JPS5834299Y2 - 点火時期検出用電磁ピックアップの取付構造 - Google Patents

点火時期検出用電磁ピックアップの取付構造

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JPS5834299Y2
JPS5834299Y2 JP1977164337U JP16433777U JPS5834299Y2 JP S5834299 Y2 JPS5834299 Y2 JP S5834299Y2 JP 1977164337 U JP1977164337 U JP 1977164337U JP 16433777 U JP16433777 U JP 16433777U JP S5834299 Y2 JPS5834299 Y2 JP S5834299Y2
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JP
Japan
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electromagnetic pickup
ignition timing
crankshaft
opening
timing detection
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Expired
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JP1977164337U
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JPS5488427U (ja
Inventor
正男 石浜
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は前面に遮音カバーを備えた内燃機関の点火時期
検出用電磁ピックアップの取付構造に関する。
内燃機関の騒音の低減方法として次の3つの方法がある
(1) 内燃機関本体を補機類と一緒に遮音カバーで
囲つエンジンエンクロージャ。
(2)内燃機関本体の表面を遮音カバーでカバーする表
面遮蔽板。
(3)内燃機関本体の剛はを上げて振動を低減するシス
テム。
これらの方法のうち、一般に前記(3)は(2)と組合
せて用いられることが多い。
また前記(1) 、 (2)は内燃機関の前面には動弁
機構やオイルポンプなどの駆動機構があって騒音の放射
面になっていることから内燃機関の前面を遮蔽すること
が重要なポイントである。
しかし、内燃機関の前面を遮蔽すると、従来、内燃機関
前面のクランクプーリに設けられたマークを点火の瞬間
にストoボ光で照明することにより行なっていた点火時
期の検出が不可能になってしまう。
そこで、前記遮音カバーに開口部を設け、該開口部に電
磁ピックアップを挿入、固定してクランクシャフト回転
を検出する手段が考えられるが、この場合、前記遮音カ
バーがエンジン振動に伴って揺動する恐れがあり、モ確
な検出値が得られなくなってしまうという欠点があった
本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、シリンダブロ
ックに支持台を固定し、この支持台によって遮音カバー
の開口部に貫通した電磁ピックアップを支持することに
よって、該電磁ピックアップの揺動を防止し、旧確な検
出値が得られるようにした点火時期検出用電磁ピックア
ップの取付構造を提供するものである。
以下、図面に示す実施flにより本考案を詳細に説明す
る。
第1図乃至第3図の実施り1]にトいて、1は内燃機関
で、この内燃機関1は機関本体2をオイルパンを兼ねた
遮音カバー3によって覆われている。
この遮音カバー3は上部で弾性材4を介して前記機関本
体2に密封状態となるように取付けられている。
前記機関本体2のクランクシャフト5前力部分は第2図
に示すように構成されている。
すなわち、クランクシャフト5はシリンダブロック6に
メインベアリング7を介して支持されてトリ、先端部に
弁や補機類駆動用のスプロケット8、オイルポンプ、駆
動用のウオームギヤ9訃よび円盤状のオイルスロウワ−
10がクランクシャフト先端部のねじ部11と螺合する
ナツト12によって締付は固定されている。
一方、前記クランクシャフト5の上部軟着の遮音カバー
3には前記オイルスロウワ−10の外周部に電磁ピック
アップ13を貫通軟質させる開口部14か形成されてい
る。
この開口部14には点火時期検出作業時以外は第3図に
示すように当り面に弾性を有するシール15が設けられ
たキャップ16が取付けられるとともに、電磁ピックア
ップ13を弾性体1γを介して取付けることのできる取
付は部材18が固定されている。
19は前記オイルスロウワ−10の外周から半径方向に
伸びた凸起で、この凸起19は前記電磁ピックアップ1
3と対になって電気的なパルスを発生し、クランクシャ
フトの回転角、つまりピストンの上死点の位置を検出す
るものである。
なト、前記パルスを発生する部材は、オイルスロウワー
に形成した凸部に限ることなく、該オイルスロウワーと
は別にクランクシャフトに装着される図外の指針でもよ
い。
更に、30はシリンダブロック6の外側にナツト31等
を介して固定され、前記電磁ピックアップ13を着脱自
任に装着する支持台で、この支持台30は前記遮音カバ
ー3の開口部14に対向して突出してトリ、その突出端
部には前記電磁ピックアップ13の先端部13aを密接
嵌合して保持する嵌合穴32を形成しである。
前記電磁ピックアップ13からのクランクシャフト回転
角パルスは第4図に示すように比較演算回路20に入力
される。
この比較演算回路20には点火パルスを取り出すセンサ
21からの信号も入力され該比較演算回路20で点火パ
ルスと、クランクシャフト回転角パルスとの時間的な間
隔を指示計22へ入力して、該指示計22で読めるよう
になっている。
なト、比較演算回路20と、指示計22とのかわりに餘
相差計であってもよい。
前記比較演算回路20での演算は第5図に示すようにな
る。
すなわち、aはクランクシャフトの回転角パルスで、電
磁ピックアップ13からの信号である。
bは点火パルスである。Cは点火パルスによって立ち上
がり、クランクシャフトの回転角パルスによって立ち下
がるフリップフロップ回路の出力波形で、この波形のパ
ルス幅がクランクシャフトの回転角と点火時期のズレに
対応することになる。
dは前記Cのパルスの実効値をとったもので、指示計2
2の指針23は該dの直流電圧に比例して駆動される。
上記構成にあっては点火時期検出作業時にはキャップ1
6を外して、開口部14に電磁ピックアップ13を貫通
させると共に、その先端部を支持台30の嵌合穴32に
嵌合して、該電磁ピックアップ13の先端部13aを前
記支持台30に固定する。
また点火パルスを取り出すセンサ21を配電器24とプ
ラグ25との間の高圧コード26に取付ける。
そして、電磁ピックアップ13によるパルス発生のタイ
ミングをピストンの上死点に選べば指針23の指示を上
死点から測った点火時期に比例させることができる。
な釦、電磁ピックアップ13によるパルスの発生のタイ
ミングは必ずしもピストンの上死点に選ばなくても指示
計22の目盛の付は方によって点火時期を適IEに表示
することが可能である。
ところで、前記電磁ピックアップ13はシリンダブロッ
ク6に固定した支持台30によって支持されるので、該
電磁ピックアップ13の揺動を防止し、モ確なりランク
シャフト5の回転を検出することができる。
なト、クランクシャフトの回転角の検出精度を向上する
には、電磁ピックアップ13のクランクシャフト5の中
心からの距離Tを大きくすると共に、この距離rに見合
った量だけオイルスOウワ−10の径を大きくするとよ
い。
またオイルスaウワー10をクランクシャフト5に王確
に角度軟着を合せて組付けるのにクランクシャフトのキ
ー溝などを利用してもよい。
以上の説明から明らかなように本考案にあっては次に列
挙する効果かある。
(1) 遮音カバーを装着した内燃機関でも点火時期
の検出を従来の遮音カバーのないものと略同様にでき、
整備性をよくすることができる。
(2)開口部は点火時期検出作業時以外にはキャップで
閉塞されるので遮音カバーのmW度を減少させろことが
ない。
(3)遮音カバー内のオイルの外部への飛散を効果的に
防止できる。
(4) 電磁ピックアップをシリンダブロックに固定
した支持台に支持するので、該電磁ピックアップの揺動
を防止して正確な検出値を得ることができる。
(5)点火時期検出作業時のみ電磁ピックアップが内燃
機関に取り付けられ、検出作業後は該電磁ピックアップ
が取り外されるため、該電磁ピックアップにエンジン振
動が常時作用することなく、該電磁ピックアップの耐久
性を向上すると共に、該電磁ピックアップが常設されな
いため狭いエンジンルーム内で電磁ピックアップを設け
るためのレイアウト上の問題が生せず、また、電磁ピン
クアップが通常走行時は取り外されていることにより、
車体重量の増加を伴うことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を施した内燃機関の斜視図、第2図は本
考案の要部を示す断面図、第3図はキャップの取付状態
を示す断面図、第4図は検出作業時の概略回路図、第5
図は比較演算回路の波形図である。 1・・・内燃機関、2・・・機関本体、3・・・遮音カ
バー4・・・弾性材、5・・・クランクシャフト、6・
・・シリンダブロック、7・・・メインベアリング、8
・・・スプロケット、9・・・ウオームギヤ、10・・
・オイルスロウワー、11・・・ねじ部、12・・・ナ
ツト、13・・・電磁ピックアップ、14・・・開口部
、15・・・シール、16・・・キャップ、18・・・
取付は部材、19・・・凸起、20・・・比較演算回路
、21・・・センサ、22・・・指示計、23・・・指
針、24・・・配電器、25・・・プラグ、26・・・
高圧コード、30・・・支持台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. すくなくとも前面に遮音カバーを備えた内燃機関にトい
    て、クランクシャフト前方部分の前記遮音カバーに点火
    時期検出用電磁ピックアップを貫通する開口部を設ける
    と共に、シリンダブロックに該電磁ピックアップを着脱
    自在に装着する支持台を固定し、点火時期検出作業時に
    前記開口部から前記電磁ピックアップを貫通して前記支
    持台に装着させる一方、この支持台に装着された前記電
    磁ヒックアップに対応して突起を有するオイルスaウワ
    ーあるいは指針を前記クランクシャフトに取付け、かつ
    、前記開口部には着脱自在なキャップを設け、点火時期
    検出作業時以外には前記電磁ピックアップを取り外した
    後、前記キャップで前記開口部を閉塞するようにしたこ
    とを特徴とする点火時期検出用電磁ピックアップの取付
    構造。
JP1977164337U 1977-12-06 1977-12-06 点火時期検出用電磁ピックアップの取付構造 Expired JPS5834299Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977164337U JPS5834299Y2 (ja) 1977-12-06 1977-12-06 点火時期検出用電磁ピックアップの取付構造

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JP1977164337U JPS5834299Y2 (ja) 1977-12-06 1977-12-06 点火時期検出用電磁ピックアップの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5488427U JPS5488427U (ja) 1979-06-22
JPS5834299Y2 true JPS5834299Y2 (ja) 1983-08-01

Family

ID=29161784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977164337U Expired JPS5834299Y2 (ja) 1977-12-06 1977-12-06 点火時期検出用電磁ピックアップの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5834299Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5335603Y2 (ja) * 1973-04-12 1978-08-31

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Publication number Publication date
JPS5488427U (ja) 1979-06-22

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