JPS5834304B2 - 認証装置 - Google Patents

認証装置

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JPS5834304B2
JPS5834304B2 JP12542878A JP12542878A JPS5834304B2 JP S5834304 B2 JPS5834304 B2 JP S5834304B2 JP 12542878 A JP12542878 A JP 12542878A JP 12542878 A JP12542878 A JP 12542878A JP S5834304 B2 JPS5834304 B2 JP S5834304B2
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JP
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paper
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certified
drum
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JP12542878A
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幸男 吉田
泰弘 吉田
清一 長谷川
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OOTOSUTANPU KENKYUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は認証装置に係り、各官公庁等にあってのいわゆ
る窓口事務、例えば右綴じ用紙である不動産登記簿、左
綴じ用紙である商業登記簿その他の謄・抄本の認証を必
要とする書類の発行を省力化するためのもので、右綴じ
用紙であるか、左綴じ用紙であるかの、また謄本である
か、抄本であるかの区別選定により、いずれの場合でも
最終頁の所定位置に所定内容の認証文の捺印を行なう認
証処理ができると共に、原本のコピー、二つ折り、頁揃
え、綴じを行なう謄・抄本製作機本体、更には割印穿孔
処理を行なうパーフォレーク装置と協動し、しかも本体
からの指令制御が容易に得られるようにして一貫システ
ムでこれらの書類の発行処理が行なえるようにした認証
装置に関するものである。
従来、官公庁、役場等、特に法務省関係の登記所におけ
る不動産登記簿、商業登記簿その他の書類の謄・抄本の
発行等のいわゆる窓口事務では、原本のコピー、所定サ
イズでの二つ折り、所要枚数の重ね綴じ、各頁毎の割印
或は一括での割印穿孔、所定内容の認証文の捺印等を行
なうことが、その内容となっている。
その際、各処理は全て手作業によるか、各処理のみを独
自に行なう機器によるかしているが、これらの処理は同
一に作業できず、またその煩雑なことから、窓口混乱を
招来し、ともすると来客を長時間待たせることが多かっ
た。
そのため、これらの処理を一貫システムで、すなわち原
本を差入れることにより、そのコピー、二つ折り、頁揃
え、綴じ、割印穿JL捺印を行なう謄・抄本製作機が開
発されるに至った。
この謄本製作機においては、不動産登記簿であれば縦書
き、右綴じであり、商業登記簿であれば横書き、左綴じ
であることから、しかもこれらの書類の謄・抄本用紙を
その上下方向に沿って搬送しながら処理させるようにし
であるから、認証文が捺印される最終頁にあっての捺印
位置は、用紙の搬送方向で一方は前部、他方は後部とな
り、また謄・抄本を区別して捺印しなければならないこ
とから、右綴じ用紙である不動産登記簿用の捺印機構、
左綴じ用紙である商業登記簿用の捺印機構を搬送方向に
沿って一連に配設すると共に、それぞれの捺印機構に謄
・抄本用の認証文がセットされた切替ブロックを組込み
、認証書類に応じて予め指令されたところに従い、謄・
抄本用の認証文のいずれかに変更された切替ブロックの
内容となったいずれかの捺印機構を作動させるものとし
ていた。
したがって、捺印機構が2個必要となり、更には切替手
段の選別作動を個別化させる等構造上複雑となり、また
空間的に無駄であると同時に大型化せざるを得なくなり
、保守点検に際しても面倒なものであった。
そこで本発明は救主のような従来存した欠点の解消を図
るため創出されたもので、その主たる目的は、右綴じ用
紙である不動産登記簿、左綴じ用紙である商業登記簿の
いずれかの謄・抄本であることの認証文の捺印を同一装
置で処理でき、しかもその切替変更は予めの指令により
速やかに行なわれることを可能にし、また、副次的な目
的は、同一装置で処理することで構造上の簡素化、小型
化を図り、故障少なく確実に作動するものとして保守点
検を容易なものとすることにある。
すなわち、本発明の概要は、所定の処理が施された右綴
じ用紙と左綴じ用紙とに対応して回転駆動開始時が異な
って回転される捺印ドラムに、右綴じ用紙用と左綴じ用
紙用との別々の謄・抄本用認証文脈がセットされて回転
可能となっている謄・抄本用認証文ブロック、および右
綴じ用紙用と左綴じ用紙用との認証本支版がセットされ
て、謄・抄本用認証文ブロックの前後で揺動可能となっ
ている認証本文印台を組込み、所定の選定作動により組
合せられる右綴じ用紙用認証文版、左綴じ用紙用認証文
版のいずれかが切替変更されて捺印ドラム面に露呈され
るようにすると共に、右綴じ用紙用と左綴じ用紙用との
左右の位置的配列が異なる複数色のインクパッドを1対
有し、前記認証文脈の切替変更に対応してそのいずれか
が突出されるインク供給機構、およびプラテン機構を捺
印ドラム近傍に配置し、用紙を走行させながら捺印処理
を行なうようにしたことに存し、以下図面を参照して本
発明の一実施例を説明すると次の通りである。
図において示される符号1は、右綴じ用紙である不動産
登記簿、左綴じ用紙である商業登記簿その他の書類の原
本を差入れることにより、そのコピー、二つ折り、頁揃
え、綴じ処理を一貫して行なう謄・抄本製作機本体であ
り、この本体1から送り出されて来る謄・抄本の用紙P
は、本体1に連続している搬送装置110によって搬送
され、また搬送過程中において用紙Pを一時的に停止さ
せてこれPに対し割印穿孔処理を行なうパーフォレータ
装置150を経て、本発明認証装置10へ搬入されるよ
うになっており、これらの装置110゜150.10は
本体1出口に連設される相対峙した1対の左右フレーム
2A、2Bに組込まれている(第1図及び第2図参照)
左右フレーム2A、2Bは、本体1にて所定の処理が施
された用紙Pの搬送方向での幅員より大きい間隔に設定
されるよう、適数本のスペーサー3が横架固定され、割
印穿孔処理が行なわれた後に認証処理が行なわれるよう
、認証装置10は左右フレーム2A、2B前部に配置さ
れている。
もとより、認証前の各種処理との協動を意図しない場合
は、単独処理機として構成することをさまたげるもので
はなく、そのときは切替選定、駆動開始等の制御を指令
する指令機構Aが組込まれる。
今、ここで搬送装置110、パーフォレータ装置150
とともに協動して本発明装置10が作動する場合の構成
を以下説明する。
先ず、搬送装置110は、左右フレーム2A。
2B相互間で架設された適数本のステー111上に、左
右フレーム2A、2B後部から前部近傍へ至るよう固着
された搬送プレート112と、搬送プレート112下の
右フレーム2Bに適宜固定された駆動モータ117と、
搬送プレート112後部において、搬入ローラー121
が固着されて搬送プレート112下に軸架された搬入軸
120、搬入ローラー121に圧接する圧接従動ローラ
ー125を備えて搬送プレート112上で起伏自在とな
っている搬入機構122と、この搬入軸120と用紙P
の搬送方向での上下長さに略対応した間隔で、搬送ロー
ラー128が固着されて搬送プレーN12下に軸架され
た第1の搬送軸127、搬送ローラー128に間歇的に
圧接する圧接従動ローラー132を備えて、後述するス
トッパー機構185と連動起伏するよう、搬送プレート
112上に配された搬送機構129と、搬送プレート1
12略中央部において、搬送ローラー135が固着され
て搬送プレート112下な軸架された第2の搬送軸13
4、搬送ローラー135に圧接する圧接従動ローラー1
37が固着されて搬送プレーN 12上に軸架された従
動軸136と、搬送プレート112前方において、搬出
ローラー139が固着されて搬送プレート112上面上
に軸架された搬出軸138、搬出ローラー139に圧接
する圧接従動ローラー141が固着されて搬送プレ−1
112下面下に軸架された従動軸140とを備える。
また、第4図に示すように、右フレーム2B外がわに配
装された駆動モータ117のモータ歯車118A、搬出
軸138端に固着された搬送歯車138A、本発明認証
装置10におけるドラム駆動軸11端に固着したドラム
クラッチ歯車18、第2の搬送軸134後方で適宜軸架
された中継軸142端に固着された中継歯車142A、
第2の搬送軸134端に固着された搬送従動歯車134
Aそれぞれに架は渡されたチェーン119Aによって、
第2の搬送軸134、搬出軸138は従動回転される。
一方、第3図に示すように、左フレーム2人外がわに配
装された第2の搬送軸134端に固着された伝導中継歯
車134B、第1の搬送軸127端に固着された搬送歯
車127A、搬入軸120端に固着された搬入歯車12
0A、第1の搬送軸127上方で適宜軸架されたテンシ
ョン軸143端に固着されたテンション歯車143Aそ
れぞれに架は渡されたチェーン119Bによって、搬入
軸120、第1の搬送軸127は従動回転される。
そして、本体1において所定の処理が施されて送られて
来る用紙Pが搬入軸120、搬入機構122に至ると、
これら120,122により用紙Pが引き入れられ、第
1の搬送軸127、搬送機構129間に、更には第2の
搬送軸134、従動軸136間に至るよう搬送される。
このような搬送過程中に、用紙Pに割印穿孔を行なうパ
ーフォレータ装置150は、搬送プレート112上で用
紙Pを一時的に停止させるストッパー機構185を備え
ており、用紙Pの搬送が停止されると所定位置に割印穿
孔が開始され、割印穿孔が終了すれば再び用紙Pに搬送
させることを可能とさせるようになっており、その構成
は、ストッパー機構185による用紙Pの停止に関連作
動して駆動されるパーフォレータモータ152、および
パーフォレータソレノイド155、パーフォレータクラ
ッチ機構156によりパーフォレータモータ152の駆
動力に連結され、これにより従動回転されるファイナル
軸154、クランクホイール164、往復動するパワー
リンク165によりトグルアーム機構167を伸縮せし
め、これに伴ない揺動するシーソーアーム172を介し
て、搬送プレート112の例えばその右がわに臨ましめ
たダイブロック180を貫挿する割印用針175が下端
に設けられたパーフォレータ本体177を昇降させるも
のである。
パーフォレータ装置150本体の作動は、搬送装置11
0による用紙Pの搬送を停止させるストッパー機構18
5と、パーフォレータモータ駆動回路の閉放、パーフォ
レータクラッチ機構156を連結状態とすべくパーフォ
レータソレノイド155を励磁作動させるスイッチ機構
195とによる。
ストッパー機構185は、搬送プレート112における
第1の搬送軸121の若干後方位置で用紙Pを停止させ
、停止時には搬入軸120による搬送作用からは用紙P
が解放されているように、前記搬送機構129と搬送プ
レート112を介しての上下での略対称位置に設けられ
、搬送機構129の起伏動作と同期して搬送プレート1
12上に出没するようにしてあり、ストッパー機構18
5の外出時は搬送機構129が水平起立し、ストッパー
機構185の没入時は搬送機構129が傾斜倒伏して用
紙Pを再び搬送させるものとする。
そのため、パーフォレータ装置150本体の動作が終了
したとき励磁作動されるストッパーソレノイド189を
右フレーム2B外がわ中央部下部に固定し、このストッ
パーソレノイド189の作動鉄心189Aに連結した同
期作動部材190を介してストッパー機構185、搬送
機構129が適宜揺動されるよう構成する。
このストッパーソレノイド189の励磁作動は、パーフ
ォレータ装置150本体による割印穿孔処理が終了し、
作動前の原位置に復帰するときに行なわれるよう、パー
フォレータ装置150におけるクランクホイール164
に添設したカム板の突起部193にて作動される信号用
マイクロスイッチ194のON動作によって出力される
解除信号によるものとする。
また、スイッチ機構195は、ストッパー機構185に
よる用紙Pの停止に関連して作動すべく配置されており
、例えば光電素子方式によるものとする。
すなわち、搬送プレート112上で左右フレーム2A、
2B相互間に横架したステー111に固定したブラケッ
ト196と、これに搬送プレーN12を介して上下で略
対称位置とさせて搬送プレート112下に固定したブラ
ケット197とに投光器、受光器としてのLED素子を
、ストッパー機構185最深部位に臨ましめて配置した
ものであり、用紙Pによって光が遮断されるとON動作
し、パーフォレータモータ駆動回路を閉或し、その、駆
動を開始させると同時に、パーフォレータクラッチ機構
156を作動させるパーフォレータソレノイド155へ
電気を供給してこれ155を励磁作動させるようになっ
ている。
そして、パーフォレータ装置150によって割印穿孔処
理が行なわれた用紙Pは、第1の搬送軸127、搬送機
構129によって第2の搬送軸134、従動輪136を
経て認証装置10へ送り込まれる。
すなわち、認証装置10は、第5図及び第7図に示すよ
うに、搬送されて来る用紙Pの搬送方向に沿うよう、右
綴じ用紙と左綴じ用紙とに対応して回転駆動開始時が異
なって回転される捺印ドラム20に、右綴じ用紙用と左
綴じ用紙用との別々の謄・抄本用認証支版FBI 、F
B2.SB1 。
SB2がセットされて回転可能となっている謄。
抄本用認証文ブロック60、および右綴じ用紙用と左綴
じ用紙用との認証本支版FA、SAがセットされて、謄
・抄本用認証文ブロック60の前後で揺動可能となって
いる認証本文印台70F、708を組込み、所定の選定
作動により組合せられる右綴じ用紙用認証文脈FA、F
BI或はFB2、左綴じ用紙用認証文脈SA、SBI或
はSB2のいずれかが切替変更されて捺印ドラム20面
に露呈されるようにすると共に、右綴じ用紙用と左綴じ
用紙用との左右の位置的配列が異なる複数色のイインパ
ツド80F、80Sを1対有し、前記認証文脈の切替変
更に対応してその80F、80Sいずれかが突出される
インク供給機構75、およびプラテン機構90を捺印ド
ラム20近傍に配置し、用紙Pを走行させながら認証処
理を行なうものである。
捺印ドラム20本体は、第2図及び第7図に示すように
、作動停止時に搬送プレート112から送り出される用
紙Pが衝接することなく、送り入れられるよう大きく開
口させる送入直線縁21A1この送入直線縁21Aに連
続し、用紙Pを走行搬送させるための、必要に応じロー
レット加工が施される円弧状の走行縁21Bを備え、こ
の走行縁21Bの回転中心がそれ自身にある側面略弓字
形を呈する相対峙した1対の用紙走行側板21と、前記
謄・抄本用認証文ブロック60が固定されて、用紙走行
側板21相互間に回転可能に軸支されるブロック軸61
と、このブロック軸61に相対峙して揺動可能に枢支さ
れている略変形扇形状の1対のドラム側板71と、この
ドラム側板71相互間に架設される認証本文印台70F
、708と用紙走行側板21相互間に架設される適数本
のスペーサー22とから成り、回転中心にある駆動用の
軸11.41を介して前記左右フレーム2A、2Bの前
部上部相互間に軸架されている(第5図参照)。
しかして、この捺印ドラム20の駆動は、用紙Pを搬送
させる方向、すなわちその下方周側面が左右フレーム2
A、2Bの後部から前部方向へ移動するよう回転される
のであり、これは、一方の用紙走行側板21にボス11
A等を介して固着したドラム駆動軸11端に設けた捺印
クラッチ機構15の作動により、前記駆動モータ117
の駆動力と連結、解除されることで行なわれる。
すなわち、捺印クラッチ機構15は、右フレーム2Bと
、この右フレーム2B内がわに固着した断面コ字形のク
ラッチベース16とで、ドラム駆動開始信号によって励
磁される電磁クラッチ17を支持すると共に、駆動モー
タ117からのモータ歯車118Aに架は渡しであるチ
ェーン119Aが掛巡されたドラムクラッチ歯車18を
電磁クラッチ17の入力盤19Aと固定して、ベアリン
グ等を介してドラム駆動軸11に遊嵌枢支させ、電磁ク
ラッチ17の出力盤19Bをキー等を介してドラム駆動
軸11に固着して成るものである。
しかして、電磁クラッチ17を励磁して、捺印クラッチ
機構15により駆動モータ117の駆動力に連結させる
ドラム駆動開始信号は、用紙Pに対しての捺印位置が右
綴じ用紙であるときと左綴じ用紙であるときとで異なる
ことに対応して出力されるようになっている。
これは、搬送プレート112上では、右綴じ用紙である
不動産登記簿であっても、左綴じ用紙である商業登記簿
であっても、裏がわを上面にして搬送されており、この
ときの綴じ部位が搬送方向で右がわに位置しているとす
れば、用紙Pの下がわに捺印する場合は、捺印ドラム2
0下方位に用紙Pが到達したときの初期段階で前者に、
終期段階で後者にそれぞれ捺印作動を開始させなければ
ならないからである。
そのため、用紙Pの搬送距離を検出する光電素子方式の
検出機構5が、認証装置10後方である搬送装置110
前部に付設されており、具体的には、例えばインク供給
機構75後部下端のブラケット6と、これに搬送プレー
ト112を介して上下で略対称位置とさせて搬送プレー
ト112下に固定したブラケット7とに投光器、受光器
としてのLED素子を搬送プレート112に臨ましめて
配置すると共に、ストッパー機構185以降で、認証装
置10以前で常時回転される第1の搬送軸127端に固
着しである、放射状の明暗模様ば表示されたクロックデ
ィスク8の回転数をカウントする検出器9を設け、用紙
Pの搬送中で光が遮断されている距離を検出器9により
検出し、右綴じ用紙であるか、左綴じ用紙であるかによ
り搬送距離が予め設定されていた数値に対応すると、電
磁クラッチ17を励磁させることで、入力盤19A、出
力盤19B相互を磁着させ捺印ドラム20を回転させる
ものとする。
このような捺印ドラム20の回転は、−動作が終了する
と停止するよう、ドラム駆動軸11端に固着した信号カ
ム23が信号用マイクロスイッチ24をON動作させる
ことで、電磁クラッチ17への電流を遮断し、捺印クラ
ッチ機構15を解除状態とする一方、再び作動前の状態
に復帰し、次の動作に備えるためのポジション機構25
が設けられている。
このポジション機構25は、右フレーム2B内がわに、
これとスペーサー26等を介して所定間隔で保持対峙さ
せたポジションフレーム27に付設されており、その構
成は、第6図に示すように、前記検出機構5により用紙
Pの搬送を検出したとき、励磁作動されるポジションソ
レノイド28によって、ポジションフレーム27にピン
にて取付けられた復帰スプリング29の弾撥力に抗して
牽引揺動するロックアーム30を、ポジションフレーム
27内がわに立設したアームスタッド31に枢支すると
共に、ドラム駆動軸11に固着したショックアブソーバ
カム32に、ドラム駆動軸11に枢支したポジションカ
ム35を対接させ、ショックアブソーバカム32に突設
した適数個のショックアブソーバピン33を、ポジショ
ンカム35に開口させた緩衝孔35Aにゴム等の筒状緩
衝材34を介装して嵌合し、ポジションカム35周縁に
切欠形成したポジショングリップ36に、前記ピンにて
ポジションフレーム27に取付けられたポジションスプ
リング37にて弾撥的に係合するポジションレスト38
が先端に設ケられたポジションアーム39を揺動自在に
枢支し、このポジションアーム39後端を、ポジション
グリップ36との係合時で前記ロックアーム30自由端
に切欠形成したロックグリップ30Aに係合させて成る
ものである。
今、ここでパーフォレータ装置150から搬送装置11
0によって認証装置10へ用紙Pが搬送されて来ると、
その搬送距離を検出機構5により検出して予め設定され
た位置に達したときに、ポジションソレノイド28が励
磁作動され、これに伴ないロックアーム30を牽引揺動
させてポジションアーム39後端を自由な状態とする一
方、電磁クラッチ17も励磁作動されて捺印クラッチ機
構15の連結による捺印ドラム20の回転駆動は、ドラ
ム駆動軸11に固着したショックアブソーバカム32が
ショックアブソーバピン33、緩衝材34、緩衝孔35
Aを経てポジションカム35を回転させ、このときにお
けるポジションレスト38がポジショングリップ36か
ら強制的に解放されることで、開始される。
1回転の終了直前に信号カム23にて捺印クラッチ機構
15を解除させる一方、ポジションカム35も1回転し
てポジションスプリング37により再びポジションアー
ム39と係合すると、ポジションアーム39後端は復帰
スプリング29にて牽引されているロックアーム30自
由端のロックグリップ30Aに係合し、ポジションカム
35ないしは捺印ドラム20自体の慣性回転は確実に、
作動前の状態で停止される。
このとき、回転が直接停止されるポジションカム35は
ドラム駆動軸11に枢支されるのみであり、緩衝孔35
A、緩衝材34、ショックアブソーバピン33にて、ド
ラム駆動軸11に固着したショックアブソーバカム32
と対接しているから、緩衝材34の緩衝作用によって捺
印ドラム20は急激に停止されず、漸次減少する揺振現
象にてなめらかに停止され、捺印ドラム20全体の機械
的保護を可能とするばかりでなく、確実な停止位置決め
を行なうことができる。
尚、図中符号12は、終了信号用マイクロスイッチであ
り、捺印ドラム20回転の一動作が終了したとき原位置
に復帰するロックアーム30によりON動作し、次回の
処理が可能であることを示す終了信号を本体1へ出力さ
せ、或は本装置の適位置でこれを表示させるものである
捺印ドラム20には、回転される謄・抄本認証文ブロッ
ク60にセットされた右綴じ用紙用謄・抄本用認証支版
FBI、FB2、左綴じ用紙用謄・抄本用認証支版SB
I 、SB2と、揺動される認証本文印台70F、70
Sにセットされた右綴じ用紙用認証本文板FA、左綴じ
用紙用認証本文板SAとの切替変更による組合せで、右
綴じ用紙用認証とする謄本の認証支版FA、FBIが、
あるいは抄本の認証支版FA、FB2が、また左綴じ用
紙用認証とする謄本の認証支版SA、SAIが、あるい
は抄本の認証支版SA、SA2が捺印ドラム20面に露
呈されるように、これを切替える認証文切替機構40が
付設されている。
しかして、例えば本体1内で所定の処理が施されて所要
枚数で頁揃え、綴じ合せが行なわれた後の用紙Pは、そ
の綴じ部位を右がわにして上下方向に沿い、かつ裏がわ
を上面にして送り入れられるとき、右綴じ用紙である不
動産登記簿である場合はその下がわから送り入れられる
から、横書の認証文は搬送方向での右がわから左がわへ
至るように捺印されることが、左綴じ用紙である商業登
記簿である場合はその上がわから送り入れられるから、
横書の認証文は搬送方向での左がわから右がわへ至るよ
うに捺印されることが要請される。
したがって、例えば右綴じ用紙用認証を形成する各認証
板FA、FBI或はFB2を捺印ドラム20の作動回転
時にあって先行移動させるのに、左綴じ用紙用認証を形
成する各認証板SA、SB1或はSB2を捺印ドラム2
0の作動回転時にあって後行移動させるのにそれぞれ便
なるよう、捺印ドラム20の停止時にあって謄・抄本用
認証文ブロック60、認証本文印台70F、708がと
もに上方位に位置するとき、略中央部位にある謄・抄本
用各認証支版FBI 、FB2.SB1 、SB2の後
方がわに右綴じ用紙用認証本文板FAが、前方がわに左
綴じ用紙用認証本文板SAがそれぞれ配置される。
具体的には、捺印ドラム20の作動停止時にあって、そ
の上方位、望ましくは稍前方がわの位置で、各面が若干
彎曲されている断面略正方形状の謄・抄本用認証文ブロ
ック60を、これ60が固定されたブロック軸61にて
用紙走行側板21相互の周縁部位にて回転可能に軸架し
、このブロック軸61に枢支させた略変形扇形状の相対
峙した1対のドラム側板T1をブロック軸61を中心と
して前後方向へ揺動可能とさせ、ドラム側板71自体が
ブロック軸61を中心として揺動されたとき、用紙走行
側板21の円弧状の走行縁21Bに対しこれ21Bの内
がわに位置し、かつ捺印ドラム20中心と同心円となる
1対の架設円弧縁71E718をドラム側板71の後方
がわ、前方がわに形成し、後方がわ架設円弧縁71F相
互間には、右綴じ用紙用認証本文板FAが貼着される断
面円弧状の右綴じ用紙用認証本文印台70Fを、前方が
わ架設円弧縁71S相互間には、左綴じ用紙用認証本文
板SAが貼着される断面円弧状の左綴じ用紙用認証本文
印台70Sを、それぞれ架設して成るものである(第7
図参照)。
そして、謄・抄本用認証文ブロック60の互いに隣接す
る一方の組の2面には、右綴じ用紙に対し般送方向での
右がわから左がわへの字列により謄本であること、或は
抄本であることを捺印する右綴じ用紙用謄本用認証支版
FBI、抄本用認証支版FB2をそれぞれ貼着し、同じ
く互いに隣接する他方の組の2面には、左綴じ用紙に対
し搬送方向での左がわから右がわへの字列により謄本で
あること、或は抄本であることを捺印する左綴じ用紙用
謄本用認証支版SB1、抄本用認証支版SB2をそれぞ
れ貼着する。
また、それぞれの認証本文版FA、SAは、認証者であ
る法務局名、登記官名が表示され、認証日を捺印する着
脱自在な日付印が埋込まれるようになっており、また朱
色で捺印される職印としての法務局印を備えており、前
述のように右綴じ用紙に対しては搬送方向での右がわか
ら左がわへの字列とし、左がわ端に職印を配することで
右綴じ用紙用認証本支版FAを形成して、右綴じ用紙用
認証本文印台70F面に、また左綴じ用紙に対しては搬
送方向での左がわから右がわへの字列とし、右がわ端に
職印を配することで左綴じ用紙用認証本支版SAを形成
して、左綴じ用紙用認証本文印台708面に、それぞれ
貼着される。
これらの謄・抄本用認証文版FBI 、FB2 、SB
I。
SB2、認証本文版FA、SAの版面は、回転、揺動操
作によりその組合せがセットされて捺印ドラム20面に
露呈されたときに、用紙走行側板21の走行縁21Bと
略合致する高さと、彎曲面とを備えるように形成され、
用紙Pに圧接しながらこれPを走行させるとき、捺印の
開始から終了するまで一定の捺印圧を確保し、鮮明なも
のとさせる。
このように、右綴じ用紙用認証を形成する各認証版FA
、FBI或はFB2の組合せ、左綴じ用紙用認証を形成
する各認証版SA、SBI或はSB2の組合せの切替変
更は、捺印ドラム20に付設された認証文切替機構40
による。
この認証文切替機構40の操作は、手動により直接に、
或は前記本体1と協動して一連に処理するときは本体1
からの指令による機械的、電気的制御によって行なわれ
、いずれにしても、捺印ドラム20を回転駆動させるた
め、右フレーム2Bに軸架された前記ドラム駆動軸11
の反対がわである左フレーム2A外からの駆動作用で行
なわれる。
今、機械的、電気的制御によって行なわれる場合を、図
示例に従い説明すると、捺印ドラム20の回転中心軸と
しての機能を併有し、それ自身の回転に伴ない謄・抄本
用認証文ブロック60の回転、ドラム側板71ないし認
証本文印台70F。
708の揺動を行なわせるようにした切替駆動軸41を
、前記ドラム駆動軸11内に挿入せしめベアリング等を
介してこれに先端を軸架させた状態で、用紙走行側板2
1にカラー等を介して貫挿させて左フレーム2人から外
出せしめると共に、所定信号の印加により前記駆動モー
タ117の駆動と連結、解除されることで切替駆動軸4
1を回転、停止させる切替クラッチ機構50と、切替駆
動軸41の回転位置を検出制御する検出制御機構56と
を設けたものである。
そして、用紙走行側板21の内がわ、望ましくはドラム
側板71の内がわに位置させて切替駆動軸41に固着し
た切替駆動歯車41Aと、前記謄・抄本用認証文ブロッ
ク60のブロック軸61に固着した切替従動歯車61A
とめ間に、一端は切替駆動軸41に枢支されたセルファ
ジャストリンク42、また一端はブロック軸61に枢支
されたアイドルギヤリンク43両者の他端相互の枢支連
結部位にボルト、ナツト等の如き枢支部材44にて枢支
させた中間伝達歯車44Aを、切替駆動歯車41A、切
替従動歯車61Aそれぞれに噛み合せて保持配置したこ
とにより、謄・抄本用認証文ブロック60を回転させる
すなわち、切替駆動軸41の回転は、切替駆動歯車41
Aや中間伝達歯車44A、切替従動歯車61Aを介して
ブロック軸61自体を回転させ、これに伴ない謄・抄本
用認証文ブロック60の各面に貼着した謄・抄本用認証
文版FBI 、FB2.SBI 、SB2が順次捺印ド
ラム20面に露呈される。
ここにおいて、中間伝達歯車44Aがセルファジャスト
リンク42、アイドルギヤリンク43によって保持配置
されていることは、各謄・抄本用認証文板FBI、FB
2゜SBI 、SB2の版面高さを用紙走行側板21の
走行縁21Bに合致させるためのブロック軸61の軸架
位置が調整されるときでも、回転中心が不動となってい
る切替駆動歯車41Aとの間の変動することがある間隔
に自動的に対応調整されて、中間伝達歯車44Aを介し
ての切替駆動歯車41A、切替従動歯車61A相互の噛
み合いが常時維持されることになり、切替伝動構造とし
ての汎用性を増大させている。
また、ドラム側板71、望ましくはその内がわで切替駆
動軸41に対し前後方それぞれに計1対の揺動スタッド
72を立設させ、前方或は後方の揺動スタッド72のい
ずれかを押し上げる突起部を備えた1対のカム板73を
切替駆動軸41に固着したことにより、ドラム側板11
相互間に架設した右綴じ用紙用認証本文印台70F或は
左綴じ用紙用認証本文印台708のいずれかを後方或は
前方へ押し上げるよう、ドラム側板71を前後に揺動さ
せる。
この揺動は、謄・抄本用認証文ブロック60の回転と同
期し、同時に、この謄・抄本用認証文ブロック60にお
ける右綴じ用紙用認証文脈FBI、FB2それぞれが各
別に捺印ドラム20面に露呈されるときは、ドラム側板
71が後方へ揺動して右綴じ用紙用認証本支版FAが同
じく露呈されるように、また左綴じ用紙用認証文脈SB
1 、SB2それぞれが各別に捺印ドラム20面に露呈
されるときは、ドラム側板71が前方へ揺動して左綴じ
用紙用認証本支版SAが同じく露呈されるように、切替
駆動歯車41A、中間伝達歯車44A1切替従動歯車6
1A間の伝達比、カム板73の形状が設定されており、
図例にあっては、切替駆動軸41の1回転が右綴じ用紙
用謄・抄本の認証、左綴じ用紙用謄・抄本の認証の4種
の組合せを、2回実現するように設定されている。
切替駆動軸41自身の回転駆動を駆動モータ117の駆
動力と連結、解除させる切替クラッチ機構50は、左フ
レーム2Aと、この左フレーム2人内がわにスペーサー
51等を介して所定間隔で保持対峙されているクラッチ
取付フレーム52とで、切替駆動開始信号によって励磁
される電磁クラッチ53を支持すると共に、駆動モータ
117にて駆動回転されている第2の搬送軸134の左
フレーム2A外がわで固着された中継従動歯車134C
1左フレ一ム2人外がわに配置した減速軸45に固着し
た減速歯車45A、これらの間で掛巡されているチェー
ン46A、46Bにより回転される切替クラッチ歯車5
4を電磁クラッチ53の入力盤55Aと固定して、ベア
リング等を介して切替駆動軸41に遊嵌枢支させ、電磁
クラッチ53の出力盤55Bをキー等を介して切替駆動
軸41に固着して成るものである。
しかして、電磁クラッチ53を励磁して、切替クラッチ
機構50により駆動モータ117に連結させることで、
認証文内容を切替変更するには、少なくとも捺印ドラム
20自体が回転駆動される直前に終了していなければ、
誤った内容の認証文が捺印される虞れがあること、更に
は回転駆動中で切替えられることにより捺印が不鮮明と
なったり、捺印されないことが生じる虞れがある。
そのため、例えば、パーフォレータ装置150による用
紙Pへの穿孔作動中に切替変更が終了しているように、
切替駆動信号は、パーフォレーク装置150を作動させ
るべくしたストッパー機構185に付設した前記スイッ
チ機構195のON動作によって得られるものとし、穿
孔終了後に用紙Pが再び搬送されるときには終了してい
るような駆動速度に設定しておく。
このとき、切替変更の終了信号をストッパー機構185
にフィードバックするようにしておき、終了信号の出力
前にはストッパーソレノイド189への作動信号が出力
されないものとし、ストッパー機構185による用紙P
の停止の解除、搬送機構129による用紙P送りの開始
が行なわれないようにして、正確、かつ鮮明な捺印処理
を担保しておくとよい。
また、切替駆動軸41の回転位置を検出制御する検出制
御機構56は、ラジアル方向で2進法的に組合せられる
明暗模様が表示されたセレクトデイ:スフ57を切替駆
動軸41端に固着すると共に、左フレーム2人外がわに
突設したブラケット58に、セレクトディスク57のラ
ジアル方向に沿つt1対の投光器、受光器としてのLE
D素子を明暗模様位置に臨ましめて配設固定して成る(
第3図参照)。
そして、組合せて得られる4種の認証文内容とする謄・
抄本用認証文ブロック60の回転位置と認証本文印台7
0F、708との揺動位置とに切替駆動軸41自身の回
転位置、すなわちセレクトディスク57の明暗模様の4
種の組合せに合致させておいて、例えば、本体1におい
て予め指令されていた認証文内容に対応する電気信号r
ta、切替駆動軸41と同期回転しているセレクトディ
スク57における明暗模様による光の通過、遮断の組合
せにて得られる電気信号が合致したとき1、電磁クラッ
チ53への電流を遮断し、切替クラ1ツチ機構50を解
除させることで切替駆動軸41の回転を停止させる。
そして、謄・抄本用認証文ブロック60、認証本文印台
70F、708それぞれを回転式は揺動さ□せて切替え
るとき、その正位置での停止を確実敵させるため、直接
的にはブロック軸61の回転番弾撓的に停止させるよう
にした位置決めストッパー65が設けられている。
この位置決めストッパー65の一例を第9図を参照して
説明すると、組合せられる4種の認証文内容を露呈させ
ることに対応して4個のカム溝66Aが周囲に凹設され
た位置決めカム66をブロック軸61に固着し、カム溝
66Aに嵌まり込むよう、圧力調整スクリュー67Aに
て弾撥力が調整されるコイルスプリング67Bにて常時
弾圧されている位置決めボール67Cを突出させるボー
ルホルダー67を、前記用紙走行側板21外がわに固定
したものである。
したがって、コイルスプリング67B1位置決めボール
67Cによる弾撥力に抗して、駆動モータ117からの
駆動力にて切替駆動軸41を強制的に従動回転させるこ
とで、謄・抄本用認証文ブロック61の回転、認証本文
印台70F、708の揺動に伴ない組合せられる認証文
内容を1種ずつ切替えて行なうことができるばかりでな
く、位置決めストッパ−65自体は捺印ドラム20を直
接回転させるドラム駆動軸11ないしは回転中心として
これを支持する切替駆動軸41中心とは全く無関係に位
置されることから、捺印ドラム20回転中の捺印時に、
これらの駆動用の軸11.41自身に生じた振動、ブレ
等の影響を受けず、用紙Pに対しての鮮明な認証文の捺
印を担保することができる。
したがって、搬送装置110におけるストッパー機構1
.85に付設したスイッチ機構195のON動作による
パーフォレータ装置150の穿孔動作中に4右綴じ用紙
用、或は左綴じ用紙用となる謄・抄本用の所定の認証文
内容の設定が、切替クラッチ機構50、検出制御機構5
6の制御にて作動される認証文切替機構40によって行
なうことができ、搬送されてくる用紙Pが送り込まれる
以罰には切替変更が終了し、正確、かつ鮮明な捺印とす
るものである。
前記インク供給機構75は、捺印ドラム20が回転駆動
されるとき、その開始直後において、回転切替された謄
・抄本用認証文版FBI 、FB2゜SB1.SB2、
揺動切断された認証本文版FA。
SA面に接し、また擦過作用で自転されながらインクを
供給、付着するよう、捺印ドラム20位置より稍後方に
設置されている。
このインク供給機構75は謄・抄本であることを捺印す
る謄・抄本用認証文版FBI 、FB2 、SBI 、
SB2全体、及び法務局名、法務官名、日付を捺印する
認証本文版FA、SAの一部へは黒色、青色等のインク
を、織口を捺印する認証本文版FA、SAの他の一部へ
は朱色のインクをそれぞれ供給、付着させるが、前述の
ように、右綴じ用紙用認証とするときの職印位置は右綴
じ用紙用認証本文印台70Fの左がわ端に、左綴じ用紙
用認証とするときの職印位置は左綴じ用紙用認証本文印
台708の右がわ端にそれぞれ配されているから、右綴
じ用紙用と左綴じ用紙用との左右の位置的配列が異なる
複数色のインクパッド80F、80Sを1対有し、右綴
じ用紙用或は左綴じ用紙用に組合せられる前記各認証支
版FA、SA、FBI、FB2.SB1゜SB2の切換
変更に対応していずれかが突出されるようにしであるも
のである。
第2図及び第7図、第8図を参照して具体的に説明する
と、左右フレーム2A、2B略中央部上部相互間で搬送
プレート112上方に架設した適数本の取付ステー76
に、前方が開口されている収納枠77を固定し、右綴じ
用紙用、左綴じ用紙用のいずれかの出力信号により、い
ずれか一方のみが励磁作動される左綴じ用紙用インクソ
レノイド78S1右綴じ用紙用インクソレノイド78F
を上下方向で収納枠77内後部に取付け、平面路コ字形
の支持受台79を前後方向で揺動可能なるよう収納枠7
7前部に枢支して、支持受台79背部外がわに突設した
連結片79Aを、前記各インクソレノイド78F。
788の作動鉄心78FA、78SAに遊嵌連結すると
共に、搬送方向での右がわが黒色インクパッド部80F
B、左がわが朱色インクパッド部80FRとなっている
右綴じ用紙用インクパッド80Fが上部に、同じく左が
わが黒色インクパッド部808B、右がわが朱色インク
パッド部80SRとなっている左綴じ用紙用インクパッ
ド80Sが下部にそれぞれ軸架された平面路コ字形のパ
ッド枠81を前記支持受台79内に着脱自在に保持させ
たものである。
図示例における着脱手段は、パッド枠81背部に突設し
た断面丁字形の左右1対の取付ピン82を、支持受台7
9背部にその上方から切欠形成させた取付溝83に強制
的に上下方向で係合させるようにしたものであり、84
はそのための摘子片である。
また、右綴じ用紙用インクパッド80F1左綴じ用紙用
インクパッド808のいずれも左右対称の構造を備えて
おり、第8図に示すように、表面が波形で、適数個のイ
ンク供給孔85Aが穿設され、外周面に装着された多孔
質の黒色インクパッド部80FB、808B、朱色イン
クパッド部80FR,80SRの長さに対応して内部が
区画されている筒状のインクタンク85を、封栓を兼ね
る軸支体86によってパッド枠81側部にその外がわか
らねじ止め支持させて成るものである。
パッド枠81を着脱自在とすること、および軸支体86
によりインクタンク85をねじ止めすることで、インク
の補充を簡単に行なうことができるから便利であり、ま
た各インクパッド部80FB、80FR,80SB、8
0SRへのインク供給を内部からの浸潤作用で行なうか
ら適宜必要量のインクを各認証文版FA 、SA、FB
I 、FB2 、SB1 、SB2へ供給、付着させる
ことができる。
このインク供給機構75におけるいずれかのインクパッ
ド80F、808の揺動突出は、捺印ドラム20におけ
る右綴じ用紙用或は左綴じ用紙用に組合せられる各認証
文版FA、FB、FBI 。
FB2 、SBI 、SB2の切換変更が終了した後の
捺印ドラム20が回転されるときに終了していなければ
、黒色或は朱色のインクが誤って付着されたことに基因
する用紙Pの汚損等が生じるから、これは避けなければ
ならない。
そのため、いずれかのインクソレノイド78F、78S
への出力信号は、例えば、前記ストッパー機構185を
解除させるストッパーソレノイド189が作動するのと
同期して出力され、本体1において予め指令されていた
右綴じ用紙であるか、左綴じ用紙であるかの区別に対応
して、前者であれば下がわに位置する右綴じ用紙用イン
クソレノイド78Fが励磁作動して上方位にある右綴じ
用紙用インクパッド80Fが突出し、後者であれば上下
が逆に動作するものとしである(第7図参照)。
前記プラテン機構90は、捺印ドラム20の下方で、前
記搬送プレート112における搬送面より稍上方にその
周側面の一部が位置するような状態のプラテン本体91
を装着したプラテン軸92を左右フレーム2A、2B相
互間に軸架したものである。
また、左右フレーム2A、2B最前部には、前記搬送装
置110における搬出軸138、従動軸140がそれぞ
れ軸架されており、これらに固着された搬出ローラー1
39、圧接従動ローラー141にて、捺印終了後の用紙
Pを外部へ搬出させる。
このとき、必要があれば、従動軸140に固着したブー
’)i40Aと、プラテン軸92に固着したブーIJ−
92Aとにベルト93を架は渡して、プラテン機構90
が搬送装置110と同期作動するようにしておくとよい
したがって、かかる認証装置10が駆動開始信号の入力
に従い捺印作動を開始するときは、前記駆動モータ11
7による駆動力にて一定方向に回転される捺印ドラム2
0が、その用紙走行側板21の走行縁21Bにて用紙P
をプラテン機構90へ押しつけながらこれPを走行させ
つつ、同時に、所定内容の認証文とするため予め適宜切
替変更されて組合せられた各認証文版FA、SA、FB
I。
FB2 、SB1 、SB2にインク供給機構75から
供給された複数色のインクにて、不動産登記簿の如き右
綴じ用紙であっても、商業登記簿の如き左綴じ用紙であ
っても、その所定位置に謄本であるか抄本であるかの認
証を捺印し、捺印終了と同時に用紙Pを搬送、搬出させ
るのであり、−動作が終了したときは作動前位置に復帰
し、次回の用紙Pの送入、各認証文板FA、SA、FB
I 。
FB2.SBI、SB2への指令による切替変更等に備
える。
次に、本発明認証装置10の作動を、用紙Pを搬送させ
る搬送装置110、割印穿孔処理を行なうパーフォレー
タ装置150の作動と関連させ、これら各装置10,1
10,150を制御すべく設けられた第10図に示す制
御回路と共に説明すると、認証を要する謄本、抄本の作
成事務を一貫処理システムとするときには連動される謄
・抄本製作機本体1に設けられた、或は認証のみを行な
うよう独立したときには本装置自体に設けられた指令装
置Aの操作により、右綴じ用紙である不動産登記簿の謄
本であるか、抄本であるか、また左綴じ用紙である商業
登記簿の謄本であるか、抄本であるかの区別された指令
信号Fl、F2.Sl。
S2のいずれかを出力させて、RSランチ回路R8に入
力させておく。
一方、所定の処理が施された後本体1から、或は直接に
搬送装置110後部から駆動モータ117の駆動力にて
搬入された用紙Pが、搬送プレート112に配置されて
いるストッパー機構185によりその搬送過程において
一時的に停止されると、この用紙Pの停止を検出したス
イッチ機構195がON動作し、第1のフリップ・フロ
ップ回路FBIを経て、パーフォレータ装置150にお
けるパーフォレータモータ駆動回路を閉成させ、パーフ
ォレータモータ152を駆動させると同時に、パーフォ
レータソレノイド155を励磁作動させ、これに伴ない
作動するパーフォレータクラッチ機構156にてパーフ
ォレータモータ152の駆動力に連結されて従動回転さ
れるファイナル軸154、クランクホイール164、更
には往復動するパワーリンク165によりトグルアーム
機構167を伸縮せしめ、シーソー、アーム172の揺
動を介してパーフォレータ本体177を昇降させ、パー
フォレータ本体177の下端で搬送プレート112に臨
ましめた割印用針175にて用紙Pに対し割印としての
穿孔を行なう。
Tはタイマー回路であり、パーフォレータ装置150に
おける割印穿孔処理に要する時間、例えばその処理時間
が1秒だとすればそれより若干長い時間に設定しておき
、割印用針175が用紙Pに貫通状態で停止される等割
印穿孔動作が途中でロックされた状態となったとき、こ
のタイマー回路TのON動作により、リレーHを介して
ロック信号を本体1へ送り、用紙Pの搬入動作を停止さ
せたり、或は手動による用紙Pの送り込みであれば注意
信号とし、図示を省略した駆動スイッチ等によりパーフ
ォレータモータ152を再び駆動させ、−動作終了まで
継続させるようにして、ロック状態を解除させるものと
し、作動の確実性を向上させるものとしておく。
パーフォレータ装置150により割印穿孔動作が遅滞な
く行なわれたときは、タイマー回路Tの作動前にその機
能は、前記クランクホイール164の1回転終了直前に
作動される信号用マイクロスイッチ194の作動により
、前記第1のフリップ・フロップ回路FF1から出力さ
れる解除信号に従い停止されるパーフォレータモータ1
52、解除されるパーフォレータクラッチ機構156に
汁ない、作動前の原位置に復帰し、次作動に備える。
その一方では、解除信号が第2のフリップ・フロップ回
路FF2から出力されるトリガ信号となり、このトリガ
信号によって、ストッパーソレノイド189を励磁作動
させて、ストッパー機構185を没入させ、搬送機構1
29を倒伏させることで、用紙Pを再び搬送させると同
時に、認証装置10におけるインク供給機構75にあっ
ては、後述する右綴じ用紙用信号F1左綴じ用紙用信号
Sのいずれかに従い右綴じ用紙用インクソレノイド78
F1左綴じ用紙用インクソレノイド788のいずれか一
方が励磁作動されて、インクパッド80F。
80Sの一方のみが突出される。
また、前記スイッチ機構195のON動作は、認証装置
10における認証文切替機構40の電磁クラッチ53を
励磁作動させることで切替クラッチ機構50を連結状態
となし、駆動モータ117の駆動力にて切替駆動軸41
を回転させる。
すると、謄・抄本用認証文ブロック60にあっては変更
回転される右綴じ用紙用の、或は左綴じ用紙用のいずれ
かの謄・抄本を示す認証文板FBI。
FB2 、SB1 、SB2のいずれかと、認証本文印
台70F、70Sにあっては変更揺動される右綴じ用紙
用の、或は左綴じ用紙用のいずれかの認証本文を示す認
証本文板FA、SAのいずれかとが組合せられて捺印ド
ラム20面に順次露呈されるとき、切替駆動軸41の回
転位置を検出している検出制御機構56からのセレクト
信号SF、SSが、前記各指◆信号F1 、F2,81
、S2に対応してRSラッチ回路R8から再び出力さ
れたRSラッチ出力信号のいずれかが入力されているデ
ーターセレクタマルチプレクス回路りに入力され、この
データーセレクタマルチプレクス回路り内において、R
Sランチ出力信号とセレクト信号SF。
SSとが合致したとき、切替クラッチ機構50を解除さ
せ、指◆信号F1 、F2,81 、S2に基づく所定
内容の認証文となっている状態で切替駆動軸41の回転
を停止させる。
このセレクト動作は、パーフォレータ装置150におけ
る割印穿孔が終了する以前には終了しているよう、例え
ば0.6秒間で行なわれる。
そして、データーセレクタマルチプレクス回路り内にお
いて、合致した信号が右綴じ用紙用である不動産登記簿
であればF、右綴じ用紙である商業登記簿であればSの
、用紙Pに対しての捺印位置を指定すべく指定の数値を
内容とする出力信号を、カウンタ回路Cヘプリセット印
加する。
同時に、この出力信号F、Sのいずれも、ストッパーソ
レノイド189のON動作とともに、第3のフリップ・
フロップ回路FF3を経てインク供給機構75のいずれ
かのインクソレノイド78F、78Sを励磁作動させて
、出力信号Fであれば右綴じ用紙用インクパッド80F
を、出力信号Sであれば左綴じ用紙用インクパッド80
Sを捺印ドラム20方向へ突出させて、捺印ドラム20
回転に伴なうインク供給作動に備える。
更に、割印穿孔処理が終了した用紙Pが搬送されて、検
出機構5位置に至ると、第4のフリップ・7oツブ回路
FF4と第5のフリップ・フロップ回路FF5とがON
動作し、後者FF5からの出力はポジションソレノイド
28を励磁作動させてドラム駆動軸11のロック状態を
解放させ、捺印ドラム20の回転を準備する。
一方、搬送装置110におけるストッパー機構185以
降で、認証装置10以前で常時回転される第1の搬送軸
127に固着されたクロックディスク8の回転数を検出
する検出器9からは常時クロック信号CLが出力され、
このクロック信号CLは、用紙Pの搬送を検出する検出
機構5の作動に伴なう前記第4のフリップ・フロップ回
路FF4の出力とともにアンド回路Eを経てカウンタ回
路Cへ入力される。
このカウンタ回路Cにおいては、プリセット印加された
F或はSの出力信号からダウンカウンタ式にクロック信
号CLを1パルス毎引算し、これがゼ゛口になったとき
に出力される出力信号によって、認証装置10における
捺印クラッチ機構15の電磁クラッチ11を励磁作動さ
せる。
このときのプリセット印加された出力信号F或はSは、
右綴じ用紙用の或は左綴じ用紙用の捺印開始位置を指令
するものであるから、電磁クラッチ17の励磁作動で捺
印クラッチ機構15が駆動モータ117の駆動力に連結
され、前者Fであれば捺印ドラム20の下方色に用紙P
が到達したときの初期段階で、後者Sであればその終期
段階でそれぞれ捺印ドラム20を回転駆動させ、用紙P
を走行させながら用紙Pの所定位置に右綴じ用紙用の、
或は左綴じ用紙用の所定内容の認証文を捺印する。
捺印終了後の用紙Pは、搬送装置110における搬出軸
138による搬出作用で搬出される。
尚、図中符号FF6は、本体1と協動するとき、割印穿
孔及び認証捺印処略が不要であるときに、本体1から出
力されるパス信号PでON動作する第6のフリップ・フ
ロップ回路であり、パーフォレータ装置150、認証装
置10を作動させず、搬送装置110により用紙Pを搬
送通過させるたみのものである。
また、謄・抄本製作機本体1、パーフォレータ装置15
0と協動せず、単独処理機として構成する場合は、指令
機構Aを組込み、用紙Pの搬入前による指令機構Aの操
作によって認証文切替機構40を作動させるようにした
り、更には、切替えられた認証文内容を表示する表示機
構とともに作動する手動操作による認証文切替機構と、
用紙Pの搬入を検出して直しめて搬送、捺印ドラムの回
転を開始させるよう駆動される駆動モーフとを組込むよ
うにする等、種々の実施型とすることが可能であり、も
とより、本発明の精神を逸脱しない範囲内において種々
の設計変更をなし得ることは勿論である。
したがって、各官公庁等の窓口事務における右綴じ用紙
である不動産登記簿、左綴じ用紙である商業登記簿をは
じめその他の書類の謄・抄本の発行に際し、右綴じ用紙
用の謄・抄本であること、左綴じ用紙用の謄・抄本であ
ることのいずれかの指令に従い切替変更された所定内容
の認証文を捺印する認証処理を、発行書類に応じて一括
して処理することができる。
しかもこれらの処理は、同一の機械で行なうことができ
、時間効率の向上、省力化による労力の軽減を図ること
ができ、所定内容の認証文の捺印を行なう認証処理は連
続して行なわせることが可能であるから、原本を差入れ
ることでそのコピー二つ折り、頁揃え、綴じ、割印穿孔
処理を一貫して行なう謄・抄本製作機本体1、更にはパ
ーフォレータ装置150と組合せることによって、これ
らの処理を全て自動化して処理することができる。
このとき、認証装置10にあっては、右綴じ用紙用と左
綴じ用紙用との別々の謄・抄本用認証支版FBI 、F
B2 、SBI 、SB2がセットされて回転可能とな
っている謄・抄本用認証文ブロック160、および右綴
じ用紙用と左綴じ用紙用との認証本文板FA、SAがセ
ットされて、謄・抄本用認証文ブロック60の前後で揺
動可能となっている認証本文印台70F、70Sが組込
まれる捺印ドラム20を有し、所定の選定指令により、
組合せられる右綴じ用紙用認証支版FA、FBI或はF
B2、左綴じ用紙用認証支版SA、SB1或はSB2の
いずれかが切替変更されて捺印ドラム20面に露呈され
るから、同一装置によって、右綴じ用紙である不動産登
記簿、左綴じ用紙である商業登記簿のいずれの謄・抄本
であっても、所定内容の認証文を捺印することができる
しかも、右綴じ用紙、左綴じ用紙のいずれであっても、
搬送中での綴じ位置が同一であることに基づき、搬送中
での用紙P裏面下部がそれ自身に対し前後しているとき
でも、右綴じ用紙であるか、左綴じ用紙であるかの区別
に対応して捺印ドラム20が回転駆動を開始するよう設
定されているから、常時用紙Pの裏面下部に捺印させる
ことができる。
また、一つの捺印ドラム20に右綴じ用紙用の各認証突
板FA、FBI 、FB2、左綴じ用紙用の各認証突板
SA、SB1 、SB2がセットされるから、右綴じ用
紙用と左綴じ用紙用との2個の捺印ドラムを用意する必
要がなく、また右綴じ用紙用と左綴じ用紙用との左右の
位置的配列が異なる黒色、朱色の複数色のインクパッド
80F。
80Sを1対有し、各認証突板FA、FBI。
FB2、SA、SBI 、SB2の切替変更に対応して
いずれかが突出されるインク供給機構75を捺印ドラム
20近傍に配置したことと相俟ち、全体機構の簡素化を
図ることができる。
そればかりでなく、右綴じ用紙と左綴じ用紙とが搬送方
向での天地が互いに逆となっていることに基づく、認証
文に対する黒色インク色と織口に対する朱色インク色と
の供給、付着を、左右方向で混乱させることなく行なう
ことができ、各認証突板FA。
FBI 、FB2、SA、SBI 、SB2に対して汚
損させることがなく、常時鮮明な所定色の捺印を担保し
ている。
以上説明したように本発明によれば、各種書類の謄・抄
本の発行するときの認証処理を自動化することができ、
その際右綴じ用紙である不動産登記簿に関する謄・抄本
の、また左綴じ用紙である商業登記簿に関する謄・抄本
の区別選定により、いずれの場合でも最終頁の所定位置
に所定内容の認証文が捺印できると共に、原本のコピー
、二つ折り、頁揃え、綴じを行なう謄・抄本製作機、割
印穿孔処理を行なうパーフォレータ装置とともに一部シ
ステムでこれらの書類の発行処理を行なうことができ、
また構造上の簡素化、小型化が図れるばかりでなく、操
作性、設置スペース縮少による経済性、正確性、信頼性
に優れており、偽造や錯誤の可能性を与えることなく、
公印管理の万全性も期し得る等の優れた効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は搬
送装置、パーフォレータ装置とともに組込まれた全体の
平面図、第2図はその内部断面図、第・3図は左側面図
、第4図は右側面図、第5図は本発明認証装置の正面図
、第6図はポジション機構の正面図、第7図は捺印ドラ
ム、インク供給機構を示す断面図、第8図はインク供給
機構の一部切次正面図、第9図は位置決めストッパーの
一部切欠側面図、第10図は制御回路図である。 P・・・・・・用紙、FA・・・・・・右綴じ用紙であ
る不動産登記簿用の認証本文版、FBI・・・・・・謄
本用認証文版、FB2・・・・・・抄本用認証文版、S
A・・・・・・右綴じ用紙である商業登記簿用の認証本
文版、SB1・・・謄本用認証文版、SB2・・・・・
・抄本用認証文版、1・・・・・・謄・抄本製作機本体
、2人・・・・・・左フレーム、2B・・・・・・右フ
レーム、3・・・・・・スペーサー 5・・・・・・検
出機構、6,7・・・・・・ブラケット、8・・・・・
・クロックディスク7.9・・・・・・検出器、10・
・・・・・捺印装置、11・・・・・・ドラム駆動軸、
11A・・・・・・ボス、12・・・終了信号用マイク
ロスイッチ、15・・・・・・捺印クラッチ機構、16
・・・・・・クラッチベース、17・・・・・・電磁ク
ラッチ、18・・・・・・ドラムクラッチ歯車、19A
・・・・・・入力盤、19B・・・・・・出力盤、20
・・・・・・捺印ドラム、21・・・・・・用紙走行側
板、21A・・・・・・送入直線縁、21B・・・・・
・走行縁、22・・・・・・スペーサー、23・・・・
・・信号カム、24・・・・・・信号用マイクロスイッ
チ、25・・・・・・ポジション機構、26・−・・・
・スペーサ’−27・・・・・・ポジションフレーム、
28・・・・・・ポジ:ジョンソレノイド、29・・・
・・・復帰スフリンク、30・・・・・・ロックアーム
、30A・・・・・・ロックグリップ、31・・・・・
・アームスタッド、32・・・・・・ショックアブソー
バカム、33・・・・・・ショックアブソーバピン、3
4・・・・・・緩衝材、35・・・・・・ポジションカ
ム、35A・・・・・・緩衝子L 36・・・・・・
ポジショングリップ、37・・・・・・ポジションスプ
リング、38・・・・・・ポジションレスト、39・・
・・・・ポジションアーム、40・・・・・・認証文切
替機構、41・・・・・・切替駆動軸、41A・・・・
・・切替駆動歯車、42・・・・・・セルファジャスト
リンク、43・・・・・・アイドルギヤリンク、44・
・・・・・枢支部材、44A・・・・・・中間伝達歯車
、45・・・・・・減速軸、45A・・・・・・減速歯
車、46A、46B・・・・・・チェーン、50・・・
・・・切替クラッチ機構、51・・・・・・スペーサー
52・・・・・・クラッチ取付フレーム、53・・・・
・・電磁りラッチ、54・・・・・・切替クラッチ歯車
、55A・・・・・・入力盤、55B・・・・・・出力
盤、56・・・・・・検出制御機構、57・・・・・・
セレクトディスク、58・・・・・・ブラケット、60
・・・・・・謄・抄本用認証文ブロック、61・・・・
・・ブロック軸、61A・・・・・・切替従動歯車、6
5・・・・・・位置決めストッパー 66・・・・・・
位置決めカム、66A・・・・・・カム溝、67・・・
・・・ボールホルダー、67A・・・・・・圧力調整ス
クリュー、67B・・・・・・コイルスプリング、67
C・・・・・・位置決めボール、70F・・・・・・右
綴じ用紙である不動産登記簿用認証本文印台、708・
・・・・・左綴じ用紙である商業登記簿用認証本文印台
、71・・・・・・ドラム側板、71F、71S・・・
・・・架設円弧縁、72・・・・・・揺動スタッド、1
3・・・カム板、75・・・・・・インク供給機構、7
6・・・・・・取付ステー、71・・・・・・収納枠、
78F・・・・・・右綴じ用紙である不動産登記簿用イ
ンクソレノイド、78FA・・・・・・作動鉄心、78
8・・・・・・左綴じ用紙である商業登記簿用インクソ
レノイド、78SA・・・・・・作動鉄心、79・・・
・・・支持受台、79A・・・・・・連結片、80F・
・・・・・右綴じ用紙である不動産登記簿用インクパッ
ド、80FB・・・・・・黒色インクパッド部、80F
R・・・・・・朱色インクパッド部、80S・・・・・
・左綴じ用紙である商業登記簿用インクパッド、80S
B・・・・・・黒色インクパッド部、80SR・・・・
・・朱色インクパッド部、81・・・・・・パッド枠、
82・・・・・・取付ピン、83・・・・・・取付溝、
84・・・・・・嫡子片、85・・・・・・インクタン
ク、85A・・・・・・インク供給孔、86・・・・・
・軸支体、90・・・・・・プラテン機構、91・・・
・・・プラテン本体、92・・・・・・プラテン軸、9
2A・・・・・・プーリー93・・・・・・ベルト、A
・・・・・・指令機構、R8・・・・・・RSラッチ回
路、Fl 、F2.Sl 、S2・・・・・・指令信号
、T・・・・・・タイマー回路、R・・・・・・リレー
、D・・・・・・データーセレクタマルチプレクス回路
、F、S・・・出力信号、C・・・・・・カウンタ回路
、CL・・・・・・クロック信号、E・・・・・・アン
ド回路、FF1.FF2゜FF3 、FF4 、FF5
、FF6・・・・・・フリップ・フロップ回路、11
0・・・・・・搬送装置、111・・・・・・ステー
112・・・・・・搬送プレート、117・・・・・・
駆動モータ、118A・・・・・・モータ歯車、119
A。 119B・・・・・・チェーン、120・・・・・・搬
入軸、120A・・・・・・搬入歯車、121・・・・
・・搬入ローラー 122・・・・・・搬入機構、12
5・・・・・・圧接従動ローラー、127・・・・・・
第1の搬送軸、127A・・・・・・搬送歯車、128
・・・・・・搬送ローラー 129・・・・・・搬送機
構、132・・・・・・圧接従動ローラー、134・・
・・・・第2の搬送軸、134A・・・・・・搬送従動
歯車、134B・・・伝導中継歯車、134C・・・・
・・中継従動歯車、135・・・・・・搬送ローラー
136・・・・・・従動軸、137・・・圧接従動ロー
ラー 138・・・・・・搬出軸、138A・・・・・
・搬出歯車、139・・・・・・搬出ローラー 140
・・・・・・従動軸、140A・・・・・・プーリー、
141・・・・・・圧接従動ローラー、142・・・・
・・中継軸、142A・・・・・・中継歯車、143・
・・・・・テンション軸、143A・・・・・・テンシ
ョン歯車、150・・・・・・パーフォレータ装置、1
52・・・・・・パーフォレータモータ、154・・・
・・・ファイナル軸、155・・・・・・パーフォレー
タソレノイド、156・・・・・・パーフォレータクラ
ッチ機構、164・・・・・・クランクホイール、16
5・・・・・・パワーリンク、167・・・・・・トグ
ルアーム機構、172・・・・・・シーソーアーム、1
γ5・・・・・・割印用針、177・・・・・・パーフ
ォレータ本体、180・・・・・・ダイブロック、18
5・・・・・・ストッパー機構、189・・・・・・ス
トッパーソレノイド、189A・・・・・・作動鉄心、
190・・・・・・同期作動部材、193・・・・・・
突起部、194・・・信号用マイクロスイッチ、195
・・・・・・スイッチ機構、196,197・・・・・
・ブラケット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定の処理が施された右綴じ用紙と左綴じ用紙とに
    対応して回転駆動開始時が異なって回転される捺印ドラ
    ムに、右綴じ用紙用と左綴じ用紙用との別々の謄・抄本
    用認証文板がセットされて回転可能となっている謄・抄
    本用認証文ブロック、および右綴じ用紙用と左綴じ用紙
    用との認証本文板がセットされて、謄・抄本用認証文ブ
    ロックの前後で揺動可能となっている認証本文印台を組
    込み、所定の選定作動により組合せられる右綴じ用紙用
    認証文版、左綴じ用紙用認証文版のいずれかが切替変更
    されて捺印ドラム面に露呈されるようにすると共に、右
    綴じ用紙用と左綴じ用紙用との左右の位置的配列が異な
    る複数色のインクパッドを1対有し、前記認証文板の切
    替変更に対応してそのいずれかが突出されるインク供給
    機構、およびプラテン機構を捺印ドラム近傍に配置し、
    用紙を走行させながら捺印処理を行なうようにしたこと
    を特徴とする認証装置。
JP12542878A 1978-10-12 1978-10-12 認証装置 Expired JPS5834304B2 (ja)

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JPS62179972A (ja) * 1986-02-05 1987-08-07 Alps Electric Co Ltd プリンタ
EP0999723B1 (en) 1998-11-05 2006-03-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Piezoelectric speaker, method for producing the same, and speaker system including the same
US6611604B1 (en) * 1999-10-22 2003-08-26 Stillwater Designs & Audio, Inc. Ultra low frequency transducer and loud speaker comprising same
DE60208245T2 (de) 2001-01-22 2006-07-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Lautsprechersystem

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