JPS5834293B2 - ネツコウカセイジユシニヨル メガネレンズノ セイゾウホウホウ - Google Patents
ネツコウカセイジユシニヨル メガネレンズノ セイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS5834293B2 JPS5834293B2 JP7530373A JP7530373A JPS5834293B2 JP S5834293 B2 JPS5834293 B2 JP S5834293B2 JP 7530373 A JP7530373 A JP 7530373A JP 7530373 A JP7530373 A JP 7530373A JP S5834293 B2 JPS5834293 B2 JP S5834293B2
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- Japan
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- mold
- thermosetting resin
- eyeglass lenses
- lens
- eyeglass
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- Expired
Links
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、熱硬化性樹脂製の眼鏡レンズの製造方法に関
する。
する。
最近眼鏡レンズが合成樹脂、特に熱硬化性樹脂でつくら
れるようになった。
れるようになった。
重量が軽い上に容易に着色できて生産性がよいので、一
部の分野ではガラス製のものを凌駕するまでになってい
る。
部の分野ではガラス製のものを凌駕するまでになってい
る。
ところで、熱硬化性樹脂で眼鏡レンズをつくる際に注意
しなければならないことは、硬化時の収縮に伴なうひけ
や残留応力の発生である。
しなければならないことは、硬化時の収縮に伴なうひけ
や残留応力の発生である。
眼鏡レンズをつくる熱硬化性樹脂単量体には、ジエチレ
ングリコール、ビスアリルカーボネイト、トリアリルシ
アヌレート、トリアリルシトレート、トリアリルシトレ
ート、ジアリルフェニルホスヘート、アリルメタクリレ
−′ト等があるが、これら単量体あるいはこれらの低重
合体を鋳型に入れて硬化させるとき、ものによって差異
はあるが約15%はど体積収縮する。
ングリコール、ビスアリルカーボネイト、トリアリルシ
アヌレート、トリアリルシトレート、トリアリルシトレ
ート、ジアリルフェニルホスヘート、アリルメタクリレ
−′ト等があるが、これら単量体あるいはこれらの低重
合体を鋳型に入れて硬化させるとき、ものによって差異
はあるが約15%はど体積収縮する。
従って鋳型はそれに伴なってわずかではあるが動くよう
になっている。
になっている。
例えば熱硬化性樹脂で円板をつくるときは、厚み方向に
樹脂に一定の圧力を加えながら金型が少し縮むようにな
っている。
樹脂に一定の圧力を加えながら金型が少し縮むようにな
っている。
これは成形品の表面を鋳型にそって仕上げるためには、
樹脂単量体が注入から硬化完了(重合完了)に至るまで
、鋳型に接していなければならないからである。
樹脂単量体が注入から硬化完了(重合完了)に至るまで
、鋳型に接していなければならないからである。
特に眼鏡レンズのように表面を定められた曲率で鏡面仕
上げする場合はきびしい精度で仕上げられた鋳型の内面
が成形品に精確に反映されなければならない。
上げする場合はきびしい精度で仕上げられた鋳型の内面
が成形品に精確に反映されなければならない。
ところがこのように成形するとき、成形品内部に残留応
力が発生することがある。
力が発生することがある。
これは収縮が妨げられたときに生ずるもので、厚薄差の
大きい板状のもの、あるいは曲面のあるものなどにおい
て特に顕著で、クレージングが生じたり、はなはだしい
場合は離型のさい破損することさえある。
大きい板状のもの、あるいは曲面のあるものなどにおい
て特に顕著で、クレージングが生じたり、はなはだしい
場合は離型のさい破損することさえある。
本発明者は、熱硬化性樹脂で眼鏡レンズを製造するさい
に、上述のような原因によって製造歩留りが悪くなって
いることを憂慮し、これを−刻も早く解決すべく鋭意努
力した。
に、上述のような原因によって製造歩留りが悪くなって
いることを憂慮し、これを−刻も早く解決すべく鋭意努
力した。
その結果鋳型室胴部の形状を改良することによってほぼ
全面的に解決する見通しを得、本発面に到した。
全面的に解決する見通しを得、本発面に到した。
すなわち、本発明は中央部と周辺部とで相異なる曲率面
を有する熱硬化性樹脂の眼鏡レンズを鋳型による注型で
製造するに際して、相異なる曲率面に相当する鋳型内面
で両曲率面の境界となる部分を平面で面取りした鋳型を
用いることを特徴とする熱硬化性樹脂による眼鏡レンズ
の製造方法である。
を有する熱硬化性樹脂の眼鏡レンズを鋳型による注型で
製造するに際して、相異なる曲率面に相当する鋳型内面
で両曲率面の境界となる部分を平面で面取りした鋳型を
用いることを特徴とする熱硬化性樹脂による眼鏡レンズ
の製造方法である。
以下添付図面によってその詳細を説明する。
第1図は熱硬化性樹脂が硬化して本発明により眼鏡レン
ズができ上るところを示す断面図で、1は上型、2は下
型、3は熱硬化性樹脂で、4は弾性体でできているガス
ケットである。
ズができ上るところを示す断面図で、1は上型、2は下
型、3は熱硬化性樹脂で、4は弾性体でできているガス
ケットである。
熱硬化性樹脂3は、上型1ならびに下型2によって加熱
されながら硬化する。
されながら硬化する。
ところがこの硬化の進行過程は周辺部3aと中央部3b
とで異なる。
とで異なる。
すなわち、曲面2aによって加熱された比較的薄い周辺
部3aが昇温か早いので硬化も早く、従って早目に収縮
し、曲面2bによって加熱される厚みのある中央部3b
はそれより遅れて硬化収縮するのである。
部3aが昇温か早いので硬化も早く、従って早目に収縮
し、曲面2bによって加熱される厚みのある中央部3b
はそれより遅れて硬化収縮するのである。
そうすると、中央部3bが硬化するときはすでに硬化が
ほぼ完了している周辺部3aを必然的に中心に向って(
内側に)引張ることになるのであるが、周辺部3aはす
でに硬化し終りかけているので容易には動かない。
ほぼ完了している周辺部3aを必然的に中心に向って(
内側に)引張ることになるのであるが、周辺部3aはす
でに硬化し終りかけているので容易には動かない。
しかし収縮に伴なう張力は依然として残されたまへであ
る。
る。
本発明はこれを解決するためにループ2Cが形成される
ように面取りを行なった。
ように面取りを行なった。
すなわち、曲面2aと曲面2bとの境界にループ2cを
形成することによって、中央部と周辺部との厚みの急激
な変化を避けるようになしたのである。
形成することによって、中央部と周辺部との厚みの急激
な変化を避けるようになしたのである。
これを第2図a、bによってさらに詳しく説明する。
第2図a、bは各々下型2の部分断面を表わす。
aは本発明に用いる眼鏡レンズの下型で、10は平面状
のループである。
のループである。
bは従来の眼鏡レンズの下型である。
aとbとを比べてみて明らかなように、bに示されるよ
うな従来の製造法において用いられている眼鏡レンズの
下型は、境界eを境に厚みが急激に変化するのに対し、
aに示される本発明のそれ&す、ループ10の存在によ
って第1図に示されるように、通常の金型に必要とされ
る角のRがなく、無くすことが要求されるエツジ状の角
になっているが中央部3bから周辺部3aにかけてスム
ーズに変化している。
うな従来の製造法において用いられている眼鏡レンズの
下型は、境界eを境に厚みが急激に変化するのに対し、
aに示される本発明のそれ&す、ループ10の存在によ
って第1図に示されるように、通常の金型に必要とされ
る角のRがなく、無くすことが要求されるエツジ状の角
になっているが中央部3bから周辺部3aにかけてスム
ーズに変化している。
このため硬化の遅早に伴なう収縮の時間差による歪みは
ループの部分で害にならない程度に緩和されるのである
。
ループの部分で害にならない程度に緩和されるのである
。
このときのループの幅t(第2図a)は通常の大きさの
眼鏡レンズで3間以下、好ましくは0.3〜LOmmで
ある。
眼鏡レンズで3間以下、好ましくは0.3〜LOmmで
ある。
実施例
重合触媒および紫外線吸収剤を添加したジエチレングリ
コールビスアリルカーボネートを、第1図に示されるよ
うな鋳型に注入した。
コールビスアリルカーボネートを、第1図に示されるよ
うな鋳型に注入した。
これを恒温槽中にて40℃から加熱を開始し24時間を
要して90℃まで昇温しで、レンズを鋳型から取出し、
更に115℃でボストキシアーを行なって製品を得た。
要して90℃まで昇温しで、レンズを鋳型から取出し、
更に115℃でボストキシアーを行なって製品を得た。
そのときの歩留りは93%であった。得られたレンズは
透明度良好でガラスに匹敵する表面硬度を有し、かつ屈
折率も正確であった。
透明度良好でガラスに匹敵する表面硬度を有し、かつ屈
折率も正確であった。
比較のために面取りを施さない鋳型素子を用いた外はす
べて上記と同様の条件でレンズを製造した。
べて上記と同様の条件でレンズを製造した。
そのときの歩留りはわずか35%であった。
第1図は、熱硬化性樹脂が鋳型の中で硬化しながら眼鏡
レンズができ上るところを示す断面図、第2図aは本発
明に用いる眼鏡レンズの下型断面図、同すは従来の眼鏡
レンズの下型部分断面図である。 1・・・・・・上型、2・・・・・・下型、3・・・・
・・熱硬化性樹脂、4・・・・・・ガスケット、2c・
・・・・・ループ、10・・・・・・ループ、3a・・
・・・・周辺部、3b・・・・・・中央部、2a。 2b・・・・・・曲面、e・・・・・・境界。
レンズができ上るところを示す断面図、第2図aは本発
明に用いる眼鏡レンズの下型断面図、同すは従来の眼鏡
レンズの下型部分断面図である。 1・・・・・・上型、2・・・・・・下型、3・・・・
・・熱硬化性樹脂、4・・・・・・ガスケット、2c・
・・・・・ループ、10・・・・・・ループ、3a・・
・・・・周辺部、3b・・・・・・中央部、2a。 2b・・・・・・曲面、e・・・・・・境界。
Claims (1)
- 1 中央部と周辺部とで相異なる曲率面を有する熱硬化
樹脂の眼鏡レンズを鋳型による注型で製造するに際して
、相異なる曲率面に相当する鋳型内面で両曲率面の境界
となる部分を平面面取りした鋳型を用いることを特徴と
する熱硬化性樹脂による眼鏡レンズの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7530373A JPS5834293B2 (ja) | 1973-07-05 | 1973-07-05 | ネツコウカセイジユシニヨル メガネレンズノ セイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7530373A JPS5834293B2 (ja) | 1973-07-05 | 1973-07-05 | ネツコウカセイジユシニヨル メガネレンズノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5025244A JPS5025244A (ja) | 1975-03-17 |
JPS5834293B2 true JPS5834293B2 (ja) | 1983-07-26 |
Family
ID=13572337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7530373A Expired JPS5834293B2 (ja) | 1973-07-05 | 1973-07-05 | ネツコウカセイジユシニヨル メガネレンズノ セイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834293B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6237209Y2 (ja) * | 1981-05-12 | 1987-09-22 | ||
EP3640712B1 (en) * | 2018-10-16 | 2022-08-03 | Essilor International | Optical lens |
-
1973
- 1973-07-05 JP JP7530373A patent/JPS5834293B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5025244A (ja) | 1975-03-17 |
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