JPS5834425B2 - 金属炭素複合材料 - Google Patents
金属炭素複合材料Info
- Publication number
- JPS5834425B2 JPS5834425B2 JP53022798A JP2279878A JPS5834425B2 JP S5834425 B2 JPS5834425 B2 JP S5834425B2 JP 53022798 A JP53022798 A JP 53022798A JP 2279878 A JP2279878 A JP 2279878A JP S5834425 B2 JPS5834425 B2 JP S5834425B2
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- JP
- Japan
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- powder
- composite material
- graphite
- carbon
- metal
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、炭素粉体と複合する良電導性粉体とから成る
高い耐摩耗性で小摩擦係数を有し且つ低い電気抵抗値を
有するものを形成するのに、グラファイトもしくは高炭
素含有の脱水素したタールまたはこれらの混合したもの
の粉体と、良電導性の金属もしくは合金（以下、金属合
金と呼ぶ。
高い耐摩耗性で小摩擦係数を有し且つ低い電気抵抗値を
有するものを形成するのに、グラファイトもしくは高炭
素含有の脱水素したタールまたはこれらの混合したもの
の粉体と、良電導性の金属もしくは合金（以下、金属合
金と呼ぶ。
）の粉体との混合したものを母材として用い、稀土類金
属の粉体を混合して形成したものである金属炭素複合材
料に関する。
属の粉体を混合して形成したものである金属炭素複合材
料に関する。
従来、軸受、電気接点などに用いる複合材として、銅も
しくは銅合金の表面に貴金属を複合するもの、また銅粉
体と炭素粉体な複合するものが公知であるが、需要の増
大に伴い、性能が向上し且つ作業性良好な人手のたやす
い安価な材料をもって代替すべき要求がされていた。
しくは銅合金の表面に貴金属を複合するもの、また銅粉
体と炭素粉体な複合するものが公知であるが、需要の増
大に伴い、性能が向上し且つ作業性良好な人手のたやす
い安価な材料をもって代替すべき要求がされていた。
本発明は、在来の複合材料の前記諸欠点にかんがみ、使
用する作業性の向上させ、耐用性が改良され、低れんな
材料をもって組み合わした材料を提供することが目的で
ある。
用する作業性の向上させ、耐用性が改良され、低れんな
材料をもって組み合わした材料を提供することが目的で
ある。
また、使用目的に応じてたやすく組み合わせを変化させ
る可能性を高くすることも目的である。
る可能性を高くすることも目的である。
また耐摩耗性および電気的特性、特に通電性の良好な材
料を提供することが目的である。
料を提供することが目的である。
次に、本発明の概要を述べる。
本発明は、カーボンを基材とした複合材料を提供する。
カーボンとして、グラファイト粉体または高炭素含有タ
ールを脱水素した極めて微細なグラファイト粒子を分散
させたものを基材とし、導電性の金属合金の粉体な用い
る。
ールを脱水素した極めて微細なグラファイト粒子を分散
させたものを基材とし、導電性の金属合金の粉体な用い
る。
この金属合金に通常は、タングステンもしくはモリブデ
ンを含１しめることがある。
ンを含１しめることがある。
この場合は高い耐摩耗性を必要とする用途に対する複合
材料を形成する場合である。
材料を形成する場合である。
さらに高い性能を要するために、前記グラファイトと金
属もしくは合金またはこれらの組み合わせたものに対し
、少量の稀土類金属の粉体な加え、焼結して所望の特性
のものを得る。
属もしくは合金またはこれらの組み合わせたものに対し
、少量の稀土類金属の粉体な加え、焼結して所望の特性
のものを得る。
次に、本発明を、実施例のうち若干のものを挙げて説明
する。
する。
Ａ複合材料
タールを脱水素したグラファイトを全量の１０〜２０重
量多含有せしめたグラフアイ）５０％と銅粉体５０％の
複合組み合わせ粉体に、稀土類金属、イツトリウム１％
を含有せしめて、Ａ複合材料として用いる。
量多含有せしめたグラフアイ）５０％と銅粉体５０％の
複合組み合わせ粉体に、稀土類金属、イツトリウム１％
を含有せしめて、Ａ複合材料として用いる。
前記Ａ複合材料を基材として、タングステンを１％含有
させたものをＢ複合材料と呼ぶ。
させたものをＢ複合材料と呼ぶ。
さらに、Ｓ複合材料にモリブデン１饅を含有させたもの
をＣ複合材料と呼ぶ。
をＣ複合材料と呼ぶ。
オたＳ複合材料にタングステン１優に代えてモリブデン
１φを含有させたものをＳ複合材料と呼ぶ。
１φを含有させたものをＳ複合材料と呼ぶ。
これに対し、ブランクとと来帝して在来材料である銅粉
体５０％とグラファイトカーボン粉体５０多から成る複
合材料をＳ複合材料と呼び、前記各材料を比較すると、
第１表のようになる。
体５０％とグラファイトカーボン粉体５０多から成る複
合材料をＳ複合材料と呼び、前記各材料を比較すると、
第１表のようになる。
第１表に提示した数値で比較すると、はぼ、次のようで
ある。
ある。
（１）強度において、在来のものの１．２６〜１．４７
倍である。
倍である。
銅５０％、グラファイト各５０優、イツトリウム１φ含
有材料に、タングステン１φを含有させたものが最高で
あり、モリブデン含有のものが、少し低い。
有材料に、タングステン１φを含有させたものが最高で
あり、モリブデン含有のものが、少し低い。
（２）電導度において、在来のものの２．１５〜２．４
倍−ｃ−ｈ ル。
倍−ｃ−ｈ ル。
タングステンまたは／およびモリブデンを含有するもの
は低い方にある。
は低い方にある。
（３）３００℃における摩耗度は、在来のものの５０〜
３０％と良く、タングステンを含有するものが最高値を
示した。
３０％と良く、タングステンを含有するものが最高値を
示した。
（４）摩耗係数において、在来のものの４７〜４゜φと
良く、モリブデンを含有するものが最高値を示した。
良く、モリブデンを含有するものが最高値を示した。
これらの１連の検討においで、必要によって、硫黄添加
潤滑油を用いた場合には、耐摩耗性および摩擦係数か、
さらに改良された。
潤滑油を用いた場合には、耐摩耗性および摩擦係数か、
さらに改良された。
炭素、モリブデン、タングステンの硫化物の生成による
ためと推考される。
ためと推考される。
次に、イツトリウム添加量について検討した結果は、は
ぼ０．１φ以上を要し、２％以下でよいことか判然とし
た。
ぼ０．１φ以上を要し、２％以下でよいことか判然とし
た。
また、イツトリウムのほかにも、稀土類元素としてラン
タン、セリウム、サマリウム、ミツシュメタルについて
、一連の実験の中で検討したか、イツトリウムと同様に
、添加による効果があり、稀土類元素はいずれも有効に
作用することが認められた。
タン、セリウム、サマリウム、ミツシュメタルについて
、一連の実験の中で検討したか、イツトリウムと同様に
、添加による効果があり、稀土類元素はいずれも有効に
作用することが認められた。
カーボンは、グラファイトに、タール類を脱水素して製
造したグラファイトは、１０〜２０％程度を含有させる
ことにより、分散性が改善され、普通のグラファイト添
加による層状体の形成が防止できることを確認した。
造したグラファイトは、１０〜２０％程度を含有させる
ことにより、分散性が改善され、普通のグラファイト添
加による層状体の形成が防止できることを確認した。
次に、タングステンおよび捷たはモリブデンの含有量を
検討した結果は、それぞれ０．５％以上を含有させるこ
と、またそれぞれ５％以下の含有でよいことが判然とし
た。
検討した結果は、それぞれ０．５％以上を含有させるこ
と、またそれぞれ５％以下の含有でよいことが判然とし
た。
第１表に提示した金属は銅粉体であるか、検討の結果は
、銅合金、金、金合金、銀、銀合金、白金、白金合金、
ニッケル、ニッケル合金などのうち、導電性が良く電気
抵抗値のよいものが含有されると良いことが判然と確認
された。
、銅合金、金、金合金、銀、銀合金、白金、白金合金、
ニッケル、ニッケル合金などのうち、導電性が良く電気
抵抗値のよいものが含有されると良いことが判然と確認
された。
すでに述べたように、本発明の金属炭素複合材料は、タ
ールの脱水素カーボンを全グラファイト量の１０〜２０
係を加え、稀土類金属、タングステン、モリブデンをミ
少量加えて、諸性質を改善することかでき、金属として
、導電性金属もしくはそれらの合金筐たはこれらの組み
合わせによるものを用い、在来のものに比較し、緒特性
を、著るしく改善することが確認された。
ールの脱水素カーボンを全グラファイト量の１０〜２０
係を加え、稀土類金属、タングステン、モリブデンをミ
少量加えて、諸性質を改善することかでき、金属として
、導電性金属もしくはそれらの合金筐たはこれらの組み
合わせによるものを用い、在来のものに比較し、緒特性
を、著るしく改善することが確認された。
Claims (1)
- １ 炭素粉体と複合する導電性粉体とから成る高い耐摩
耗性で小摩擦係数を有し且つ低い電気的抵抗値を有する
ものの形成において、グラファイト粉体もしくは高炭素
を含有する脱水素したタールの粉体またはこれらの混合
体で脱水素したタールをグラファイト使用量の１０〜２
０ｗｔ％を混合したものの粉体と、これらに導電性の金
属合金の粉体またはこれらの金属合金にタングステンも
しくはモリブデンを含有させたものの粉体と混合したも
のを母材として用い、前記の母材に稀土類金属を２ｗｔ
％以下を添加し混合して形成したものであることを特徴
とした金属炭素複合材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53022798A JPS5834425B2 (ja) | 1978-03-02 | 1978-03-02 | 金属炭素複合材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53022798A JPS5834425B2 (ja) | 1978-03-02 | 1978-03-02 | 金属炭素複合材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54116011A JPS54116011A (en) | 1979-09-10 |
| JPS5834425B2 true JPS5834425B2 (ja) | 1983-07-26 |
Family
ID=12092693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53022798A Expired JPS5834425B2 (ja) | 1978-03-02 | 1978-03-02 | 金属炭素複合材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5834425B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57177946A (en) * | 1981-04-23 | 1982-11-01 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | Electrical contact material |
| JPS57194230A (en) * | 1981-05-25 | 1982-11-29 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | Electrical contact material |
| JPS5896833A (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-09 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 電気接点焼結材料 |
| JPS5896834A (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-09 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 電気接点材料 |
| JPS58100646A (ja) * | 1981-12-09 | 1983-06-15 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 電気接点材料 |
| JPS58104142A (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-21 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 直流小型モータの整流子用摺動接点材料 |
| JPS58126606A (ja) * | 1982-01-22 | 1983-07-28 | 田中貴金属工業株式会社 | 電気接点材料 |
| CN102304658A (zh) * | 2011-08-25 | 2012-01-04 | 哈尔滨东大高新材料股份有限公司 | 一种交流接触器用铜合金触头材料及其制备方法 |
| CN107805730B (zh) * | 2017-09-15 | 2019-08-27 | 广东工业大学 | 自支撑石墨烯纳米片表面修饰铜基复合材料及其制备方法和应用 |
-
1978
- 1978-03-02 JP JP53022798A patent/JPS5834425B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54116011A (en) | 1979-09-10 |
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