JPS5835808Y2 - 発泡ポリスチレン利用の左官用鏝 - Google Patents

発泡ポリスチレン利用の左官用鏝

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Publication number
JPS5835808Y2
JPS5835808Y2 JP1977056662U JP5666277U JPS5835808Y2 JP S5835808 Y2 JPS5835808 Y2 JP S5835808Y2 JP 1977056662 U JP1977056662 U JP 1977056662U JP 5666277 U JP5666277 U JP 5666277U JP S5835808 Y2 JPS5835808 Y2 JP S5835808Y2
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JP
Japan
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trowel
expanded polystyrene
plastering
plastering trowel
coated surface
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Expired
Application number
JP1977056662U
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English (en)
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JPS53151222U (ja
Inventor
日出雄 伊藤
真彦 加藤
捷四郎 森沢
Original Assignee
菱和産資株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂を利用した左官用の鏝に関する。
従来の左官作業は、先ず木鏝でならしを行いいわゆる「
場」をつくった後に全錘で仕上をするのが周知である。
これは木鏝が吸水性を有するためアマの浮き上りが少な
く、平滑な仕上げ面は得られないところから最終工程で
は全錘を使用しなくてはならないためである。
ところが、この塗工方法においては、木鏝でならしを行
うと、その素材自体が比較的堅いため、モルタル等の表
面の砂が起き上り易く、優れた場を一度でつくり出すこ
とは難しく、二度以上重ねてならしの作業を行なう必要
があり作業効率が悪い欠点があった。
本考案は叙上の問題点に鑑み成されたものであり、素材
として非吸水性及び軽量性と適度の堅さを兼備する発泡
ポリスチレンを用い、かつこれを加熱金属線で切断して
溶融表皮層から成る塗工面を形成することによって使用
し易さと相俟って作業効率を著しく向上せしめるように
した発泡ポリスチレン利用の左官用鏝の提供を目的とす
るものであり、その要旨とする処は、発泡倍率が5〜2
0倍の発泡ポリスチレン樹脂により鏝本体を成形すると
共に、塗工面は加熱金属線による切断面により形成し、
鏝本体の上面に把持部を形成して成る発泡ポリスチレン
利用の左官用鏝に存するものである。
以下に本考案の実施例を図面に基き説明する。
図中1は鏝本体で、発泡倍率が5〜20倍の発泡ポリス
チレンを主材とし、成形に際しては発泡ポリスチレンビ
ーズを予め予備発泡した後金型に充填してスチーム加熱
成形を行うもので、全体の形状は周知の鏝と略同形とし
である。
周縁側面には2〜4闘の深さの断面V字又はU字形の溝
2が形成しである。
又、塗工面3は加熱ニクロム線によりスライスした切断
面により形成しである。
加熱したニクロム線でスライスすると、当然のことなが
ら、その切断面の表面層附近には、溶融されて空気セル
が微細化された溶融表皮層が形成される。
更に、鏝本体1の上面4の中心線上に、コ字形の把持部
5が形成されており、該把持部5には上面4側の方に指
を掛けるために約20闘程突出した突設部6が形成され
ている。
上述のように、この考案による左官用鏝7は、(1)発
泡倍率が5〜20倍の発泡ポリスチレンで成形されてい
るため左官作業に最適な堅さと弾力性を有し、しかも非
吸水性を具えているので、塗工に際し、モルタルに含有
されている水分が鋼本体1に吸収されることが無いため
アマが浮き易く従って、一度のならし作業によって優れ
た場をつくることができる。
(2)また、塗工面3が、発泡成形したま\の通常の薄
いスキン層のま\の塗工面ではなく、溶融表皮層で形成
しであるので、塗布しようとするモルタル等の塗材の上
を滑り過き゛たり、逆に塗り抵抗が太きすき゛るといっ
たおそれはなくなる。
その結果、殆んど一回塗りで砂まくりのない平滑な塗布
面を仕上げることができると共に、このいわゆる場を造
る作業と同時にペンキ下地吹き付は用下地の仕上げが一
工程で可能となり、従って鏝を使い分ける必要もないの
で、作業性が向上する。
(3)さらに、塗工面3が溶融表皮層で形成しであるの
で、この塗工面3がモルタル等の塗布時に、その中の砂
で削り落されるおそれがなくなる。
この点は、発泡形成したまΣの薄いスキン層からなる塗
工面が、モルタル中の砂で削り落され、これが塗工面に
耐着し、リシン等の有機溶剤で溶解されて塗壁にピンホ
ール等の欠陥を生ずることを考えれば、この考案の優れ
た効果である。
尚、把持部5には突設部6が形成されている為、該鏝7
を把持する際人差指と中指の間で突設部6を挾持すれば
操作乃至保持がやり易く前記した如き軽量化と相俟って
頗る至便である。
勿論、本考案は上記実施例に特定されるものでは無くそ
の技術的範囲内では如何様にも変更し得るものである。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例に係る合成樹脂鏝を示すもので、
第1図は平面図、第2図は正面図、第3図は第1図の■
−■線断面図である。 1・・・・・・鋼本体、2・・・・・・溝、3・・・・
・・塗工面、4・・・・・・上面、5・・・・・・把持
部、6・・・・・・突設部、7・・・・・・左官用鏝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発泡倍率が5〜20倍の発泡ポリスチレン樹脂により鏝
    本体を成形すると共に、塗工面は加熱金属線による切断
    面により形成し、鏝本体の上面に把持部を形成して成る
    発泡ポリスチレン利用の左官用鏝。
JP1977056662U 1977-05-06 1977-05-06 発泡ポリスチレン利用の左官用鏝 Expired JPS5835808Y2 (ja)

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JPS53151222U JPS53151222U (ja) 1978-11-28
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