JPS5835455Y2 - 液状プラスチツク混合装置の圧力調整機構 - Google Patents

液状プラスチツク混合装置の圧力調整機構

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JPS5835455Y2
JPS5835455Y2 JP14247079U JP14247079U JPS5835455Y2 JP S5835455 Y2 JPS5835455 Y2 JP S5835455Y2 JP 14247079 U JP14247079 U JP 14247079U JP 14247079 U JP14247079 U JP 14247079U JP S5835455 Y2 JPS5835455 Y2 JP S5835455Y2
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JP
Japan
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liquid plastic
raw material
plastic raw
inflow path
pressure
Prior art date
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Expired
Application number
JP14247079U
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English (en)
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JPS5659129U (ja
Inventor
澄夫 佐藤
国男 長南
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
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Publication date
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高圧液体反応成形機に使用される液状プラス
チック混合装置の圧力調整機構に関するものである。
周知の如く、液状プラスチック混合装置は、2成分以上
の液状のプラスチック原料を高圧で衝突混合させて化学
反応させながら金型内に送るようになっており、混合前
の液状のプラスチック原料流入路内には液状プラスチッ
ク原料の液圧を調整するための圧力調整機構が装備され
ている。
この種の圧力調整機構として、例えば、第1図に示すも
のが一般に知られている。
このものによれば、装置本体1に形成された液状のプラ
スチック原料の各流入路2,3に、先端が円錐状の調整
弁4,5がそれぞれ軸線方向に移動調整可能に内挿され
ている一方、これら調整弁4,5の先端が位置する流入
路2,3の各部分には調整弁4,5の先端を受けるよう
に円錐状の弁座6,7がそれぞれ形成されており、調整
弁4,5を移動操作することにより調整弁4,5の先端
面と弁座6,7との間の隙間t(第2図参照)を変えて
、流入路2.3に流れる液状のプラスチック原料の液圧
が調整される。
一般に、液状プラスチック混合装置に装備される圧力調
整機構の圧力調整範囲(/1100〜200kg /c
utであるが、上述のように構成された圧力調整機構に
あっては、調整弁4,5の先端と弁座6゜Tとにより形
成される弁口の形状が第2図に示すようにリング状にな
っており、圧力を200kg/cr/r付近の高圧に調
整するには、弁口の巾、すなわち、隙間tを非常に狭く
しなければならず、液状プラスチックの粘度及び調整弁
4,5の寸法にもよるが隙間tを0.5yttx以下に
しなければならない場合がある。
したがって、液状のプラスチック原料中にゴミ等の混入
物があった場合、隙間tに液状のプラスチック原料が滞
留し易く、圧力変動が生じる不都合がある。
筐た、最近液状のプラスチック原料中にガラス繊維等の
フィラーを混入することが行なわれているが、このよう
な場合にも上述の如く弁口の巾が狭いと、フィラーが詰
渣って圧力変動が起き易い不都合がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、圧力変動が生じない圧力調整機構を提供
することである。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第3図中10は混合装置本体で、その中央部には混合室
11が形成され、そしてこの混合室11内には制御弁1
2が往復動可能に嵌挿されている。
上記混合装置本体10には、それぞれ異なる成分の液状
のプラスチック原料が流入する第1の流入路13と第2
の流入路14とが混合室11の直径方向にむいて互いに
対向するように形成され、制御弁12が上方に移動して
(第3図1点鎖線に示す位置)第1流入路13の混合室
11側の開口部15及び第2流入路14の混合室11側
の開口部16が開いた時、第1流入路13からの液状の
プラスチック原料と第2流入路14からの液状のプラス
チック原料とが混合室11内に流入して、これらが衝突
混合するようになっている。
上記混合装置本体10には、第1流入路13と直交する
ように2本の調整棒21,22が回動可能に設けられて
いる。
これら調整棒21.22は互いに平行で重ね合い、かつ
第1流入路13の中心線を通る平面にむいて外周面が互
いに接触した状態で設けられていて、第1流入路13を
閉塞するようになって釦り、調整棒21の第1流入路1
3内に位置する外周面の一部に周方向に深さが徐々に変
化する周溝23が形成され、また調整棒22の第1流入
路13内に位置する外周面の一部にも同じく周溝23と
同じ巾で周方向に深さが徐徐に変化する周溝24が形成
されている。
これら周溝23,24により第1流入路13に横断面方
形状の弁口25が構成される。
この弁口25は、調整棒21,22を回動操作すること
によりその開口面積が調整される。
すなわち、調整棒21に形成した周溝23の浅い部分と
調整棒22に形成した周溝24の浅い部分とが互いに対
向するように調整棒21,22を回動操作したときには
(第4図口参照)、弁口25の一辺すの長さが短かくな
って、弁口25の開口面積が小さくなる。
また反対に、調整棒21に形成した周溝23の深い部分
と調整棒22に形成した周溝24の深い部分とが互いに
対向するように調整棒21,22を回動操作したときに
は(第4図口参照)、弁口25の一辺すの長さが長くな
って、弁口25の開口面積が大きくなる。
前記上下一対の調整棒21,22は互いに独立して回動
操作するようにしてもよく、また、一方を回動操作すれ
ば他方がこれに連動して回動するように構成してもよい
一方、上記第2流入路14側にも同様に該第2流入路1
4と直交するように2本の調整棒27゜28が回動可能
に設けられている。
これら調整棒27.28は前記調整棒21,22と同一
構成なので、同一部分には同一番号に添附符号aを付し
て示し、その説明を省略する。
次に上記圧力調整機構の作用を説明する。
1ず、調整棒21,22を回動操作して弁口25の一辺
すの長さを変え弁口25の開口面積を調整する。
また調整棒27.28も同じ様に回動操作して弁口25
aの一辺すの長さを変え弁口25aの開口面積を調整す
る。
これにより第1流入路13、第2流入路14を通過する
液状のプラスチック原料の液圧が調整される。
すなわち、各流入路13゜14の弁口25.25aの一
辺すの長さを長くしてそれらの弁口25.25aの開口
面積を大きくすると、液状のプラスチック原料の液圧は
高くならず、反対に前記弁口25.25aの一辺すの長
さを短くして弁口25.25aの開口面積を小さくする
と、液状のプラスチック原料の液圧が高くなる。
以上のようにして圧力調整を行なった後、図示しない貯
蔵タンクから第1戒分の液状のプラスチック原料を第1
流入路13に供給する一方、図示しない別の貯蔵タンク
から第2成分の液状のプラスチック原料を第2流入路1
4に供給する。
このとき、制御弁12が第3図1点鎖線で示す位置1で
上方に移動すると、第1流入路13と第2流入路14の
各開口部15.16が開放され、弁口25で所定の液圧
に調整された第1成分の液状のプラスチック原料と弁口
25aで所定の液圧に調整された第2成分の液状のプラ
スチック原料とが衝突混合して化学反応を起しながら混
合室11から押し出されて、図示しない成形機の金型内
に注入される。
しかして、上記実施例によれば、第1流入路13に直交
して設けた2本の調整棒21,22の周溝23.24に
より第1流入路13に横断面矩形状の弁口25を構成し
、また第2流入路14に直交して設けた2本の調整棒2
7.28の周溝23a 、24aにより第2流入路14
に横断面矩形状の弁口25aを構成している。
したがって、第1流入路13、第2流入路14に流れる
液状プラスチックの液圧を容易かつ正確に調整し得る上
に、液圧を高めるため弁口25.25aを絞った場合で
も伺んら不都合は生じない。
すなわち、従来のようにリング状に構成された弁口の場
合には弁口の円周部の長さが弁口の巾(間隔t)に比し
て著しく長いため、高圧に調整する際、弁口の巾を非常
に狭くしなければならないが、上記実施例の場合には弁
口25,25aの一辺aの長さを適宜長さに設定してお
けば、−辺すの長さを従来の弁口の巾よりも2〜3倍大
きくすることができ、このため、液状のプラスチック原
料中に誤1つて異物が混入した場合でも、あるいは液状
のプラスチック原料にガラス繊維等のフィラーを混ぜる
場合でも弁口25.23aが詰するようなおそれがなく
、液状のプラスチック原料の圧力変動は生じない。
な釦、上記実施例では、調整棒21,22の外周面にそ
れぞれ周溝23.24を形成し、また調整棒27.28
の外周面にそれぞれ周溝23a。
24aを形成した場合を示したが、調整棒21゜22の
いずれか一方にのみ周溝を形成し、捷た調整棒27.2
8のいずれか一方にのみ周溝を形成するようにしてもよ
い。
筐た、各流入路13゜14に直交して設ける調整棒を1
本にしてもよい。
さらに、上記実施例では、混合装置本体と制御弁に液戻
り系路を有しない形式の液状プラスチック混合装置に本
考案を適用した場合を示したが、これに限定されず、第
3図の2点鎖線で示すごとく、混合装置本体10に戻り
路30,31を設け、制御弁12に該制御弁12が下降
位置にあるとき戻り路30,31に連通する戻り溝32
.33を設けた液戻り系路を有する形式の混合装置やそ
の他の形式の混合装置にも、本考案を適用できることは
勿論である。
以上説明したように本考案によれば、液状のプラスチッ
ク原料の流入路と直交して該流入路を閉塞する調整棒を
回動可能に設け、この調整棒の流入路に位置する部分の
外周面に周方向に深さの変化する周溝を形成して、該周
溝により流入路に弁口を構成している。
したがって、液状のプラスチック原料中にゴ□等の異物
が混入したり、あるいはガラス繊維等のフィラーを混ぜ
たりする場合に液状のプラスチック原料が弁口の位置で
滞留おそれがなく、圧力変動が生じない。
また圧力の調整が容易かつ正確に行なえ、しかも構成が
簡単で故障するおそれがなく、安価に提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置の断面図、第2図は第1図の■−■
線拡犬断面図、第3図は本考案の一実施例を示す断面図
、第4図イ2口は調整棒の回動位置と弁口の開口面積と
の関係を示す説明図、第5図は第3図のV−V線矢視拡
犬断面図である。 10・・・・・・装置本体、13,14・・・・・・第
1、第2流入路、21,22,27,28・・・・・・
調整棒、23.24.23a 、24a・・・・・・周
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2成分以上の液状のプラスチック原料を高圧で衝突混合
    させる装置本体に、液状のプラスチック原料流入路と直
    交して該液状のプラスチック原料流入路を閉塞する調整
    棒を回動可能に設け、この調整棒の液状のプラスチック
    原料流入路内に位置する部分の外周面に周方向に深さが
    変化する周溝を形成してなることを特徴とする液状プラ
    スチック混合装置の圧力調整機構。
JP14247079U 1979-10-15 1979-10-15 液状プラスチツク混合装置の圧力調整機構 Expired JPS5835455Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5659129U JPS5659129U (ja) 1981-05-21
JPS5835455Y2 true JPS5835455Y2 (ja) 1983-08-10

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