JPS5834322B2 - 物品包装方法 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は物品包装方法に係る。

特に、本発明は物品を連続的に移動させながら巻付はカ
ートン素材で物品を包装するための方法に係る。

物品包装しようとする際に困難が経験されているので、
既に提唱されているのは、包装して発送されるべき製品
を巻付は素材を巻付けることによって物品包装を達成す
ることである。

発送されるべき荷が周囲を巻付は包装される芯になるよ
うにしてびん及び缶を巻込み包装することが行なわれて
いるっこのような巻込み包装の一利点は荷を受けるのに
折りたたまれて平たくされたカートンを開くのを不要に
し及び開かれたカートンに荷が押込まれることができる
ように荷を同カートンの開放端と整合させるのを不要に
することである。

既知方法に従って荷を囲んで巻付はカートンを形成する
方法は間荷が周囲を包装されることのできる芯になるだ
け十分に剛固でない場合には実用的ではない。

又、密封袋に収容されたものをカートンの中に置く場合
が非常に多くなっている。

密封袋が必要なのはカートンが本来稀にしか気密でなく
、かつ一旦開封されれば再密封されることができないか
らである。

多もの製品はろう紙またはプラスチック袋の如き包装内
に貯蔵されるのでなければ急速に変質するものである。

朝食用穀類がその例で、包装後、半閉カートン内に容れ
られる。

袋が可撓性で、かつ袋に容れられた製品の性質がデリケ
ートな場合、カートンの巻付けられる芯として袋を利用
することができない。

このために、この型式のカートンを形成する際に実用さ
れているのは、カートンをスリーブのような形に前もっ
て形成し、折りたたまれて平たくされた形のカートンを
装荷機械でスリーブのような形にし、その後に袋をカー
トンに端込めして同カートンの両端を封することである
。

製品がデリケートな性質のものである場合には可撓なカ
ートンを比較的剛固なスリーブ形カートンへ押込もうと
する端込め作業は困難である。

本発明は上に論じられた諸困難を克服した物品包装方法
を提供するものである。

即ち、本発明に係る物品包装方法は、予め決められた連
続状の進行通路を移動できる受は部材に物品を装荷する
工程と、 展開された巻付はカートン素材を前記物品の装荷された
前記受は部材にかぶせる工程と、物品の装荷された前記
受は部材を前記進行通路に沿って連続的に移動させて前
記カートン素材と係合させて受は部材とカートン素材と
を移動させながら前記受は部材を芯としてその周りに前
記カートン素材を曲げ、少くとも一端の開放したスリー
ブを形成する工程と、 前記受は部材を前記進行通路に沿って移動させながら前
記スリーブの開放端から受は部材を引出し前記物品の入
った前記スリーブをコンベヤ上に置く工程と、 前記スリーブの開放端を前記コンベヤ上で閉じる工程と
、 を有することを特徴とする。

以下に本発明の物品包装方法を実施した図面の実施例に
従って本発明を説明する。

添付図面を参照すれば、多数のＵ字形トレー１０が品載
せ操作個所１４、巻付は操作個所１６及びトレー引出操
作個所１８の設けられている連続通路１２内を移動させ
られるのが見られる。

各トレー１０は、両端を開放されたＵ字形トレーを形成
する底壁２０及び対向して配置されたｌ対の側壁２２か
ら成っている。

トレーは連続コンベヤ２６上に移動可能に装架された支
持アーム２４に装架されている。

容器の進行通路１２に必要な形を有するカム軌道２８が
通路１２内を通る容器の移動を制御するように作用する
。

第１図に示されているように、本発明に係る装置は袋３
０などをトレー１０に載せるための品載せ装置をも有し
ている。

品載せ操作１固所に設置されている品載せ装置はコンベ
ヤ３２、品載せドラム３４及びゲート３６から或ってい
る。

ドラム３４は同ドラムの長さの予め決められた部分を多
孔にされるのが好ましく、かつ真空が同ドラムの内部に
導入され、従って袋３０は同ドラムと共に回転してゲー
ト３６の開かれた時にゲート３６を通過しかつその後真
空を弱めることによって同ドラムから釈放されてトレー
１０の中へ落下スルコとができるように同ドラムに装着
されることができる。

ゲート３５及びドラム３４の作動は袋の載せられるべき
トレーの位置と同期化されて、本発明に係る装置が連続
的に運転できるようになっている。

ゲート３６は軸４０を取巻いて回転可能に装架された１
対のフラップ３８から或って、一方のフラップ３８が開
けばすぐに他方のフラップ３８は次の後続袋がドラムの
上へ通るのをドラムに対する袋の間隔が次のトレー１０
の位置に対して同期化されるまで阻止する位置へ動くよ
うになっている。

多数の折りたたまれた巻付はカートン素材４２がカート
ン貯蔵個所４４に置かれている。

単一カートン素材４２を貯蔵個所４４からトレー１０の
進行通路１２内のトレー１０間に配置される位置へ送出
すために送出装置が設けられている。

同送出装置は、先導素材を素材の堆積から分離するため
の吸引カップ装置４６、及び素材４２を進来トレー間に
位置決めするように素材の各側に１個ずつ配置された１
対の横送りローラ装置４８を有する在来型式のものであ
って構わない。

巻付はカートン素材は頂底両パネル５０、側壁パネル５
２、側壁フラップ５４及び５６、端壁フラップ５８及び
６０並びに端壁タブ６２及び６４から或っている。

案内レール６６が巻込み包装中のカートン素材の進行通
路内に配置され、かつフラップ５４は軸７０上に回転可
能に装架された１対のフィンガ部材６８によって内方に
折曲げられる。

注目されるべきは、図を簡単にするためにｌ対の案内レ
ールしか示されていないけれども、２対が相互に平行に
かつカートン素材の各端に隣接して配置されるのが好ま
しいことである。

フラップ５６は同様な折曲げ機構（図示せず）によって
上方へ折曲げられ、そして接着剤が好ましくは高温溶融
体の形で、隣接両力−トン素材のフラップ５４の外面に
、同素材が進行通路１２内を連続的に移動し次第−斉に
塗布される。

接着剤のビード（ｂｅａｄ） ７４がｌ対の定量送出し
ヘッド７２によって塗布される。

定量送出しヘッド７２は全体を参照数字７６によって示
されているフレームによって担持されている。

同フレームは接着剤塗布中の容器の進行通路に平行に延
びているｌ対の静止案内レール７８と、接着剤塗布中の
容器の進行通路に対して斜めに延びている第２対の案内
レール８０とから成っている。

滑り部材８２が案内レール８０に滑り可能に装架されか
つ同部材は長手方向に延びているレール７２に対して矢
印Ａの方向に動けるように装架されている。

この斜め方向の運動は定量送出しヘッド７２がレール８
０に沿う滑り部材８２の行程中にフラップ５４の幅全体
を横断するように調時される。

カートン素材の端フラップはキツカ（ｋｉｃｋｅｒ）板
８８によって閉じられ、同板は接着剤塗布ヘッド９０に
よる接着剤塗布に先立って下フラツプ並びに前後両タブ
を閉じるような回転可能に装架されている。

頂上フラップ６０はその後に在来プラウバー（ｐｌｏｕ
ｇｈ ｂａｒ） （図示せず）によって閉じられる。

使用の際に、袋３０はトレー１０が通路１２の方向に連
続的に移動するに従って、各トレー１０へ送入される。

第１及び第２図に示されている実例に於いて、包装はト
レーが巻付は操作個所と長手方向に整合していない位置
にあり、従ってトレーが展開された素材４２と整合させ
られるように矢印Ｃの方向に一斉に動かされつつ矢印Ｂ
の方向に動かされた時に装荷される。

使用の際に、素材４２は相隣接する装荷済みトレーの間
の位置へ送出される。

装架されていないトレーが装荷操作個所を通過する不時
の際には、巻付は操作位置へ進入する空のトレーの存在
を検知するための装置が設けられることができる。

その装置は重量検知装置、光走査器または類似装置の形
を執って構わないが、巻かれるべきトレーの直接の位置
へカートン素材の送出される前に同トレー内の製品を検
知する必要がある。

前進するトレーはカートン素材を押してプラウレール即
ち案内レール６６と係合させ、そして同レールは次いで
カートンをトレーの形にさせる。

注目されるべきはトレーが周囲にカートンの形成される
ことのできる芯として作用するような寸法にされている
ことである。

カートンが巻かれてからかつ同カートンの壁がトレーの
開放上端を閉じている状態で、トレーの進行方向は逆に
されてトレーは反転される。

その結果、荷即ち袋３０はトレーによって支えられてい
る位置から頂壁５０によって支えられる位置に移される
。

カートンの両側壁は次いで、側壁フラップ５４及び５６
に既述の如く接着剤を塗布されることによって端開放ス
リーブを形成するように封着される。

カートンはスリーブ形にされてから、トレー及び下にあ
る支持コンベヤ６９または類似のものの影響を受けて矢
印Ｃの方向に動き続け、そしてトレー１０はカートン及
びその中身を適所に残して矢印りの方向に引出される。

袋３０がも早トレー１０によって支えられない事実にか
んがみて、袋３０をカートン内に放置した状態でトレー
を引出すことが可能である。

もしも必要ならば、カートン及びその中身を支持コンベ
ヤに対して相対的に移動せしめることなしにトレーがカ
ートンから取出されるのを確実にするために補助の保持
フィンガ機構（図示せず）が設けられても構わない。

トレー１０が完全に引出されてから、同トレーが装荷機
構の下にある開放位置に置かれて、上述されたサイクル
を繰返すように、同トレーの進行方向が再び逆にされる
。

容器はその中身と共に閉封操作位置へ移動し続け、同位
置に於いて装荷されたカートンの両端フラップ及び両端
タブが折曲げられて封着され、そしてカートンは次いで
発送のために送出される。

以上の如く本発明の構成によれば、物品の装荷された受
は部材を進行通路に沿って連続的に移動させてカートン
素材と係合させて受は部材とカートン素材とを移動させ
ながら受は部材を芯としてその周りにカートン素材を曲
げ、少くとも一端の開放したスリーブを形成する工程等
により、カートンの巻付けられる芯として袋を利用する
ことができない可撓な袋やデリケートな製品等でも連続
的に包装でき、従来技術では困難とされていた端込め作
業等をも解消した物品包装方法を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は装填済み発送包装を巻付はカートン素材から形
成する際に使用される方法及び装置を示す透視図であり
、第２図は品受はトレー及び装填済み発送包装の進行通
路を示す平面図である。 １０・・・「Ｕ字形トレー」、１２・・・「予め決めら
れた進行通路」、１６・・・「カートン形成範囲」、１
８・・・「引出し範囲」、２０・・・「底壁」、２２・
・・「側壁」、４２・・・「巻付はカートン素材」、５
０・・・「巻かれた素材の壁」。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １（ａ）予め決められた連続状の進行通路を移動できる
   受は部材に物品を装荷する工程と、（ｂ） 展開され
   た巻付はカートン素材を前記物品の装荷された前記受は
   部材にかぶせる工程と、（ｃ） 物品の装荷された前
   記受は部材を前記進行通、路に沿って連続的に移動させ
   て前記カートン素材と係合させて受は部材とカートン素
   材とを移動させながら前記受は部材を芯としてその周り
   に前記カートン素材を曲げ、少くとも一端の開放したス
   リーブを形成する工程と、 （ａ） 前記受は部材を前記進行通路に沿って移動さ
   せながら前記スリーブの開放端から受は部材を引出し前
   記物品の入った前記スリーブをコンベヤ上に置く工程と
   、 （ｅ）＠記スリーブの開放端を前記コンベヤ上で閉じる
   工程と、 を有することを特徴とする物品包装方法。