JPS5834297B2 - ナンシキテニスボ−ルノセイゾウホウ - Google Patents

ナンシキテニスボ−ルノセイゾウホウ

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JPS5834297B2
JPS5834297B2 JP1602175A JP1602175A JPS5834297B2 JP S5834297 B2 JPS5834297 B2 JP S5834297B2 JP 1602175 A JP1602175 A JP 1602175A JP 1602175 A JP1602175 A JP 1602175A JP S5834297 B2 JPS5834297 B2 JP S5834297B2
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JP
Japan
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ship
molds
molding
joining
mold
Prior art date
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Expired
Application number
JP1602175A
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English (en)
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JPS5190376A (ja
Inventor
和夫 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Showa Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Showa Rubber Co Ltd filed Critical Showa Rubber Co Ltd
Priority to JP1602175A priority Critical patent/JPS5834297B2/ja
Publication of JPS5190376A publication Critical patent/JPS5190376A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軟式テニスボールの製造法に関するものである
さらに詳しくは内側が半球よりなり、その球面に吸引孔
を有する2個の成形金型を用い未加硫ゴム半球体を接合
し中空球体を成形する方法において所定の厚さの未加硫
ゴムシートを3乃至5般の船形形状が平列に船縁部で連
結した、または3乃至5鰻の半船形形状が放射状に船首
部で連結した単板に切断し、相対する1片の1個所に空
気出し入れ用のへそを接着し、へそが内側になるように
連結部側の船縁の断面を接合して略半球を形成し次いで
略半球を成形金型内に吸引密着せしめて半球となし、両
金型を圧着し金型接合面にて半球を圧着接合し、中空球
体に成形し、これを別の加硫成形金型にて加硫成形し、
成形後表面を研摩するもので、船形または半船形形状ゴ
ム単板を接合して得られる略半球を用いることにより成
形金型の球面への吸引変形させる際の球面状への変化率
が極めて小さくなり、また略半球を形成するための接合
作業も球体接合成形と異なり容易かつ正確に行なうこと
ができ、さらに半球同志も成形金型の圧着時に完全に接
合されるので、ゴム厚が均一で接合ずれのない球体とな
り従って打球時にふれを生じなり、破裂したりする惧れ
のない軟式テニスボールの製造法に関するものである。
従来より軟式テニスボールの製造法として所定の厚さの
2枚のひようたん状のゴム片の断面を手作業により接合
し、しかる後半球部を有する2個の加硫成形金型にて加
硫成形する方法がとられてきた。
しかし、かかる手作業による方法は薄い未加硫のゴム片
の断面を接合するという非常に熟練を要する作業であり
、特に最終接合部分はもはや内部に指先が入らないので
外部より断面を接合させるという非常に困難な作業を強
いられる。
従って生産性も低く、また接合不良等品質面でも不安定
であり、更にかかる方法で接合された成形物は球体でな
く立方体に近いため加硫成形金型内での球体への変形過
程で部分的に伸ばされ、ゴムの厚さが不均一になるなど
の欠点を有している。
これらの欠点を改善すべく例えば生産性の向上を目的と
して内側が半球よりなる2個の成形金型を用い、平板状
ゴム片を吸引密着させた後、両全型を圧着させ、ゴム片
を接合し、球体とする方法があるが、球体中央部のゴム
は吸引時に伸ばされながら球状に変形するのでその部分
のゴムは薄くなり、厚さの不均一な球体しか得られない
この欠点はあらかじめ半球を別に成形することにより解
決されるが、半球の成形方法に種々の困難さがある。
例えば機械化の方法としてゴム圧入機による成形では圧
入時の内部歪による変形や取り出し時の粘着による変形
等により著しく変形し、目的とする半球を得ることはで
きない。
また押出機による成形では押出速度の差による厚さの差
を生じ均一な厚さの半球とはならない。
本発明はかかる欠点を解消せんとするもので、その目的
とするところは2枚のひようたん状ゴム片を接合し、略
球体を成形し、加硫成形金型にて加硫成形して得られる
軟式テニスボールが有するゴム厚の差、接合部のずれ等
による打球時のボールのふれ、亀裂破損等の惧れのない
軟式テニスボールの製造法を提供せんとするもので、3
乃至5般の船形形状が平列に船縁部で連結した、または
3乃至5Mの半船形形状が放射状に船首部で連結した未
加硫ゴム単板の連結部側の船縁をその断面で接合して略
半球をあらかじめ成形することにより、成形金型内にお
ける吸引による球面化の段階での変化率が極めて小さく
なり、従って得られる球体のゴム厚の変化は全く起らず
、また断面の接合作業も半球の接合成形故、従来の球体
接合成形時の最終接合部分におけるが如き接合上の困難
さはなく、従って断面接合面のずれが全くなくなり、か
つ接合の容易さ、正確さにより生産性も著しく向上する
等の効果が得られる。
本発明の船形または半船形形状の坪数を3乃至5般に限
定した理由は得られる半球の球状化の程度と接合工数か
ら限定したもので、2般では接合工数は少ないが半球化
が不充分で、また6般以上の場合はより半球に近づくが
、反面接合工数が増加し生産性が低下する。
また非連結船形形状を使用してもゴム厚の変化を小さく
する点では同様効果が得られるが、接合作業上は連結し
た単板の方がより作業性が優れている。
以下本発明を図面に示した実施例によって説明する。
図において1は3般千列船形形状未加硫ゴム単板、1′
は3M放射状半船形形状未加硫ゴム単板、2はその船縁
断面を接合して得られる略半球で、3,4は内側が半球
よりなりその球面に吸引孔7,8を有する成形上、下金
型で、両金型の半球の側縁には圧着切断縁5,6を設け
、この圧着切断縁を接して、上、下金型は分割、組み合
わされる。
11.12は加硫成形上、下金型で球体に成形された中
空球体10を加硫成形する。
上記成形金型による中空球体の成形はまず所定の厚さの
未加硫ゴムシートより3嫂平列船形形状1または3綬放
射状半船形形状単板1′を切りとり、相対する1片の1
個所に空気出し入れ用のへそ13を接着し、へそが内側
になるように連結部側の船縁の断面を手作業にて接合し
略半球2を得、次いで略半球2をそれぞれ吸引孔7,8
により吸引されている上、下成形金型3,4の球面に吸
引密着させ球面外のゴムは第3図に示す如く圧着切断縁
5,6の外側に折り曲げる。
次いで膨張剤9を投入し、吸引を停止し、上、下金型3
,4を圧着させると第4図に示すように圧着切断縁5,
6によって上下半球は圧着接合されると同時に余分な周
辺部は切断、切り離される。
次に上、下金型を分割し、引き離すと第5図に示す如く
、余分な周辺部が切り離された中空球体10が得られる
かくて得られた中空球体10は金型より取り出し、第7
図に示す内側に中空球体10よりも、やや大きい半球部
を有する2個の加硫成形金型11.12内に装てんし、
加熱すると球体内部の膨張剤がガス化し内圧が高くなり
中空球体10は加硫成形金型11,12の球面に押しつ
けられながら加硫成形される。
かくて所定時間経過後、加硫成形金型を分割し取り出し
表面を研摩すると軟式テニスボールが得られる。
以上本発明の方法により製造される軟式テニスボールは
上述の如く、球体の成形にあたり3乃至5般の船形形状
が平列に船縁部で連結した、または3乃至5綬の半船形
形状が放射状に船首部で連結した未加硫ゴム単板の連結
部側の船縁断面を接合し、略半球を成形するので次いで
行なわれる半球成形金型による球面化への変化に際し、
その変化率を極力小さくおさえているのでゴム厚の変化
がほとんどなく、また切断面の接合も従来の球体成形時
におけるが如き、指先が内部に入らない最終接合部がな
い半球の接合成形であること、および略半球同志の接合
が圧着切断縁を有する成形金型を油圧プレス等の機械力
によって圧着接合せしめる等により、接合部のずれ、重
複等のない正確な接合部が得られ、従って打球時のふれ
、亀裂破損等の惧れのない高度の品質を有するもので、
従来の手作業により球体を成形して得られる軟式テニス
ボールの品質的欠点をすべて解消するものである。
同時に生産性も遥かに向上し、高度の熟練を必要としな
い等、製造工程上にも数々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は3M乎列
船形形状および3般放射状船形形状未加硫ゴム単板の平
面図、第2図は連結部側の断面を接合した略半球の断面
図、第3図乃至第5図は成形金型による成形工程を示す
断面図、第6図は成形された未加硫の成形球体の断面図
、第7図は加硫成形金型内に成形球体を装てんした状態
を示す断面図、第8図は加硫成形終了時の状態を示す断
面図である。 1・・・・・・未加硫ゴム単板、2・・・・・・未加硫
ゴム略半球、3,4・・・・・・成形上、下金型、5,
6・・・・・・圧着切断縁、7,8・・・・・・吸引孔
、9・・・・・・膨張剤、10・・・・・・未加硫中空
球体、11,12・・・・・・加硫成形上、下金型、1
3・・・・・・へそ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 12個の未加硫ゴム半球を接合して中空球体を成形する
    方法において、所定の厚さの未加硫ゴムシートを3乃至
    5般の船形形状が平列に船縁部で連結した、または3乃
    至5Mの半船形形状が放射状に船首部で連結した単板に
    切断し、連結部側の船縁をその断面で接合して略半球と
    し、これを内側が半球よりなる2個の成形金型内にそれ
    ぞれ吸引密着せしめ、両全型を圧着させ、金型接合面に
    て半球体を圧着接合し、中空球体に成形し、別の加硫成
    形金型にて加硫成形することを特徴とする軟式テニスボ
    ールの製造法。
JP1602175A 1975-02-07 1975-02-07 ナンシキテニスボ−ルノセイゾウホウ Expired JPS5834297B2 (ja)

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JP1602175A JPS5834297B2 (ja) 1975-02-07 1975-02-07 ナンシキテニスボ−ルノセイゾウホウ

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JPS5190376A JPS5190376A (ja) 1976-08-07
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