JPS5832607Y2 - ギヨセンニオケル ギヨギヨウヨウサギヨウキノハイチコウゾウ - Google Patents
ギヨセンニオケル ギヨギヨウヨウサギヨウキノハイチコウゾウInfo
- Publication number
- JPS5832607Y2 JPS5832607Y2 JP1975168750U JP16875075U JPS5832607Y2 JP S5832607 Y2 JPS5832607 Y2 JP S5832607Y2 JP 1975168750 U JP1975168750 U JP 1975168750U JP 16875075 U JP16875075 U JP 16875075U JP S5832607 Y2 JPS5832607 Y2 JP S5832607Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- fishing
- deck
- hydraulic pump
- equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Means For Catching Fish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は漁船における漁業用作業機の配置構造に関する
。
。
漁船の甲板上には、例えば底曳網用ウィンチ等の各種の
漁業作業機が配置されている。
漁業作業機が配置されている。
これらの漁業作業機には、当該漁業作業機を個別に駆動
するための駆動装置が付設されており、甲板上の作業空
間が狭くなる原因になっている。
するための駆動装置が付設されており、甲板上の作業空
間が狭くなる原因になっている。
他方、漁業作業機の駆動源としては、主として船の走行
用エンジンが利用されている。
用エンジンが利用されている。
そして、エンジンの回転力を各漁業作業機に伝達する伝
動装置として、従来はベルト式伝動装置、或いは歯車式
伝動装置が用いられている。
動装置として、従来はベルト式伝動装置、或いは歯車式
伝動装置が用いられている。
ところが、ベルト式伝動装置はベルトの張力を一定に保
ったり、ベルトにワックスを塗布す必要があり、その保
守、点検に手間がかがると言う欠点がある。
ったり、ベルトにワックスを塗布す必要があり、その保
守、点検に手間がかがると言う欠点がある。
また、歯車式伝動装置は騒音が発生しやすいと言う欠点
がある。
がある。
この欠点を解消した伝動装置として油圧ポンプと油圧モ
ータとから成る油圧伝動装置がある。
ータとから成る油圧伝動装置がある。
この油圧伝動装置には油の動圧(Dynamicpre
ssure)を利用するものと静圧(Staticpr
essure)を利用するものとがあるが、漁業作業機
には速度が遅く圧力が大きな静圧を利用する静油圧式伝
動装置が適している。
ssure)を利用するものと静圧(Staticpr
essure)を利用するものとがあるが、漁業作業機
には速度が遅く圧力が大きな静圧を利用する静油圧式伝
動装置が適している。
ところで、従来、5トン未満の小型漁船においてはブリ
ッジとウィンチとの間の間隔が小さいために油圧モータ
を甲板上に設置すると油圧モータに作動油を供給するた
めの油管の配管工事が困難であるのみならず、油圧モー
タが塩害により腐食する。
ッジとウィンチとの間の間隔が小さいために油圧モータ
を甲板上に設置すると油圧モータに作動油を供給するた
めの油管の配管工事が困難であるのみならず、油圧モー
タが塩害により腐食する。
また、油圧モータを船底に設置した場合は、船倉の空間
を十分に利用できないばかりか、油圧モータの動力を漁
業作業機に伝達するチェーンが長くなり共振や騒音の原
因になっている。
を十分に利用できないばかりか、油圧モータの動力を漁
業作業機に伝達するチェーンが長くなり共振や騒音の原
因になっている。
更に、従来は油圧ポンプを油圧式の遠隔操作により制御
するようにしているために油圧配管が複雑になるばかり
でなく、金具などの塩害がある。
するようにしているために油圧配管が複雑になるばかり
でなく、金具などの塩害がある。
また、油圧ポンプの操作を操縦室がら行うようにしてい
るために操作盤が一つであり、夜間操業に支障を生じて
いた。
るために操作盤が一つであり、夜間操業に支障を生じて
いた。
他方、歯車式伝動装置を用いて網体捲掛は用の鼓胴を回
転するようにした網揚げ装置が知られているが、この網
揚げ装置の垂直伝動軸に水平伝動軸の回転を伝達するウ
オーム歯車機構は鼓胴を支える固定筒状枠の設置されて
いる甲板の下方の下部甲板に配置されている。
転するようにした網揚げ装置が知られているが、この網
揚げ装置の垂直伝動軸に水平伝動軸の回転を伝達するウ
オーム歯車機構は鼓胴を支える固定筒状枠の設置されて
いる甲板の下方の下部甲板に配置されている。
従って、垂直伝動軸の軸長が長大になるとともに、ウオ
ーム歯車機構が下部甲板上に設置されているために下部
甲板上の歩行の邪魔になる。
ーム歯車機構が下部甲板上に設置されているために下部
甲板上の歩行の邪魔になる。
また、網揚げ装置は網体捲掛は用の鼓胴に直結して変速
装置のレバーが設けられているために遠隔操作ができず
、その都度、網揚げ装置の設置個所まで行かねばならな
いので操作が煩わしい。
装置のレバーが設けられているために遠隔操作ができず
、その都度、網揚げ装置の設置個所まで行かねばならな
いので操作が煩わしい。
本考案は、上記の如き、上記の欠点を解消するために完
成したものである。
成したものである。
すなわち、本考案は、走航用エンジンの回転軸に可変吐
出式油圧ポンプを直結し、該可変吐出式油圧ポンプから
供給される作動油により漁業作業機駆動用の油圧モータ
を駆動するようにした漁船において、前記油圧モータを
漁業作業機直下の甲板の下面に設置し、かつ、前記可変
吐出式油圧ポンプに操作用ワイヤを介して連結させた可
変吐出式油圧ポンプの作動油吐出量調節操作盤の一つを
漁業作業機を監視することのできる甲板上に設置したこ
とを特徴とする。
出式油圧ポンプを直結し、該可変吐出式油圧ポンプから
供給される作動油により漁業作業機駆動用の油圧モータ
を駆動するようにした漁船において、前記油圧モータを
漁業作業機直下の甲板の下面に設置し、かつ、前記可変
吐出式油圧ポンプに操作用ワイヤを介して連結させた可
変吐出式油圧ポンプの作動油吐出量調節操作盤の一つを
漁業作業機を監視することのできる甲板上に設置したこ
とを特徴とする。
次に、図面により本考案の実施例を説明する。
漁業作業機10は、この漁業作業機10を監視すること
のできる甲板1の上に設置されている。
のできる甲板1の上に設置されている。
この漁業作業機10は、この場合ウィンチが例として示
されている。
されている。
すなわち、漁業作業機10は捲胴11、軸12、架台1
3より成り、軸12の一端には操作装置15を介してス
プロケット14が連係する。
3より成り、軸12の一端には操作装置15を介してス
プロケット14が連係する。
他方、漁業作業機10に対応する甲板1の下面には油圧
モータ20が架台21によって取付けられている。
モータ20が架台21によって取付けられている。
この油圧モータ20には遊星歯車装置22が連接されて
おり、その出力軸23にはスプロケット24が取付けら
れている。
おり、その出力軸23にはスプロケット24が取付けら
れている。
そして、スプロケット14゜24間には、甲板1の開口
2,3を貫通するチェーン4が張設されている。
2,3を貫通するチェーン4が張設されている。
更に、甲板1の下側には、エンジン5の回転軸に直結し
た公知の油圧ポンプ30が設置されている。
た公知の油圧ポンプ30が設置されている。
この油圧ポンプ30は、可変吐出式のものであって、そ
の調節は油圧ポンプ30に設けた調節レバー31によっ
て行われる。
の調節は油圧ポンプ30に設けた調節レバー31によっ
て行われる。
そして、この油圧ポンプ30と油圧モータ20とにより
静油圧式伝動装置(Hadro statictran
smission)が構成する。
静油圧式伝動装置(Hadro statictran
smission)が構成する。
この油圧ポンプ30と油圧モータ20とは油管32,3
3によって連通される。
3によって連通される。
この油管32.33以外に静油圧式伝動装置の補機とし
て作動タンク41.ポンプ42(該ポンプはエンジンに
直結され常時運転されている)、フィルタ43、弁44
、油圧モータ20並びに油圧ポンプ30の回転部分の潤
滑並びに冷却のための油を流す管45.46をそれぞれ
備えている。
て作動タンク41.ポンプ42(該ポンプはエンジンに
直結され常時運転されている)、フィルタ43、弁44
、油圧モータ20並びに油圧ポンプ30の回転部分の潤
滑並びに冷却のための油を流す管45.46をそれぞれ
備えている。
また、油圧ポンプ30の作動油吐出量調節レバー31を
操作するための操作盤51.52がそれぞれ甲板上およ
び叩板下に設置されている。
操作するための操作盤51.52がそれぞれ甲板上およ
び叩板下に設置されている。
そして各操作盤のレバー53.54の動きは伝動ワイヤ
ー55.56を介して前記作動油吐出量調節レバー31
に伝えられるようになっている。
ー55.56を介して前記作動油吐出量調節レバー31
に伝えられるようになっている。
なお、本装置を適用する漁船はFRP船が最適である。
上記のように、本考案は走航用エンジンの回転軸に可変
吐出式油圧ポンプを直結し、該可変吐出式油圧ポンプか
ら供給される作動油により漁業作業機駆動用の油圧モー
タを駆動するようにした漁船において、前記油圧モータ
を漁業作業機直下の甲板の下面に設置し、かつ、前記可
変吐出式油圧ポンプに操作用ワイヤを介して連結させた
可変吐出式油圧ポンプの作動油吐出量調節操作盤の一つ
を漁業作業機を監視することのできる甲板上に設置した
ために、次のような効果が得られる。
吐出式油圧ポンプを直結し、該可変吐出式油圧ポンプか
ら供給される作動油により漁業作業機駆動用の油圧モー
タを駆動するようにした漁船において、前記油圧モータ
を漁業作業機直下の甲板の下面に設置し、かつ、前記可
変吐出式油圧ポンプに操作用ワイヤを介して連結させた
可変吐出式油圧ポンプの作動油吐出量調節操作盤の一つ
を漁業作業機を監視することのできる甲板上に設置した
ために、次のような効果が得られる。
(a) 漁業作業機を監視することのできる甲板1上
には漁業作業機10のみが設置さるからこの甲板1上に
おける諸作業が容易になる。
には漁業作業機10のみが設置さるからこの甲板1上に
おける諸作業が容易になる。
(b) 油圧モータ20および可変吐出式油圧ポンプ
30が直接潮風に触れることがないので、油圧モータ2
0および可変吐出式油圧ポンプ30の腐食を防止できる
。
30が直接潮風に触れることがないので、油圧モータ2
0および可変吐出式油圧ポンプ30の腐食を防止できる
。
(C) 油圧モータ20は甲板1の下方に設置される
から油管の配置が容易になる。
から油管の配置が容易になる。
(d) 油圧モータ20の動力を漁業作業機10に伝
達するチェーン4の長さが短くなり、共振或いは振動の
原因がなくなる。
達するチェーン4の長さが短くなり、共振或いは振動の
原因がなくなる。
(e) 油圧ポンプの作動油吐出量調節操作盤の一つ
を漁業作業機を監視することのできる甲板上に設置した
ために甲板上での漁業作業機10を監視しながら操作で
きるために夜間操業が安全に、かつ、能率的になる。
を漁業作業機を監視することのできる甲板上に設置した
ために甲板上での漁業作業機10を監視しながら操作で
きるために夜間操業が安全に、かつ、能率的になる。
図は本考案の実施例を示す斜視図である。
1・・・・・・甲板、2,3・・・・・・開口、5・・
・・・・エンジン、10・・・・・・漁業作業機、20
・・・・・・油圧モータ、24・・・・・・スプロケッ
ト、30・・・・・・可変吐出式油圧ポンプ、31・・
・・・・吐出量調節レバー、51.52・・・・・・作
動油吐出量調節操作盤、55゜56・・・・・・操作用
ワイヤー
・・・・エンジン、10・・・・・・漁業作業機、20
・・・・・・油圧モータ、24・・・・・・スプロケッ
ト、30・・・・・・可変吐出式油圧ポンプ、31・・
・・・・吐出量調節レバー、51.52・・・・・・作
動油吐出量調節操作盤、55゜56・・・・・・操作用
ワイヤー
Claims (1)
- 走航用エンジンの回転軸に可変吐出式油圧ポンプを直結
し、該可変吐出式油圧ポンプがら供給される作動油によ
り漁業作業機駆動用の油圧モータを駆動するようにした
漁船において、前記油圧モータを漁業作業機直下の甲板
の下面に設置し、がっ、前記可変吐出式油圧ポンプに操
作用ワイヤを介して連結させた可変吐出式油圧ポンプの
作動油吐出量調節操作盤の一つを漁業作業機を監視する
ことのできる甲板上に設置したことを特徴とする漁船に
おける漁業用作業機の配置構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975168750U JPS5832607Y2 (ja) | 1975-12-13 | 1975-12-13 | ギヨセンニオケル ギヨギヨウヨウサギヨウキノハイチコウゾウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975168750U JPS5832607Y2 (ja) | 1975-12-13 | 1975-12-13 | ギヨセンニオケル ギヨギヨウヨウサギヨウキノハイチコウゾウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5280894U JPS5280894U (ja) | 1977-06-16 |
JPS5832607Y2 true JPS5832607Y2 (ja) | 1983-07-20 |
Family
ID=28647326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975168750U Expired JPS5832607Y2 (ja) | 1975-12-13 | 1975-12-13 | ギヨセンニオケル ギヨギヨウヨウサギヨウキノハイチコウゾウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832607Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS504639U (ja) * | 1973-05-14 | 1975-01-18 |
-
1975
- 1975-12-13 JP JP1975168750U patent/JPS5832607Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS504639U (ja) * | 1973-05-14 | 1975-01-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5280894U (ja) | 1977-06-16 |
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