JPS5832709Y2 - スプ−ン付コツプ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案はスプーン付コツプに係る。

本案はコツプにスプーンが常備されて便利に使用できる
コツプを提供しようとするものである。

以下、図示の実施例について説明する。

図示のものは、把手を有しないコツプ本体１の上部外周
に、断面半円状の突条４を、一部が適宜間隔中断８した
状態で周設し、また、コツプ本体１内に挿入のスプーン
２の上部を、コツプ本体１の上端から突条４のやや下位
の間においてコツプ周壁５の適所に縦に挟着するよう形
成すると共に、該挟着部６に突条４と係合の切欠７を形
成して、その挟着係合によりスプーン２がコツプ本体１
に係止されるよう構成し、且つ挟着部６の外側に環状の
柄３を設けてこれをコツプ本体１の把手と兼用にしたも
のである。

なお、スプーン２はコツプ周壁５に沿わせて、その底近
くまで延している。

また、コツプ本体１及びスプーン２は適宜合成樹脂に上
り成形している。

而して、このままの状態で（°−、スプーン２の柄３が
コツプ本体１の把手をなし、これを握ってコツープとし
て使用できる。

この際グスプーン２（、ｔ、上記構成により、コツプ本
体１に内容物が人って重くなればなるほど、コツプ本体
１との保合強度が増大し、不意に外れるようなことはな
い。

次に、スプーン２を使用す≧・ときは、スプーン２をコ
ツプ周壁５に沿って移動し、突条４の中断部８にまでも
たらし、上方へ引上げて、コツプ本体１から外し、使用
する。

本案によれば、コツプにスプーンが常備されて、極めて
便利に使用でき、しかも、スプーン２がコツプ本体１内
に挿入されると共にその柄３がコツプ本体１の把手と兼
用であるから、スプーン２が邪魔になるようなことはな
く、外観もバランスが保たれて美麗であり、また、スプ
ーン２を外すことによって把手無しのコツプとして使用
することができる。

更に、子供等の興味を大いに引き、子供等の飲食を増進
し、その上、登山、ハイキング等の際の携帯にも頗る便
利である。

【図面の簡単な説明】

図面は本案実施例の山部截断側面図である。 １・・・・・・コツプ本体、２・・・・・・スプーン、
３・・・・・・柄、４・・・・・・突条、５・・・・・
・周壁、６・・・・・・挟着部、７・・・・・・切欠、
８・・・・・・中断部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. コツプ本体１にスプーン２を着脱自在に係止し、該スプ
   ーン２の柄３をコツプ本体１の把手と兼用にしたことを
   特徴とするスプーン付コツプ。