JPS6037407B2 - カルマン渦流量計 - Google Patents
カルマン渦流量計Info
- Publication number
- JPS6037407B2 JPS6037407B2 JP54089588A JP8958879A JPS6037407B2 JP S6037407 B2 JPS6037407 B2 JP S6037407B2 JP 54089588 A JP54089588 A JP 54089588A JP 8958879 A JP8958879 A JP 8958879A JP S6037407 B2 JPS6037407 B2 JP S6037407B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vortex
- karman
- vortex generator
- fluid
- karman vortex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は渦発生体により発生するカルマン渦を利用して
流体の流量を検出するカルマン渦流量計の改良に関する
ものである。
流体の流量を検出するカルマン渦流量計の改良に関する
ものである。
従来のカルマン渦流量計では一般にその流体通路形状は
円形であり、渦発生体により発生する渦エネルギーを高
め検出を容易にするため流体の流速を高めると、圧力損
失が増加するという欠点がある。
円形であり、渦発生体により発生する渦エネルギーを高
め検出を容易にするため流体の流速を高めると、圧力損
失が増加するという欠点がある。
そこで限られた圧力損失範囲内でこの流量計を使用する
と、理論上十分に広い計測範囲を有しているにもかかわ
らず最小、最大の計測範囲の比は1:2鼠華度しか得ら
れない。本発明は前記問題点を解決するためになされた
、渦発生体の両端面に互いに平行な平板壁を設け渦の発
生範囲を限定して渦検出に不要な部分での渦発生による
圧力損失を減らす構成とするが、渦発生体の長さLに等
しい平板壁間隔が狭すぎると、発生した渦が壁面摩擦に
より減衰し検出が困難となる。
と、理論上十分に広い計測範囲を有しているにもかかわ
らず最小、最大の計測範囲の比は1:2鼠華度しか得ら
れない。本発明は前記問題点を解決するためになされた
、渦発生体の両端面に互いに平行な平板壁を設け渦の発
生範囲を限定して渦検出に不要な部分での渦発生による
圧力損失を減らす構成とするが、渦発生体の長さLに等
しい平板壁間隔が狭すぎると、発生した渦が壁面摩擦に
より減衰し検出が困難となる。
そこで不要な圧力損失を減らしながら強い渦を検出でき
る平板壁間隔つまり渦発生体の長さLを求めると渦発生
体の幅Dに対して1.狐SLミ3.血となり、本発明は
この範囲で前記のカルマン渦流量計を構成することによ
り、低い圧力損失で強い渦が検出でき広範囲の計測が可
能なカルマン渦流量計の提供を目的としている。以下本
発明を図に示す実施例により説明する。第1図はその流
れ方向(矢印S)断面図であり、第2図は第1図の×−
X線断面図である。1は断面円形で幅(直径)D、長さ
Lの渦発生体であり渦検出孔la、圧力伝達路lbを備
えている。
る平板壁間隔つまり渦発生体の長さLを求めると渦発生
体の幅Dに対して1.狐SLミ3.血となり、本発明は
この範囲で前記のカルマン渦流量計を構成することによ
り、低い圧力損失で強い渦が検出でき広範囲の計測が可
能なカルマン渦流量計の提供を目的としている。以下本
発明を図に示す実施例により説明する。第1図はその流
れ方向(矢印S)断面図であり、第2図は第1図の×−
X線断面図である。1は断面円形で幅(直径)D、長さ
Lの渦発生体であり渦検出孔la、圧力伝達路lbを備
えている。
本実施例ではL/Dを1.75にとっている。2は渦発
生体1の両端面に互いに平行に設けられた平板壁であり
、その間隔はLで流体(たとえば空気)通路の側壁を兼
ねている。
生体1の両端面に互いに平行に設けられた平板壁であり
、その間隔はLで流体(たとえば空気)通路の側壁を兼
ねている。
3はカルマン渦で渦発生体1の下流に交互に発生する。
上記構成において、流体通路を流体が移動するとカルマ
ン渦3が発生し渦発生体1の2つの渦検出孔laには交
互に圧力変化が生じ、それぞれ圧力伝達路lbを介して
差圧検出器(図示しない)に導かれカルマン渦周期が検
出され、この渦周期より流体の流量が求められる。この
場合渦発生体1の両端面に設けた平板壁2により、発生
するカルマン渦の範囲を限定し、渦の検出に不要な部分
での渦の発生をなくしており、渦の強さを表わす検出エ
ネルギーと圧力損失を表わす損失エネルギーの比つまり
検出エネルギー/損失エネルギーは最も大きくなる。第
3図は渦発生体の長さLと幅Dの比L/Dに対する検出
エネルギー/損失エネルギーの関係を示すものであり、
L/Dが1.3より小さい場合には壁面摩擦の影響が大
きくなり前記エネルギー比は1.0より小さくなる。ま
たL/Dが3.9より大きい場合には不要な渦の発生が
増加し、前記エネルギー比はやはり1.0より4・さく
なる。ただし、前記エネルギー比は流体通路が円形断面
を有する場合の値を1.0としている。なお、本実施例
のL/D=1.75では最小、最大の計測範囲の比は1
:3硯星度になる。第4図は本発明の他の実施例を示す
断面図であり、流体通路を形成する壁4の断面は円形で
、その内部に長さL、幅D(断面円形)の渦発生体1お
よび互いに平行な平板壁2を備えており、上記実施例と
同様の広い計測範囲を有している。
ン渦3が発生し渦発生体1の2つの渦検出孔laには交
互に圧力変化が生じ、それぞれ圧力伝達路lbを介して
差圧検出器(図示しない)に導かれカルマン渦周期が検
出され、この渦周期より流体の流量が求められる。この
場合渦発生体1の両端面に設けた平板壁2により、発生
するカルマン渦の範囲を限定し、渦の検出に不要な部分
での渦の発生をなくしており、渦の強さを表わす検出エ
ネルギーと圧力損失を表わす損失エネルギーの比つまり
検出エネルギー/損失エネルギーは最も大きくなる。第
3図は渦発生体の長さLと幅Dの比L/Dに対する検出
エネルギー/損失エネルギーの関係を示すものであり、
L/Dが1.3より小さい場合には壁面摩擦の影響が大
きくなり前記エネルギー比は1.0より小さくなる。ま
たL/Dが3.9より大きい場合には不要な渦の発生が
増加し、前記エネルギー比はやはり1.0より4・さく
なる。ただし、前記エネルギー比は流体通路が円形断面
を有する場合の値を1.0としている。なお、本実施例
のL/D=1.75では最小、最大の計測範囲の比は1
:3硯星度になる。第4図は本発明の他の実施例を示す
断面図であり、流体通路を形成する壁4の断面は円形で
、その内部に長さL、幅D(断面円形)の渦発生体1お
よび互いに平行な平板壁2を備えており、上記実施例と
同様の広い計測範囲を有している。
なお、上記2つの実施例では渦発生体の流れ方向の断面
形状は円形であったが、その他の形状のものでも良い。
以上説明したように本発明は、カルマン渦流量計の渦発
生体の長さLと幅Dの関係を1.狐SLS3.血とし、
その渦発生体の両端面に互いに平行な平板壁を設けたの
で、限定された圧力損失内で広い範囲の計測が可能であ
るという優れた効果を有する。
形状は円形であったが、その他の形状のものでも良い。
以上説明したように本発明は、カルマン渦流量計の渦発
生体の長さLと幅Dの関係を1.狐SLS3.血とし、
その渦発生体の両端面に互いに平行な平板壁を設けたの
で、限定された圧力損失内で広い範囲の計測が可能であ
るという優れた効果を有する。
第1図は本発明の一実施例を示す流れ方向断面図、第2
図は第1図におけるX−X線断面図、第3図は本発明に
なるカルマン渦流量計の検出効率を示す特性図、第4図
は本発明の他の実施例を示す断面図である。 1・・・渦発生体、2・・・平板壁、3・・・カルマン
渦、4…流体通路を形成する壁。 第1図 第2図 第4図 第3図
図は第1図におけるX−X線断面図、第3図は本発明に
なるカルマン渦流量計の検出効率を示す特性図、第4図
は本発明の他の実施例を示す断面図である。 1・・・渦発生体、2・・・平板壁、3・・・カルマン
渦、4…流体通路を形成する壁。 第1図 第2図 第4図 第3図
Claims (1)
- 1 流体通路を流れる流体にカルマン渦を発生させる渦
発生体を備えこのカルマン渦の発生周期より前記流体の
流量を検出するカルマン渦流量計において、前記流体の
流れに対して直交する方向の前記渦発生体の長さLを前
記渦発生体の幅Dに対して、1.3D≦L≦3.9Dの
範囲とし、かつ前記渦発生体の長さLを定める前記渦発
生体の両端面に互いに平行な平板壁を設けたことを特徴
とするカルマン渦流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54089588A JPS6037407B2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | カルマン渦流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54089588A JPS6037407B2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | カルマン渦流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5614114A JPS5614114A (en) | 1981-02-10 |
JPS6037407B2 true JPS6037407B2 (ja) | 1985-08-26 |
Family
ID=13974933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54089588A Expired JPS6037407B2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | カルマン渦流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037407B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5223763A (en) * | 1991-02-28 | 1993-06-29 | Hughes Aircraft Company | Wind power generator and velocimeter |
-
1979
- 1979-07-13 JP JP54089588A patent/JPS6037407B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5614114A (en) | 1981-02-10 |
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