JPS5833871B2 - 新規なる3−フリル−β−カルコゲン−アルキルサルファイド、その製法ならびに該化合物を使用した組成物 - Google Patents

新規なる3−フリル−β−カルコゲン−アルキルサルファイド、その製法ならびに該化合物を使用した組成物

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JPS5833871B2
JPS5833871B2 JP51005775A JP577576A JPS5833871B2 JP S5833871 B2 JPS5833871 B2 JP S5833871B2 JP 51005775 A JP51005775 A JP 51005775A JP 577576 A JP577576 A JP 577576A JP S5833871 B2 JPS5833871 B2 JP S5833871B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D307/34Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D307/56Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D307/64Sulfur atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/20Synthetic spices, flavouring agents or condiments
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    • A23L27/205Heterocyclic compounds
    • A23L27/2052Heterocyclic compounds having oxygen or sulfur as the only hetero atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/61Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
    • C07C45/63Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by introduction of halogen; by substitution of halogen atoms by other halogen atoms

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は構造式 で表わされる3−フリルβ−カルコゲンアルキルサルフ
ァイドに関するものである。
なお上記式中 Zは で表わされる基であり、Xは酸素および硫黄からなる群
より選ばれるカルコゲンであり、R2とR3はそれぞれ
低級アルキルおよび水素からなる群より選ばれ、R2と
R3の内少なくとも一つは低級アルキルであり、R4と
R3はそれぞれ低級アルキルであるか、R4とR5が共
同でビシクロアルキルあるいはテトラメチレンを表わし
、R4とR5が共同でテトラメチレンを表わし、XとS
はトランスの関係になる。
これらの化合物は食品の味および/または芳香を変え、
改質しあるいは強化するのにあるいは食品に味および/
または芳香を付与するのに有用である。
本発明の範囲内に入る3−フリルβ−カルコゲンアルキ
ルサルファイドの例としては次の如きものがあげられる
本発明の下記一般式で表わされる3−フリルβ−カルコ
ゲンアルキルサルファイド (式中、Xは酸素および硫黄からなる群より選ばれるカ
ルコゲンであり、R2とR3はそれぞれ低級アルキルお
よび水素からなる群より選ばれ、R2とR3の内少なく
とも一つは低級アルキルであり、R4とR5はそれぞれ
低級アルキルであるか、R4とR5が共同でテトラメチ
レンを表わし、XとSはトランスの関係にある。
)は (+) 下記反応式に従いC−メルカプトフランとチイランある
いはエポキシドの反応を実施して本発明の化合物を形成
せしめ、 (If) 前記3−フリルβ−カルコゲンアルキルサ
ルファイドを反応塊から物理的に分離する。
(式中X1R2、R3、R4およびR5は前述のとおり
) 各工程からなる方法により製造される。
*木 下記第2表には上記方法により製造される
本発明化合物とその反応体を例示しである。
この反応を工業的に実施するためには、塩基性触媒好ま
しくは低級アルキルアミン例えばジエチルアミン、トリ
エチルアミンあるいはトリメチルアミンの存在下に実施
すべきである。
この反応はまた非反応性溶媒例えば低級アルカノール好
ましくはメタノール、エタノールあるいはn−プロパツ
ールの存在下に実施するのが最善である。
反応体のモル比すなわち3−フランチオール:エポキシ
ドあるいはチイランは1:1〜5:1とすることができ
るが、2:1のモル比であることが好ましい。
反応温度は50℃〜80℃にすることができ、また反応
時間は反応温度の函数であって、反応温度が低げれば反
応時間が長く、反応温度が高けれ**ば反応時間は短く
なる。
例えば、50〜65℃の温度で大体45分で最適収率な
得るため反応が実施される。
上記反応は大気圧で実施するのが好ましいが、大気圧以
上例えば5気圧で実施しても、生成物の収率あるいはか
かる収率を得るに要する反応時間に悪影響は認められな
い。
反応終了後、反応塊を先ず水で急冷し、水性酸で中和し
てから非反応性溶剤例えばメチレンジクロライドを用い
反応塊から反応生成物を抽出する。
溶剤抽出液を次に乾燥させ、好ましくは真空蒸留で、濃
縮、蒸留する。
下記反応式は上記本発明方法の代表例を示すものである
上述の各方法で製造せられる本発明の3−フリルβ−カ
ルコゲンアルキルサルファイドは食品風味剤あるいは風
味助剤あるいは風味強化剤として**利用するのに有用
な官能的性質を有し、その代表的なものを下記第3表に
示す。
このように本発明にかかる3−フリルβ−カルコゲンア
ルキルサルファイドは摂取され、消費されあるいは官能
的に感知せられる広範な種類の材料の官能的性質(風味
および/または芳香を含む)を変え、改め、強化し、改
質し、たかめあるいは改善させるために用いられる。
「変更」および「改質」するという語は元来温和な比較
的味のない物質に風味特性あるいは特徴を与えるとか、
自然の風味がある点で不足している場合に実在の風味特
性を増大するとか、あるいは官能的特性を改質するため
実在の風味あるいは芳香を補うことを意味する。
このように変えられた物を本願明細書においては通常消
費可能物質と称する。
「強化」なる語は風味あるいは芳香特性、特徴あるいは
ニュアンスをもつ増強剤により改質するのではなくて、
風味あるいは芳香特性、特徴あるいはニュアンスを強め
ることを意味する。
従って風味組成物あるいは食品の風味あるいは芳香の増
強ということは、前記風味組成物あるいは食品の官能的
効果に対しあるいはその効果から、増強剤が何ら特定の
風味特徴あるいはニュアンスを加えることもあるいは減
じることもないことを意味する。
かかる3−フリルβ−カルコゲンアルキルサルファイド
類は従って調味用組成物として有用である。
調味用組成物はある物における自然のあるいは人工的風
味を補充しあるいは強化することにより全体的風味の1
部として寄与するもの、ならびに消費可能商品に対し実
質的に全ての風味およのまたは芳香特性を与えるものを
意味する。
「食品」なる語は、必らずしも栄養価を有する必要はな
いが、通常栄養価を有する、人間あるいは動物用の固体
ならびに液体状の摂取可能物質を包含する。
すなわち、食品には肉類、肉汁、スープ、即席食品、麦
芽ならびに他のアルコール性あるいは非アルコール性飲
料、牛乳ならびに酪農品、ナツツバター例えばピーナツ
バターおよび他の普及品、海産食品例えば魚、甲殻類、
軟体動物等、キャンディ、朝食用食物、ベーキングした
もの、野菜類、穀類、清涼飲料スナック食品、犬猫用食
品、他の動物用製品等が包含される。
本発明にかかる3−フリルβ−カルコケンアルキルサル
ファイドを食品調味用組成物中に用いいる場合には通常
の調味剤あるいは補助剤と組合せるのが通常である。
こういった共成分あるいは調味用補助剤は当業界で衆知
であり多くの文献に記載されている。
こういった補助剤の要件としては、(i)それらが本発
明の3−フリルβ−カルコゲンアルキルサルファイドと
反応しないこと、(11)本発明の3−フリルβ−カル
コゲンアルキルモノサルファイドと官能的に適合性があ
り該補助剤(群)を加えても所望のニュアンスを全く減
することなく、あるいは所望のニュアンスに対し悪影響
を及ぼさぬこと、(ii+)本発明の3−フリルβ−カ
ルコゲンアルキルモノサルファイドとの組合せにより、
3−フリルβ−カルコゲンアルキルモノサルファイドに
より作られるあるいは増強される官能的印象がそこなわ
れないこと、(IV)官能的観点から摂取可能であるこ
と、および(v)非毒性であり、あるいは無害であるこ
と、があげられる。
こういった補助剤が摂取可能なもので、従って非毒性、
無害のものであるとの要件はさておき、通常用いられる
物、他の調味剤に含まれる物すなわち、ベヒクル、安定
剤、濃化剤、界面活性剤、コンディショナーおよび風味
増強剤等を単独あるいは組合せて広く用いることが可能
である。
共に用いられる好ましい調味用補助剤の例としては、メ
チルチアゾールアルコール(4−メチル5−β−ヒドロ
キシエチルチアゾール);2メチルブタンチオール;4
−メルカプト−2−ブタノン;3−メルカプト−4−ペ
ンタノン:1メルカプト−2−プロパノン;ベンズアル
デヒド;フルフラール;フルフラールアルコール;2−
メルカプトプロピオン酸;アルキルピラジン:メチルピ
ラジン、2−エチル−3−メチルピラジン;テトラメチ
ルピラジン;ポリサルファイド;ジプロピルジサルファ
イド;メチルベンジルサルファイド:アルキルチオフェ
ン;2−ブチルチオフェン;2・3−ジメチルチオフェ
ン;5−メチルフルフラール;アセチルフラン;2・4
−デカジェナール、グアヤコール、フェニルアセトアル
デヒド:δ−ドデカラクトン:d−リモネン:アセトイ
ン;アミルアセテート;マルトール:エチルブチレート
、レヴリン酸、ピペロナール;エチルアセテート:n−
オクタナール;n−ペンタナール;ヘキサナール:ジア
セチル;モノナトリウムグルタメート、硫黄含有アミノ
酸;システィン;加水分解植物蛋白質:2−メチルフラ
ン−3−チオール:2−メチルジヒドロフラン−3−チ
オール;2・5−ジメチルフラン−3−チオール;加水
分解魚蛋白質;およびテトラメチルピラジンがあげられ
る。
3−フリルβ−カルコゲンアルキルサルファイドあるい
はそれらを含む組成物はそれらを特定の製品に添加する
ため1種あるいはそれ以上のベヒクルあるいはキャリヤ
ーと組合せることができる。
ベヒクルはエチルアルコール、プロピレングリコール、
水等の食用に適した非毒性の適当な物質である。
キャリヤーにはアラビアゴム、カラギーナン、他のゴム
等が包含される。
本発明にかかる3フリルβ−カルコゲンアルキルサルフ
ァイドは、噴霧乾燥、ドラム乾燥等通常の手段でキャリ
ャーと混ぜることができる。
かかるキャリヤーには3−フリルβ−カルコゲンアルキ
ルサルファイド(ならびに存在する他の風味付は成分)
をコアセルベートし樹脂封入製品となしうる物質を含有
せしめることもできる。
キャリヤーが乳化液である場合、調味用組成物には脂肪
酸のモノおよびジグリセリド等の如き乳化剤を含有せし
めうる。
こういったキャリヤーあるいはベヒクルを用い所望物理
形態の組成物を作ることができる。
利用される3−フリルβ−カルコゲンアルキルサルファ
イドの量は製品に所望の風味特性を付与するに充分な量
でなげればならぬが、他方過剰に用いることはむだで非
経済的であるだけでなく場合によっては、多量にすぎる
と消費製品の風味あるいは他の官能的性質のバランスを
くずすことになる。
使用量は最終食品の種類;食品中に始めから存在する風
味の程度ならびに種類;その食品が次に付さるべき処理
工程:地域的ならびに他の選択的因子;貯蔵の種類;最
終消費者により行われるベーキング、フライ等の飲食前
の処理等によりことなる。
従って「有効量」ならびに「充分量」なる語は食品の風
味を変えるのに量的に適当なものと解さるべきである。
最終組成物に約0.005ppm〜約250ppmの3
−フリルβ−カルコゲンアルキルサルファイドあるいは
その混合物を含むことが好ましい。
更に**詳しくは食品組成物中に風味を増強するには約
0、0 lppm〜100ppmを、又最終製品に実際
的な風味を与えるため本発明のある種の好ましい具体例
においては約0.01〜50ppmを用いるのが望まし
い。
調味用組成物中に用いられる本発明の3−フリルβ−カ
ルコゲンアルキルサルファイドあるいはその混合物の量
は食品に添加さるべき量により広範囲に変更される。
すなわち本発明にかかる1種あるいはそれ以上の誘導体
を全調味用組成物の約0、5 ppm−80あるいは9
0%の量でかかる組成物中に加えることができる。
一般にこういった組成物中に3−フリルβ−カルコゲン
アルキルサルファイドを約lppm〜約0.1%加える
のが望ましい。
以下実施例により本発明を説明する。
しかしながらこれら実施例は例示的なものであって本発
明を限定する意図のものではないことが理解さるべきで
ある。
特にことわりなき限り、部、割合、%および比は全て重
量によるものである。
実施例 1 (2・5−ジメチル−3−フリル)(2−メルカプト−
1−メチルプロピル)サルファイドの製法 反応 温度計、還流冷却器、磁気攪拌器、および加熱用マント
ルを設けた50rrL13顆フラスコに、1.28P(
0,01モル)の2・5−ジメチル−3−フランチオー
ル、15rnlのメチルアルコールおよび5滴のジエチ
ルアミンを入れた。
反応混合物を攪拌しつつ46℃に加熱し、下記構造式 %式% ル)を加えた。
次に反応混合物を55〜61℃に加熱し、この温度に4
5分間保った。
反応混合物を次に水中に注入し、io%塩酸水溶液で中
和した。
得られた混合物をメチレンジクロライドで抽出し、抽出
液を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮′し橙色油を
得た。
これをGLC装置(条件:8/XI/4″ 25%5E
−30カラム;6℃/分にプログラムされた120℃)
を用いその各成分に分けた。
質量スペクトル、赤外ならびにNMR分析で構造が下記
のとおりであることを確認した。
NMR 分析は下記のとおりであった。
IR分析は下記のとおりであった。
795.920.980.1000.1065.122
0.1330.1370.1440.1565.160
0.2520.2860.2920.2960CrIL
’ このNMRスペクトルは第1図に、またIR,スペクト
ルは第2図に示されている。
質量スペクトル分析は下記のとおりであった。
この物質は甘い、ミート様、ナツツ様芳香とターキー芳
香ニュアンスを有し、またペカン、ターキー、ブラジル
ナツツおよび苦いニュアンスをもつ甘い、ミート様、ナ
ツツ様風味を有している。
1実施例 2 (2・5−ジメチル−3−フリル)(2−ヒドロキシ−
1−メチルプロピル)サルファイドの\ 製法 反応 温度計、還流冷却器、磁気攪拌器および加熱用マントル
を設けた50m13顆フラスコに1.28 P(0,0
1モル)の2・5−ジメチル−3−フランチオール、1
5r/llのメチルアルコールおよび5滴のジエチルア
ミンを入れた。
反応混合物を攪拌しつつ56℃に加熱し、ここへ下記構
造式 %式% ル)を加えた。
反応混合物を56〜63℃に加熱しこの温度に45分間
保った。
次に反応物を水中に注入し10%塩酸水溶液で中和した
混合物を次にメチレンジクロライドで抽出し、抽出液を
無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し橙色油を得た。
この混合物をGLC装置(条件:8’X1/4“ 25
%SE −30カラム;6℃/分にプログラムされ12
0℃)を用いその各成分に分離した。
質量スペクトル、赤外およびNMR分析で下記構造式の
ものであることが確認された。
NMR分析は下記のとおりであった。
赤外分析は下記のとおりであった。
795.920,985.1005.1065.108
0.1110.1220.1260.1330.137
5.1445.1570゜2920.2970.342
0c/rL ’第3図はこのNMRスペクトルを示し、
また第4図はIRスペクトルを示す。
質量スペクトル分析結果は字のとおりであった。
この物質はナツツ様、ミート様芳香と、金属的なまた苦
いニュアンスをもつナツツ様、ホットロースト、加水分
解植物蛋白質様風味を有している。
実施例 3 (2−メルカプト−1−メチルプロピル)(2−メチル
−3−フリル)サルファイドの製法反応 温度計、還流冷却器、磁気攪拌器および加熱用マントル
の設げられた50rll13顆フラスコに1.14?の
2−メチル−3−フランチオール、1517LAのメチ
ルアルコールおよび5滴のジエチルアミンを入れた。
反応混合物を攪拌しつつ50℃に加熱し、下記構造式 %式% ル)を加えた。
次に反応混合物を50〜58℃に加熱しこの温度に90
分間保った。
反応物を次に水中に注入し10%塩酸水溶液で中和した
混合物をメチレンジクロライドで抽出し、抽出液を無水
硫酸ナトリウムで乾燥させ濃縮して橙色油を得た。
このものをGLC装置(条件: 8’X 1/4〃25
%5E−30カラム;6℃/分にプログラムされ120
℃)を用いその成分に分離した。
質量スペクトル、赤外およびNMR分析で下記構造式を
有することが確認された MR 分析結果は下記のとおりであった。
赤外分析結果は次のとおりであった。
730.885.935.1090,1125.122
0.1370.1445.1510.2520.292
0,2970cIrL ”このNMRスペクトルは第5
図に、また赤外スペクトルは第6図に示されている。
質量スペクトル分析の結果は次のとおりであった。
この物質はナツツ様、 ターキー芳香と、金属的、 苦みニュアンスをもつローストターキー、ブラジルナツ
ツならびにローストへイズルナツツ風味を有している。
実施例 4 **
(2−ヒドロキシ−1−メチルプロピル)(2メチル−
3−フリル)サルファイドの製法反応 還流冷却器、磁気攪拌器、および加熱用マントルを設け
た50r/L13顆フラスコ中に1.1=lの2メチル
−3−7ランチオール、15rIllのメチルアルコー
ルおよび5滴のジエチルアミンを入れた。
反応物を攪拌しつつ50℃まで加熱し、ここへ下記構造
式を有する 2・3−エポキシブタン0.36Pを加えた。
反応混合物を50〜58℃に加熱し、この温度に80分
間保った。
反応混合物を次に水中に注入し10%水性塩酸※で中和
した。
次に混合物をメチレンジクロライドで抽出し、抽出液を
無水硫酸ナトリウムで乾燥させ濃縮して橙色油を得た。
この混合物をGLC装置(条件:8/XI/4“ 25
%5E−30カラム;6℃/分にプログラムされ120
℃)を用いその成分に分けた。
質量スペクトル、赤外およびNMR分析で下記構造式を
有することが確認された。
NMR分析結果は下記のとおりであった。
赤外分析結果は下記のとおりであった。
730,890,935.1060,1085.112
5.1220,1380.1445.1510.292
0,2970,3420crIL ’このNMRスペク
トルを第7図に、またIR,スペクトルを第8図に示し
である。
質量スペクトル分析結果は次のとおりであった。
この物質は甘い、加水分解植物蛋白質ならびに肉汁芳香
と、加水分解植物蛋白質、ミート抽出液、ウオールナツ
トならびにペカン様ニュアンスの甘い、マウスフィール
の、またローストミートの風味を有している。
実施例 5 トランス(2−ヒドロキシシクロヘキシル)(2−メチ
ル−3−フリル)サルファイドの製法 反応 磁気攪拌器を設けた試験管を水浴中につげた。
この試験管中にll711のメタノール、4滴のジエチ
ルアミン、20滴の2−メチル−3−フランチオール、
および12滴のシクロヘキセンオキサイドを入れた。
反応混合物を攪拌しつつ加熱板上で約60℃に2時間加
熱した。
次に反応混合物をロータリー蒸発器で減圧濃縮した。
生成物をプレパラテイブGLC(条件:8’X1/4“
25%5E30カラム:6℃/分にプログラムされ1
20℃)で単離した。
質量スペクトル、赤外およびNMR分析で下記構造式を
有することが確認された。
NMR分析結果は次のとおりであった。
赤外分析結果は次のとおりであった。
725.885.960.1035.1065.108
5.1120.1220.1380.1445.151
0,2860,2925.3440に771” このNMRスペクトルは第9図に、またIRスペクトル
は第10図に示されている。
質量スペクトル分析は次のとおりであった。
この物質はボーク、ベーコン皮の特性を有している。
実施例 6 トランス(2・5−ジメチル−3−フリル)(2−ヒド
ロキシシクロヘキシル)サルファイドの製法 反応 磁気攪拌器を付した試験管を水浴中につげた。
この試験管中に、1rIllのメタノール、4滴のジエ
チルアミン、20滴の2・5−ジメチル−3−フランチ
オールおよび12滴のシクロヘキセンオキサイドを入れ
た。
反応混合物を加温板上で約60℃に2時間加熱攪拌した
次に反応混合物をロータリー蒸発器で減圧濃縮した。
生成物をプレパラテイブGLC(条件: 8’X 1
/4“ 25%SE −30カラム、6℃/分にプログ
ラムされ120℃)で単離した。
*質量スペクトル
、赤外およびNMR分析で下記構造を有することが確認
された。
MR 分析結果は次のとおりであった。
赤外分析結果は次のとおりであった。
920,960.980,1030.1060.111
0.1215.1260.1355.1380.144
5.1565.2850.2920.3450crrL
” このNMRスペクトルは第11図に、またIRスペクト
ルは第12図に示されている。
質量スペクトル分析結果は次のとおりであった。
* この物質はミート様、ボークならびにイーストの特
性を有する。
実施例 7〜12 実施例1〜6の何れかの方法(第4表に指示)で作られ
た3−フリル−β−カルコゲンアルキルサルファイドを
ワイラーのビーフフレーパート・インスタント・ブイヨ
ン(米国イリノイ州シカゴのワイラー・フツズ・ディビ
ジョン・オプ・ボーデン・インコーホ、で製造) (成分:食塩、加水分解植物蛋白質、マルトデキストリ
ン、糖、ビーフファツト、水、モノナトリウムグルタメ
ート、調味料、グルコーゼ、ビーフ抽出液、カラメルカ
ラー、加水分解植物ファツト、米国認可食品着色剤)の
2%水性溶液にo、i〜2 ppmの割合で加えた。
得られたビーフフレーバーは何れもその固有のビーフブ
ロスの芳香および風味以外に、第4表にそれぞれ示され
ている官能的特性をもち、その強度は使用した表示3−
フリルβ−カルコゲンアルキルサルファイドの濃度と比
例して増大した。
【図面の簡単な説明】
第1図は(2・5−ジメチル−3−フリル)(2−メル
カプト−1−メチルプロピル)サルファイドが作られて
いる実施例1の生成物のNMRスペクトルであり:第2
図は同実施例1の生成物のIRスペクトルであり:第3
図は(2・5−ジメチル−3−フリル)(2−ヒドロキ
シ−1−メチルプロピル)サルファイドが作られている
実施例2の生成物のNMRスペクトルであり:第4図は
同実施例2の生成物のIRスペクトルであり;第5図は
(2−メルカプト−1−メチルプロピル)(2−メチル
−3−フリル)サルファイド力作られている実施例3の
生成物のNMRスペクトルであり;第6図は同実施例3
の生成物のIRスペクトルであり:第1図は(2−ヒド
ロキシ−1−メチルプロピル)(2−メチル−3−フリ
ル)サルファイドが作られている実施例4の生成物のN
MRスペクトルであり;第8図は同実施例4の生成物の
IRスペクトルであり;第9図はトランス(2−ヒドロ
キシシクロヘキシル)(2−メチル−3−フリル)サル
ファイドが作られている実施例5の生成物のNMRスペ
クトルであり:第10図は同実施例5の生成物のIRス
ペクトルであり;第11図はトランス(2・5−ジメチ
ル−3−フリル)(2−ヒドロキシ−シクロヘキシル)
サルファイドが作られている実施例6の生成物のNMR
スペクトルであり;第12図は同実施例6の生成物のI
Rスペクトルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (式中Zは を表わし、Xは酸素および硫黄からなる群より選ばれる
    カルコゲンであり、R2およびR3はそれぞれ低級アル
    キルおよび水素からなる群より選ばれ、R2とR3の内
    少なくとも一つは低級アルキルであり、R4とR5はそ
    れぞれ低級アルキルであるか、R4とR5とが共同でテ
    トラメチレンを表わし、XとSはトランスの関係にある
    )で表わされる3フリル−β−カルコゲン−アルキルサ
    ルファイド。 2 構造式 (式中、 Zは Xは酸素および硫黄からなる群より選ばれるカルコゲン
    であり、R2とR3はそれぞれ低級アルキルおよび水素
    からなる群より選ばれ、R2とR3の内少な(とも一つ
    は低級アルキルであり、R4とR5はそれぞれ低級アル
    キルであるか、R4とR5が共同でテトラメチレンを表
    わし、XとSはトランスの関係にある) で表わされる3−フリル−β−カルコゲン−アルキルサ
    ルファイド0.5 ppm〜全組成物の90重量%を含
    み、組成物の残りが前記3−フリル−β−カ/L/コゲ
    ンーアルキルサルファイドと反応せずかつ官能的に該サ
    ルファイドと適合性のある1種あるいはそれ以上の補助
    剤で4−メチル−5−β−ヒドロキシエチルチアゾール
    :2−メチルブタンチオール;4−メルカプト−2−ブ
    タノン;3メルカプト−4−ペンタノン:1−メルカプ
    ト2−プロパノン;ベンズアルデヒド:フルフラール:
    フルフラールアルコール:2−メルカプトプロピオン酸
    ;アルキルピラジン;メチルピラジン;2−エチル−3
    −メチルピラジン;テトラメチルピラジン;ポリサルフ
    ァイド;ジプロピルジサルファイド:メチルベンジルジ
    サルファイド;アルキルチオフェン;2−ブチルチオフ
    ェン;2・3−ジメチルチオフェン;5−メチルフルフ
    ラール;アセチルフラン;2・4−デカジェナール;グ
    アヤコール:フェニルアセトアルデヒド;δ−デカラク
    トン;d−リモネン;アセトイン;アミルアセテート;
    マルトール;エチルブチレート;レヴリン酸;ピペロナ
    ール;エチルアセテート;nオクタナール:n−ペンタ
    ナール;ヘキサナール;ジアセチル;モノナトリウムグ
    ルタメート:硫黄含有アミノ酸ニジスティン;加水分解
    植物蛋白質:2−メチルフラン−3−チオール;2−メ
    チルジヒドロフランー3−チオール;2・5−ジメチル
    フラン−3−チオール;加水分解魚蛋白質;およびテト
    ラメチルピラジンからなる群より選ばれるものであるこ
    とを特徴とする食品風味組成物。 3 0、5 ppm〜組成物の90重量%の構造式(式
    中、Xは酸素および硫黄からなる群より選ばれるカルコ
    ゲンであり、R2とR3はそれぞれメチルおよび水素か
    らなる群より選ばれ、R2とR3の少なくとも一つはメ
    チルであり、R4とR5はそれぞれメチルであるか、R
    4とR5が共同でテトラメチレンを表わし、XとSはト
    ランスの関係にある)で表わされる3−フリル−β−カ
    ルコゲン−アルキルサルファイドを含み、組成物の残り
    が前記3−フリル−β−カルコゲン−アルキルサルファ
    イドと反応せずかつ官能的に適合性があり、4−メチル
    −5−β−ヒドロキシエチルチアゾール;2−メチルブ
    タンチオール;4−メルカプト−2ブタノン:3−メル
    カプト−4−ペンタノン;1−メルカ7”)−2−7”
    ロバノン;ベンズアルデヒド;フルフラール;フルフラ
    ールアルコール:2メルカプトプロピオン酸;アルキル
    ピラジン:メチルピラジン:2−エチル−3−メチルピ
    ラジン:テトラメチルピラジン:ポリサルファイド;ジ
    プロピルジサルファイド;メチルベンジルジサルファイ
    ド;アルキルチオフェン;2−ブチルチオフェン;2・
    3−ジメチルチオフェン;5−メチルフルフラール;ア
    セチル7ラン;2・4−デカジェナール:グアヤコール
    ;フェニルアセトアルデヒド;δ−デカラクトン;d−
    リモネン;アセトイン;アミルアセテート;マルトール
    :エチルブチレート;レヴリン酸:ピペロナール;エチ
    ルアセテート:n−オクタナール;n−ペンタナ−ル:
    ヘキサナール;ジアセチル;モノナトリウムグルタメー
    ト:硫黄含有アミノ酸;システィン:加水分解植物蛋白
    質;2−メチルフラン−3−チオール;2−メチルジヒ
    ドロフラン−3−チオール;2・5−ジメチルフラン−
    3−チオール;加水分解魚蛋白質;およびテトラメチル
    ピラジンからなる群より選ばれる1種あるいはそれ以上
    の補助剤であることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の食品風味組成物。 4(1)構造式 (式中Xは酸素および硫黄からなる群より選ばれるカル
    コゲンであり、R4とR5はそれぞれ低級アルキルであ
    るか、R4とR5が共同でテトラメチレンを表わす) を有するエポキシドあるいはチイランと、下記構造式 (式中R2とR3はそれぞれ低級アルキルあるいは水素
    を表わし、R2とR3の内少なくとも一つは低級アルキ
    ルを表わす) を有する3−フランチオールとを、塩基の存在下に50
    ℃〜80℃の温度で密に混合して反応せしめ、 (11)前記反応塊から3−フリル−β−カルコゲン−
    アルキルサルファイドを物理的に分離する各工程を含む
    ことを特徴とすると、構造式 (式中、R2、R3、R4、R5およびXはそれぞれ前
    述せるとおりであり、XとSはトランスの関係にある) を有する3−フリル−β−カルコゲン−アルキルサルフ
    ァイドの製法。
JP51005775A 1975-01-21 1976-01-20 新規なる3−フリル−β−カルコゲン−アルキルサルファイド、その製法ならびに該化合物を使用した組成物 Expired JPS5833871B2 (ja)

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US05/542,830 US3933863A (en) 1975-01-21 1975-01-21 3-Furyl chalcogen alkyl sulfides
US05/581,894 US3985907A (en) 1975-05-29 1975-05-29 Novel 3-furyl beta oxoalkyl sulfides, processes for producing same and methods for using same for altering the organoleptic properties of foodstuffs
US05/633,791 US3989856A (en) 1975-05-29 1975-11-20 3-Furyl beta-oxoalkyl sulfides and methods for using same for altering, modifying or enhancing the organoleptic properties of foodstuffs

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Publication Number Publication Date
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