JPS5922720Y2 - X線装置 - Google Patents

X線装置

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JPS5922720Y2
JPS5922720Y2 JP5619079U JP5619079U JPS5922720Y2 JP S5922720 Y2 JPS5922720 Y2 JP S5922720Y2 JP 5619079 U JP5619079 U JP 5619079U JP 5619079 U JP5619079 U JP 5619079U JP S5922720 Y2 JPS5922720 Y2 JP S5922720Y2
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JP
Japan
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voltage
power supply
tube
filament
impedance
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JP5619079U
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JPS551354U (ja
Inventor
猛 中西
英俊 逢坂
Original Assignee
株式会社島津製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は回診用または移動用X線装置、特に電源イン
ピーダンスの異なる電力供給源に接続して使用する場合
においても管電圧調整器による正確な管電圧の調整を可
能ならしめたX線装置に関するものである。
(ロ)従来技術 X線装置においてX線管の陰極と陽極間に印加される管
電圧は所望の値に必要に応じて調整できることが望まれ
る。
たとえばX線写真撮影装置においては、厚い被写体を撮
影する場合または動く被写体を短時間に撮影する場合管
電圧を高く設定する必要がある。
一般に被写体を透過してフィルムに達するX線の強さI
は次式で示される。
I = C−mAKV’ この式において、Cは定数、mAは管電流、KVは管電
圧を示し、かつnは2ないし5の定数である。
この式から判るように、管電圧KVの微少な変化によっ
て、X線の強さ■は大きく変化する。
したがってX線装置としては正確に管電圧が調整でき、
その調整された所定の管電圧がX線管に印加されること
が望まれる。
従来からたとえば移動回診用X線写真撮影装置の電力は
、家庭用送電線または高電圧送電線から導びかれる。
すなわちこのようなX線装置に使用される回診場所によ
り異なる電源インピーダンスを有する電力供給源に接続
される。
X線装置によるX線写真撮影では瞬時に大きな管電流を
消費するので、前記電力供給源の電源インピーダンスに
よる電圧降下は著しく、この電圧降下値は電力供給源の
電源インピーダンスによって異なる。
したがって、管電圧調整器で所望の管電圧を設定しても
、設定した正確な管電圧をX線管に与えられないことに
なる。
この種X線装置は一般に、タップ切換式のX線管電圧調
整器を備えているが、その調整電圧は段階的でありかつ
切換タップの数はそれほど多くはないから、管電圧の調
整範囲は極度に限定され、そのため最適な管電圧を正確
に調整することは不可能である。
(ハ) 目 的 この考案の主たる目的は、X線装置の使用される場所の
電力供給源の電源インピーダンスに拘らず正確な管電圧
の調整を可能にし、且つその調整された管電圧をX線管
に印加できるようにしたX線装置を提供することにある
に)構成 この考案は負荷時の電力供給源の電源インピーダンスの
電圧降下による管電圧の低下分を補償するのにX線管フ
ィラメントに供給されるフィラメント電圧が電源インピ
ーダンスに応じて制御されるようにしたもので、具体的
には2次側回路にX線管フィラメントが接続されたフィ
ラメント変圧器を有するX線装置において、前記フィラ
メント変圧器の電力供給源に接続される1次側回路に負
荷時の電力供給源の電源インピーダンスによる電圧降下
に比例した電力供給源の電圧と逆極性の補正電圧を発生
する補正電圧発生機構と、負荷時の電力供給源電圧から
前記補正電圧発生機構で得られた補正電圧が差し引かれ
たフィラメント電圧が供給される電力供給源のインピー
ダンスに応じて抵抗値が設定され、且つ電源インピーダ
ンスに応じて択一的に選択される管電圧調整用の複数個
の可変抵抗器を設けると共に前記補正電圧発生機構で得
られた補正電圧で補正された前記1次側回路に供給され
るフィラメント電圧を指示する電圧計を設け、負荷時前
記補正電圧発生機構で得られた補正電圧で前記可変抵抗
器を介して前記X線管のフィラメントに供給されるフィ
ラメント電圧を補正し、負荷時の電源インピーダンスの
電圧降下による管電圧の低下を補償するようにしたもの
である。
(ホ)実施例 図面によりこの考案を説明する。
第1図はこの考案の一実施例の構成を示す電気回路図で
ある。
電源インピーダンスZを有する電力供給源からの電力は
、補正電圧発生機構BR1単巻変圧器AT、高電圧変圧
器HTおよび整流回路を経てX線管TUに導びかれる。
X線管TUのフィラメント回路は、フィラメント電圧補
正用の補正電圧発生機構BRと、フィラメント変圧器F
Tと、補正電圧発生機構BRの2次側に並列接続された
抵抗R1,スイッチSW3、単巻変圧器ATの出力端子
d、C、スイッチSW1.SW2と、管電圧調整のため
の可変抵抗器VRI、VR2とを含む。
X線管TUのフィラメントはフィラメント変圧器FTの
2次側に接続される。
補正電圧発生機構BRの1次側は電力供給源に直列に接
続され、一端のaは単巻変圧器ATの入力電圧調整用タ
ップを切換えるスイッチSW4を介して単巻変圧器AT
の2つの入力タップに択一的に切換え接続される。
単巻変圧器ATの2次側出力端子すは、補正電圧発生機
構BRの2次側の一方の端子に接続され、補正電圧発生
機構BRの2次側の他方の端子eは、フィラメント変圧
器FTの1次側の一方の端子に接続される。
補正電圧発生機構BRの2次側巻線には並列に、2個の
タップを有する抵抗R1が接続され、このタップはスイ
ッチSW3で補正電圧発生機構BRの2次側の端子eに
接続される。
電圧計VMは補正電圧発生機構BRの2次側の前記他方
の端子eと、電力供給源の他方の端子とに接続される。
したがって、高電圧変圧器HTの1次側が開放(図示状
態)した無負荷状態においては、電圧計VMは単巻変圧
器ATの出力電圧を指示し、電源電圧計として使用され
、後述のように前記スイッチSW4によるタップの切換
えを監視させる。
また高電圧変圧器HTの1次側が閉放した負荷時のX線
ばく対峙状態においては、電圧計VMは単巻変圧器AT
、補正電圧発生機構BRの図示の極性で明らかなように
補正電圧発生機構BRの補正電圧と単巻変圧器ATの出
力電圧との差の電圧、すなわちフィラメント変圧器FT
の1次側に供給される電圧を指示する他、後述のように
X線装置の負荷特性を加味した電圧降下目盛を施すこと
により電源インピーダンスのチェック用としての作用を
なす。
フィラメント変圧器FTの1次側の他方の端子は、可変
抵抗器VRIおよびスイッチSW1を介して単巻変圧器
ATの出力端子Cに接続されるとともに、可変抵抗器V
R2およびスイッチSW2を介して単巻変圧器ATの出
力端子dに接続される。
可変抵抗器VRI、VR2の回動軸は互に連動操作され
、回動軸の回動角に応じて後述の管電圧目盛が読み取ら
れる。
前記出力端子す、0間の電圧は前記出力端子す、 d
間電圧よりも大きい。
スイッチSW1ないしSW3は連動して操作され、スイ
ッチSW1が導通状態にあるときは、スイッチSW2は
遮断し、かつスイッチSW3は補正電圧発生機構BRの
2次電圧がより低くなるように図示のように右方のタッ
プに位置する。
これらスイッチSW1ないしSW3は、電力供給源の電
源インピーダンスに応じて手動で切換えられる。
このスイッチSW1ないしSW3の手動による切換えは
、電力供給源の電源インピーダンスに対応した補正電圧
発生機構BRによる補正電圧を発生し、電力供給源の電
源インピーダンスに拘らず管電圧の正確な調整を可能に
するためになされる。
TMは、それにより開閉制御される接点が高電圧変圧器
HTの1次側回路に介装されたタイマで、X線ばく対時
間を調整制御するものである。
X線装置の使用される電力供給源の電源インピーダンス
Zは1般に0.3Ωないし0.6Ω近辺のいずれかにあ
ることが知られており、またX線写真撮影において管電
圧KVは通常40KVから100KVの範囲で変化して
使用される。
そのために補正電圧発生機構BRの巻数比およびスイッ
チSW3で切換えられるタップを有する抵抗R1の抵抗
値等はX線管TUの最大負荷時に電源インピーダンスZ
の電圧降下を補償するように予め定められる。
なお、このような補正電圧発生機構BRは、よく知られ
ているように変流器の一種で、次のような作用を行なう
すなわち、X線ばく対峙に、管電流により電源インピー
ダンスによる電圧降下が生じ、その分だけ単巻変圧器A
Tの1次側電圧が低下し、したがってX線管TUの管電
圧が低下する。
このとき、同時に単巻変圧器ATと直列に接続した補正
電圧発生機構BRの1次側に電源インピーダンスZに反
比例した電流が流れ、補正電圧発生機構2次側に接続し
た抵抗R1の両端に1次側電流に比例した電圧が発生す
る。
第1図で明らかなように補正電圧機構BRは、電力供給
源の電圧に対し逆済極性の電圧を発生するように接続さ
れているので、BRで得られた電圧分フィラメント電圧
を低下させて管電流を減少させ、電源インピーダンスに
よる電圧降下を減少させて結果的に管電圧の低下分を補
償するように作用するものである。
つぎに上記構成装置の動作説明に先立ち、フィラメント
回路に介在する管電圧調整用の可変抵抗器VRI、VR
2の抵抗値の設定ならびに両者の関係を、電力供給源の
大半が含まれている電源インピーダンスの0.3Ω、0
.6Ωと、管電圧の調整範囲が40〜100 KVの場
合を一例として第2図、第3図により説明する。
第2図は電源インピーダンスをパラメータとした管電圧
KVと管電流mAの関係を示す図で13,16はそれぞ
れ電源インピーダンスが0.3Ω、0.6Ωのときの特
性で、同図で明らかなように同一管電流に対し電源イン
ピーダンスにより管電圧が変化し、電源インピーダンス
が大きい程管電圧が低くなる。
したがって管電圧KVを40〜100 KVの範囲にわ
たり調整するには管電流mAを電源インピーダンス0.
3Ωに対してはmA3〜mA3’、電源インピーダンス
0.6Ωに対してはmA 6〜mA6′の範囲で調整す
ればよい。
一方X線管のエミッション特性に管電圧 40〜100 KVに対する上記管電流範囲をプロット
すると、管電圧40〜100 KVを調整するに必要な
電源インピーダンス0.3Ω、0.6Ωに対する管電流
mAとフィラメント電流ifの関係を示す第3図の特性
図が得られる。
このことから電源インピーダンス0.3Ωに対する管電
圧調整用の可変抵抗器VRIとしては管電流mA3〜m
A3’に対応するフィラメント電流「3〜if3’の電
流範囲を調整し得る抵抗値に電源インピーダンス0.6
Ωに対する管電圧調整用の可変抵抗器VR2は管電流m
A6〜mA 6’に対応するフィラメント電流if5〜
if 6’の電流範囲を調整し得る抵抗値に設定してお
けばよい。
したがって可変抵抗器VRI、VR2を上記関係に設定
すれば、例えば電源インピーダンス0.3Ωに対してi
f 3 ’のフィラメント電流が流れるように可変抵抗
VR1を調整することによりmA3’の管電流が流れ、
管電圧を40 KVに正確に調整することができる。
よって可変抵抗VRI、VR2の回動によるフィラメン
ト電流if目盛を第3図の特性より管電圧KV目盛にし
ておけば可変抵抗VRI、VR2の回動操作で各電源イ
ンピーダンスに対し管電圧KVを所望の値に調整し、且
つその調整された管電圧をX線管に印加できる。
第1図において高電圧変圧器HTの1次側を開放した無
負荷状態で電源スィッチSWを閉成すると、電圧計VM
は単巻変圧器ATの2次側出力電圧値を指示する。
電圧計VMが予め定められた所定値を指示するようにス
イッチSW4で単巻変圧器ATの入力電圧調整用タップ
を切換える。
この操作でもってX線装置の使用場所の電源電圧の変動
(電源状態)に関係なく単巻変圧器ATに常に一定の電
圧(例えば100V)が与えられるようにする。
タイマTMを操作して高電圧変圧器HTの1次側を閉或
し、X線を試曝する。
スイッチSW1〜SW3が図示の状態にある場合は単巻
変圧器ATの出力端子1) −c間の電圧、スイッチS
W1〜SW3が図示と逆の状態にある場合には単巻変圧
器ATの出力端子b−d間の電圧から補正電圧発生機構
BRの補正電圧との差電圧がフィラメント変圧器FTの
1次側に与える。
フィラメント変圧器FTの1次側に与えられる電圧(フ
ィラメント電圧)は電圧計VMで指示され、この指示値
は先の無負荷時の予め定められた所定値、すなわち無負
荷時の電力供給源の電圧から負荷時の電源インピーダン
スによる電圧降下した電圧分の差し引かれた電圧(この
電圧降下分の差し引かれた電圧を負荷時の電力供給源電
圧という)から補正電圧発生機構BRで得られた補正電
圧が差し引かれた値である。
X線管TUを最大負荷状態すなわち可変抵抗VRI、V
R2が40 KVを示す抵抗最少値(図示の状態)にし
た状態で、スイッチSW3を操作し、電圧計VMの無負
荷時の予め定められた所定値に対し振れ(偏差)の少な
い方に抵抗R1のタツプイまたは口側に切換える。
補正電圧発生機構BRは電源インピーダンスに比例した
補正電圧を発生し、電圧計VMは、負荷時の電力供給源
電圧から前記補正電圧発生機構BRで得られた補正電圧
が差し引かれた電圧、すなわちフィラメント電圧を指示
する。
したがって補正電圧発生機構BRの巻比が後述のように
電源インピーダンス0.3Ωおよび0.6Ωにおいてそ
れぞれの電圧降下を補正する電圧を発生するように設定
されておれば、電源インピーダンスが0.3Ω、0.6
Ωである場合はそれぞれの電源インピーダンスの電圧降
下による管電圧降下を補正する補正電圧を発生し、その
際電圧計VMは無負荷時の予め定められた所定値より少
ない指示値を示す。
この場合、電源インピーダンスが0.3Ω。0.6Ωと
異なる場合であっても補正電圧発生機構BRは電源イン
ピーダンスに応じた補正電圧を発生し、管電圧を補償す
るように作用するので、電圧計VMはその際のフィラメ
ント電圧を指示し、設定された電源インピーダンス0.
3Ω、0.6Ωの偏たりに応じて変化する。
したがって、タツプイまたは口側に切換え、電圧計VM
の振れ(偏差)の少ない方に接続すれば、可変抵抗器V
RI、VR2でもって正確な管電圧調整が行な得ること
になる。
このようにスイッチSW3を電圧計VMの振れが少ない
側のタップに切換えれば、X線装置の接続される電力供
給源の電源インピーダンスの大半が0.3〜0.60の
範囲にあることからこの範囲はもとより、その前後にお
いても正確な管電圧調整が可能となる。
すなわちこのことは電源インピーダンスにより負荷時管
電圧が低下すると第2図で明らかなように補正電圧発生
機構BRの作用でフィラメント電圧が降下して管電流が
減少し、その分管電圧は上昇するので、結局電源インピ
ーダンスによって降下した管電圧は補償されることにな
る。
例えば、X線装置の接続された電力供給源の実際の電源
インピーダンスが0.4Ωであり、スイッチSW1〜S
W3が図示のように0.3Ω側になっていたとする。
この状態で可変抵抗器VRIを回動して管電圧40 K
Vの目盛に合わせ負荷すれば補止正電圧発生機構BRの
作用でフィラメント電圧が低下し、第3図で判るように
フィラメント電流ifがif 3 ’からif 4 ’
に低下し、それに応じて管電流もイ氏下する。
したがって第2図で明らかなように管電流がmA3’か
らmA4’に変化し、管電圧KVは上昇し、電源インピ
ーダンス0.4Ωによる電圧降下分は補償され、管電圧
を正確に調整することができる。
なお実施例では補正電圧発生機構BRの巻数比およびタ
ップ付き抵抗R1の抵抗値がX線管TUの最大負荷時で
電源インピーダンス0.3Ωおよび0゜6Ωにおいてそ
れによる電圧降下を補正する電圧を発生するように設定
され、且つ管電圧調整用の可変抵抗器vR1およびVR
2が第2図、第3図で説明した関係に設定されているの
で電源インピーダンスが上記各位である場合、第2図の
特性により可変抵抗器VRI、VR2の管電圧の調整は
正確に行ない得るが、0.3Ω、0.6Ω以外の電源イ
ンピーダンスであっても出願人の実験の結果電源インピ
ーダンス0.1〜0.8Ωの範囲に対しても可変抵抗器
VRI、VR2の管電圧調整でもって、2.5%以内の
精度で管電圧調整を行なうことができた。
さらに無負荷時と負荷時の管電圧計VMの指示値の偏差
は、スイッチSW3による補正電圧発生機構BHのタッ
プ選択の目安すとなると共に電源インピーダンスに対応
しているので、可変抵抗器の管電圧目盛に対する実際の
管電圧を測定し、調整誤差を管電圧計に予め定められた
所定値(例えばマーク)と一緒に%表示しておけば、電
源インピーダンスないし調整精度の目安すになる。
(へ)効果 この考案のX線装置は、負荷時の電力供給源の電源イン
ピーダンスに応じた電圧降下分をX線管のフィラメント
電圧を制御して補償するのでX線装置の使用される電力
供給源の電源インピーダンスにかかわらず正確な管電圧
の調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の電気回路を示す。 第2図はX線管の管電流と管電圧の関係を示す。 第3図はX線管のフィラメント電流に相関する特性を示
す。 図において、BRは補正電圧発生機構、VMは電圧計、
ATは単巻変圧器、HTは高電圧変圧器、TUはX線管
、FTはフィラメント変圧器、VRl、VR2は可変抵
抗器を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2次側回路にX線管フィラメントが接続されたフィラメ
    ント変圧器FTを有するX線装置において、前記フィラ
    メント変圧器の電力供給源に接続される1次側回路に負
    荷時の電力供給源の電源インピーダンスによる電圧降下
    に比例した電力供給源の電圧と逆極性の補正電圧を発生
    する補正電圧発生機構BRと、負荷時の電力供給源電圧
    から前記補正電圧発生機構で得られた補正電圧が差し引
    かれたフィラメント電圧が供給される電力供給源のイン
    ピーダンスに応じて抵抗値が設定され且つ電源インピー
    ダンスに応じて択一的に選択される管電圧調整用の複数
    個の可変抵抗器を設けると共に前記補正電圧発生機構で
    得られた補正電圧で補正された前記1次側回路に供給さ
    れるフィラメント電圧を指示する電圧計を設け、負荷時
    前記補正電圧発生機構で得られた補正電圧で前記可変抵
    抗器を介して前記X線管のフィラメントに供給されるフ
    ィラメント電圧を補正し、負荷時の電源インピーダンス
    の電圧降下による管電圧の低下を補償するようにしたこ
    とを特徴とするX線装置。
JP5619079U 1979-04-25 1979-04-25 X線装置 Expired JPS5922720Y2 (ja)

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JPS551354U JPS551354U (ja) 1980-01-07
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