JPS5833864B2 - ペプチド類の製造方法 - Google Patents

ペプチド類の製造方法

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JPS5833864B2
JPS5833864B2 JP50110435A JP11043575A JPS5833864B2 JP S5833864 B2 JPS5833864 B2 JP S5833864B2 JP 50110435 A JP50110435 A JP 50110435A JP 11043575 A JP11043575 A JP 11043575A JP S5833864 B2 JPS5833864 B2 JP S5833864B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はペプチド類の環化に関し、さらに詳しくはシス
ティン基を含むペプチドを処理して鉄基とかく形成され
た環構造の間にジスルフィド結合を生成させる方法に関
するものである。
そのような方法は生物学的活性をもちそしてヒト及び動
物のある種の病気を治療するのに有用なペプチドの合成
において有用である。
また本発明は、環式ジスルフィドペプチドの前駆物質た
る非環式ペプチド(即ち中間体)及びそれらの環式ペプ
チドの製法にも関する。
本発明を為すに到った背景は次のようである。
生物活性をもち病気の治療に有用であって、ジスルフィ
ド環をもつところのペプチドは沢山知られている。
ベージェット病の治療に有用なカルシトニンはそのアミ
ノ酸鎖の1位及び7位にシスティン基をもつ環構造をも
っている。
オキシトシンはヒト及び動物の労働の刺激又は治療誘導
に有用であり、また分べん后の子宮出血を調節するのに
も有用である。
それはアミノ酸鎖の1位及び6位のシスティン基の間に
ジスルフィド環構造をもっている。
バンプレッシン及び同族体たるリプレッシンはヒトに刻
し抗利尿剤として用いられ、そのアミノ酸連鎖の1位及
び6位のシスティン基間にジスルフィド環構造をもつ(
ハンドブック・オフ・バイオケミストリー、C−164
頁からC−188頁)。
最近発見されたジスルフィド含有ペプチドたるンマトス
タチン(P、 ブラシーほか:サイエンス 179巻
77頁 1973年)は上端症及び糖尿病の治療に価
値ありと提案されている。
このンマトスクチンはアミノ酸鎖の3位及び14位のシ
スティン残基の間にジスルフィド結合を有する(R,バ
ーガスほか:プロシーデインクス・オフ・ナチュラル・
アカデミ−1・オフ・すイエンス U、8.70巻 6
84頁 1973年)。
カルシトニン、オキシトシン、パンプレツシン、ソマト
スタチンその他の天然産ペプチドのアミノ酸の種類と連
鎖はその原料の種類によって異ったりするが、ヒト、家
畜、魚類、蛙又は爬虫類の腺※※から抽出したりして天
然原料からその儂で得られろペプチド類はすべて上述の
ような環構造をもっている。
環構造中でジスルフィド結合で合一されたシスティン基
を有する公知の生物活性ペプチドのあるもののアミノ酸
連鎖を第1表に掲げる。
第1表に述べたようなペプチドを合成しようとするこれ
迄の試みにおいて、閉じたジスルフィド環構造を製造で
きる唯一の方法は、まず所望のアミノ酸鎖をもつ非環式
ペプチドを形成させ、次いでこのペプチドを酸化剤を用
いて酸化反応にふし、2コのシスティン残基間にジスル
フィド結合を形成させるという試みであった。
そのような酸化方法はカツオヤニス、P、G:ザ・ケミ
ストリー・オフ・ポリペプタイズ、プレナム・プレス社
1974年 60−85ページに記載されている。
これらの方法の主な不利は、高度に不安定なペプチド分
子を酸化剤にさらす事である。
こういう処理はペプチドの不活性化をおこし、生物活性
生産物の収率低下をまねく。
酸化剤の使用を要しないところの、ペプチドのシスティ
ン部分間のジスルフィド結合の形成方法は、当技術分野
において待望されていた。
よって本発明者らはペプチドのシスティン部分の間の環
状ジスルフィド結合形成のための実際的かつ効果的な方
法を発見すべく努力したのである。
以下にそのサマリーを述べる。
我々は、ペプチドを酸化剤で処理する必要のない簡単な
方法によって、ペプチド中の2コのシスティン残基の間
にジスルフィド結合が形成される環状ジスルフィドペプ
チドを合成する方法を見出した。
本発明の方法は、アミノ酸鎖中に少くとも2個のシステ
ィン部分を有し、該部分の一つは遊離スルフヒドリル基
を有し、そして他方は該部分のスルフヒドリル基と共に
ジスルフィド結合を形成するn−アルキルチオ基によっ
て保護されたスルフヒドリル基を有するペプチドを製造
することを含む。
そのようなペプチドは、ペプチドのアミノ酸連続の合成
において、次の分解工程で除去されないような、システ
ィン基の1つのスルフヒドリル基を保護する保護基、す
なわちn−アルキルチオ基を用いることにより得られる
1コのシスティン部分に結合したn−アルキルチオ基を
含むところの、このようにして得られた非環式ペプチド
は、自発的な転位がおこりn−アルキルチオ保護基の移
動によりシスティン部分間にジスルフィド環が完成され
る迄、酸素不含液中に保持される。
さて以下に本発明を更に詳細に述べよう。
我々のこの改良方法は、アミノ酸鎖中の2コのシスティ
ン残基間にジスルフィド結合のあるところの如何なる環
状ジスルフィドペプチドの合成にも用い得る。
本方法は不安定な生物活性ペプチドの合成に特に有利で
ある。
何故ならばこのジスルフィド結合の生成は酸化を避けた
条件下で行われそれ以外にペプチド構造を妨害しないか
らである。
我々は非環式ペプチドの製造からまず開始し、2コのシ
スティン残基を含むオキシトシン、カルシトニン、又は
他のそのようなペプチドのいかなるものをも形成できる
アミノ酸鎖は古典的な合成法又は新しい固相技術(R,
B、メリフィールド「アドバンシズ・イン・エンザイモ
ロジー」インターサイエンス、ニュー−1−り、196
9年、K32章 221−296ページ;J、スチュア
ート及びJ、ヤング「ソリッド・フェーズ・ペプタイド
・シンセシスJW、H,フリーマン・アンド・カンハニ
ー、サンフランシスコ 1969年)の応用により組み
合わされる。
固相タイプの合成法を用いるのが望ましい。
本合成においては、すべてのペプチド連鎖が樹脂上に完
成する迄、アミノ酸を1度に1つ宛樹脂に付加させる。
アミノ酸の機能基は遮へい基によって保護される。
アミノ酸のα−アミノ基は3級ブチルオキシカルボニル
基又はその均等基によって保護されるこの3級ブチルオ
キシカルボニル基なりocで表わすことにする。
セリンやスレオニンの水酸基はベンジル基又はベンジル
誘導体基たとえば4−メトキシベンジル;4−メチルベ
ンジル;3・4−ジメチルベンジル;4−クロロベンジ
ル;2・6−ジクロロベンジル;4−ニトロベンジル;
ベンズヒドリル又はそれらの均等基で保護される。
これらのベンジル基及びベンジル誘導体基を82で表わ
すことにする。
チロシンの水酸基は保護しなくとも良いし、又は上記B
Zで表わされるベンジル基又はベンジル保護基で保護し
ても良いし、又はベンジルオキシカルボニル基又はベン
ジルオキシカルボニル誘導体基たとえば2−クロロベン
ジルオキシカルボニル基、2−ブロモベンジルオキシカ
ルボニル基又はそれらの均等基で保護しても良い。
このように無保護基か、又はB7.基か、又はベンジル
オキシカルボニル基もしくはその誘導体基かをWで表わ
すことSする。
アルギニンのグアニジノ基はニトロ基、トシル基又はそ
れらの均等基で保護されていて良い。
ニトロ基やトシル基をTで表わすことSする。
リジンのε−アミノ基はベンジルオキシカルボニル基又
はベンジルオキシカルボニル誘導体基たとえば2−クロ
ロベンジルオキシカルボニル;2−ブロモベンジルオキ
シカルボニル;3・4−ジメチルベンジルオキシカルボ
ニル又はそれらの均等基で保護されていて良イ。
ベンジルオキシカルボニル基又はベンジルオキシカルボ
ニル誘導体基をVで表わすこと呈する。
ヒスチジンのイミダゾール窒素に用いる保護基は、リジ
ンに用いVで表わされるようなベンジルオキシカルボニ
ル基及びベンジルオキシカルボニル誘導体基である。
グルタミン酸及びアスパラギン酸のω−カルボン酸基は
、セリンやスレオニンの水酸基の保護に用いたようなベ
ンジル基又はベンジル誘導体基で保護される。
これらの保護基はB、で表わすことへする。
本発明の改良環化法の適用しうるペプチドは少くとも2
コのシスティン基をもっており、これらの1コ又は他の
1コをn−アルキルチオ基で保護し、他方なりZ基で保
護することができる。
このB、Z、基は、次の酸処理の段階で、その時まで残
つている他の保護基と共に除去される。
このn−アルキルチオ基をSRで表わすこと〜する。
こへにRはアルキル基であって、好ましくはメチル、エ
チル、プロピル又はブチルであり、中でもエチルが通常
は更に好ましい。
n−アルキルチオ保護基をもつシスティンは、所望の連
鎖中の2コのシスティン位置の1方でアミノ酸鎖に付加
され、一方BZ保護基をもつシスティンは他のシスティ
ン位置で付加される。
たとえばオキシトシンは1位及び6位にシスティン残基
をもっているが、n−アルキルチオ基は6位に用いられ
一方B2基は1位に用いられる。
又はBZ基が6位に用いられn−アルキルチオ基は1位
に用いられる。
固相技術によれば、合成さるべきペプチドの鎖の最も大
きい番号の位置にあるアミノ酸は、上述の如き保護基を
用い次いでα−アミノ基のBoc保護基除去により樹脂
とカップリンクされる。
次いで、その次に大きい番号の位置の、次なるアミノ酸
が、上述の如き適当な保護基を用いて、さきに付加した
アミノ酸基とカップリングし、Boc保護基が脱離され
、等々と反応が進み、最后に所望のアミノ酸鎖が完成す
る。
アミノ酸基と保護基の適切な結合が得られ、これらの結
合はさきに形成されたペプチドと反応して次々のアミノ
酸基を付加する。
そのような結合は化学品提供所から商業的に入手できる
本発明方法の適用されるペプチドのアミノ酸鎖の合成を
説明するため、第2表から第8表にかげて、典型的なア
ミノ酸連鎖の合成に用いる典型的反応剤のいくつか(そ
れらはアミノ酸基と保護基を含んでいる)を示す。
第2〜8表の反応剤の夫夫は化学品供給所から購入でき
る。
但し多分BocS−アルキルチオ基は例外で、■、ラウ
ェ−−及びP、ハルター:ホツペ・ザイラース・ツアイ
トシュリフト・ヒュール・フイジオロギツシエ・ヘミ−
351巻 1384−8ページ 1970年の文献記載
の方法で製造することができる。
位置 アミノ酸反応剤 3 Boc−L−プロリン 2 Boc−0−ベンジル−L−チロシン、BocL−チロ
シン、又はBoc−0−2−7。
モベンジルオキシカルボニルーL−チロシン 1 Boc−0−ベンジル−L−スレオニン 0 Boc−L−グルタミン p−ニトロフェニルニス゛フ
ール Boc−L−ロイシン 8 Boc −e −CBz −L−リジン又はBoc
−ε−2−クロロベンジルオキシカルボニル=L〜リジ
ン Boc−N(im ) −CBz−L−ヒスチジン6 Boc−L−ロイシン Boc−L−クルタミン酸 γ−ベンジルエステル 4 Boc−L−グルタミン p−ニトロフェニルエステル ■ Boc−L−ベンジル−L−セリン B oc −L=ロイシン ■ Boc −e −CBz −L−リジン又はBoc−ε
−2−クロロベンジルオキシカルボニルL−リジン 0 Boc−グリシン B oc −L−ロイシン B oc −L−バリン Boc−8−エチルチオ−L−システィン、Boc−8
−メチルチオ−L−システィン、Boc−8−n−プロ
ピルチオ−L−システィン、又はBoc−8−n−ブチ
ルチオ−L−システイン Boc−0−ベンジル−L−スレオニン Boc−0−ベンジル−L−セリン Boc−L−ロイシン Boc−L−7スハラキン p−ニトロフェニルエステ
ル Boc−0−ベンジル−L−セリン Boc−8−p−メトキシベンジル−L−システィン、
B oc −S−ベンジル−L−システィン又はBoc
−8−3・4−ジメチルベンジル−L−システィン 第 4 表 (ヒト・カルシトニン台底に用いる典型的反応剤)位置 2 1 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 9 8 アミノ酸反応剤 Boc−L−プロリン B oc −L−アラニン Boc−グリシン Boc−L−バリン Boc−グリシン Boc−L−インロイシン B oc −L−アラニン Boc−O−ベンジル−L−スレオニン Boc−L−グルタミン p−ニトロフェニルエステル B oc − L−プロリン Boc−L−フェニルアラニン Boc−0−ベンジル−L−スレオニン Boc−N( im) −CBz−L−ヒスチジンB
oc − L−フェニルアラニン Boc−ε−CBZ−L−リジン又はBocε−2−ク
ロロベンジルオキシカルボニルL−リジン 7 Boc−L−アスパラギン p−ニトロフェニルエステ
ル 6 Boc フ ェニルアラニン Boc−L エステル アスパラギン酸 γーベンジル 4 Boc−L−グルタミン ルエステル p−ニトロフエニ 3 Boc O−ベンジル−L−スレオニン 2 Boc−O−ベンジル− I,−チロシン、BocL−
チロシン又はBoc−02−70モ ベンジルオキシ力ルボニルーL−チロシン1 0 Boc Boc Boc Boc 0−ベンジル−L グリシン L−ロイシン L−メチオニン チロシン 位置 アミノ酸反応剤 Boc−8−エチルチオ−L−システィン、Boc−8
−メチルチオ−L−システィン、Boc−8−n−プロ
ピルチオ−L−システィン又はBoc−8−n−ブチル
チオ−L−システイン Boc−0−ベンジル−L−スレオニン Boc−0−ベンジル−L−セリン B oc −L−ロイシン Boc−L−アスパラギン p−ニトロフェニルエステ
ル Boc−グリシン B oc −S −p−メトキシベンジル−L−システ
ィン、B oc −S−ベンジル−L−システィン又は
Boc−8−3・4−ジメチルベンジル−L−システィ
ン 第 5 表 (バンプレソシン合成における典型的反応剤)位置 アミノ酸反応剤 Boc−グリシン Boc−ω−トシル−L−アルギニン又はBoc−ω−
ニトロ−L−アルギニン Boc−L−フロリン Boc−8−エチルチオ−L−システィン、Boc−8
−メチルチオ−L−システィン、Boc−8−n−プロ
ピルチオ−L−システィン又はB oc −5−n−ブ
チルチオ−Lシスティン Boc−L−アスパラギン p−ニトロフェニルエステ
ル 4 B oc −L −クルクミン p−ニトロフェニルニ
スアル Boc−L−フェニルアラニン 2 Boc−0−ベンジル−I、−チロシン、Boc−L−
チロシン又はBoc−0−2−ブロモベンジルオキシカ
ルボニル−L−チロシンBoc −8−p−メトキシベ
ンジル−L−システィン、Boc−8−ベンジル−L−
システィン又はBoc−8−3・4−ジメチルベンジル
−L−システィン 第 6 表 (ソマトスタチン合成における典型的反応剤)位置 アミノ酸反応剤 4 Boc−8−3・4−ジメチルベンジル−Lシスティン 3 2 1 0 Boc−0−ベンジル−L−セリン Boc−0−ベンジルーL−スレオニン Boc−L−フェニルアラニン Boc−0−ベンジル−L−スレオニン Boc−ε−CBZ −L−リジン又はBoc−ε−2
−クロロベンジルオキシカルボニルL−リジン B oc −L −)リプトファン Boc−L−フェニルアラニン Boc−L−フェニルアラニン Boc−L−アスパラギン p−ニトロフェニルエステ
ル Boa−e −CBz −L−リジン又はBocε−
2−クロロベンジルオキシカルボニル−L−リジン B oc−8−エチルチオ−L−システィン、Boc−
8−メチルチオ−L−システィン、Boc−8−n−プ
ロピルチオ−L−システィン、又はBoc−8−n−ブ
チルチオ−Lシスティン Boc−グリシン B oc−L−アラニン 第 7 表 (ブタ・カルシトニン合成における典型的反応剤)位置 2 1 0 アミノ酸反応剤 Boc−L−70リン Boc−0−ベンジル−L−スレオニン B oc −L −クルタミン酸 γ−ベンジルエステ
ル 9 Boc−L−プロリン 8 Boc−グリシン 7 Boc−L−フェニルアラニン 位置 26 5 4 3 2 1 アミノ酸反応剤 Boc−グリシン B oc −L−メチオニン Boc−グリシン Boa−0−ベンジル−L−セリ Boc−L−フェニルアラニン ン Boc−ω−トシル−L−アルギニン又はBoc−ω−
ニトロ−L−アルギニン 0 9 8 Boc−N(im ) −CBz−L−ヒスチジンBo
c−L−フェニルアラニン B oc −L−アスパラギン p−ニトロフェニルニ
スアル 7 B oc−L −7スハラキン p−ニトロフェニルエ
ステル 6 Boc−L−ロイシン 5 Boc−L−アスパラギ/ p−ニトロフェニルエステ
ル 4 Boc−ω−トシル−L−アルギニン 又はBoc−ω
−ニトロ−L−アルギニン 3 Boc−L−)リプトファン 2 Boc−0−ベンジ/L/ −L−チロシン、Boc−
L−チロシン、又はBoc−2−ブロモベンジルオキシ
カルボニル−L−チロシン 1 0 Boc−L−アラニン Boc−O−ベンジル−L B oc −L−ロイシン Boc−L−バリン スレオニン B oc −S−エチルチオ−L−システィン、B o
c −S−メチルチオ−L−システィン、Boc−8−
n−プロピルチオ−L−システィン又はB oc −S
−n−ブチルチオシスティン Boc−0−ベンジル−L−スレオニン Boc−0−ベンジル−L−セリン B oc −L−ロイシン Boc−L−アスパラギン p−ニトロフェニルエステ
ル B oc −0−ベンジル−L−セリン 位置 アミノ酸反応剤 Boc−8−p−メトキシベンジル−L−システィン、
Boc−8−ベンジル−8−ベンジル−L−システィン
又はBoc−8−3・4−ジメチルベンジル−L−シス
ティン 第 8 表 (ウシ・カルシトニン合成における典型的反応剤)位置 2 1 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1 アミノ酸反応剤 Boc−L−プロリン Boc−O−ベンジル−L−スレオニン Boc−L−グルタミン酸 r−ベンジルエステル Boc−L−プロリン Boc−グリシン Boc−L−フェニルアラニン Boc−グリシン Boc−L−メチオニン Boc−グリシン Boc=O−ベンジル−L−セリン Boc−L−フェニルアラニン Boc−ω−トシル−L−アルギニン又はBoc−ω−
ニトロ−L−アルギニン 0 Boc−N(im) −CBz−L−ヒスチジン9 Boc−0−ベンジル−L−チロシン、Boc−L−チ
ロシン、又はBoc−0−2−ブロモベンジルオキシカ
ルボニル−L−チロシン 8 Boc−L7スパラギン p−ニトロフェニルエステル 7 Boc−L−7スハラキン p−ニトロフェニルエステ
ル Boc−L−ロイシン 5 Boc−L−アスパラギン酸 γ−ベンジルエステル Boc−e −CBz −L−リジン又はBoc−ε
−2−クロロベンジルオキシカルボニル−L−リジン 3 B oc −L−トリプトファン 第2表の一連の反応で得られる非環式ペプチドの合成及
び樹脂の分解において、n−アルキルチオ保護基はシス
ティン残基の6位にあり、Bz基は1位にある。
この非環式ペプチドの形成においては、これらの基は反
応になり、つまりB7.基は6位に位置しn−アルキル
チオ基は1位に位置することは理解されねばならぬ。
同様にして第3表においては7位と1位の保護基は反対
になり、これは第4.7及び8表においても同じである
第5表では6位と1位の保護基が反対になる。
ソマトスタチンの合成に関する第6表では、その表に示
すように14位にn−アルキルチオ基を、そして3位に
BZ基を置(のが好ましい。
この合成においてもまた、カルシトニン類の合成に賞用
されるベンズヒドリルアミンポリスチレン樹脂の代すに
クロロメチル化ポリスチレン樹脂を用いるのが好ましい
本発明で中間体として作られるところの、シスナインア
ミノ酸残基2コをもつ非環式ペプチドはなる構造をもつ
ことで特徴づけられる。
但しこ工に Aはアミノ酸残基であり Xは0(ゼロ)又は整数であり Cysはシスティン残基であり Rはn−アルキル基であり B7はベンジル又はベンジル誘導体基である。
このように分解されたペプチドは遊離のスルフヒドリル
基をもつシスティン残基とn−アルキルチオ基と共にジ
スルフィド結合を形成するスルフヒドリル基をもつシス
ティン残基をもっている。
第2−8表の各々における反応で生成されるペプチドは
夫々そのようにして特徴づけられている。
上述のように特徴づけられるいかなるペプチド類もまた
本発明において中間体として使用され、本発明の閉環反
応に付される。
2コのシスティン残基をもち但しその1つは遊離スルフ
ヒドリル基をもち他方はそのスルフヒドリル基がn−ア
ルキルチオ基でブロックされているような構造をもつい
かなる左様なペプチドも、n−アルキルメルカプタンの
移動により所望の環式ジスルフィドシスティンペプチド
へ自動的に転位をうけるまで約5から10のpHで溶液
(中間体が溶解すればいかなる溶液でも良い)好ましく
は水溶液又はアルコール溶液中に保持される。
この転位反応は、溶液のpHを5.0から8.5好まし
くは6.0から8.5、最も良いのは水酸化アンモニア
又は水酸化アルカリを加えてpH約7.5に調節するこ
とにより行われる。
6.0以下のpHも用いられるが転位は所望よりも遅く
進行し、また約10.0又は10.5に達するpHも用
いられるが、pHが8.5以上になると収率が減すると
いう危険がある。
さらにこの転位反応の間は攪拌するのが望ましく、約2
から48時間で良く、普通は約24時間で完結する。
この反応はかきませるか又はその他の攪拌形態で行われ
る。
また酸素又は酸素を生ずる物質の存在を避けるように注
意すべく、溶液は実質的に酸素のないように保つ。
ペプチド含有液は不活性気体たとえば窒素の流れの丁に
おくのが好ましい。
反応の結果移動したn−アルキルメルカプタンは窒素又
は他の不活性気体で除去され、該気体がメルカプタンを
含まなくなった時はその反応は完結したとみなして良い
−CYS (A ) x−CYS−構造(ここでCYS
基の一つは遊離のスルフヒドリル基を有しそしてCYS
基の他方はスルフヒドリル基と共にジスルフィド結合を
形成するアルキルチオ基によって保護されたスルフヒド
リル基を有する)を有する中間体ペプチドは、本発明の
閉環操作によりペプチドとなり、その際前述の構造は となる。
こ\にCysはシスティン残基であり Aはアミノ酸残基であり Xは0又は整数である。
もし上述したような手段と注意により該方法を注意深く
行えば該閉環反応においては、2コのシスティン間のジ
スルフィド形成及びn−アルキルチオメルカプタンの移
動という転位以外にはペプチド中では何の変化も生じな
い。
※ 上述の本発明の閉環反応で得られたペプチド溶液は本技
術分野で公知の方法で精製しうる。
該溶液はゲルカゴ過及びイオン交換クロマトグラフィー
を併せ用いて処理する。
最終精製物は溶液を凍結乾燥して得られる。
得られたペプチドは天然源から得たペプチドと化学的に
も生物学的にも均等である。
本改良方法の応用の一つとしてサケ・カルシトニンの合
成があり、之は既に出願中の「サケカルシトニンの製法
」の中で述べられている。
該出願の実施例1は、本発明方法に従ってサケ・カルシ
トニンの合成の例としてこ\に合一される。
該実施例1に述べているようにB oc−L−プロリン
を用いプロリンを32位で樹脂に結合させ、次いでBo
c−0−ベンジル−L−スレオニンヲ用いてスレオニン
を31位で結合させ、以下第3表に示すような反応剤を
その順に用いて結合(カップリング)を続ける。
7位に達した時にn−アルキルチオ基をもつ反応剤を用
い、そして1位に達した時にBZ基をもつ反応剤を用い
る。
所望のアミノ酸鎖が完結したら樹脂ペプチドをフッ化水
素で処理して樹脂及びすべての残りの保護基(7位のn
アルキルチオ基を除く)を除去する。
この酸分解工程で得られた溶液を水でうすめ、水酸化ア
ンモニウムを加えてpH7,5にする。
ついで溶液を、発生する窒素流の中にメルカプタンが検
出されなくなる迄窒素ガス気流中で攪拌する。
得られた製品を精製すれば、それは天然のサケカルシト
ニンと化学的にも生物学的にも均等であることがわかる
第3表に述べた反応で得られたペプチドの式は、樹脂の
分解前は次のようである。
無水の酸で分解して得られたこのペプチドの式は次のよ
うになる これはサケカルシトニンの前駆物質である。
このペプチドを、上述のような本発明の環化方法に付す
ると該ペプチドは次のようになる これはサケカルシトニンである。
本改良法の他の応用はオキシトシンの合成である。
オキシトシンは9コのアミノ酸を包含し、オキシトシン
のアミノ酸鎖は9位でグリシンから始まって作られる。
このグリシンはBoc−グリシンを用いてBHA樹脂と
カップリングされる。
次いでB oc −L−ロイシンを用いてロイシンをカ
ップリングさせ、以下第2表のアミノ酸基及び保護基を
その順に用いて、固相法でカップリングと保護**基脱
離のサイクルをくり返して行う。
6位に到達すればシスティン基と共にn−アルキルチオ
保護基を用い、次いで1位に到達すれば、BZ保護基を
用いて他のシスティン基がカップリングされる。
もしくはB、Z、保護基を6位で用い、n−アルキルチ
オ基を1位で用いても良い。
該アミノ酸鎖の完結后のペプチドは次の式をもつ こSに■は樹脂のポリエチレン部であり Wは保護基がないか、又は82基、ペンジルオキシカル
ホ゛ニル基もしくはベンジルオキシカルボニル誘導体基
であり Rはn−アルキル基である。
樹脂を酸処理で分解した后は次のよ うになる。
この分解されたペプチドはまだ6位にn−アルキルチオ
基をもっているが、溶媒中で好ましくはpH6,0〜8
.5に保つと、6位のシスティンとそのn−アルキルチ
オ保護基及び1位のシスティンのスルフヒドリル機能の
間のジスルフィド結合の転位をうけて次で示されるペプ
チドを生ずる。
これはオキシトシンである。
本発明方法を用いたオキシトシン合成の例を、次に実施
例Aとして示す。
実施例 A (オキシトシンの合成) 樹脂の活性化 アミン当量0.43 meq / ?のベンズヒドリル
アミン(BHA) 樹脂5?を、ニューヨーク州オレ
ンジハークのシュワルツマン・インコーホレーテッドか
ら市販されているペプチド合成器の反応容器に入れ、樹
脂を次の溶媒20m1で処理し、各々の処理のあとは1
過する メチレンクロライド 2分クロロ
ホルム 2回、各2分10%トリエ
チルアミン(クロロ 2回、各5分ホルム中) クロロホルム 2分メチ
レンクロライド 3回、各2分サイクル9 (カップリング) BHA樹脂、メチレンクロライド2
0TLl及びBoc−グリシン 0.7Fl(0,00
43モル)を10分間攪拌する。
ジシクロへキシルカルボジイミドのメチレンクロライド
溶液(溶液ITLlに対しDCCllmeq)の4.3
TLlを反応器に加え、混合物を6時間攪拌する。
反応混合物を1過して反応器から除き、Boc−グリシ
ルBHA 樹脂を次のものでひきつgいて2分間、20
1711で洗滌し、各々1過して洗液を除くメチレンク
ロライド 2回 メチルアルコール 2回 メチレンクロライド 2回 (アセチル化) ついで樹脂を無水酢酸1.6ml、ト
リエチルアミン(TEA)2.4ml及びクロロホルム
20m1の混合物と30分攪拌する。
反応混合物は1過して除き、樹脂を次のもので2分間、
20m1宛で洗う。
クロロホルム 2回 メチルアルコール 2回 メチレンクロライド 3回 ニンヒドリンテストは陰性であった。
(保護基脱離) Bocで保護された樹脂を、トリフ
ルオロ酢酸(TFA)12ml及びメチレンクロライド
12m1の混合物で5分間攪拌、混合物を1去し、樹脂
をTFA 12mlとメチレンクロリド12m1の第2
の混合物で30分攪拌し、反応混合物を1去し、樹脂を
次のもの207711宛で洗うメチレンクロライド
2回、各2分 メチルアルコール 2回、各2分 クロロホルム 2回、各2分 10%TEA (クロロ 2回(5分と10分)ホルム
中) クロロホルム 2回、各2分 メチレンクロライド 2回、各2分 し−グリシンBHA樹脂を滴定しくり、 ドーマン:
テトラヒドロン、レターズ 1969年2319−21
頁)アミン乃至グリシンカ価を求める。
その結果は樹脂1z当りアミン乃至グリシン0.384
meqである。
サイクル8 (カップリング) L−グリシン樹脂、メチレンクロラ
イド20TLl及びBoc−L−ロイシン、H2O2,
95S’(0,0038モル)を10分攪拌する。
ジシクロへキシルカルボジイミドのメチレンクロライド
溶液(溶液ITILlあたりDCCI 1meq又は
DCCI 総量0.0038 モル) 3.8mlを
反応器に加え混合物を2時間攪拌する。
反応混合物を反応器から除き、樹脂を次のもので継続し
て2分間、20TLlで洗い各々溶液を1去する。
メチレンクロライド 2回 メチルアルコール 2回 メチレンクロライド 2回 ニンヒドリンテストは陰性である。
(保護基脱離) サイクル9に用いたと同様のことをこ
のサイクルでも行なう。
サイクル7 このサイクルでのカップリングと保護基脱離方法はサイ
クル8におけると同じ、但しロイシン誘導体の代りにB
oc−L−プロリン Q、82P(0,0038モル)
を使用する。
サイクルに のサイクルでのカップリングと保護基脱離方法はサイク
ル8におけると同様であり、アセチル化方法はサイクル
9におけると同様である。
カップリングではBoc−8−エチルチオ−L−システ
ィン1.071(0,0038モル)をアミノ酸として
使う。
サイクル5 (カップリング) サイクル6で得られたペプチド樹脂
をジメチルホルムアミド(D■゛)20就宛で2回洗い
、次いで樹脂をDMF 251′ILl中のBoc−L
−7スパラギン p−ニトロフェニルエステル2.01
f(0,0057モル)の溶液で24時間攪拌し、反応
混合物を1過し次いで樹脂ペプチドを次の溶媒201r
Ll宛で連続2回、2分間洗う。
即ちDMF、メチレンクロライド、メタノール、メチレ
ンクロライド。
各々の溶媒洗液は1去する。ニンヒドリンテストは陰性
(保護基脱離)サイクル8におけると同様。
サイクル4 このサイクルで用いるカップリング方法はサイクル5に
おけると同じであり、アセチル化方法はサイクル9にお
けると同じであり、保護基脱離方法はサイクル8におけ
ると同じである。
次のアミノ酸誘導体を使用する。
Boc−L−グルタミンp−ニトロフェニルエステル2
.09 f (0,0057モル)。
サイクル3 このサイクルでのカップリング方法はサイクル8におけ
ると同じである。
該カップリングはDMF 10rnl及びメチレンク
ロライド10m1の溶媒系および同量のアミノ酸とDC
Cを用いて行う。
またアセチル化方法はサイクル9におけると同じであり
、保護基脱離方法はサイクル8におけると同じである。
各カップリング反応では次のアミノ酸を用いる。
Boc−L−イソロイシン0.88f(0,0038モ
ル) サイクル2 (カップリング) サイクル3で得られた樹脂ペプチド
をDMF 20 ml宛で2回連続して洗い、次いで
樹脂ペプチドをBoc−0−ベンジ/l/−Lチロシン
2.11f(0,0057モル)とD■゛20m1の混
合物で10分攪拌し、次いでDCCIのメチレンクロラ
イド溶液(DCCI 0.0057モルに相当)5.
7mlを加え混合物を16時間攪拌し、反応混合物を1
去し、ついで樹脂ペプチドをDMF、メチレンクロライ
ド、メタノール及びメチレンクロライドの順に20rI
ll宛2回2分間洗う。
カップリン反応はメチレンクロライド中DCCI及びア
ミノ酸誘導体半量を用いて6時間攪拌して繰返す。
(アセチル化)サイクル9に用いたアセチル化方法をく
りかえす。
(保護基脱離)サイクル9に用いた保護基脱離方法をく
りかえす。
サイクル1 このサイクルで用いるカップリング方法はサイクル8に
おけると同じで、メチレンクロライド中のDCCI
及びアミノ酸誘導体の半量を用いて行なう。
またこのサイクルにおける保護基脱離方法はサイクル9
におけると同じである。
最初のカップリング反応に用いるアミノ酸とその量は次
のとオリ。
Boc−8−メトキシベンジル−L−システィン1.3
f(0,0038モル)。
サイクル1の完結后、樹脂ペプチドをヘキサン2017
11宛で2回洗い、次いでペプチドを反応器からとり、
24時間0.1 mmHg、 40℃で電気真空オー
プンで乾燥する。
ブロックされたオキシトシンペプチド樹脂の得量は6,
0りである。
フッ化水素を用いての分解 乾燥樹脂ペプチド2z及びアニソール2TLlをテフロ
ン反応器に入れる。
テフロン被覆されたマグネチック・スターラーを装えた
容器をドライアイス−アセトン浴に入れ、フッ化水素ガ
ス15m1を容器へ送り凝縮させる。
この混合物を水浴中で1時間o ’cで攪拌する。
フッ化水素は減圧下で蒸発して除かれる。
残渣を酢酸エチル257711宛で4回すりつぶる。
樹脂粒を氷酢酸50m1宛で2回処理してペプチドを抽
出する。
この抽出液を真空凍結乾燥すると分解ペプチド486■
を得る。
ペプチドのオキシトシンへの環化 粗ペプチド200mfIを、氷酢酸1mlの入った酸素
不含蒸溜水50m1に部分的にとかし、この溶液のpH
を濃アンモニア水で7.5に調節し、この混合物を窒素
流で閉容器中24時間攪拌する。
この時には、発生する窒素流の中にはエチルメルカプタ
ンは検出されない。
窒素気流中のエチルメルカプタン含量は、気流をエルマ
ン試薬(GL、 エルマン:アーカイブズ・オフ・バ
イオケミストリー・アンド・バイオフィジックス 82
巻 70−7ページ 1959年)の溶液に適すことに
より測定されるこの反応混合物に氷酢酸を加えてpHを
3.2にし、減圧凍結乾燥すると固形の残渣を得る。
粗オキシトシンの精製 この固形残渣を0.5 N酢酸溶液にとかし、次いでセ
ファデックスG−25(微細)ゲル1過カラムを通し0
.5N酢酸で溶離することによって精製される。
このカラムからのオキシトシン分画を集め、減圧凍結乾
燥して白色固体54■をうる。
この固体をもう1度0.5N酢酸にとかし、七フ※※ア
デツクスG−25(微細)ケル1過カラムに適シ015
N酢酸で溶離して精製する。
このカラムからのオキシトシン分画を集め減圧凍結乾燥
して綿毛状の白い固体をうる。
これを分析したところ次のアミノ酸比率が見出された。
Glyl、O,Leuo、98、ProO,97、As
pO,89、GluO,84,11e0.74、Tyr
O,72、理論値は1.0であるべきである。
CysO値は出てこなかったが之は分析操(’F=によ
りこのアミノ酸が破壊されるからである。
水晶の生物活性度は■あたり305.4単位であった。
本発明の方法はまたソマトスタチンの合成にも類似の態
様で適用することができる。
その時の樹脂はポリスチレン樹脂たとえば当技術分野で
公知のクロロメチル化ポリスチレン樹脂であって良い。
14位のシスティンはB oc −S −3・4−ジメ
チルベンジル−L−システィンを用いて樹脂とまずカッ
プリングさせ、次いでセリン、次いでスレオニン等々と
いうように、第4表に述べた順でアミノ酸及び保護基を
もった反応剤を用いる。
3位に達した時に、n−アルキルチオ基をもったシステ
ィン基を用いる。
アミノ酸鎖が完結して、まだ樹脂を分解する酸処理を行
ってない折のペプチドは次のようである。
酸処理して樹脂を分解したときは、 ペプチドは 次のようになる。
次いで、 この非環式分解ペプチドを本発明の環 化方法の条件下で転位させれば、 次のようになる 本発明による改良方法は、サケカルシトニンにおいて述
べたと類似の態様でヒトカルシトニンの合成に応用でき
る。
ヒトカルシトニンはそのアミノ酸鎖に32コのアミノ酸
をもつ。
プロリンから出発して、32位のこのアミノ酸はBHA
樹脂とカップリングさせ、ついで31位のアラニン、3
0位のグリシンというように第4表にのべた順序で、ア
ミノ酸基と保護基をもつ反応剤を用い、すでに述べた保
護、カップリング及び保護基脱離というように行う。
システィン基が7位及び1位※※に到達したとき、これ
らの位置に1つにn−アルキルチオ保護基が、そして他
の位置にふつうのB、L基が用いられる。
アミノ酸鎖が完結したときのペプチドは、n−アルキル
チオ基が7位にあるとすれば次のようになる。
酸処理して樹脂を除去した后のペプチドは次のようであ
る。
このペプチドを、ジスルフィド環を完結させるためこ〜
に述べた条件下で転位させると、次のよ:うになる。
これはヒトカルシトニンの構造である。
本発明による改良方法を用いたヒトカルシトニンの合成
例を実施例Bとして掲げる。
実施例 B (ヒトカルシトニンの合成) 樹脂の活性化 アミン力価の55meq/Pのベンズヒドリルアミン(
BHA) 樹脂4f?をニューヨーク州オレンジハーグ
のシュワルツマン・インコーホレーテッドから販売され
ているペプチド合成画の反応容器に入れる。
この樹脂を次の溶媒20m1で処理し、各処理毎に1過
する。
メチレンクロライド 2分 クロロホルム 10%トリエチルアミン(クロロ ホルム中) 2回、各2分 2回、各5分 クロロホルム 2分 メチレンクロライド 3回、各2分 サイクル32 (カップリング) BHA樹脂、メチレンクロリド2
0 ml及びBoc−L−プロリンQ、95P(0,0
044モル)を10分間攪拌する。
ジシクロヘキシル力ルポジイミドのメチレンクロライド
溶液(溶液11rLlあたりDCCI 1ミリ当量)
44mlを反応器に加え、混合物を6時間攪拌し、反応
混合物を1過して反応器から除去し、Boc−プロリル
BHA樹脂を次の順で2分、20rnlで洗い、各々で
r過して洗液を除去する。
メチレンクロリド 2回 メチルアルコール 2回 メチレンクロリド 2回 (アセチル化) 次いで樹脂をトリエチルアミン(TE
A) 1.5rfLl、無水酢酸1 ml、及びクロ
ロホルム20m1の混合物で2時間攪拌し、反応混合物
を1去し、樹脂を次のもので2分、20TIllで洗う クロロホルム 2回 メチルアルコール 2回 メチレンクロライド 3回 ニンヒドリンテストは陰性(E、カイザーほか:アナリ
チカル・バイオケミストリー 34巻595−8頁 1
970年)。
(保護基脱離) Bocで保護された樹脂を、トリフ
ルオロ酢酸(TFA)12.5ml及びメチレンクロラ
イド12.5mlの混合物で5分間攪拌し、この混合物
をP去し、樹脂をTFA 12.5TLlとメチレンク
ロライド12.5mlの第2の混合物で30分攪拌し、
反応混合物を1去し、樹脂を次のもので20m1で洗う メチレンクロライド 2回、各2分 ※※メ
チルアルコール 2回、クロロホルム
2回、10%TEA(クロロホルム中
) 2回、クロロホルム 2回、 メチレンクロライド 2回、 各2分 各2分 各10分 各2分 各2分 このL−プロリンBHA樹脂のアミン乃至プロリンカ価
を測ると、樹脂1tあたりアミン乃至プロリン0.49
4ミ!J当量であった。
サイクル31 (カップリング) L−プロリル樹脂、メチレンクロラ
イド20TIll及びBoc−アラニン 0.83P(
0,0044モル)を10分間攪拌する。
ついでジシクロへキシルカルボジイミドのメチレンクロ
ライド溶液(溶液1 mlあたりDCCI 1ミリ当
量、又はDCCI la量0.0044モル) 4.4
7711ヲ反応器に加え、混合物を2時間攪拌する。
反応混合物を1過して反応器から除き、Boc−L−ア
ラニル−L−プロリルBHA樹脂を次のもので引きつg
いて2分、201711で洗い、各々で1過して洗液を
除(。
メチレンクロライド 2回 メチルアルコール 2回 メチレンクロライド 3回 ニンヒドリン陰性。
サイクル30から26迄 これらのサイクルで用いるカップリング及び脱保護基の
方法はサイクル31におけると同様で、但しアラニン誘
導体の代りに次のアミノ酸誘導体を用いる サイクル25 (カップリング) サイクル26で得られたペプチド樹
脂をジメチルホルムアミド(DMF)20rnlで2回
洗い、次いでこの樹脂ペプチドをBoc−0−ベンジル
−L−スレオニン2.04f(0,0066−E−ル)
及びDMF 20 rnlの混合物と10分間攪拌し、
次いでDCCI のメチレンクロライド溶液(DCC
I 0.0066モル相当)を加え、混合物を6時間
攪拌し、この反応混合物を1去し、次のもので引きつg
き2回宛20m1宛で2分間洗う。
DMF、メチレンクロライド、メチルアルコール、メチ
レンクロライド、ニンヒドリンテスト陰性。
(保護基脱離)サイクル32で用いたように行う。
サイクル24 (カップリング) サイクル24で得たペプチド樹脂な
りMF 20m1宛で2度洗う。
ついで樹脂ヲ、B oc −L −グルタミン p−ニ
トロフェニルエステル2.421(0,0066モル)
のDMF25ml溶液と24時間攪拌し、反応混合物を
1過し、樹脂ペプチドを次の溶媒20TLl宛で2回宛
つづけて、2分間洗う。
即ちDMF、メチレンクロライド、メタノール、メチレ
ンクロライド。
各々の※昶溶媒は1去する。
ニンヒドリンテスト陰性。(保護基脱離)サイクル32
で用いた保護基脱離を行う。
サイクル23 (カップリング) サイクル24で得たペプチド樹脂を
Boc−L−プロリン1.4.2 P (0,0066
モル)のメチレンクロライド溶液20m1と10分間攪
拌する。
DCCI のメチレンクロライド溶液6、6 ml
(DCCI の0.0066モル相当)を加え、混合
物を16時間かくはんし、反応混合物をP去し、樹脂ペ
プチドを次の溶媒の20TIll宛で、つgいて2回宛
、2分間洗う。
メチレンクロライド、メチルアルコール、メチレンクロ
ライド、各溶液を1去す。
ニンヒドリンテスト陰性。(保護基脱離)サイクル32
と同様 サイクル22 本サイクルでのカップリング及び保護基脱離はサイクル
23におけると同じ、但しカップリングに於てBoc−
L−プロリンの代りにBoc−L−フェニルアラニン1
,751(0,0066モル)使用サイクル21から1
8 これらのサイクルでのカップリング及び包護基脱離はサ
イクル31におけると同じ、但しアラニン誘導体に代え
次のアミノ酸誘導体を使用。
サイクル17 本サイクルでのカップリング及び保護基脱離方法はサイ
クル24におけると同じ、但しグルタミン誘導体に代え
Boc−L−アスパラギン p−ニトロフェニルエステ
ル 2.3.l’(0,0066モ**ル)を使用。
サイクル16及び15 これらのサイクルでのカップリング及び保護基脱離方法
はサイクル31と同じ、但しアラニン誘導体に代え次の
アミノ酸誘導体を使用 サイクル13 サイクル21に同じ サイクル12 本サイクルでのカップリング及び脱保護基方法は、サイ
クル25と同じ、但しスレオニン誘導体に代えB oc
−0−ベンジル−I、−チロシン2.45P(0,0
066モル)を用い、攪拌時間を16時※※間に延長。
サイクル11 サイクル25に同じ サイクル10から7 これらのサイクルに於けるカップリング及び脱保護基方
法はサイクル31におけると同じ、但しBoc−L−ア
ラニンの代りに次のものを使用サイクル6 サイクル25に同じ サイクル5と4 これらサイクルにおけるカップリング及び脱保**護基
方法はサイクル31に同じ、但しカップリング反応にお
いてBoc−L−アラニンに代え次を使用 サイクル3 サイクル17に同じ サイクル2と1 これらサイクルのカップリング及び脱保護基方法はサイ
クル31と同じ、但しカップリングに於てBoc−L−
アラニンに代え次を使用 サイクル1の完結后、樹脂ペプチドをn−へキサン20
m1宛で2回洗う。
ペプチドは反応器から移し、24時間0.1 mmHg
40℃で電気真空オーブンで乾燥する。
このブロックされたヒトカルシトニンペプチドはIIP
あった。
フッ化水素による分解 アニソール2TrLlと乾燥樹脂ペプチド2zをテフロ
ン反応器に入れる。
この容器はテフロン被覆のマグネチツクスターラーを具
えており、ドライアイス−アセトン浴に入れて、この容
器ヘフツ化水素15TLlを凝縮導入する。
この混合物を水浴中で0℃に1時間攪拌し、フッ化水素
は減圧で留去し、残渣を酢酸エチル25m1宛で4回く
だき、この樹脂粒から氷酢酸を用いて(50ml×2回
)ペプチドを抽出し、抽出物を減圧凍結乾燥すれば分解
されたペプチド1063■を得る。
ペプチドのヒトカルシトニンへの環化 粗ペプチド1000■を、氷酢酸1扉l添加の酸素不合
蒸溜水250rlLlにとかし、濃アンモニア水でpH
7,5とし、24時間窒素流で閉容器中でかきまぜる。
この時、発生する窒素流中にはエチルメルカプタンは検
出されない。
窒素流中のエチルメルカプタン量ハエルマン試薬(G、
L、エルマン:アーカイブズ・オフ・バイオケミストリ
ー・アンド・バイオフィジックス 82巻 70−77
ページ 1959年)の溶液を通して該窒素流を送るこ
とで測定される。
反応混合物のpHを氷酢酸で3.2とする。
減圧凍結乾燥すると、985■の固形生成物を与える。
粗ヒトカルシトニンの精製 粗生成物を0.5 N酢酸にとかし、セファデックスG
−25(微細)ゲル1過カラムを通し0.5 N酢酸で
溶離して精製する。
このカラムから得るヒトカルシトニン分画を集め、減圧
凍結乾燥すると白色綿毛状固体をうる。
この白色綿毛状固体を0.05M酢酸アンモン水溶液(
pH5)にとかし、pHとし、sp−セファデックスC
−25カラムを用いたイオン交換クロマトグラフィーと
酢酸アンモン緩衝液での溶離で精製する。
ヒトカルシトニン分画を集め、2回減圧凍結乾燥すると
綿毛状白色固体をうる。
水晶は文献(P、ジーベルほか:ヘルベチカ・キミ力・
アクタ 53巻 2135−50頁 1950年)に報
告のものと生物学的にも化学的にも均等である。
アミノ酸分析(酸分解)は次の比率のアミノ酸を与える
但しカッコ内は理論値である。Lysl、02(1)、
HisO,99(1)、A 5p−3,28(3)、T
hr5.21 (5)、5erO,74(1)、Glu
1.95 (2)、Gly4.33(4)、Ala
2.03 (21、Val 1.04(1)、Meto
、86(1)、I lel、07(1)、Leu 2.
24 (21、Tyno、7(1)、P he 3.0
(3)、ProとCys O値は求めず。
生物活性は■あたり100MRC単位。
同様に本発明方法は第5表記載の基又はその均等物をア
ミノ酸鎖の9位の反応剤として用いてパンプレツシンの
合成にも応用される。
第5表の反応からえられるペプチド、但し樹脂分解前の
ものは次の式をもつ。
このペプチドを酸処理して、 樹脂と大部分の保 護基を分解したものは次のようになる。
これはバンブレツシンの前駆体である。
このペプチドを本発明の環化方法に付すると、次のもの
になる これはパンプレツシンである。
ソマトスタチンの合成に本発明方法を応用するためには
、ソマトスタチン用のアミノ酸鎖を、第6表の反応剤又
はその均等物を用いて作る。
第6表により反応させたペプチドで樹脂分解前のものの
式は次のとおり。
これを酸処理して、樹脂と大部分の保護基を分解したも
のは となり、 これを本発明方法で環化すれば となるが之はツマスタチンである。
本発明方法をブタカルシトニン合成に応用するため、第
7表にのべた反応剤又は均等物を用いて、ブタカルシト
ニン用のアミノ酸鎖をつくる。
第7表にのべた反応から得られ、樹脂の分解前のペプチ
ドは次の式をもつ。
このペプチドを酸処理して樹脂と、大部分の保護基を分
解したものは次のものになる。
これはブタカルシトニン前駆体である。
これを本発明方法で環化させると次のものになる。
これ※※はブタカルシトニンである 本発明の方法をブタ・カルシトニンの合成に応用するた
め、ブタカルシトニンのアミノ酸鎖を、第8表に示す反
応剤又は均等物を用いて槽底してゆく。
第8表に示す反応で得られるペプチドで、樹脂の分解前
のものは次の式をもつ このペプチドを酸処理して、樹脂と大部分の保護基を分
解したものs式は次のようになるこれはブタカルシトニ
ンの前駆物質である。
このペプチドを本発明の環化方法に付すると、次のよう
になる。
これはブタカルシトニンである。
さて本発明は特定のペプチド類について特異的に記述さ
れ示されたが、次のことは当業者にとっては明白であろ
う。
即ち本発明は数多くの特定のペプチド構造に応用ができ
ること、また本発明はその精神の範囲内でまたクレーム
の範囲内でいろいろと変化され得ること。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アミノ酸鎖中に少くとも2個のシスティン部分を有
    し、該部分の一つは遊離スルフヒドリル基を有しそして
    他方は該部分のスルフヒドリル基と共ニジスルフィド結
    合を形成するn−アルキルチオ基によって保護されたス
    ルフヒドリル基を有するペプチドを製造し、そして該ペ
    プチドを約5〜約10のpHで実質的に酸素を含まない
    溶液中に保持して環状ジスルフィド構造を形成すること
    からなるジスルフィド環状構造を有するペプチドを製造
    する方法。
JP50110435A 1974-09-12 1975-09-11 ペプチド類の製造方法 Expired JPS5833864B2 (ja)

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