JPS5835317B2 - 一方通行道路における交通信号制御方法 - Google Patents

一方通行道路における交通信号制御方法

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Publication number
JPS5835317B2
JPS5835317B2 JP10047479A JP10047479A JPS5835317B2 JP S5835317 B2 JPS5835317 B2 JP S5835317B2 JP 10047479 A JP10047479 A JP 10047479A JP 10047479 A JP10047479 A JP 10047479A JP S5835317 B2 JPS5835317 B2 JP S5835317B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road
vehicle
way
traffic
control method
Prior art date
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Expired
Application number
JP10047479A
Other languages
English (en)
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JPS5624698A (en
Inventor
信男 古川
起康 相川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankosha Co Ltd
Original Assignee
Sankosha Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankosha Co Ltd filed Critical Sankosha Co Ltd
Priority to JP10047479A priority Critical patent/JPS5835317B2/ja
Publication of JPS5624698A publication Critical patent/JPS5624698A/ja
Publication of JPS5835317B2 publication Critical patent/JPS5835317B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、道路の巾員が狭く車輌のすれちがいができな
い場合や、道路の片側が工事中の場合などで、車輌の相
互通行が不可能な道路の一方通行区間において、該区間
内に進入した車輌などの物体を検知して一方通行制御を
行なう交通信号制御方法に関するものである。
一方通行制御を行なう交通信号機は、第1方向側の灯器
に青信号を表示して第1方向からの通行を許可している
とき、第2方向側の灯器に赤信号を表示して第2方向か
らの通行を停止させるもので、第2方向側の灯器には、
一定時間赤信号を表示しておき、また、クリアランス時
間、すなわち、第2方向側に現示が移る前に車輌が一方
通行区間を出るために必要な時間は両方向に赤信号を表
示する必要がある。
一般には各信号の点灯時間はタイマーによって設定され
ており、このクリアランス時間が短かすぎて、もし一方
通行区間内に一方から進入した車輌が出る前に他方の信
号表示が切替えられると、相互通行が許可されることに
なって車輌事故が生ずるおそれがある。
このような事態を可及的防止するため、従来はクリアラ
ンス時間を必要以上に長時間を見込んで灯器の表示切替
を行なっていた。
したがって、これが交通渋帯の原因となり、円滑な車輌
走行の妨げとなっていた。
もつとも、タイマーのみにより灯器の表示切替を行なう
場合には、一方通行区間内で車輌が停車した場合や、交
通渋帯で未だ最終車輌が区間を出ることができない場合
でも灯器の表示が切替えられ、他方からの車輌の進入を
許可する表示を行なってしまうという事態はさけること
ができない。
本発明は上記問題点を解消するもので、一方通行区間内
にマイクロ波送信機と受信機とによる車輌感知器を設置
し、一方通行区間内の車輌の有無を常時監視し、クリア
ランス時間内に車輌が存在したときに、これを検知し、
その検知信号をもって灯器の表示切替を行なわないよう
にし、この車輌の存在がなくなったときに灯器の表示切
替制御を行なうようにしたもので、特に送信機と受信機
との組合せを少くとも2組以上用い、各組の送信機と受
信機とを区間の方向に対し対角線方向に対応させて設置
することによって、区間内に死角を生じさせることなく
区間全体を監視できるようにしたことを特徴とするもの
である。
以下本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は舗装工事により片側が閉鎖された道路の一方通
行区間1を示す。
この区間1における一方の出入口E1 の両側に、マイ
クロ波送信機T1゜T2を、また、他方の出入口E2の
両側に受信機R1,R2をそれぞれ設置し、各送信機T
1.T2の方向を、道路を斜めに横切って、対角線方向
に位置する受信機R1,R2に向き合せに設定し、送信
機T1 より発せられたマイクロ波を受信機R1で受信
し、送信機T2より発せられたマイクロ波を受信機R2
で受信させるようにする。
両送信機T1.T2より発信されたマイクロ波は、一定
の広がりをもって道路を斜め方向に直進し、区間1の中
央で交錯して受信機R1,R2に到達し、両送信機T1
.T2より発せられるマイクロ波で区間1の全域にわた
って検出エリア2が形成される。
本発明は、区間1を常時マイクロ波による監視下に置き
、区間1内に車輌が進入したときにこの車輌を受信機R
1またはR2による受信レベルの低下で検知するもので
ある。
第1図において、方通行区間1の岡山入口E1.E2に
は、それぞれ第1方向A及び第2方向Bに向けて信号機
の灯器3,4が設置されており、受信機R0,R2には
それぞれ第2図に示すように検知回路5、増巾器6、ス
イッチ回路1が接続され、スイッチ回路1より交通信号
制御機8に検知信号を出すようにしたものである。
なお、この交通信号制御機8は、クリアランス階梯(ク
リアランス時間)内で、検知信号が出力されている間は
、その階梯で停止し、すなわち、他方向の現示の移行を
停止させ、車輌検知信号が消滅したとき、直ちに他方向
の現示を移行させるものである。
第3図に両灯器3,4による現示の一例を示し、これに
よって動作の詳細を説明する。
すなわち、灯器3の青信号は設定時間経過後終了し、黄
信号の設定時間を経て、第1方向の灯器3、第2方向の
灯器4が共に赤信号(クリアランス階梯)となる。
この時、一方通行区間内に車輌が存在すれば、マイクロ
波の受信レベル低下により、この車輌の存在が車輌感知
器で検出され、その検出信号が制御機8に出力される。
この信号で制御機8が制御されて、第1方向灯器3、第
2方向灯器4は共に赤信号(クリアランス階梯)に保持
され、第2方向灯器4の青信号に移行しない。
車輌が一方通行区間内を通過し、車輌感知器の検出信号
が消滅すると、直ちに第2方向灯器4は青信号に移行す
る。
また、クリアランス階梯のとき、一方通行制(財)区間
内に車輌の存在がなく、したがって、車輌感知器に、検
出信号の無いときは、クリアランス階梯は設定時間でそ
れぞれの青信号に移行するものである。
本発明において、マイクロ波を利用する理由は、次の通
りである。
すなわち、特定区間を通過する車輌なでの有無をビーム
で検知するにはマイクロ波のほか、赤外線や超音波を用
いることもできるが、赤外線ビームでは検出エリアが狭
く、一定置域をカバーするためには非常に多くの赤外線
センサーが必要であり、また、超音波は湿度や風、かげ
ろうなどの気象条件に左右されていずれも適当ではない
これに対してマイクロ波は幅方向に拡がりをもって検出
エリアを形成することが可能である。
実験によれば、下記の特性の送信機と受信機とを使用し
、両者の距離lについて検出可能な幅りを測定した結果
は第1表の通りであった。
したがって、マイクロ波送信機と受信機との2組を道路
の両側に対角線方向に向き合せて設置することによって
、長さ150mの道路で、その幅が3mを越える場合で
も十分に全域をカバーして区間1内における車輌の有無
を検知することができ、しかも、マイクロ波の使用によ
り超音波のような気象条件に影響をうけることなく、確
実に車輌の有無を検知することができるのである。
もつとも道路の幅が狭い場合には、−組の送信機と受信
機とを用いてもよく、また見通しQつきかない区間には
出入口のほか中間に1組以上の送受信機を追加すること
もできる。
以上のように本発明によれば、一方通行区間内を常時マ
イクロ波による感知器で監視し、第1方向または第2方
向より一方通行区間内へ車輌が進入したときに発する車
輌検知信号によって信号表示の切替制御を行なわせるた
め、従来のように車輌の有無にかかわらず車輌の進入よ
り退出に到るまでの十分な時間を見込んでクリアランス
時間を長く設定する必要がなく、無駄な信号待ち時間を
なくシ、また、区間内を車輌が出たことを確認して信号
表示の切替が行なわれるため、車輌事故の危険を解消で
きる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した一方通行道路の平面図、第2
図は制御回路図、第3図は灯器の現示説明図である。 1・・・一方通行区間、2・・・検出エリア、3,4・
・・灯器、8・・・交通信号制御機、T1.T2・・・
マイクロ波送信機、R1,R2・・・受信機、El、R
2・・・出入口、A・・・第1方向、B・・・第2方向

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一方通行道路の特定区間を斜め方向に横切って一方の
    路側より照射したマイクロ波を他方の路側で受信し、マ
    イクロ波による検出エリア内の車輌、その他の物体の有
    無を検出し、その検出信号により、一方通行道路に設置
    された信号機の表示の切替制御を行なうことを特徴とす
    る一方通行道路における交通信号制御方法。 2 道路の両側よりそれぞれ道路を斜め方向に横ぎって
    マイクロ波を照射し、両マイクロ波を道路の中間で交錯
    させることにより検出エリアを拡大させることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の一方通行道路における
    交通信号制御方法。
JP10047479A 1979-08-07 1979-08-07 一方通行道路における交通信号制御方法 Expired JPS5835317B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10047479A JPS5835317B2 (ja) 1979-08-07 1979-08-07 一方通行道路における交通信号制御方法

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JP10047479A JPS5835317B2 (ja) 1979-08-07 1979-08-07 一方通行道路における交通信号制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5624698A JPS5624698A (en) 1981-03-09
JPS5835317B2 true JPS5835317B2 (ja) 1983-08-02

Family

ID=14274902

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JP10047479A Expired JPS5835317B2 (ja) 1979-08-07 1979-08-07 一方通行道路における交通信号制御方法

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JP (1) JPS5835317B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057333U (ja) * 1983-09-27 1985-04-22 株式会社日立ホームテック ホツトプレ−トの外枠構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057333U (ja) * 1983-09-27 1985-04-22 株式会社日立ホームテック ホツトプレ−トの外枠構造

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JPS5624698A (en) 1981-03-09

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