JPS5834252B2 - 工作機械に被加工物を横方向にクランプする装置 - Google Patents

工作機械に被加工物を横方向にクランプする装置

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JPS5834252B2
JPS5834252B2 JP54077964A JP7796479A JPS5834252B2 JP S5834252 B2 JPS5834252 B2 JP S5834252B2 JP 54077964 A JP54077964 A JP 54077964A JP 7796479 A JP7796479 A JP 7796479A JP S5834252 B2 JPS5834252 B2 JP S5834252B2
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sliding member
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clamping
front surface
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アンドレ・カロシーノ
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、工作機械にかける被加工物、特に扱いにくい
形状のあるいは高さの大きい被加工物を工作機械に横方
向にクランプする装置に関する。
非常に丈の高い被加工物でも縦方向にクランプする装置
は既に知られている(本出願人の出願に係る出願臼19
77年3月10日のフランス特許出願番号77.07.
067および出願臼1978年1月23日のフランス特
許出願番号78.Ol、765参照)。
しかしながら、被加工物の上方面を抑圧支持する加圧指
状突起部材を使用するこれらの装置は、扱いにくい形状
の被加工物の場合あるいは加圧指状突起物が機械加工す
るのを妨げる、すなわち加工物の表面を機械加工しなけ
ればならず、その際加圧指状突起物が工具の通路を妨げ
る場合は特に使用することができない。
それ故に、そのような場合は、被加工物の横方向の面を
支持する横方向クランプ装置を使用するのが普通である
しかしながら、このクイブの公知の装置はすべて、信頼
できるクランプをすることができず、特に高さの大きい
被加工物をクランプするときはその欠点を有する。
この場合、被加工物の基盤だけをクランプするので、被
加工物が比較的に高さが大きいときは工具の切削力の影
響で傾き易く、その結果クランプが離脱し、特に事故の
危険性に関する種々の場合が想像される。
本発明の目的は、上記の欠点を除去し、機械加工する総
ての被加工物を、その形および高さに関係なく、信頼で
きるまた効果のあるクランプが可能な設計を有し、また
適用容易な装置を提供することにある。
本発明は、装置の前面から突出し、かつクランプ用の前
面6.をもつ少なくとも1つの堅い接触部材をもつ固定
要素が、上記前面から僅かに突出する、少なくとも1つ
の僅かに可撓性をもつ部材を備え、該部材が、被加工物
をクランプするときにに、上記前面に対してそれと交差
する方向に曲って、上記前面の平面に合致するようにし
た工作機械に被加工物を横方向にクランプする装置を提
供するものである。
本発明の好ましい実施態様によれば、上記固定要素はば
ね鋼で作られ、また軸方向には静止しているが回転可能
な制御ねじと関連している。
上記固定要素の作業部分は、下方に彎曲している3個の
指状突出部材で形成され、中央の指状部材は、隣接する
横方向の2個の指状部材に対して後方に取り付けられて
おり、また堅い接触帯を形成するために強化されている
それに反し、2個の横方向の指状部材は少しく可撓性に
するために薄くなっており、また少しく下方に彎曲でき
るように固定要素の底面に対して上方に取り付けられて
いる。
本発明の特徴は、高さの大きい被加工物を横方向にクラ
ンプするために、複数の重ねた滑走部材を使用し、各滑
走部材は、互に連結するために補足的な形の雄部と雌部
とからなり、また各滑走部材には、クランプ作業中後方
に移動しないように隣接する滑走部材に一部分貫入する
ための固定ピンが設置されている。
本発明の実施態様を示す図面によってさらに詳しく説明
する。
本発明の主な目的は、被加工物の外形および特にその高
さがどのようであっても、工作機械の台に被加工物を固
定するための横方向にクランプする装置の特別の設計を
提供することである。
本発明の装置は主として、以後滑走部材と称する、断面
があぶみ状の部材からなる。
この滑走部7材1は、その断面が第2図に詳細に示され
ており、補足的な形状の雄部1、と雌部1□とを有して
いる。
雄部11は、側面が並行な頭部の形状をなしその2つの
横方の端部には側面3から突出した2つの肩2を設けで
ある。
この2つの肩は、2つの少しく傾斜した端部4によって
側面3に接続されている。
雌部1□は、その内部に空どう5を有し、その断面は雄
部11の断面と補足の関係にある。
各滑走部材は滑走部の部分品の形をなし、単に一つの滑
走部材の雄部を他の滑走部材の雌部に取り付けることに
よって連続した滑走部に組み立てることができる。
各滑走部材は、その雄部11に形成された空どう7の中
に往復運動可能に配設された固定要素6を備えている。
この空どう7は、滑走部材の長さの一部分にだけ形成さ
れており、制御ねじ100)移動を支配する環状穴9を
備えた壁8で空どう7の後部が閉鎖されている。
この制御ねじの頭部11は、滑走部材1の前面12から
突出しており、また制御ねじのねじ山を有する部分は、
固定要素6に形成されたねじ穴13に螺合する。
この制御ねじ10は、環状肩14を有しており、この肩
14は、固定要素6の後方移動の末端において、滑走部
材の後部壁8を押圧している。
固定要素6(第4図および第5図参照)は、並行側面を
有するブロック形状をなし、その前部は作業部分と称し
、3個の指状部材61,6□および63を備えて成る。
これらの指状部材は、下方に彎曲しており、単に切断部
分15および16をのこぎりで切断することによって得
られる。
本発明の重要な特徴は、中央の指状部材6□がそれを強
化するためのリブ64を有しており、それによってクラ
ンプするときに被加工物P(第1図参照)を抑圧支持す
る接触帯を横取している。
それに反して、横方向の指状部材6、および63は少し
く可撓性にするために薄くしてあり、固定要素6はその
目的のためにばね鋼(鋼45S8)で作られている。
可撓性指状部材61,63が固定要素に加えられたクラ
ンプする推圧で下方に彎曲できるように、該指状部材6
1,63は、中央の指状部材6□の前面65から少しく
突出しており、固定要素6の底面によって形成された参
照面66に対して上方に取り付けられている。
この設計によって、横方向の指状部材61および63は
、クランプする被加工物と最初に接触することができ、
固定要素の底面66と同一 平面になるまで下方に変形
することができる。
この段階で、2個の指状部材6、および63は、さらに
正確にはそれらの前面は、中央の指状部材6□の前面6
5と実質的に同一平面にあるようになり、そのために3
個の指状部材は、クランプする被加工物を鈎合いのとれ
た形で押圧支持する。
金属の可撓性、特に横方向の指状部材61゜63の可撓
性によって、単に彎曲するだけで3個の指状固定要素の
被加工物支持車力を増加するこ−とができる。
固定要素に推圧を加える手段は、前述のように制御ねじ
10である。
制御ねじ10は、ねじ10に直角な平面上に配置されか
つねじ10に設けられた環状みぞ18と一部係合してい
るピン17によって軸方向に移動するのを防止されてい
る。
これによって、ねじ10は回転だけが可能であって、こ
の回転は、固定要素6が被加工物Pの方向に移動する並
進運動に変換され、固定要素6の2個の横方向の指状部
材61,63か被加工物と接触するまで移動する。
ねじ10が回転を続けるときは、2個の可撓性指状部材
60,63は、中央の指状部材6□が被加工物Pと接触
するまで少しく下方に変形する。
堅い指状部材6□と2個の可撓性指状部材61,6□の
組合せは、固定要素の作業部分が被加工物Pを効果的に
また信頼できるように抑圧支持する利益がある。
クランプする被加工物Pが比較的高さが大きいときは、
滑走部材1の設計によって、複数の滑走部材を積み重ね
ることができる。
すなわち、第2図に示した段階を形成するようにスライ
ドさせて複数の滑走部材を組み合せることができる。
滑走部材は、互にピン17によって静止され、また該ピ
ン17は前述のようにねじを軸方向に静止させる。
これらのピンは、孔19の中に配置され、この孔19は
、他の隣接する滑走部材に設けられた同様な孔に貫通す
るように滑走部材の頭部を通って削孔されている。
ピン17の下方の移動は、このピンに固結した半径方向
の指状部材20によって制限され、この指状部材20は
、滑走部材の前面12に通じる穴21の中を移動する。
半径方向の指状部材20は、それを操作することによっ
てピン17を単に上方に移動させて滑走部材の結合を解
除することができるように、滑走部材の外側から容易に
動かすことができる。
積み重ねた滑走部は、滑走部材の雌部を補足する断面形
状を有する床板22に固定することができる。
この床板22は部材の形でもよく、そのある場所にねじ
24を固定するための貫通した固定穴23を有している
該ねじ24は、ねじ穴を備え、また工作機械の台の通常
のT−スロットに配置されているブロック(図示せず)
に貫入する。
これらの部材あるいは床板22は、上記台のスロット並
行な、垂直なあるいは斜めの面の方向をとることができ
る。
従って、使用者は、工作機械の台のスロットの形に、あ
るいはスロットの位置に依存せずに、床板22を種々の
方向に向けられる故に、被加工物の形に無関係に床板2
2上の滑走部材を動かすことができる。
それ故に、この配置によって、種々の方向に向けられる
棒状の物を使用することによって幾何学的な形でない形
の力目工物をクランプすることが可能である。
この棒状の物は、積み重ねた滑走部の基礎にある滑走部
材を固定するための孔25を有しており、工作機械の台
にねじ24によって固定された基板あるいは棒状の物2
2の孔25にピン17を挿入して滑走部材を固定する。
この横方向にクランプする装置を前述のフランス特許出
願に開示された縦方向にクランプする装置と組み合せる
ことができる。
このようにして、積み重ねる方法で被加工物を横方向の
面で、また種々の高さで横方向にクランプでき、また縦
方向に信頼できるクランプが可能であり、全く安全な機
械加工が達成できる。
本発明は、前述の実施態様に限定されるものではなく、
特許請求の範囲で限定した本発明の範囲内で他の変更あ
るいは他の手段を意図することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は工作機械の台に設置された2個の結合滑走部材
の一部縦断面図、第2図は第1図の左側から見た断面図
、第3図は第1図の平面図、第4図は固定要素の側面図
、第5図は第4図の平面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 装置の前面から突出し、かつクランプ用の前面65
    をもつ少なくとも1つの堅い接触部材6□をもつ固定要
    素6を備えたクランプ装置において、上記固定要素6は
    、上記前面6.から僅かに突出する、少なくとも1つの
    催かに可撓性をもつ部材61.63を備え、該部材61
    ,63が、被加工物Pをクランプするときに、上記65
    に対してそれと交差する方向に曲って、上記前面65の
    平面に合致するようにしたことを特徴とする工作機械に
    被加工物を横方向にクランプする装置。 2 前記固定要素6が ばね鋼からなり、該固定要素6
    の作業部分は、下方に彎曲している3個の指状部材61
    ,62,63を有し、中央の指状部材6□は、2個の隣
    接する指状部材64,63に対して後方に取り付けられ
    、また堅い接触帯を形成するために強化されており、前
    記2個の横方向の指状部材61,63は、少しく可撓性
    を与えるために薄くしてあり、また少しく下方に彎曲変
    形できるように固定要素6の底面に対して上方に取り付
    けられている特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3 前記クランプ装置が、固定要素6を備えた少なくと
    も1つの滑走部材1を有し、上記固定要素6が、軸方向
    の移動が防止され、回転が可能な制御ねじ10によって
    加えられる推圧で滑走部材中を並進運動可能である特許
    請求の範囲第1項に記載の装置。 4 前記クランプ装置が、高さの大きい被加工物Pを横
    方向にクランプするために複数の積み重ねた滑走部材1
    を使用し、各滑走部材1は、相互に結合するために補足
    する形状の雄部11と雌部1□とを有し、移動可能な固
    定ピン17が、隣接する滑走部材1に一部分貫入し、被
    加工物Pをクランプするとき後方に移動するのを防止す
    るために各滑走部材1に設置されている特許請求の範囲
    第1項に記載の装置。 5 前記固定ピン17か、滑走部材1のスロット中をス
    ライド可能で、また外側に突出している半径方向の指状
    部材20を有する特許請求の範囲第4項に記載の装置。 6 前記制御ねじ10が、前記固定ピン17が係合する
    環状みぞ18を有し、該ピン17が前記ねじ10に直角
    な面に配向されている特許請求の範囲第2項に記載の装
    置。 7 前記滑走部の滑走部材1が、工作機械の台に固定さ
    れている1つあるいはそれ以上の床板22に設置されて
    おり、該床板22が、滑走部材1の雌部1□の断面を補
    足する断面を有する特許請求の範囲第1項ないし第6項
    のいずれかに記載の装置。 8 前記床板22が、工作機械の台のスロットに並行、
    垂直あるいは傾斜している面で該スロットに固定されて
    いる部材あるいは棒状の形である特許請求の範囲第7項
    に記載の装置。
JP54077964A 1979-06-20 1979-06-20 工作機械に被加工物を横方向にクランプする装置 Expired JPS5834252B2 (ja)

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JPS563159A JPS563159A (en) 1981-01-13
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JPS59124681U (ja) * 1983-02-04 1984-08-22 株式会社日立製作所 サブマ−ジア−ク溶接開先
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