JPS583358B2 - X線制御装置 - Google Patents
X線制御装置Info
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- JPS583358B2 JPS583358B2 JP15693076A JP15693076A JPS583358B2 JP S583358 B2 JPS583358 B2 JP S583358B2 JP 15693076 A JP15693076 A JP 15693076A JP 15693076 A JP15693076 A JP 15693076A JP S583358 B2 JPS583358 B2 JP S583358B2
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- ray
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、X線診断装置等に用いられるX線制御装置に
係り、特にその管電圧負荷特性の補償に関するものであ
る。
係り、特にその管電圧負荷特性の補償に関するものであ
る。
X線断診装置において、写真撮影結果を決定する主要な
因子としては、X線管電圧、X線管電流ならびにX線曝
射時間が挙げられる。
因子としては、X線管電圧、X線管電流ならびにX線曝
射時間が挙げられる。
これらを常に安定に制御するか否かによってX線診断装
置の操作性、安定性の良否が左右される。
置の操作性、安定性の良否が左右される。
このようなX線診断装置におけるX線制御装置は短時間
に大電流を制御することになるので、一般に消費電流(
X線管電圧とX線管電流によって異なる)によって定ま
るところの電源インピーダンスによる電圧降下とX線制
御装置内部の電圧降下を見込んで無負荷電圧をプリセッ
トする方式がとられるのが一般的である。
に大電流を制御することになるので、一般に消費電流(
X線管電圧とX線管電流によって異なる)によって定ま
るところの電源インピーダンスによる電圧降下とX線制
御装置内部の電圧降下を見込んで無負荷電圧をプリセッ
トする方式がとられるのが一般的である。
第1図はこのような方式について説明するための等価回
路であり、図において、1は電源、2は電源1における
電源インピーダンス、3はX線制御装置、4はX線制御
装置3の電源入力端子、5は調整抵抗、6はX線制御装
置3の内部端子、7はX線制御装置3の内部インピーダ
ンス、8はX線制御装置3の出力開閉器、9はX線制御
装置3の出力端子、10はX線発生器、11はX線発生
器10の入力端子、12は高圧発生トランス、13は高
圧整流器、14はX線管等からなる負荷を示している。
路であり、図において、1は電源、2は電源1における
電源インピーダンス、3はX線制御装置、4はX線制御
装置3の電源入力端子、5は調整抵抗、6はX線制御装
置3の内部端子、7はX線制御装置3の内部インピーダ
ンス、8はX線制御装置3の出力開閉器、9はX線制御
装置3の出力端子、10はX線発生器、11はX線発生
器10の入力端子、12は高圧発生トランス、13は高
圧整流器、14はX線管等からなる負荷を示している。
ここで、調整抵抗5を適宜設定することにより、電源1
のX線制御装置3の入力端子4側からみた電源インピー
ダンス2の値■0と、X線制御器3内の調整抵抗5との
合成インピーダンス値■0+■1が、いかなる電源1に
ついても一定値になるように調整することができる。
のX線制御装置3の入力端子4側からみた電源インピー
ダンス2の値■0と、X線制御器3内の調整抵抗5との
合成インピーダンス値■0+■1が、いかなる電源1に
ついても一定値になるように調整することができる。
すなわち、開閉器8が閉じてX線発生器10に負荷電流
が流れると、X線制御装置3の内部構成によって異なる
内部インピーダンス7の値■2により、X線制御装置3
の内部端子6と出力端子9の間に電圧降下を生ずる。
が流れると、X線制御装置3の内部構成によって異なる
内部インピーダンス7の値■2により、X線制御装置3
の内部端子6と出力端子9の間に電圧降下を生ずる。
このとき、X線制御装置3の内部端子6から図示左側、
つまり電源1側をみたインピーダンスが、X線制御器3
がいかなる電源1に接続されていても常に一定の電源イ
ンピーダンスとみなせるように調整されればよいことに
なる。
つまり電源1側をみたインピーダンスが、X線制御器3
がいかなる電源1に接続されていても常に一定の電源イ
ンピーダンスとみなせるように調整されればよいことに
なる。
第2図はある種のX線制御装置3について上記内部端子
6の電圧■1と開閉器8を閉じたときの出力電圧■2、
すなわち無負荷電圧と負荷電圧の関係をX線管電流IK
をパラメータとして示すX線制御装置の負荷特性である
。
6の電圧■1と開閉器8を閉じたときの出力電圧■2、
すなわち無負荷電圧と負荷電圧の関係をX線管電流IK
をパラメータとして示すX線制御装置の負荷特性である
。
この場合の、X線発生器10の内部インピーダンスは、
X線制御装置3に比較して充分に小さく電圧降下は無視
できる。
X線制御装置3に比較して充分に小さく電圧降下は無視
できる。
従って、上記出力電圧■2と負荷14に供給されるX線
管電圧VHとは正確に較正することができる。
管電圧VHとは正確に較正することができる。
このため、X線制御装置3においては、第2図に基いて
、予じめ負荷電流IKの設定に応じて、所要の管電圧V
H、すなわち■2に対応した■1を与えるようにすれば
よい。
、予じめ負荷電流IKの設定に応じて、所要の管電圧V
H、すなわち■2に対応した■1を与えるようにすれば
よい。
第3図は、このための従来装置の一例を示すものである
。
。
図において、第1図と同様4は電源入力端子、5は調整
抵抗、9は出力端子であり、8はこの場合リレー接点か
らなる開閉器である。
抵抗、9は出力端子であり、8はこの場合リレー接点か
らなる開閉器である。
そして、15は単巻変圧器であり、この単巻変圧器15
は入力側に電源変動調整に対応するタップ切換器16を
備え、且つ出力側に管電圧設定用として粗調整タップ切
換器17と微調整タップ切換器18を備えている。
は入力側に電源変動調整に対応するタップ切換器16を
備え、且つ出力側に管電圧設定用として粗調整タップ切
換器17と微調整タップ切換器18を備えている。
更に上記単巻変圧器15には補助巻線19を付加してお
り、タップ切換器20によって任意の電圧を取出せるよ
うにしてある。
り、タップ切換器20によって任意の電圧を取出せるよ
うにしてある。
また、これらとは別に補正用トランス21が設けられて
おり、これの2次側にはタップ切換器22を備えている
。
おり、これの2次側にはタップ切換器22を備えている
。
前記タップ切換器20と22は互いに連動しており、更
に図示しない管電流調整器とも連動する構成となってい
る。
に図示しない管電流調整器とも連動する構成となってい
る。
上記タップ切換器20と22は第2図に示された負荷特
性をシミュレートするためのもので、それぞれ補助巻線
19と補正用トランス21の2次側に設けられた多数の
タップ用引出線を第2図の関係に対応して選択するもの
である。
性をシミュレートするためのもので、それぞれ補助巻線
19と補正用トランス21の2次側に設けられた多数の
タップ用引出線を第2図の関係に対応して選択するもの
である。
以上のような構成の装置における欠点を列挙すると次の
ようになる。
ようになる。
(イ)単巻変圧器15に補助巻線19を必要とし、しか
もこの補助巻線19にも負荷電流が流れるので、単巻変
圧器15が大きくなり高価となる。
もこの補助巻線19にも負荷電流が流れるので、単巻変
圧器15が大きくなり高価となる。
(ロ)補正用トランス21を必要とし、しかもこれにも
負荷電流が流れるのでこの補正用トランス21は比較的
大きなトランスとなる。
負荷電流が流れるのでこの補正用トランス21は比較的
大きなトランスとなる。
(ハ)補助巻線19と補正用トランス21にそれぞれ多
数の引出し線を用意して、タップ切換器20,22によ
り選択接続しなければならず、しかもこの部分に負荷電
流が流れるので、タップ切換器20,22として大容量
のものを必要とし、その調整作業も煩雑となる。
数の引出し線を用意して、タップ切換器20,22によ
り選択接続しなければならず、しかもこの部分に負荷電
流が流れるので、タップ切換器20,22として大容量
のものを必要とし、その調整作業も煩雑となる。
従って、量産工程上多くの問題を生ずる。
(ニ)大きな負荷電流が各部に流れるため装置内配線の
径が大きく、しかも配線が複雑なので量産工程上好まし
くない。
径が大きく、しかも配線が複雑なので量産工程上好まし
くない。
(ホ)タップ切換器16,17,18,20,22すべ
てを遠隔制御することが困難である。
てを遠隔制御することが困難である。
一方、第4図は従来装置の他の一例を示すものである。
図において、第3図と同様の部分には同符号を付してお
り、8はこの場合リレー接点またはトライアツクからな
る開閉器である。
り、8はこの場合リレー接点またはトライアツクからな
る開閉器である。
そして、23と24は電動機であり、これら電動機23
と24によりそれぞれ入力側と出力側のスライダ25と
26がスライドする単巻スライド変圧器27と、上記ス
ライダ26と連動するスライダ28を持つポテンショメ
ータ29が主構成となる。
と24によりそれぞれ入力側と出力側のスライダ25と
26がスライドする単巻スライド変圧器27と、上記ス
ライダ26と連動するスライダ28を持つポテンショメ
ータ29が主構成となる。
スライダ25と整流回路30、比較回路31と定電圧電
源32および電動機23は、電源電圧が変化しても常に
単巻スライド変圧器27のタップ33が一定電圧となる
ように電源電圧を自動調整する作用をなす。
源32および電動機23は、電源電圧が変化しても常に
単巻スライド変圧器27のタップ33が一定電圧となる
ように電源電圧を自動調整する作用をなす。
また、34は管電圧設定用のポテンショメータで、この
ポテンショメータ34で得られる直流電圧は比較回路3
5によってシミュレート回路36の出力と比較される。
ポテンショメータ34で得られる直流電圧は比較回路3
5によってシミュレート回路36の出力と比較される。
上記シミュレート回路36は第2図の負荷特性をシミュ
レートする回路であり、このシミュレート回路36には
単巻スライド変圧器27の出力側スライダ26に連動す
るポテンショメータ29で得られる直流電圧が印加され
ている。
レートする回路であり、このシミュレート回路36には
単巻スライド変圧器27の出力側スライダ26に連動す
るポテンショメータ29で得られる直流電圧が印加され
ている。
従って、第4図の構成では第2図の■1(IO)に対応
するポテンショメータ34の設定値により、これに対応
する■2(IK)の電圧が出力端子9に現れるように電
動機24がスライダ28を移動させる。
するポテンショメータ34の設定値により、これに対応
する■2(IK)の電圧が出力端子9に現れるように電
動機24がスライダ28を移動させる。
この、第4図に示した構成の装置における欠点を列挙す
ると次のようになる。
ると次のようになる。
(イ)大形の単巻スライド変圧器27を用いなければな
らないが、このようなスライド変圧器は一般に高価であ
る。
らないが、このようなスライド変圧器は一般に高価であ
る。
(ロ)必要とするスライダ機構が複雑であり高価である
。
。
(ハ)電動機駆動のため、制御の応答速度に限界がある
。
。
本発明は以上のような事情に基いてなされたもので、構
造簡単にして安価な構成を用いて良好な管電圧等の制御
を可能とするX線制御装置を提供することを目的として
いる。
造簡単にして安価な構成を用いて良好な管電圧等の制御
を可能とするX線制御装置を提供することを目的として
いる。
以下、本発明について詳細に説明するが、まず本発明の
実施例について説明する前に本発明の前提となる考察に
ついて若干説明する。
実施例について説明する前に本発明の前提となる考察に
ついて若干説明する。
上記第2図に示した負荷特性は管電流珠をパラメータと
して次式であらわすことができる。
して次式であらわすことができる。
aK,bKはX線制御装置の構成によって異なる値を示
すものである。
すものである。
■2=aK■1+bK・・・・・(1)
(K=0、1、2・・・・・・n)
IO<I1<I2・・・・・・<IK<・・・・・・I
n・・・・・・(2)(1)式のaKとbKを(2)式
のIKによって図示すると第5図を得る。
n・・・・・・(2)(1)式のaKとbKを(2)式
のIKによって図示すると第5図を得る。
この場合aKを傾斜分補正、bKを平行分補正と称する
。
。
第5図のaKは更に次式で表すことができる。
aK=|aK´|+a0 ・・・・・・(3)第6図
は上述の考察に基いてなされた本発明の一実施例の構成
を示すものである。
は上述の考察に基いてなされた本発明の一実施例の構成
を示すものである。
図において第3図、第4図と同様の部分には同符号を付
して示し、この場合開閉器8はリレー接点またはトライ
アツクとする。
して示し、この場合開閉器8はリレー接点またはトライ
アツクとする。
図示のように電源入力端子4からの電源インピーダンス
補正用調整抵抗5を介して電力が供給される単巻変圧器
37の出力側のタップ電圧は、リレーコイル群38によ
り作動するリレー接点群39(co〜cj)、40(b
0〜bi)ならびに41(a0,a1)によって選択さ
れて出力端子9に導出される。
補正用調整抵抗5を介して電力が供給される単巻変圧器
37の出力側のタップ電圧は、リレーコイル群38によ
り作動するリレー接点群39(co〜cj)、40(b
0〜bi)ならびに41(a0,a1)によって選択さ
れて出力端子9に導出される。
42は周知のバイナリ8ビット出力A/D変換器であり
、アナログ入力端42aに供給されるアナログ入力VI
N をバイナリ8ビットのデイジタル信号に変換する。
、アナログ入力端42aに供給されるアナログ入力VI
N をバイナリ8ビットのデイジタル信号に変換する。
このA/D変換器42の出力感度は変換感度をAとして
次式で示される。
次式で示される。
ここで、VREFはA/D変換器42の基準電圧端42
bに与えられる基準電圧を示している。
bに与えられる基準電圧を示している。
すなわち、図示の如く単巻変圧器37の入力側に並列的
に1次側が結合された変成トランス43から整流回路4
4を介して基準電圧VREFを得て、基準電圧端42b
からA/D変換器42に入力すると、VIN∝V1であ
るから、上記(4)式の特性により出力端子9の出力と
しては常に入力端子4の電源変化分が補正されたものが
得られることになる。
に1次側が結合された変成トランス43から整流回路4
4を介して基準電圧VREFを得て、基準電圧端42b
からA/D変換器42に入力すると、VIN∝V1であ
るから、上記(4)式の特性により出力端子9の出力と
しては常に入力端子4の電源変化分が補正されたものが
得られることになる。
また、45は管電圧設定用ポテンショメータで、シミュ
レート回路46に管電圧の設定値に応じた設定電圧を入
力するものである。
レート回路46に管電圧の設定値に応じた設定電圧を入
力するものである。
シミュレート回路46にはまた管電流設定用切換スイッ
チ47によって、抵抗群48(R1〜RK)のいずれか
が選択されて接続される。
チ47によって、抵抗群48(R1〜RK)のいずれか
が選択されて接続される。
上記シミュレート回路46の具体的な構成の一例を第7
図に示す。
図に示す。
第7図における端子49は上記管電圧設定用ポテンショ
メータ45に接続されている。
メータ45に接続されている。
端子49の入力電圧は上記(1)式のI0における■1
のシミュレート電圧に対応しており、また50は反転増
幅器としての演算増幅器、51は管電流比例分の演算増
幅器、そして52は第5図における傾斜分aK´の補正
用可変抵抗器、53は平行分bKの補正用可変抵抗器で
あって、これらにより第5図の関係をシミュレート演算
する構成としている。
のシミュレート電圧に対応しており、また50は反転増
幅器としての演算増幅器、51は管電流比例分の演算増
幅器、そして52は第5図における傾斜分aK´の補正
用可変抵抗器、53は平行分bKの補正用可変抵抗器で
あって、これらにより第5図の関係をシミュレート演算
する構成としている。
端子54は第6図の抵抗群48を切換える切換スイッチ
47に接続されており、抵抗群48の抵抗値RKとこれ
に対応する設定管電流値IKの間には次の関係が成立す
るようになっている。
47に接続されており、抵抗群48の抵抗値RKとこれ
に対応する設定管電流値IKの間には次の関係が成立す
るようになっている。
RK∝IK ・・・・・・(5)(K=0、1
、2・・・・・・n) 従って、演算増幅器51の出力は設定管電流値に比例す
る。
、2・・・・・・n) 従って、演算増幅器51の出力は設定管電流値に比例す
る。
55は加算増幅器としての演算増幅器で、上記演算増幅
器51の管電流の設定値に応じた出力と、端子49から
の管電圧の設定値に応じた入力と、可変抵抗器56から
の電圧を加算する。
器51の管電流の設定値に応じた出力と、端子49から
の管電圧の設定値に応じた入力と、可変抵抗器56から
の電圧を加算する。
可変抵抗器56は第6図の単巻変圧器37の2次側最小
電圧すなわちリレー接点群39と40の間(C0−b0
間)の電圧をシミュレートするものである。
電圧すなわちリレー接点群39と40の間(C0−b0
間)の電圧をシミュレートするものである。
また可変抵抗器57は端子49または第6図の入力端子
4の電圧と出力端子9の電圧、すなわち第2図に示され
た関係を全体的に較正するためのものである。
4の電圧と出力端子9の電圧、すなわち第2図に示され
た関係を全体的に較正するためのものである。
58は切換スイッチで(4)式における|aK′|の正
負を定めるものである。
負を定めるものである。
第6図の外部入力端子59は、図示しないデッドマン方
式によるハンドスイッチ等を用いたセットアップスイッ
チに接続しており、タイミング回路60を制御するもの
である。
式によるハンドスイッチ等を用いたセットアップスイッ
チに接続しており、タイミング回路60を制御するもの
である。
タイミング回路60は第8図a〜dに示すような制御タ
イミングをもっており、A/D変換器42の変換スター
ト入力端42cにスタート信号を与え且つリレーコイル
群38に作動制御信号を与えるものである。
イミングをもっており、A/D変換器42の変換スター
ト入力端42cにスタート信号を与え且つリレーコイル
群38に作動制御信号を与えるものである。
すなわち、第8図のaは第6図の外部入力端59に与え
られるセットアップ入力、bは同じくA/D変換器42
に与えられるA/D変換スタート信号、Cは同じくリレ
ーコイル群38に与えられるリレーコイル作動タイミン
グ信号、dは図示されない制御回路による開閉器8のオ
ンのタイミングを示している。
られるセットアップ入力、bは同じくA/D変換器42
に与えられるA/D変換スタート信号、Cは同じくリレ
ーコイル群38に与えられるリレーコイル作動タイミン
グ信号、dは図示されない制御回路による開閉器8のオ
ンのタイミングを示している。
更に、第6図の61はA/D変換器42の出力を接点制
御信号に変換するデコーダでこの実施例ではバイナリ3
ビットを8接点に変換するデシマルデコーダとする。
御信号に変換するデコーダでこの実施例ではバイナリ3
ビットを8接点に変換するデシマルデコーダとする。
また、62はインバータである。
尚、上記デコーダ61は単巻変圧器37のタップ構成に
応じて適宜変更されるべきものであり、例えばタップ構
成をバイナリとして2、4、8、16・・・・・・〔V
〕とすればデコーダ61は省略することもできる。
応じて適宜変更されるべきものであり、例えばタップ構
成をバイナリとして2、4、8、16・・・・・・〔V
〕とすればデコーダ61は省略することもできる。
また、上述において、リレーコイル群38で動作するリ
レー接点群39,40,41はそれぞれ機械的に連続さ
れており、いずれか1接点しかオンされないような機構
として、単巻変圧器37のタップ間が絶対に短絡しない
ように保護されている。
レー接点群39,40,41はそれぞれ機械的に連続さ
れており、いずれか1接点しかオンされないような機構
として、単巻変圧器37のタップ間が絶対に短絡しない
ように保護されている。
以上のような構成とすることにより、次に列挙するよう
な効果が得られる。
な効果が得られる。
(イ)単巻変圧器37の構造が簡単で済む。
(ロ)電源変動の補正が完全に行なえ、しかもそのため
の補正手段が簡単で済む。
の補正手段が簡単で済む。
(ハ) 負荷電圧の補償方法が簡単であり、いかなる構
造、負荷特性に対してもシミュレートが可能となる。
造、負荷特性に対してもシミュレートが可能となる。
(ニ)負荷特性が定まれば可変抵抗器52,53,56
,57の調整だけでシミュレートを完了でき、特にX
線管を用いての実負荷試験を行なう必要もない。
,57の調整だけでシミュレートを完了でき、特にX
線管を用いての実負荷試験を行なう必要もない。
(ホ)シミュレートが完了した後の制御操作はポテンシ
ョメータ45と切換スイッチ47を使用して行なうこと
になるので、この部分を分離して遠隔操作を行なうよう
にすることが容易となり、X線制御装置としての応用範
囲が広くなる。
ョメータ45と切換スイッチ47を使用して行なうこと
になるので、この部分を分離して遠隔操作を行なうよう
にすることが容易となり、X線制御装置としての応用範
囲が広くなる。
(ヘ)全体として管電圧制御に要する作動時間が短いの
で撮影手技の一つとして用いられる、透視電圧追随によ
る撮影も容易に行なえる。
で撮影手技の一つとして用いられる、透視電圧追随によ
る撮影も容易に行なえる。
この場合図示しないが第6図の端子49に透視電圧に比
例する信号電圧を与えるようにすればよい。
例する信号電圧を与えるようにすればよい。
以上述べたように本発明によれば構造簡単にして安価な
構成を用いて良好なX線制御が行なえるX線制御装置を
提供することができる。
構成を用いて良好なX線制御が行なえるX線制御装置を
提供することができる。
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限定さ
れることなくその要旨を変更しない範囲内で種々変形し
て実施できるものである。
れることなくその要旨を変更しない範囲内で種々変形し
て実施できるものである。
例えば、上記実施例において、リレーコイル群38で動
作するリレー接点群39,40,41を機械的に択一的
な動作を行なうものとしたが、制御に誤りを生ずるおそ
れがなげれば、通常のリレー接点を多数用いたものとし
てもよい。
作するリレー接点群39,40,41を機械的に択一的
な動作を行なうものとしたが、制御に誤りを生ずるおそ
れがなげれば、通常のリレー接点を多数用いたものとし
てもよい。
第1図はX線制御装置の制御方式の一例を説明するため
の等価回路図、第2図はX線制御装置の負荷特性を示す
図、第3図は従来装置の一例を示す回路構成図、第4図
は従来装置の他の一例を示す回路構成図、第5図は本発
明の前提となる負荷特性の係数に関する考察を説明する
ための図、第6図は本発明の一実施例の構成を示す回路
構成図、第7図は同実施例におけるシミュレート回路の
一具体例を示す回路構成図、第8図a〜dは同実施例に
おける動作タイミングを示すタイムチャートである。 4・・・・・・電源入力端子、5・・・・・・調整抵抗
、8・・・・・・開閉器、9・・・・・・出力端子、3
7・・・・・・単巻変圧器、38・・・・・・リレーコ
イル群、39,40,41・・・リレー接点群、42・
・・・・・A/D変換器、43・・・・・・変成トラン
ス、44・・・・・・整流回路、45・・・・・・管電
圧設定用ポテンショメータ、46・・・・・・シミュレ
ート回路、47・・・・・・管電流設定用切換スイッチ
、48・・・・・・抵抗群、50,51,55・・・・
・・演算増幅器、52,53,56,57・・・・・・
可変抵抗器、58・・・・・・切換スイッチ、59・・
・・・・外部入力端子、60・・・・・・タイミング回
路、61・・・・・・デコーダ、62・・・・・・イン
バータ。
の等価回路図、第2図はX線制御装置の負荷特性を示す
図、第3図は従来装置の一例を示す回路構成図、第4図
は従来装置の他の一例を示す回路構成図、第5図は本発
明の前提となる負荷特性の係数に関する考察を説明する
ための図、第6図は本発明の一実施例の構成を示す回路
構成図、第7図は同実施例におけるシミュレート回路の
一具体例を示す回路構成図、第8図a〜dは同実施例に
おける動作タイミングを示すタイムチャートである。 4・・・・・・電源入力端子、5・・・・・・調整抵抗
、8・・・・・・開閉器、9・・・・・・出力端子、3
7・・・・・・単巻変圧器、38・・・・・・リレーコ
イル群、39,40,41・・・リレー接点群、42・
・・・・・A/D変換器、43・・・・・・変成トラン
ス、44・・・・・・整流回路、45・・・・・・管電
圧設定用ポテンショメータ、46・・・・・・シミュレ
ート回路、47・・・・・・管電流設定用切換スイッチ
、48・・・・・・抵抗群、50,51,55・・・・
・・演算増幅器、52,53,56,57・・・・・・
可変抵抗器、58・・・・・・切換スイッチ、59・・
・・・・外部入力端子、60・・・・・・タイミング回
路、61・・・・・・デコーダ、62・・・・・・イン
バータ。
Claims (1)
- 1 電源入力が与えられX線発生部に供給する出力を取
り出す複数のタップを有する変圧器と、この変圧器の入
力側から電源電圧変動に応じた基準レベル信号を得る基
準レベル発生部と、X線管に対する管電圧、管電流の設
定値に基いて負荷特性をシミュレートしそれに応じたア
ナログ信号を出力するアナログ演算部と、上記基準レベ
ル発生部からの基準レベル信号を基準としこれに対する
上記アナログ演算部からのアナログ信号の値をデイジタ
ル符号に変換するA/D変換器と、このA/D変換器の
出力に応じて上記変圧器のタップを切換えるリレー回路
とを具備してなるX線制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15693076A JPS583358B2 (ja) | 1976-12-25 | 1976-12-25 | X線制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15693076A JPS583358B2 (ja) | 1976-12-25 | 1976-12-25 | X線制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5380190A JPS5380190A (en) | 1978-07-15 |
JPS583358B2 true JPS583358B2 (ja) | 1983-01-20 |
Family
ID=15638456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15693076A Expired JPS583358B2 (ja) | 1976-12-25 | 1976-12-25 | X線制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583358B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4348590A (en) * | 1980-10-27 | 1982-09-07 | General Electric Company | X-ray tube anode voltage compensator |
-
1976
- 1976-12-25 JP JP15693076A patent/JPS583358B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5380190A (en) | 1978-07-15 |
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