JPS5833620Y2 - ゴム プラスチツクオシダシセイケイデンキケ−ブルノ セイゾウソウチ - Google Patents

ゴム プラスチツクオシダシセイケイデンキケ−ブルノ セイゾウソウチ

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JPS5833620Y2
JPS5833620Y2 JP1974024348U JP2434874U JPS5833620Y2 JP S5833620 Y2 JPS5833620 Y2 JP S5833620Y2 JP 1974024348 U JP1974024348 U JP 1974024348U JP 2434874 U JP2434874 U JP 2434874U JP S5833620 Y2 JPS5833620 Y2 JP S5833620Y2
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JP
Japan
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heating
electric cable
unvulcanized
cable
insulating layer
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Expired
Application number
JP1974024348U
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English (en)
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JPS50114676U (ja
Inventor
裕夫 伊藤
Original Assignee
古河電気工業株式会社
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Publication date
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  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はケーブル芯線(導体)にゴム、プラスチックに
よる未加硫(未加橋)絶縁物材料を被覆して未加硫電気
ケーブルを押出し、これを加熱長尺ランドダイに導入し
て加硫(架橋)した後、更に加圧冷却部を通過させるこ
とにより得られる押出成形電気ケーブルの製造装置に関
する。
従来この種の装置では押出機によりケーブル芯線にコニ
ム、プラスチックによる未加硫絶縁物材料を被覆して未
加硫電気ケーブルを押出し、これを押出機に連設の加熱
長尺ランドダイに導入して加圧加熱することにより加硫
電気ケーブルを得るようにしているが、この場合の加熱
は蒸気ジャケット式、バンドヒータ式、油加熱式、バー
ナ加熱式等の何れにせよ、加熱長尺ランドダイの外部か
ら熱伝導によって、この未加硫絶縁物材料の加硫に必要
な熱を供給するようにしている。
ところがこのような手段によるときは、この際上記絶縁
物材料による電気絶縁層の最内層まで完全に加流しなけ
ればならないが、同絶縁層は熱伝導が悪く、シかもケー
ブル芯線の方は熱容量が極めて大きいので、その加硫効
率は可成り悪いものとなっていた。
そこで押出機と加硫管との間に高周波誘導コイルを設け
、ケーブル芯線を誘導加熱することにより、これと前記
の外部からする熱伝導による加熱とを併用することが既
に提案されている(特公昭46−4887号公報参照)
しかしながら上記加硫管は蒸気加硫管のため、該加流管
の押出機端部には、電気絶縁層偏肉調整その他のケーブ
ル口出し作業のためのスプライスボックスが設けられ、
且つ該加硫管の内径はケーブル外径に比し相当に大きい
ことにより、上記誘導コイルをケーブルに接近して同軸
状に設けることが容易でなく、ケーブル芯線の加熱効率
が著しく低下し、加熱電源である発振器の容量が大きく
なり設備費が高くなると共に、該誘導コイルをケーブル
に接近して設けることが出来たとしても、ケーブルがそ
の張力変動により加硫管半径方向に振動した場合、該誘
導コイルにすぐに接触して変形し易くケーブルの品質を
低下させる欠点があった。
本考案はこのような点に着目してなされたもので、これ
を図面の実施例によって詳記すれば既知の通り押出機1
の成形ダイ14に加熱長尺ランドダイ2を連設し、これ
には人口側よりシリコンオイル、塩化ジフェニル、塩化
トリフェニル等の潤滑剤りを圧送する供給装置3を設け
、この潤滑剤りを加熱長尺ランドダイ2の内周壁に形成
した間隙4に供給し、更にその後段側G;加圧冷却部5
を設・ 二 けるようにしである。
、。本考案ではこのような製造装置において、加
熱長尺ランドダイ2は、所望数の絶縁層加熱部6.6’
6″・・・・・・と所望数の導体加熱部7.7’、7”
・・・・・・とを所望位置に設けて長手方向に連結して
なるが、図示の実施例では各複数個の両加熱部を交互に
配装して構成されている。
ここで絶縁層加熱部6.6’、6”・・・・・・は押出
機1によりケーブル芯線Wにゴム、プラスチックによる
未加硫絶縁物材料Aが被覆されることにより形成された
未加硫電気ケーブルBの電気絶縁層Cを、熱伝導により
外部より加熱して別派するためのもので、■個の又は複
数個連結された金属製の短尺管2’、2’・・・・・・
と、鉄管に設けられた蒸気ジャケット式、油加熱式、通
電加熱式等の管加熱源とからなり、図示のものは該加熱
源が短尺管2’、 2’・・・・・・(第2図参照)の
筒状部外周に密接巻きしたバンドヒータ8,8’、8”
・・・・・・で構成されている。
次に導体加熱部7.7’、7”・・・・・・はケーブル
芯線Wを加熱することにより電気絶縁層Cを内部より加
硫するためのもので、第2図に示すように上記短尺管2
’、2’・・・・・・の鍔縁部11.11’間に挟着さ
れボルト、ナツト等の締着具12により短尺管2’、2
’・・・・・・の連結を兼ねて固定されており、且つ軸
心方向に短尺管と同内径の孔を有したアルミナ磁器、滑
石磁器(ステアタイト)等高周波損失の少い材質により
形成した介装体13と、該介装体13の内層側に巻装し
て埋設された高周波誘導コイル9.9’。
9″・・・・・・と、これに高周波電流を流送する発振
器10とからなり、勿論該発振器10は図示のように各
別に設けず、一つのものを高周波誘導コイル9.9’。
9″・・・・・・に共用するようにしてもよい。
ところで高周波誘導コイル9.9’、9”・・・・・は
上記具体例のように巻装せず、短尺管2’、2′・・・
・・・の筒状部に巻装することもできるが、短尺管は強
度の大きい鉄鋼材料で作られているので、この場合には
高周波損失が大となり、短尺管の方を加熱してしまいケ
ーブル芯線Wを十分に加熱することができにくくなる。
そこで短尺管を前記のアルミナ磁器等で形成することも
考えられるが、これでは高価につくだけでなく、アルミ
ナ磁器等は熱絶縁材であるためバンドヒータ8,8’、
8″・・・・・・等により電気絶縁層Cを十分に加熱し
難くなる。
従って該誘導コイルは介装体13の方に設ける必要があ
る。
なお押出機1の成形ダイ14は構造上、長さが短いので
、成形ダイ14内に高周波誘導コイルを設けに<<、ま
た設けることは成形ダイからの熱放散が少ない関係で必
ずしも必要でないが、該コイルを設ければ加熱長尺ラン
ドダイ2に入る以前にケーブル芯線Wが加熱されるので
電気絶縁層Cをより早く加硫でき好ましい。
次に第1図のような装置で実際上直径19.0mmのケ
ーブル芯線Wに架橋性樹脂を12.□mmの厚さで被覆
し架橋するに際し、バンドヒータ8゜8′、8″・・・
・・・からなる管加熱源を有する絶縁層加熱部6.6’
、6″・・・・・・と導体加熱部7.7’、7”・・・
・・・とを夫々1.5m、0.5mの長さにわたって交
互に4組配装し、最後に絶縁層加熱部を4m配設し、絶
縁層加熱部6,6′、6″・・・・・・のバンドヒータ
8,8’ 、 8″・・・・・・は250℃に加熱し、
導体加熱部7,7′、7″・・・・・・では10KHz
、50 KWの発振器10を用いてケーブル芯線Wを2
50℃に加熱した。
その結果、電気絶縁層Cを内外両層から同時に加硫でき
るようになること、また高周波誘導コイルが加熱長尺ラ
ンドダイ2における導体加熱部7.7’、7”・・・・
・・の介装体13に設けられてケーブル芯線Wに近づき
、誘導加熱効率を向上できるようになることにより、ケ
ーブル芯線Wの線速を3.0m/分とすることができ、
通常の外部加熱のみにより製造するときの約2.5倍早
い線速とすることができた。
そしてこれにより得た加硫電気ケーブルの電気絶縁層に
つきそのゲル分率を測定した結果、上記のような高速運
転にも拘らず85%という良好な値とすることができた
なお本考案の実施例では加熱長尺ランドダイを構成する
絶縁層加熱部と導体加熱部とは各々複数個設けて交互に
配装したが、低電圧ケーブルの如きケーブルサイズの小
さいものの加硫(架橋)の場合等においては、両加熱層
の一方又は両方を1個のみで構成しても同様な効果を得
ることができる。
本考案は以上のように押出機の成形ダイに連設の加熱長
尺ランドダイによりケーブル芯線に被覆形成されたゴム
、プラスチックによる電気絶縁層を加温するようにした
ケーブルの製造装置において、加熱長尺ランドダイは、
前記電気絶縁層を外部より加熱して加硫する所望数の絶
縁層加熱部と、前記ケーブル芯線を電気誘導加熱方式に
より加熱し、これにより電気絶縁層を内部より加硫する
所望数の導体加熱部とを、所望位置に設けて長手方向に
連結してなり、上記絶縁層加熱部は金属製の短尺管と鉄
管に設けられた管加熱源とにより構威し、上記導体加熱
部は軸心方向に孔を有する磁器製の介装体と該介装体に
設けられた高周波誘導コイルとにより構成されているの
で、前記電気絶縁層を内外両層から同時に加硫できるよ
うになり、従って単にケーブル芯線による奪熱作用を阻
止するだけでなく、上記同時加硫により当該加硫効率を
大幅に向上できる。
また導体加熱部における高周波損失の少ない磁器製の介
装体は、充分な耐圧強度を有しているので、加熱長尺ラ
ンドダイの構成部材として満足な強度を確保しながら、
ケーブル芯線の誘導加熱を効率よく行わしめ、また、絶
縁層加熱部は金属製短尺管が主体となるから、単に構成
材料が安価となるだけでなく、バンドヒータ等の管加熱
源による熱浸透も良好となり、従って加熱長尺ランドダ
イは加熱加硫機能を充分満足させ得る適材構成となる。
更に加熱長尺ランドダイの一部を構成する導体加熱部を
高周波誘導コイルを備えた電気誘導加熱方式のものとし
たので、ランドダイ加硫管の外径が蒸気加硫管の外径よ
りも小さくなって誘導加熱コイルをケーブル芯線に近接
させて取付けることが可能であり、且つその取付けも容
易堅固であり、ケーブル芯線の誘導加熱効率を大幅に高
めてケーブルの製造能率を向上できると共に導体加熱部
の小形化と設備費用低減化をはかることができるほか、
ケーブルが高周波誘導コイルに接触して変形する問題も
生じずケーブルの品質を向上させることができる等の顕
著な効果が得られる。
なお導体加熱部が複数個散在して配設されている場岑で
は、該加熱部が一つしかない場合におけるケーブル芯線
への給熱不足、更には該給熱不足を解消するため単一の
上記加熱部によりケーブル芯線を局部加熱(過熱状態)
してスコーチを生じさせるといった問題がなく、適所で
ケーブル芯線の温度補償(誘導加熱)を行いながら、い
わゆる加硫むらのない電気ケーブルを製造し得ることに
なり、従って特に高電圧ケーブルの製造に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる電気ケーブルの製造装置を示す
縦断側面説明図、第2図は同装置における加熱長尺ラン
ドダイの一部を示す拡大縦断側面図である。 1・・・・・・押出機、2・・・・・・加熱長尺ランド
ダイ、2′・・・・・・短尺管、3・・・・・・加圧冷
却部、6,6.6”・・・・・・絶縁層加熱部、7.7
’、7”・・・・・・導体加熱部、8.8’、8”・・
・・・バンドヒータ(管加熱源)、9.9’、9″・・
・・・・高周波誘導コイル、13・・・・・・介装体、
14・・・・・・成形ダイ、A・・・・・・未加硫絶縁
物材料、B・・・・・・未加硫電気ケーブル、C・・・
・・・電気絶縁層、W・・・・・・ケーブル芯線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブル芯線にゴム、プラスチックによる未加硫絶縁物
    材料を被覆して未加硫電気ケーブルを押出す押出機と、
    該未加硫電気ケーブルを導入し、その外周面に潤滑剤を
    供与しながら通過させて加圧加熱することにより、同未
    加硫電気ケーブルを加硫電気ケーブルにする押出機の成
    形ダイに連設の加熱長尺ランドダイと、該加硫電気ケー
    ブルを通過させて冷却するために前記加熱長尺ランドダ
    イに連設の加圧冷却部を具備した電気ケーブルの製造装
    置において、前記加熱長尺ランドダイは、前記ゴム、プ
    ラスチックによりケーブル芯線に被覆形成された電気絶
    縁層を外部より加熱して加硫する所望数の絶縁層加熱部
    と、該ケーブル芯線を電気誘導加熱方式により加熱して
    前記絶縁層を内部より加硫する所望数の導体加熱部とを
    、所望位置に設けて長手方向に連結してなり、上記絶縁
    層加熱部は金属製の短尺管と鉄管に設けられた管加熱源
    とにより構威し、上記導体加熱部は軸心方向に孔を有す
    る磁器製の介装体と該介装体に設けられた高周波誘導コ
    イルとにより構成したゴム、プラスチック押出成形電気
    ケーブルの製造装置。
JP1974024348U 1974-02-28 1974-02-28 ゴム プラスチツクオシダシセイケイデンキケ−ブルノ セイゾウソウチ Expired JPS5833620Y2 (ja)

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JPS50114676U JPS50114676U (ja) 1975-09-18
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