JPS5835625Y2 - ト−ピ−ド・カ−の溶銑レベル測定装置 - Google Patents

ト−ピ−ド・カ−の溶銑レベル測定装置

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Publication number
JPS5835625Y2
JPS5835625Y2 JP4227278U JP4227278U JPS5835625Y2 JP S5835625 Y2 JPS5835625 Y2 JP S5835625Y2 JP 4227278 U JP4227278 U JP 4227278U JP 4227278 U JP4227278 U JP 4227278U JP S5835625 Y2 JPS5835625 Y2 JP S5835625Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torpedo car
measuring device
hot metal
level
torpedo
Prior art date
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Expired
Application number
JP4227278U
Other languages
English (en)
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JPS54143815U (ja
Inventor
克伸 宇田川
祥晴 池内
憲一 辻本
Original Assignee
住友金属工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 住友金属工業株式会社 filed Critical 住友金属工業株式会社
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Expired legal-status Critical Current

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  • Level Indicators Using A Float (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トーピード・カーの本体内に収容する溶銑の
レベルを外部から検知するための測定装置に関する。
高炉から出銑する溶銑は、トーピード・カーによって一
時的に受けられて製鋼工場へ運搬される。
ところが、トーピード・カーに受銑する場合は、高炉と
製鋼工場間で脱硫作業を行うときに、脱硫剤やN2ガス
をランスを使用して上吹きするため、受銑量が少なすぎ
るとランスが届かないことかあり、また、多すぎると受
銑口から溢れ出る危険性がある。
しかも、1回の受銑量が多いほど、保有するトーピード
・カーの数や混銑炉の削減が可能となるので、前記受銑
レベルを可能最大限のレベルに保たせることが望まれて
いる。
受銑レベルを所望の位置に設定してこれを検出する従来
手段としては、受銑中のトーピード・カーの重量を測定
してレベルを推定する重量測定方式や、受銑口から測定
棒を挿入する接触方式などがある。
しかし、重量測定方式は設置に際しての構築構造が大が
かりとなり、精度管理や装置の維持管理を困難とする欠
点があり、また、接触方式は装置が大型となって鋳床上
への設置が難しく、シかも受銑口が地金で狭小化した場
合には測定ができない欠点があり、しかも使用場所が苛
酷な条件下にあるので電極が長時間耐久しえない欠点が
ある。
このように、従来の方法はいずれの方式も決定的な欠点
があるために、現状としてはほとんど実用化されておら
ず、したがって、依然として目視によるレベル管理が主
流をなしている。
しかし、この作業の環境は焦熱雰囲気にあり、疲労と安
全性の上で極めて好ましいものではなく、適切な測定手
段の開発が望まれていた。
本考案の目的は、このような従来のレベル測定手段にお
ける種々の欠点を排除しうる測定装置を得て、この種作
業の合理化、近代化を図ったことにある。
トーピード・カーの本体は外面が鉄皮であるが内面は耐
熱煉瓦によって張りめぐらされている。
本考案の主眼は、この耐熱煉瓦の一部に、温度によって
抵抗値が変化する特殊煉瓦を組込み、溶銑がこの特殊煉
瓦に触れた時の温度上昇を抵抗値の変化として捉えて、
溶銑レベルの位置を測定するものである。
本考案に使用されている特殊煉瓦としてはトーピード・
カー内の内張りに使用されている他の−般耐熱煉瓦より
も抵抗値が極端に小さく、高温になるにつれて抵抗値が
低くなす、■500℃前後の高温域においては一層低下
し、かつ十分な強度を保ちうる特殊煉瓦(例えば、ジル
コニア系の煉瓦)を使用する。
以下、本考案の一実施例を示す。
第1図はトーピード・カーの側面断面図で、トーピード
・カ一本体1における所望の受銑レベルLを選定し、該
レベルの位置に組込まれる耐火煉瓦のうちの少なくとも
1個を、第3図に示すようにジルコニア煉瓦2とし、ジ
ルコニア煉瓦の中に白金電極3を埋込み、この白金電極
からリード線31を引出し、鉄皮を通貫して、位置を外
部に導いておく。
リード線31を引出すのに用いる鉄皮の穴は、トーピー
ド・カ一本体内が煉瓦積みされた時にトーピード・カー
内の乾燥を早めるために設けた既存の空気抜き穴を利用
する。
トーピード・カ一本体1から引出したリード線31は、
トーピード・カ一本体側から突設したコンジット・パイ
プ4内を挿通して鋳床6の上側へ引出し、鋳床上に設置
した電気抵抗測定器5によって抵抗値の変動量を測定で
きるようにしである。
トーピード・カー内に収容した溶銑を吐出する時には、
トーピード・カ一本体を回転させて受銑口11から溶銑
を流出させるものであるので、リード線31の引出経路
はその長さの変動に余裕をもって形成され、測定器5に
対する着脱も可能に構成されている。
本装置を備えたトーピード・カーにおいて、溶銑の受入
れを行う場合には、測定器5においてジルコニア煉瓦2
の抵抗値を継続的に測定しつつ受銑する。
この場合、トーピード・カー内の溶銑レベルが高まるに
つれてトーピード・カー内温度も高まり、この温度変化
によってジルコニア煉瓦の抵抗値も第4図の特性曲線に
示す傾向で次第に低下する。
本装置として使用される温度範囲は、溶銑がレベルLに
到達しない時点で1000℃であり、溶銑がレベルLに
達してジルコニア煉瓦に接すると、■500℃に温度上
昇する。
このときのジルコニア煉瓦における抵抗値の変化は、1
000℃の時の200Q 7cmに変るものであり、し
たがってこの抵抗変化を捉えて溶銑の液面が所定のレベ
ルLに達したことを知る。
本装置においてはジルコニア煉瓦の内部に白金電極を埋
込めば、温度変化に対する通電性を高めるようになるた
め、測定の精度は極めて良い。
また、トーピード・カ一本体の表面は常に50〜100
℃であって、リード線自体が長期使用によって焼損しや
すい条件下にあるが、これらのリード線はコンジット・
パイプ4とMgO2からなる断熱材によって保護させで
あるために焼損のおそれはない。
以上のごとく本考案の装置は、耐火物としてのジルコニ
ア煉瓦のごとき特殊煉瓦を直接の検出媒体として使用し
たものであるので、電極形式では到抵耐えることのでき
ない長期的な使用が可能であり、精度管理もまた容易で
ある。
したがって、受銑レベルを、経済的に有効な所定のレベ
ルに設定して、常に一定量の受銑量を確保させることが
でき、同時に目視による管理手段を廃止することによっ
て作業の安全化、容易化を促進させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のレベル測定装置を備えたトーピ
ード・カーの側面断面図、第2図は本考案装置における
リード線引出し部分の別の形態を示す部分図、第3図は
本考案装置の要部構成を示す炉壁の一部の拡大断面図、
第4図は本装置に使用される特殊煉瓦としてのジルコニ
ア煉瓦の温度特性を示す線図。 1ニド−ピード・カ一本体、11:受銑口、2:ジルコ
ニア煉瓦、3:白金電極、31:リード線、4:コンジ
ット・パイプ、5:電気抵抗測定器、6:鋳床。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トーピード・カーの内面に内張すされる耐火煉瓦のうち
    所望の測定レベルに対応する位置に特殊煉瓦を組込み、
    該特殊煉瓦の中に電極を埋設して該電極から導線をトー
    ピード・カー外部へ引出し、外部の電気抵抗測定器に前
    記導線の引出端を接続させた構成を特徴とするトーピー
    ド・カーの溶銑レベル測定装置。
JP4227278U 1978-03-31 1978-03-31 ト−ピ−ド・カ−の溶銑レベル測定装置 Expired JPS5835625Y2 (ja)

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JP4227278U JPS5835625Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31 ト−ピ−ド・カ−の溶銑レベル測定装置

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Publication Number Publication Date
JPS54143815U JPS54143815U (ja) 1979-10-05
JPS5835625Y2 true JPS5835625Y2 (ja) 1983-08-11

Family

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