JPS5834031Y2

JPS5834031Y2 - 油容器

Info

Publication number: JPS5834031Y2
Application number: JP9794480U
Authority: JP
Inventors: 広永小畑
Original assignee: 明道株式会社
Priority date: 1980-07-11
Filing date: 1980-07-11
Publication date: 1983-07-30
Also published as: JPS5721555U

Description

【考案の詳細な説明】本考案は、容器に保存中の油、殊に食用油が何時から保
存され、何回使用したか、保存時期と回数等を、確実に
知り得るようにして、酸敗した油の使用を未然に防止し
、更に食用油を利用する料理品を美味しく作ることがで
きると共に、食用油の保存時期、使用回数等を、最も人
目に触れて且判読仕易くシ、操作が簡単で、且耐久性も
十分兼備した極めて優れた利点を併有する油容器を得る
ことを目的としたものである。

次に本考案の実施の一例を図面に依拠して説明すれば、
イは油容器、１は容体、２は蓋体であり、この蓋体２の
表面部３中夫に、外周縁部４に一定間隔をおいて凹部５
を多数形威し、表面に月６及び上、中、下旬を表示する
旬７を時計方向に付記した回転体８を装着する。

９は先端部に月６と旬７とを指示する指示部１０を形威
し、表面部１１に使用回数表示用数字１２を付記し、そ
してこれら数字１２を指示する指示体１３を装着したレ
バーであって、このレバー９は回転体８の上方に位置す
るようにして蓋体２に止め具１４を介して固着する。

１５は指示部１０と反対側のレバー９の端部に握持部１
６に跨装させた押圧部、１７はレバー９の裏面に形成の
嵌挿部１８に嵌込んだ弾性を有する突子であって、この
突子１７と凹部５との関係は、回転体８の回転時におい
て、凹部５に突子１７の先端部１９が嵌脱自在となる位
置に装着するものである。

１３ａは指示体１３に形成した使用回数表示用数字１２
を見ることができる窓部、２０．２１は共にこしあみで
ある。

なお月６と共に表示した旬７に代えて、日を表示しても
良く、従って旬７については限定しない。

又蓋体２が容体１に被蓋している第２，３図示状態から
、押圧部１５を下方向へ押圧すると、一方のこしあみ２
１の突出部２１ａ端部を押圧し容体１の縁部を支点に
蓋体２、回転体８、レバー９及びこしあみ２０，２１が
上記の支点個所を中心に孤を画いて一体となって持上げ
られる。

その際握持部１６に対し押圧部１５が跨装しているので
、押圧時に蓋体２等が動揺せずに確実に持上げられる。

なお、上述と異って回転体８に使用回数を表示した数字
１２を付記し、他方レバー９の表面部に月６及び旬７等
を付記することもできる。

更に本考案の作用を説明すると、容体１に食用油を保存
したら回転体８を回転させ、当該保存時期、即ち７月下
旬ならば、指示部１０がこれらの月６と旬７を指示する
まで、回転体８を回転させてやる。

又使用回数を表示するには、例えば１回の時は、レバー
９に装着した指示体１３を窓部１３ａに数字１２の１
が表示するまで移動してやる。

なお回転体８の回転時には、凹部５に突子１７の先端部
１９が嵌脱自在に嵌込むので、保存時期の指示時に不意
には回転体８が回転し保存時期を狂わせたりしない。

（１）本考案は上述のとおり、保存中の食用油を注出し
たり、つぎ足したつが確実に操作できるレバー９を蓋体
２に取着し、レバー９をつかみ乍ら他方の手指で回転体
８を回転させると、外周縁部４に形成の凹部５に手指か
゛引掛って、スムーズな回転操作ができるし、更に使用
回数表示用数字１２を表示する指示体１３を他方の手指
で確実に移動できるもので、本考案は従来の油容器と異
って、一方の手指でレバー９をつかみ、他方の手指で回
転体８の回転と、指示体１３の移動とを確実且迅速に処
理できる優れた利点を有している。

（２）更に本考案は、上述の如く回転体８に付記した月
６と旬７とを、レバ−９端部の指示部１０で指示させ、
使用回数をレバー９の表面に付記した数字１３を指示体
１３で指示させるようにしたので、保存中の食用油の新
旧度が常時一目瞭然に確動し得て、油の有効利用及び廃
棄の必要、不必要をスムースに行わしめて、営業上にお
いては客へ差出す油を利用しての料理を廻ってのトラブ
ルや使用失墜を未然に防止できると共に、家庭にあって
も、常に安心して美味しい天ぷら料理等を作ることがで
きる優れた利点を有している。

（３）又本考案は、構造が簡単で、且堅固であり、破損
の虞れもないと共に、安価に製作できる等、本考案は実
用上極めて顕著な効果を多数併有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案油容器の平面図、第２図は側面図、第３
図は縦断面図、第４図は要部の一部切欠拡大平面図、第
５図は背面図である。イ・・・・・・油容器、１・・・・・・容体、２・・・
・・・蓋体、３・・・・・・表面部、４・・・・・・外
周縁部、５・・・・・・凹部、６・・・・・明、７・・
・・・・旬、８・・・・・・回転体、９・・・・・・レ
バー、１０・・・・・・指示部、１１・・・・・・表面
部、１２・・・・・・数字、１３・・・・・・指示体、
１３ａ・・・・・・窓部、１４・・・・・・止め具、１
５・・・・・・押圧部、１６・・・・・・握持部、１７
・・・・・・突子、１８・・・・・・嵌挿部、１９・・
・・・・先端部、２０゜２１・・・・・・こしあみ、２
１ａ・・・・・・突出部。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

油用器を構成する蓋体の表面部に日付を付記した回転体
を装着すると共に、先端部に回転体の日付を指示する指
示部を形成し、表面部に使用回数表示用数字を付記し、
該数字を指示する窓部付き指示体を装着したレバーを、
回転体の上方に位置させて蓋体に取着したことを特徴と
する油容器。