JPS5835715B2 - 電気かみそりの外刃の製造方法 - Google Patents

電気かみそりの外刃の製造方法

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JPS5835715B2
JPS5835715B2 JP12775679A JP12775679A JPS5835715B2 JP S5835715 B2 JPS5835715 B2 JP S5835715B2 JP 12775679 A JP12775679 A JP 12775679A JP 12775679 A JP12775679 A JP 12775679A JP S5835715 B2 JPS5835715 B2 JP S5835715B2
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JP
Japan
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shaped
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JP12775679A
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JPS5652087A (en
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忠 寿松木
新一郎 辻村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気かみそりの外刃の製造方法に関するもので
ある。
従来電気かみそりの外刃としては、例えば長円形に刃穴
を形成したものが提供されているが、このように長円形
に形成された刃穴は刃穴に入った毛を止める作用を有さ
す、このため刃穴に導入された毛は刃穴のカツテングエ
ツジに沿って滑り、可動刃により押し倒されて毛を短か
く剃ることができなかったり、あるいは可動刃にはじき
飛ばされて一旦は刃穴に導入された毛が再び刃穴から飛
び出し、毛を剃ることができない場合を生じるという問
題があった。
そこで刃穴のカツテングエツジを、可動刃の摺動方向に
対し海岸線のように入りくんだ形状にすることによりこ
の問題点を解消することが従来提案されている。
しかし、この種の外刃を製造する方法として電鋳加工に
よる方法が知られているが、この加工方法では外刃の素
材がニッケルを主体にした素材で形成されることになる
為、外刃の強度が弱く、可動刃との摩耗寿命が短いとい
う問題があった。
又、米国特許3881373号に示される電気かみそり
外刃の製造法は、ゴム等の弾性材から戒る弾性ラムと剛
性ダイスの間に金属薄板を介在させ該ダイスとラムとを
押圧して金属薄板をダイスの表面形状に馴じむよう塑性
変形させてできた縁立部を部分的に研削するものであり
、ダイスの表面形状が円、楕円等の単純な形状のもので
あれば希望とする形状に絞ることは可能であるが、刃穴
のカツテングエツジが海岸線のように入り組んだ複雑な
形状であるとダイスを入江部と師部とで形成する必要が
あるため、ラムをダイスに押圧したときラムが入江部に
確実に入り込1ないためラムのダイスへの押圧力が弱く
なりその結果希望とする入江部状のカツテングエッジが
得られないという問題があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、
その第1の目的とするところは鉄系素材等でできたニッ
ケル系素材より硬度が高く高抗張力性を有する金属薄板
をプレス加工することにより可動刃の摺動方向に海岸線
のように入りくんだ形状の刃穴のカツテングエツジを形
威し、摩耗寿命の長い外刃を得ることができる電気かみ
そりの外刃の製造方法を提供することにあり、第2の目
的とするところは金属薄板をプレス加工することにより
外刃刃穴に毛を導入しやすくしかも導入された毛を刃穴
のカツテングエツジで確実にとらえる外刃を得ることが
できる電気かみそりの外刃の製造方法を提供することに
あり、第3の目的とするところは、得られる外刃の側壁
の傾斜角を自由に設定できるようにし、もって毛の切断
効率の向上を図ることができるようにした電気かみそり
の外刃の製造方法を提供することにある。
以下本発明の実施例を示す図面を参照して説明する。
第1図乃至第4図を参照して、刃穴のカツテングエツジ
が入江状である部分の加工工程を説明する。
1は金属や硬度の高い合成樹脂でできた剛性ポンチであ
り、ストレート部2を有する突起3が複数本形成されて
いる。
4は金属製のダイであり、ステンレス鋼等で形成された
硬度の高い金属薄板Pの板厚を2倍したものに突起3の
径を加えた径の孔5が複数本の上記突起3と対応して穿
設されている。
刃穴のカツテングエツジが入江状にある部分は剛性ポン
チ1とダイ4を押圧することにより該剛性ポンチ1とダ
イ4との間に配設した金属薄板Pを突起3と孔5とで金
属薄板Pと垂直方向にくぼ1せて入江状の縁立部を加工
形成するものである。
ナチ・実施例図(第4図)では入江状の縁立部6が有底
になっているため金属薄板Pをダイ4から取り易く、抜
きかすがない為作業性が良い点望捷しいが、金属薄板P
を打抜いて開孔しているものであっても良い。
次に第5図乃至第8図を参照して外刃のカツテングエッ
ジが岬部である部分の加工工程を説明する。
7は弾性ラムであり、ゴムの如き弾性材で形成されてい
る。
8は剛性ダイスであり、ラム7に対向する面に平行な面
に師部9と、金属薄板Pの前述のようにして形成された
入江状の縁立部6の一部に対応した形状の入江部10と
を隣接した形状の輪郭を有する凹所11が形成されてい
る。
このように入江部10の位置が入江状の縁立部6の位置
と対応位置関係にある剛性ダイス8と上記弾性ラム7と
の間に金属薄板Pを配設し、剛性ダイス8と弾性ラム7
とを押圧して剛性ダイス8の凹所11の形状に馴じむよ
う前記金属薄板Pを塑性変形させ、前記金属薄板Pを垂
直方向にくぼ1せた岬部の縁立部12を形成するのであ
り、この加工工程と前記剛性ポンチによる加工工程との
組合せにより、金属薄板Pには金属薄板Pと平行な面に
師部13と入江部14とが形成されることになる。
なか前記剛性ダイス8に形成された凹所11の代わりに
該剛性ダイス8の弾性ラム7に対向する面に平行な面に
師部と、金属薄板P側の入江状の縁立部6の一部に対応
した形状の入江部とを隣接した形状の輪郭を有する曲頭
が形成されているものでも良い。
ここで剛性ポンチ1及び金属製のダイ4を用いた入江状
の縁立部6の加工工程は、弾性ラム7の押圧力が弱く金
属薄板Pを希望とする形状に絞ることが困難な箇所をポ
ンチにて絞る加工工程であり、従って弾性ラム7と剛性
ダイス8とを用いた岬部の縁立部12の加工工程の前工
程でも後工程でも良い。
次に研削工程について第8図乃至第11図を参照して説
明する。
前述のようにして入江状の縁立部6の加工工程及び岬部
の縁立部12の加工工程を終了した後、金属薄板Pを剛
・1ダイス8から離型し、熱処理した後、金属薄板Pの
前記2つの加工により形成した縁立部6,12であって
第8図の二点鎖線Gで分割されたダイス側Qを研削除去
することにより、岬部の縁立部12の側壁15と、入江
状の縁立部6の側壁16とを隣接させた刃穴17を有す
る外刃18を完成するのであり、このとき岬部の縁立部
12の側壁15にち−ける研削除去端縁が岬部のカツテ
ングエツジとなり、入江状の縁立部6の側壁16に釦け
る研削除去端縁が入江状のカツテングエツジとなるもの
であり、この実施例にち・いては岬部のカツテングエツ
ジの両側に連続して入江状のカツテングエツジが形成さ
れ、KUて刃穴のカツテングエツジは海岸線状に入組ん
だ形状を有することになる。
かくてこの実施例にち−いて形成された外刃18は、岬
部の縁立部12の側壁15の傾斜角θ1の方が入江状の
縁立部6の側壁16の傾斜角θ2より小さく形成される
ことになり、これにより岬部の縁立部12の側壁15か
ら入江状の縁立部6へ毛を導入し易くなるのである。
第12図乃至第13図に釦いて、19は可動刃であり、
外刃18の内面を往復摺動し、刃穴17から導入された
毛を可動刃19と外刃18とのせん所作用により切断す
る。
第14図は電気かみそりの外刃の他の実施例を示すもの
で、入江状の縁立部6の加工工程により剛性ポンチ1で
二点鎖線で示した如く絞り、一つの刃穴17に4カ所の
入江部14を設けて、該入江部14に隣接して師部15
を形成した外刃18を形成したものである。
なち−上述の実施例にち・いては、可動刃19が往復摺
動する形式の電気かみそりに使用する外刃についてその
製造方法を説明したが、可動刃が一方向に回転する形式
の電気かみそりの外刃も上述と同様にして形成するもの
である。
上述のように本発明は、可動刃の摺動方向に外刃の刃穴
のカツテングエツジが海岸線のように入江状のカツテン
グエツジと岬部のカツテングエツジとを有して入り組ん
だ形状とされた外刃を形成し、刃穴のカツテングエッジ
に沿った毛の滑りを防止し、カツテングエッジにむいて
毛を適確に保持して確実な毛の切断ができるようにした
ものにおいて、1つの刃穴を入江状のカツテングエツジ
を有する刃穴を形成する加工工程と、岬部のカツテング
エツジを有する刃穴を形成する加工工程との少なくとも
2つの加工工程により形成したので、鉄系等のニッケル
系より硬度の高い金属薄板をプレスにより海岸線状のカ
ツテングエツジを有する外刃に加工することができると
いう効果があり、従って、この製造方法により形成され
た外刃は鉄系でできている為、電鋳にて外刃が形成され
ている従来のものと比較して、可動刃の摺動による耐摩
耗性が優れ、長時間の使用にも外刃は破損しないという
効果があり、しかもこの製造方法によると刃穴の側壁の
傾斜角を自由に設定することができ、毛の導入効果が高
く、シャープに切断でき得る所望の刃穴を形成すること
ができるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は剛
性ポンチの要部斜視図、第2図は入江状の縁立部を形成
する加工工程を示す拡大断面図、第3図は入江状の縁立
部を形成する加工工程を施した金属薄板の要部拡大平面
図、第4図は第3図にむけるA−A断面図、第5図は剛
性ダイスの要部斜視図、第6図は岬部の縁立部を形成す
る加工工程を示す要部断面図、第7図は入江状の縁立部
、及び岬部の縁立部の加工工程を施した金属薄板の要額
平面図、第8図は第7図にむけるB −B断面図、第9
図は外刃の要部拡大平面図、第10図は外刃の要部拡大
裏面図、第11図は第9図のC−C断面図、第12図は
外刃全体の平面図、第13図は電気かみそりの外刃及び
可動刃を示す一部断面とした縮小正面図、第14図は外
刃の他の実施例の要部拡大平面図、第15図は第14図
のDD断面図である。 1・・・剛性ポンチ、6・・・入江状の縁立部、7・・
・弾性ラム、8・・・剛性ダイス、9・・・師部、10
・・・入江部、11・・・凹所、12・・・岬部の縁立
部、13・・・金属薄板の師部、14・・・金属薄板の
入江部、15・・・岬部の縁立した側壁、16・・・入
江状の縁立した側壁、17・・・刃穴、18・・・外刃
、19・・・可動刃。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可動刃の摺動方向に外刃の刃穴のカツテングエツジ
    が海岸線のように入江状のカツテングエツジと岬状のカ
    ツテングエツジとを有して入り組んだ形状とされた外刃
    を形成する電気かみそりの外刃の製造方法にトいて、金
    属薄板をプレスして入江状のカツテングエツジを有する
    刃穴を形成する加工工程と、該金属薄板をプレスして岬
    状のカツテングエッジを有する刃穴を形成する加工工程
    との少なくとも2つの加工工程により、海岸線のように
    入り組んだ形状のカツテングエツジを有する刃穴を形成
    することを特徴とする電気かみそりの外刃の製造方法。 2 金属薄板をプレスして入江状の縁立部を形成する加
    工工程と、該金属薄板をプレスして岬状の縁立部を形成
    する加工工程とを有し、前記2つの加工工程でできた縁
    立部の一部を除去して外刃の刃穴を形成することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の電気かみそりの外刃
    の製造方法。 3 入江状の縁立部を形成する加工工程に、複数本の剛
    性ポンチを金属薄板に押圧する手段を用い、岬状の縁立
    部を形成する加工工程に、前記入江状の縁立部の形状及
    び位置関係に対応した形状の入江状の縁立部と岬状の縁
    立部とを隣接した輪郭を有する凹所又は凸所を形成した
    剛性ダイスと弾性ラムとの間に金属薄板を配設し、前記
    ダイスと前記ラムとを押圧して前記ダイスの形状に馴じ
    むよう前記金属薄板を塑性変形させる手段を用いたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の電気かみそり
    の外刃の製造方法。 4 剛性ポンチにて有底の入江状縁立部を形威し、岬状
    の縁立部に対応する形状の凹所を形成した剛性ダイスと
    弾性ラムとで有底の岬状縁立部を形成し、これら入江状
    の縁立部と岬状の縁立部とを部分的に除去して刃穴を形
    成することを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の電
    気かみそりの外刃の製造方法。
JP12775679A 1979-10-03 1979-10-03 電気かみそりの外刃の製造方法 Expired JPS5835715B2 (ja)

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US06/191,755 US4343089A (en) 1979-10-03 1980-09-29 Outer blade of electric shavers
DE19803037116 DE3037116A1 (de) 1979-10-03 1980-10-01 Scherfolie fuer den scherkopf eines trockenrasiergeraetes sowie verfahren zu deren herstellung

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