム20重量多まで、銅2重量饅まで、珪素0.5重
量袈まで、バリウム4重量多まで、ストロンチウム4重
量φまで、セリウム又はセリウム−混合金属4重量多ま
で、ジジミウム(ネオジウム+プラセオジウム)2.5
重量多まで、トリウム4重量φまで、ジルコニウム1重
量多まで、ベリリウム0.1重量饅までもしくはこれら
元素の組合せを固溶体の形で含有していてよい。
更に、場合によっては組織中に、更に2o容量袈までの
固相が現われ、これは、固体状態で双方の主相から析出
により例えばNi3Tiが生じるか又は直接、CsC7
型構造もしくはMg−含量の多い相との関連で又はむし
ろ平衡で融液から析出することができる。
更にこれは、本発明の範囲に属しMgの多い相の元素は
、差当りもつばら又は主として金属の2相又は多相の加
工材料内で、全て又は部分的に酸化により高温安定な酸
化物に、及びMg含量の多い相自体は、酸化物−繊維又
はスケルトンに変じることができ、AB−型の体心立方
相は単独で、強靭なベース材料を形成する。
本発明における原料であるマグネシウムベース材料は、
合金組成に応じて、粉末又は融解冶金的に、種々の前合
金(Vorlegierung )の使用下に製造でき
、含浸材料としても製造できる。
双方の主相の融点の大きい差異の故に、特に微細粒状合
金を得るために、特に、後の成形の際に、通例的1μm
のね径で生じる微小粒子塑性を利用すべき際に、顆粒状
の特定の予め霧化された高融点相からなる圧縮成形材料
を真空下、保護ガス下に、もしくは塩浴被覆のもとで、
Mg−含量の多い融液中に導入し、かつ粉末混合物の焼
結を融液相の存在下に、高圧で行なうことが必要である
双方の相の微細粒子及び最高の強度を得るために、融液
状材料を100’C〆史はり高いできるだけ高速度で霧
化して粉末とし、急冷し、ローラにかけ、かつ引いてシ
ート、ベルト又は細い線にし、冷却するのが有利であり
、これらは、直接使用できるか又は粉末冶金的に更に加
工される。
本発明における原料であるマグネシウムベース材料の粉
末冶金的製造の際に、予め作った合金粉末及び金属粉末
が加工材料の所望平衡相の前記組成中に既に存在するの
が有利である。
200℃以下の温度でマルテンサイト変態する体心立方
相の高い延性と成形しうるマグネシウム含量の多い相と
の組合せによりはじめて、良好な延性の新規材料が得ら
れる。
原発間の目的の重要な特徴は、マグネシウムベース材料
を、付加的に強い熱時及び冷時成形により例えば高強度
の鋼に周知のような高い強度にすることであった。
実際に、数μmの繊維直径までの断面積減少もしくは、
個々の隣接しかつ上下に存在する双方の晶子の板の厚さ
をその太きい伸びにより与える2繊維加工材料が生じる
Mg−含量の多い相の固相温度以下の温度での中間灼熱
、殊にこの相を得るための再結晶灼熱は、高融点の体心
立方相を軟化するのにも充分である。
本発明における原料であるマグネシウムベース材料から
ローラ圧延成形品又は押出成形品を製造するためには、
できるだけ細かい粒径例えば<60μmの双方の相の粉
末混合物から出発するのが有利である。
この場合、体心立方相は、粒化されたか又は霧化され、
急冷されたか、もしくは800〜1000℃で予備灼熱
された状態で存在するのが有利である。
良好な繊維−もしくは板−構造を得るために、繰り返し
の押出成形、ローラ圧延もしくはバックローラ及び場合
によっては、中間灼熱を伴なう延伸が必要である。
双方の金属組織成分中の組成を、ローラ圧延と、押出成
形及び(又は)延伸を選択された成形温度で、双方をほ
ぼ一様な成形方向で延伸するように、一致させる際に、
前記繊維材料の強度及び伸び特性にとって特に好適であ
る。
ラメラ−もしくは層−構造を有する加工材料の製造にと
って、鍛造、破砕、槌打、圧縮、斜め−及び(又は)交
叉圧延等によりもしくは、爆発成形の際に、双方の金属
組織成分を成形方向に対して垂直に、はぼ一様な長さ及
び幅を有する平らな平行な粒子にする際に、相応して好
適である。
全材料容量に対して80容量袈までの鳩舎量の多い相の
固相温度以下の低い軟化点を有するガラス類特に鉛ガラ
スからなる、適当粒径のガラス粉末の添加により、特に
高い強度特性を生じうる3繊維材料が得られる。
ガラス相の粘度及び高温での双方の金属相の流動性に応
じて、このようなガラス繊維−金属−複合材料中の個々
の繊維もしくは板の空間的配置は任意に変じることがで
き、個々の相の表面は、実際に高められ、従って、例え
′ばガラス繊維は完全に相互に金属繊維から単離して導
入される。
ガラス分は、金属分時(こMg −相よりも熱膨張率が
小さいので、最後の灼熱処理の冷却の際に収縮し、従っ
て、その個有の強度は別としても、金属繊維に、付加的
に強度増加作用をする。
ガラス繊維及びストランドの慣用の特定製造に比べて、
前記の製造法は、特に経済的であり、更にかなり一様な
加工品を生じせしめる。
同様に、2種の延性の金属繊維からなる粉末混合物中に
、予め、高耐性繊維′又は糸例えば被覆されていないか
又は炭化珪素ウィスカーで被覆された炭素繊維、セラミ
ック繊維、ホウ素繊維、ガラス繊維、ウィスカー又は例
えばべIJ IJウム、不錆鋼、クロム合金又はタング
ステン又はセラミック粉末及び繊維から引いた細い線又
は相応するストランド、マット、織物を70容量饅まで
導入し、これらを圧縮してストランドとすることができ
る。
この場合、押出成形方向での繊維配向は強められ、金属
粉末粒子は、同様に延伸して繊維とされ、これらは、そ
れ自体殆んど僅かに成形される高強度の導入された繊維
のまわりをまわり、無限遠の繊維であるなら、引き裂い
て長さ対直径の高割合を有する配向すべき繊維片にする
ことができ、これは、相互に、マグネシウム含量の多い
相及びNiTi−型の金属間相によって分けられている
結局、Mg−融点以下での熱処理は、特に、公知方法で
硬化させることができるか又は酸化により自然に硬化す
ることができる鳩−ベース物質の組織及び性質に終局的
に作用する。
しかしながら、マグネシウム含量の多い相の融点以下で
の引張りのない成形の後に、高融解性主相を急冷及び放
置もしくは調節した速度での冷却により付加的に差当り
溶液中に残存した他の固体相を介して硬化することもで
きる。
前記のすべての焼結に、灼熱−及び熱処理の際に、双方
の金属相の粒子は、その界面での部分分散により特別に
付着堅牢に相互に結合されることは特に有利であること
が立証される。
同様に、このことは、本発明による材料製の鋳型品及び
加圧鋳型品にもあてはまる。
これらは、強度対密度の好適な割合を示し、特に部材の
薄い壁厚を許容する。
前記の複合材料は、特に宇宙−及び航空技術用の、かつ
飛行機構造及びモータ一部材及び武器、スポーツ用具、
容器及び類似物用の高強度の軽質構造材料として特に好
適である。
これらは、カラス繊維−又は金属繊維で補強されたプラ
スチックベース材料の代りに、充分に高温まで使用可能
であり、その高い強度及び横方向の強度により、もちろ
ん薄い壁厚を与え、これにより充分な重量節約が得られ
る。
これらは、結合技術的に困難はなく、屑除去下に良好に
加工可能である。
高温での空気の使用の際に、鳩−含量の多い相は、特に
、生じる薄い酸化物膜で保護されるが、差当り内部は金
属のまま残る。
しかしながら、一定又は上昇性で融点までの温度でこれ
ら合金を灼熱処理することにより、この相を完全に酸化
して、スケルトン又は繊維の形のMgoもしくは複合酸
化物及び例えば高融点のセラミック相成分(これはNi
Ti−型の金属間相により結合される)としてのガラス
繊維挿入物を有する金属セラミックとすることができる
金属間相も酸化されていれば、それらの靭性は還元処理
により再現される。
酸化時の圧力の作用は、特に鳩−相の可能な収縮を補償
する方向で、生じる複合材料の圧縮のために役立つ。
従って、従来は金属又は合金による出発物質としての酸
化物の劣悪な湿潤性に基づき、含浸法及び焼結法での金
属セラミックの製造の際に高い酸化物膜に対して著しい
困難を生じており、付加的に付着形成体を必要としてい
た金属相による良好な結合が遠戚された。
良好な伝熱性及び導電性を有し、高い多孔性、低い密度
の耐衝撃性及び耐熱衝撃性を有する高温加工材料が得ら
れ、これは、同時に高い硬度−及び縁部安定性及び高い
化学的かつ耐摩耗性を有するがなお屑なしで又は屑排除
のもとに成形できる。
これらは、殊にNiTi−型の相の融点までで使用でき
る。
これらは、電気接点に、裁断具、ガスタービンパケット
、緩衝材としての冷時及び温時操作用のろう付は安定な
機械部材、固体燃料ロケット用のノズル材料、金属分の
融解時の冷却を伴なう断熱被覆に使用でき、この際、従
来慣用の比較的重いタングステン−銀−断熱被覆(ここ
では銀が蒸発する)に比べて、金属相、の高い比熱及び
融解熱は銀に比べて好適に利用できる。
ところで、比較的低い温度で実施される新規方法で、原
発間の方法で得られ、場合によっては成形され、最後に
マグネシウム分の多い相を選択的に完全に又は部分的に
酸化されたマグネシウムベース材料から、未酸化のまま
残っている金属相を溶出又は融出させることにより酸化
マグネシウム繊維スケルトンが得られた。
この方法は、例えば化学的に塩酸の作用により、又は冶
金学的に、有利にマグネシウム融液中で金属相を融出さ
せることにより実施される。
次いで、残留する酸化マグネシウムスケルトンは直接細
断して繊維、ストランド又は粉末にするか又はまとめて
任意の形の多孔性体にすることができる。
その孔度及び繊維の大きさは、原料構造の微細度及びそ
の成形度に依り決まり、任意に調節可能である。
得られたこの酸化マグネシウムスケルトンは、直接、例
えばプラスチック用の強化繊維として、高温フィルター
として、多孔性マット、角媒、触媒担体、歯科補綴にお
けるセラミック又は金属材料の担体として又は例えば無
電流で又は電気的に蒸着、噴射、含浸又は加圧により被
覆されるか又はガラス、ペースト、半導体又は金属塩で
充填される基材として、燃料電池、イオン交換、物質交
換用の加工材料として、又は拡散分離層として及びハン
ダ添加材料として使用することができる。
場合によっては他の金属又は合金を充填して、例えば金
属で部分含浸又は完全含浸することにより酸化マグネシ
ウム−銀−断熱被覆とすることもできる。
得られた酸化物スケルトンを固有の軽金属例えばマグネ
シウム、アルミニウム、珪素、ナトリウム、カリウム、
リチウム、ベリリウム又はこれらの合金で含浸すること
により、それ自体良好な導電性及び伝熱性を有するなお
屑なしに又は屑排除のもとに成形しうる。
軽質構造材料又は軽質金属ベアリングも製造できる。
軽質の酸化マグネシウム構造は、高密度の金属例えば、
鉛、銅、コバルト、ニッケル、鉄、亜鉛、ゲルマニウム
更に貴金属例えば、銀、金及び白金族金属又はこれらの
合金のクリーピング特性を改良し、特に、所定の大きさ
の目的物をこれら金属材料から得るために、それらの取
り扱い特性の充分な保持又はむしろ改良下に、金属量を
著るしく節約する。
成形可能な緊密な複合体を製造するためには、この含浸
材料は、容易にすべての中空室中にかつ特に毛細管室内
に入れることができ、これから前記の操作工程で高融解
性のNiTi−型の金属相が溶出又は融出され、この場
合、これは、良好に湿り、極めて細い糸及び層の硬化に
より公知の、同じ組部の中実の加工材料と比べて高めら
れた強度を示すことが重要である。
この場合、場合により、当初から融解した金属相の粒子
が局所的に酸化物スケルトン中に封入残存するか否かは
問題ではない。
使用例としては、熱電気的及び磁気的な抵抗材料の構造
、並びに珪素整流器の基板用の酸化マグネシウム−銀−
含浸材料の製造のために重くかつ高価なタングステン−
銀−含浸材料の代りに挙げられる。
前記の金属セラミックは任意の形で、鍛造片、鋳型片、
加圧鋳造片、長く延伸した成形品例えば棒、管、ベルト
、シート、被覆、として得ることができ、後者は、例え
ば金属出発物質の鍍金、ハンダ付け、被覆吹き付けを介
して得ることができる。
いずれの場合にも、後の酸化が必要である。この場合、
常に、出発物質とライニングすべきもしくは被覆すべき
ベースとの双方の金属相の間の合金形成が現われ、これ
は後の酸化の際にも残り、所望の結合作用をする。
このことは、本発明によるマグネシウムベース材料がセ
ミラックハンダとして使用される際に特にあてはまる。
ハンダ組成に応じてMg−含量の多い相の融点付近まで
低めて選択できる低い操作温度の利点と共に、組成に応
じて反応性ハンダが得られ、ハンダ接合された部分の操
作温度は、低融点金属相の酸化の後に、高融点金属出発
物質の融点の直下まで選択することができる。
セラミックハンダとして、本発明による材料は、金属セ
ラミック、完全セラミック、グラファイト、炭素繊維材
料及び高融点金属例えばジルコニウム、タングステン、
モリブデン、チタン、鋳鉄及びこれら相互の化合物に対
して使用できる。
本発明による部分酸化された材料又は含浸材料のような
純金属材料の反応器材料としての適合性も、その化学的
安定性、成形容易性、良好な化合物形成、その低い中性
子吸着断面積、その好適な強度対密度の割合、その低い
製造経費、その高い耐熱性及び高温時の低いクリーピン
グ速度の故に、特に顕著である。
使用領域としては、特に燃料の被覆、燃料電池管及び加
圧管のライニングが挙げられる。
従って、本発明により製造した酸化物−スケルトンは、
ウラン、プルトニウム又はトリウム及びこれらの合金で
含浸されていてもよく、減速材としてのベリリウム、制
御装置用のカドミウム、銀又はインジウム又はこれらの
合金、シールド用の材料としての鉛による含浸の後に分
裂材料、燃料源物質もしくは反射体材料として役に立つ
多くの可能な金属セラミック組成物から、ここでは、特
に経済的な例として、銀50容量饅を含み密度7.05
11/cr/lの酸化マグネシウム繊維50容量φより
なる含浸材料及び酸化マグネシウム繊維50容量φ及び
密度2.67g/cIftを有するマグネシウム50容
量饅よりなる含浸材料が挙げられ、高い耐熱性の複合材
料型として、高い引張り強度と共に高い弾性モジュラス
を保証する挿入された炭素繊維を有する繊維組成物Mg
O−NiTi −8i02及びMgO−NiTi−が挙
げられる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マグネシウムベース材料の5〜97重量饅は、C5
    CJ型構造及び2.60〜3.20人の格子定数を有す
    るAB−型の体心立方相分(ここで、Aとしては金属ニ
    ッケル、コバルト、鉄の単独又は組合せであり、Bとし
    ては金属チタン、アルミニウム及びべIJ IJウムの
    単独又は組合せであってよい)よりなり、残余成分は、
    六方晶又は体心立方であり、C5Cl型格子を有する相
    より低い融点を有し、かつマグネシウムよりなるか又は
    リチウム最高55饅を有するマグネシウムリチウム合金
    よりなり、それぞれ合計3重量多までの元素ニッケル、
    コバルト、鉄、チタン、アルミニウム、ベリリウムを固
    溶体の形で含有しているマグネシウム合金を酸化するこ
    とにより得た酸化マグネシウム、混合酸化物及び酸化さ
    れなかった金属の相混合物から酸化されなかった金属相
    を完全又は部分的に溶出もしくは融出させることにより
    得た酸化マグネシウム構造体。 2 マグネシウムベース材料の5〜97重量係は、Cs
    cJ型構造及び2.60〜3.20人の格子定数を有す
    るAB−型の体心立方相分(ここで、Aとしては金属ニ
    ッケル、コバルト、鉄の単独又は組合せであり、Bとし
    ては金属チタン、アルミニウム及びべIJ IJウムの
    単独又は組合せであってよい)よりなり、残余成分は、
    六方晶又は体心立方であり、C8Cl型格子を有する相
    より低い融点を有し、かつマグネシウムよりなるか又は
    リチウム最高55優を有するマグネシウムリチウム合金
    よりなり、それぞれ合計3重量饅までの元素ニッケル、
    コバルト、鉄、チタン、アルミニウム、べIJ IJウ
    ムを固溶体の形で含有しているマグネシウム合金を酸化
    することにより得た酸化マグネシウム、混合酸化物及び
    酸化されなかった金属よりなる相混合物から酸化されな
    かった金属相を完全又は部分的に溶出もしくは融出させ
    ることにより得た酸化マグネシウムスケルトンの中空室
    内に後に金属、合金、ガラス、半導体、ペースト、金属
    塩又はプラスチックを含浸又は導入により充填して得た
    酸化マグネシウム構造体。 3 マグネシウムベース材料の5〜97重量饅は、C5
    CJ型構造及び2.60〜3.20人の格子定数を有す
    るAB−型の体心立方相分(ここで、Aとしては金属ニ
    ッケル、コバルト、鉄の単独又は組合せであり、Bとし
    ては金属チタン、アルミニウム及びべIJ IJウムの
    単独又は組合せであってよい)よりなり、残余成分は、
    六方晶又は体心立方であり、C5(J’型格子を有する
    相より低い融点を有し、かつマグネシウムよりなるか又
    はリチウム最高55φを有するマグネシウムリチウム合
    金よりなり、それぞれ合計3重量饅までの元素ニッケル
    、コバルト、鉄、チタン、アルミニウム、ベリリウムを
    固溶体の形で含有しているマグネシウム合金を酸化する
    ことにより得た酸化マグネシウム、混合酸化物及び酸化
    されなかった金属よりなる相混合物から酸化されなかっ
    た金属相を完全又は部分的に溶出又は融出させることに
    より得た酸化マグネシウム構造体とマグネシウム不含の
    金属相とを一緒にした酸化マグネシウム構造体。
JP54088379A 1979-07-13 1979-07-13 酸化マグネシウム構造体 Expired JPS5835946B2 (ja)

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