JPS5833539Y2 - 插入形電磁流量計 - Google Patents

插入形電磁流量計

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Publication number
JPS5833539Y2
JPS5833539Y2 JP14353377U JP14353377U JPS5833539Y2 JP S5833539 Y2 JPS5833539 Y2 JP S5833539Y2 JP 14353377 U JP14353377 U JP 14353377U JP 14353377 U JP14353377 U JP 14353377U JP S5833539 Y2 JPS5833539 Y2 JP S5833539Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flowmeter
main body
electrodes
type electromagnetic
pair
Prior art date
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Expired
Application number
JP14353377U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5469845U (ja
Inventor
一郎 和田
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP14353377U priority Critical patent/JPS5833539Y2/ja
Publication of JPS5469845U publication Critical patent/JPS5469845U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は挿入形電磁流量計の改良に関する。
挿入形電磁流量計は、第1図に示すように流体の流通す
る配管1の内部に流体の流れと直交するように筒体の流
量計本体2を挿入した後、この流量計本体2を締付金具
3により締付けて配管1に固定している。
4はバッキングである。この流量計本体2の挿入形態は
、第1図のように流量計本体2の先端を配管1の反対側
内壁部の一部1aに嵌入するとか、あるいは第2図およ
び第3図のように流量計本体2の先端を配管1の内側空
間部の任意位置にとどまるように固定している。
而して、従来の流量計本体2は、先端を閉塞する円筒体
の外観形状を有し、その内部には磁束発生装置5を収納
し、かつ第4図のようにこの流量計本体2の両側部に一
対や電極6,6を設けたもの(この場合流速は紙面に直
角方向、磁束は上下方向)、あるいは第5図のように一
方側部に一対の電極6,6を設けたもの(この場合流速
は右方向、磁束は円周方向)、さらに第6図のように先
端底面部に一対の電極6,6を設けたもの(この場合流
速は紙面に直角方向、磁束は上下方向)がある。
この一対の電極6,6は、磁束発生装置5から発生する
磁束が流体に作用して得られる起電力を流体の流速に比
例する流量として取り出すものである。
7は磁束発生装置5から発生する磁束の状態を示す。
ところで、従来の流量計本体2は上述したように外観が
完全な円筒体を形成しているため、配管1内を流れる流
体の流速がある流速以上で第7図のようにカルマン渦イ
が発生し、これにより、対の電極6,6から出力される
信号はカルマン渦イの周期に同期してふらつきを起し、
このため信号処理が難かしくなり、精密測定が非常に困
難となる。
この場合、流体の流速を零から徐々に上げたときにある
流速で突然ふらつきを生じ、また流体の流速を零から急
に」昇させたときには徐々に上げた場合より低流速でふ
らつきを生ずる。
従って、従来の流量計本体2では、一対の電極6.6に
より出力される信号のふらつきの発生によってリニアリ
ティが突然悪くなり、精密測定が不可能となる。
このような現象は、電極6,6を底部(第6図)に設け
た場合でも第8図のように同様にカルマン渦イの発生に
よって信号のふらつきが生ずる。
本考案は上記実情にかんがみてなされたもので、配管又
は開渠に流量計本体を直交するように挿入する挿入形電
磁流量計において、流量計本体を流体の強制剥離可能な
形態としてカルマン渦の発生を阻止し、これにより流体
の流量を高精度に測定する挿入形電磁流量計を提供する
ものである。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
なお、流量計本体2の挿入形態等は従来と同様であるの
でその説明を省略し、ここでは特に流量計本体2につい
てのみ説明スる。
第9図は流量計本体2の一例であって、これは例えば本
体2の両側に一対の電極6,6を設けたものを本体2底
部から見た図である。
この流量計本体2は先端が閉塞された筒体形をなし、そ
の側部には一対の電極6,6が設けられている。
さらに、流量計本体2の外周部は上流側より下流側に向
って広がりを有する形状つまり円形状をなし、かつ一対
の電極6,6を結ぶ線よりも下流側に位置する筒体外周
を切り欠いて流体を強制剥離させる突出部10aを持っ
た段差部10を形成している。
この場合、第9図に示すθは、θ〉90Q?l−あるこ
とが望ましいが、θ≧90°であってもよい。
なお、流量計本体2の内部には磁束発生装置5が内蔵さ
れている。
而して、流量計本体2を第9図のような形態に構成すれ
ば、本体2の外周部にそって流れてきた流体は段差部1
0の突出部10aで急に内側に曲げて流体の強制剥離を
行ない、これによりカルマン渦イの発生が起りにくくす
る。
この結果、流体は流量計本体2より強制的に剥離されて
その本体外周を円滑に流れ、よってかなりの高流速域ま
で一対の電極6,6からふらつきのない信号を取り出す
ことができる。
次に、第10図は同じく流量計本体2を底部から見た他
の例である。
この種の形態の流量計本体2は本来第11図のように流
線形の形状にすることが望ましいが、流体の流れ方向に
沿う本体2の幅tが非常に長くなり、配管1に穴をあげ
て挿入する場合でも厄介である。
従って、tを小さくして同様の性能を上げるためには、
第10図のように上流側より下流側に向って広がりを有
する形状とするとともに、電極6゜6の取付は部分より
下流側に位置する個所で流体と直交する方向と平行をな
す外壁を形成し、この外壁に第9図と同様に段差部10
を形成するとよい。
また、流量計本体2は、例えば一対の電極6゜6を本体
2底部に設ける場合には、第12図に示すようにその二
対の電極6,6を結ぶ線より上流側に当る本体2底部な
ψ(ψ≧0)なる傾斜部11に形成し、さらに前記一対
の電極6,6を結ぶ線より下流側に当る本体2底部に半
周溝12を形成するようにすれば、カルマン渦イの発生
を起りにくくすることができる。
なお、以上のような形態の流量計本体2は、第13図の
如く開渠14や海、川等の流速を測る場合にも適用でき
ることは言うまでもない。
以上詳記したように本考案によれば、配管等に挿入する
流量計本体の下流側に段差部を設けたので、流体は段差
部によって流量計本体より強制的に剥離されて円滑に流
れ、相当な高流速までカルマン渦の発生を阻止すること
ができる。
従って、流体の広範囲の流速に対し、その流速に比例す
る流量信号を直線的に得ることができ、ひいては高精度
の測定を行なうことができる。
また、流線形をなす流量計本体であっても上流側のみ流
線形として下流側に段差部を形成すれば、短かい長さで
精度の高いm1J9ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は従来の挿入形電磁流量計を説明す
るための図であって、第1図ないし第3図は配管を断面
にして流量計本体の挿入状態を示す図、第4図ないし第
6図は流量計本体の形態並びに一対の電極の取付状態を
示す図、第7図は従来の流量計本体によるカルマン渦の
発生状態を示す図、第8図は流体の剥離状態を示す図、
第9図は本考案に係る挿入形電磁流量計に適用する流量
計本体の底面図、第10図は流量計本体の他の例を示す
底面図、第11図は第10図との関係で説明する従来の
流量計本体の底面図、第12図は同じく流量計本体の他
の例を示す側面図、第13図は流量計本体を開渠に適用
した斜視図である。 1・・・・・・配管、2・・・・・・流量計本体、5・
・・・・・磁束発生装置、6・・・・・・電極、10・
・・・・・段差部、10a・・・・・・突出部、11・
・・・・傾斜部、12,13・・・・・・溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側部又は底部に一対の電極を設け、かつ内部に磁束発生
    装置を内蔵した先端が閉塞された筒体形の流量計本体を
    配管又は開渠に直交するように挿入する挿入形電磁流量
    計において、前記流量計本体の外周部は上流側より下流
    側に向って広がりを有する形状とするとともに、前記一
    対の電極を結ぶ線よりも下流側に流体を強制剥離させる
    ための段差部を設けたことを特徴とする挿入形電磁流量
    計。
JP14353377U 1977-10-26 1977-10-26 插入形電磁流量計 Expired JPS5833539Y2 (ja)

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JP14353377U JPS5833539Y2 (ja) 1977-10-26 1977-10-26 插入形電磁流量計

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JP14353377U JPS5833539Y2 (ja) 1977-10-26 1977-10-26 插入形電磁流量計

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JPS5469845U JPS5469845U (ja) 1979-05-18
JPS5833539Y2 true JPS5833539Y2 (ja) 1983-07-27

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