JPS5832921Y2 - 段ボ−ルシ−トの罫入れ装置 - Google Patents

段ボ−ルシ−トの罫入れ装置

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Publication number
JPS5832921Y2
JPS5832921Y2 JP1979161061U JP16106179U JPS5832921Y2 JP S5832921 Y2 JPS5832921 Y2 JP S5832921Y2 JP 1979161061 U JP1979161061 U JP 1979161061U JP 16106179 U JP16106179 U JP 16106179U JP S5832921 Y2 JPS5832921 Y2 JP S5832921Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
ruled line
sheet
axis
creasing
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979161061U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5679320U (ja
Inventor
寛登 今井
公男 村山
Original Assignee
三菱重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP1979161061U priority Critical patent/JPS5832921Y2/ja
Publication of JPS5679320U publication Critical patent/JPS5679320U/ja
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Publication of JPS5832921Y2 publication Critical patent/JPS5832921Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 第1図ないし第3図に図示される従来の製函機排紙部に
おいては、前工程より送られてきたシートaは、第1罫
線上ロールbと第1罫線下ロールCとの間を通り、さら
に第2罫線上ロールdと第2罫線下ロールeとの間を過
ぎ、さらに進んで、スロッタ上ナイフfとスロッタ下ナ
イフgの間を通過する3段階を経て、シートaに罫線と
スロッタ溝がつけられるようになっている。
第2図に図示されるように、第■段階の第1罫線上ロー
ルbは平滑円筒面に形成されるが、第1罫線下ロールC
の中央部外周面に丸い突条りが形成されており、この段
階では、入れられるべき罫線位置で、シートaの罫割れ
防止のため、成る程度の巾を持って罫入れが行なわれる
また第3図に図示されるように、第2段階の第2罫線上
ロールdも平滑円筒面に形成されるが、第2罫線下ロー
ルeの中央部外周面に先端が鋭い突条iが形成されてお
り、この段階でシートaに始め明瞭な罫線がつけられる
ようになっている。
さらに第3段階で、スロック上ナイフfとスロッタ下ナ
イフgとにより、シートaにスロッタ溝が付され、シー
h aは次の工程に送られる。
このような構造では、罫割れ防止と折れ精度向上のため
に、罫入れを2段階に分けて行なうので当然第1、第2
と2組の罫入れ装置が必要で、また排紙部としてのマシ
ン巾も長くなり、重量増とともにそれ相応のコスト高と
なる欠点があった。
本案はこのような欠点を除去した段ボールシートの罫入
れ装置の改良に係り、軸に摺動可能に取付けられた円板
形状の罫線ロールと、同罫線ロールの軸方向左右に配設
され前記軸に対し回動自在にかつ軸回りの回動を阻止す
べく支持されるとともにその断面形状が前記軸と偏心し
た円形である支持部材と、同支持部材の外周に回動自在
に支持されたつぶしロールとを具備することを特徴とす
るもので、その目的とする処は、罫割れや折れ精度の低
下を来たすことなしに1段階で罫入れを行なうことがで
きるコストの安い罫入れ装置を供する点にある。
本案は前記したように軸に摺動可能に取付けられた円板
形状の罫線ロールと、同罫線ロールの軸方向左右に配設
され前記軸に対し回動自在にかつ軸回りの回動を阻止す
べく支持されるとともにその断面形状が前記軸と偏心し
た円形である支持部材と、同支持部材の外周に回動自在
に支持されたつぶしロールとを具備したため、送込まれ
た段ボールシートは前記つぶしロールで所要の個所をつ
ぶされてから、前記罫線ロールで罫線が入られる。
このように本案によれば、前記つぶしロールでのつぶし
位置と前記罫線ロールでの罫線位置とは、前記罫線ロー
ルと支持部材の偏心距離だけシート送り方向にずれるよ
うに設定されるので、つぶし溝と罫線との位置ずれを生
ずることなく正確に罫入れが行なわれ、かつマシン巾が
短かくなってコスト頗る安くなる。
以下本案を第4図ないし第6図に図示の実施例について
説明すると、1は段ボールシートである。
また2は従来の第1罫線上ロールbと同様に平滑円筒面
に形成された第1罫線上ロールで、その下方に第1罫線
下ロール3が配設されている。
さらに前記第1罫線下ロール3よりシート1の移送側に
δ(15〜20順)だけ偏心して第2罫線下ロール4が
配設されている。
さらにまた前記罫線ロール2,3.4よりシート1移送
側にナイフ上シリンダ5とナイフ下シリンダ6とが配設
されている。
しかして第2罫線下ロール4はその中心ボス部を軸7に
キー8によって固定され、偏心軸受9に内蔵されたベア
リング10によって回転自在に支持されている。
また第2図に図示されるような円周形状を持つ第1罫線
ロール3は偏心軸受9の外周に取付けられたベアリング
11によって第2罫線ロール4を中に挟み、相互に拘束
されずに自由に回転しうるように支持されている。
さらに偏心軸受9は継板12を介しボルト13により案
内フレーム14に固定され、同偏心軸受9は第6図に図
示されるように軸7の中心に対しδに相当する距離だけ
その外周中心が偏っており、かくして前記したように第
1罫線下ロール3と第2罫線下ロール4とはδだけ偏心
されることになる。
第4図ないし第6図に図示の実施例は前記したように横
取されているので、前工程より送込まれたシート1は第
1罫線上ロール2と第1罫線下ロール3および第2罫線
下ロール4との間を1段階で通抜け、ナイフ上シリンダ
5とナイフ下シリンダ6との間を第2段階として通過ぎ
る間に所要の切抜きが与えられる。
そして第6図に図示されるように、第1段階においては
、シート1が矢印の方向に送られると、その下面は第1
罫線下ロール3とα0点において接触を始め、α2点に
達すると、第1罫線上ロール2と第1罫線下ロール3と
の隙間(弧間距離)が丁度シート1の厚さに等しくなり
、この点からシート1は第2図に図示するような両ロー
ルの円周形状に従った形のつぶしを受始める。
次いで、シート1がα3点に達すると、その下面は第1
罫線下ロール3との接触を解放させながら、今度は第2
罫線下ロール4との接触を始め、第3図に図示されるよ
うな両ロールの円周形状に従って、シート1は第1罫線
上ロール2と第2罫線下ロール4とによって既に付けら
れたつぶし溝の中心にα4を過ぎる迄の間で罫線が入れ
られる。
続いての第2段階であるスロッタ溝加工作業については
従来と全く同様である。
このようにシート1へのつぶし加工後、シートが復元し
ないうちに次の罫線加工が行なわれるため、罫割れを起
さずに確実な罫入れが可能である。
またシート1へのつぶしと罫線入れが極めて接近して行
なわれるため、シート11へのつぶし溝と罫線との位置
ずれも起り得ず、その結果、センター合せの必要がなく
なり、罫入れ精度が良くなる。
従来2組を要した罫線ロールが1組で良いこととなり、
マシン巾が小さくなったため、据付面積が少なくてすむ
さらに罫線下ロールが1個減り、マシン巾が狭くなった
ため、コストが安くなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の製函機排紙部の概要を示した側面図、第
2図および第3図は第1図の■−■線、■−■線に沿っ
て裁断した横断面図、第4図は本案に係る段ボールシー
トの罫入れ装置の一実施例を図示した概略側面図、第5
図はその要部拡大縦断面図、第6図はその要部拡大側面
図である。 1・・・・・・段ホールシート、2・・・・・・第1罫
線上ロール、3・・・・・・第1罫線下ロール、4・・
・・・・第2罫線下ロール、5・・・・・・ナイフ上シ
リンダ、6・・・・・・ナイフ下シリンダ、7・・・・
・・軸、8・・・・・・キー 9・・・・・・偏心軸受
、10・・・・・・ベアリング、11・・・・・・ベア
リング、12・・・・・・継板、13・・・・・・ボル
ト、14・・・・・・案内フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸に摺動可能に取付けられた円板形状の罫線ロールと、
    同罫線ロールの軸方向左右に配設され前記軸に対し回転
    自在にかつ軸回りの回動を阻止すべく支持されるととも
    にその断面形状が前記軸と偏心した円形である支持部材
    と、同支持部材の外周に回動自在に支持されたつぶしロ
    ールとを具備することを特徴とする段ボールシートの罫
    入れ装置。
JP1979161061U 1979-11-22 1979-11-22 段ボ−ルシ−トの罫入れ装置 Expired JPS5832921Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979161061U JPS5832921Y2 (ja) 1979-11-22 1979-11-22 段ボ−ルシ−トの罫入れ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979161061U JPS5832921Y2 (ja) 1979-11-22 1979-11-22 段ボ−ルシ−トの罫入れ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5679320U JPS5679320U (ja) 1981-06-27
JPS5832921Y2 true JPS5832921Y2 (ja) 1983-07-22

Family

ID=29672181

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JP1979161061U Expired JPS5832921Y2 (ja) 1979-11-22 1979-11-22 段ボ−ルシ−トの罫入れ装置

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JPS5679320U (ja) 1981-06-27

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