JPS5832601B2 - カンソウソウチ - Google Patents

カンソウソウチ

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Publication number
JPS5832601B2
JPS5832601B2 JP13964075A JP13964075A JPS5832601B2 JP S5832601 B2 JPS5832601 B2 JP S5832601B2 JP 13964075 A JP13964075 A JP 13964075A JP 13964075 A JP13964075 A JP 13964075A JP S5832601 B2 JPS5832601 B2 JP S5832601B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
spray
adhesion
drying chamber
drying
Prior art date
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Expired
Application number
JP13964075A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5262770A (en
Inventor
栄 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13964075A priority Critical patent/JPS5832601B2/ja
Publication of JPS5262770A publication Critical patent/JPS5262770A/ja
Publication of JPS5832601B2 publication Critical patent/JPS5832601B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体・エマルジョン・スラリーなどの原液を噴
霧ノズル等により微粒液滴に分裂したものを乾燥して、
原液から直ちに粉体を製造する乾燥装置に関するもので
ある。
このような乾燥装置では乾燥室内壁への付着のトラブル
が常に問題となり、付着防止の目的で過去幾多の提案が
なされ、また付着を直ちに感知する手段として、のぞき
窓からの直視や排気温度の観測をするものなどがある。
しかしこれらはいずれも充分な解決策ではなく、効果を
上げることができない。
第1図は従来の噴霧乾燥装置の構造を示すもので、1は
乾燥室、2はヒータ4に加熱された熱風の入口、3は乾
燥室1を通過した熱風の出口、5は乾燥室1に原液から
噴霧を行なうノズル、6゜8はそれぞれ乾燥粉体の取出
を行なうためのロータリ弁、7は空気と粉体を分離する
サイクロン、9は排気を行なうためのブロワである。
この装置においては乾燥室1の入口2と出口3に各々温
度計T1.T2を設け、入口空気温度と出口空気温度と
の差や、出口空気温度の下降状態によって、乾燥室1内
の付着を知ろうとしている。
即ち、乾燥室内で噴霧液滴と熱風とが熱交換した後の排
気の温度を出口3の特定箇所で測定することになり、乾
燥室内で噴霧液滴と熱風とがさかんに熱交換している箇
所を直接測定していない。
このため、乾燥室1内で付着が生じても、出口温度はあ
る程度の時間遅れの後に付着した状態の温度になり、こ
の時間遅れの間にも付着は進行して内壁へ成長した付着
層が形成されてしまうなどの欠点がある。
本発明はこのような欠点を解決したもので、付着の感知
部を乾燥室内で噴霧液滴と熱風とがさかんに熱交換して
いる箇所に設置して、付着しはじめると時間遅れなく直
ちに付着トラブルを感知することを可能とするものであ
る。
以下本発明の実施例を図面と共に説明する。
第2図は第1図の従来例と同様な構造の噴霧乾燥装置で
、同一部品は同一番号で記入している。
異なる点は入口2に熱風の入口温度計T□を設けるとと
もに、乾燥室1の内部でノズル5からの噴霧液滴の飛翔
方向の箇所に、内部温度計T3と内部湿度計H1の感温
端と感湿端を設けた点である。
なお温度計T3には電気的出力が得られて応答性および
安定性に優れた熱電対温度計を用いている。
また湿度計H1には電気的出力変換が可能であって、雰
囲気の湿度変化に応じて電気抵抗が変化する特性を持っ
た湿度感知素子を用いている。
この抵抗変化湿度計を選定した理由は、電気的出力が得
られこの出力によって自動制御を可能としたこと、およ
び応答性、が早く、気流や粉塵の中でも安定性に優れて
いる点である。
次にこの実施例の動作について説明する。
ノズル5からの噴霧量が増えて、内壁への付着がまさに
始まろうとしているときには乾燥室1全体の中で特に、
噴霧液滴の飛翔方向に当る領域の温度が急激に下降する
と共に、雰囲気の湿度が急激に増してくる。
この状態変化は、乾燥室1の内部でノズル5からの噴霧
液滴の飛翔方向に当る箇所即ち乾燥室1の内部で最も熱
交換の活発な領域が最も鋭敏に影響を受けやすい。
そのような位置に温度計T3と湿度計H1を設けている
ため乾燥室内部の雰囲気の温度と湿度の両方を測定感知
することにより、付着前の安定した状態から付着が今ま
さ′に始まらんと変化していく状態までを時間遅れなし
で知ることが可能である。
また乾燥室内部の温度のみを測定しても、噴霧ノズルか
らの噴霧液滴の飛翔方向の偏りや熱風流動の変化により
温度が影響を受けやすく、付着に至るまでの微妙な変化
を感知するのは困難であるが、本実施例では湿度も検出
し、2つの測定値を比較して感知を行なうようにしてい
るため、誤った検知を行なうことはない。
次に本発明の他の実施例として第3図の流動層造粒装置
に応用した付着感知例について説明する。
流動層造粒装置は粉体流動層めがけてスラリーなどの原
液を噴霧して、流動層との衝突により造粒する装置で、
噴霧乾燥装置よりはるかに小型化が可能となった装置で
ある。
この装置は先ず、入口空気温度計T4を設けた入口12
から熱風を導入し、多孔板13の上に粉体流動層を形成
させ、乾燥室11の上部ノズル17によりこの流動層め
がけて液滴が噴霧され、乾燥後の造粒粉体は排出弁15
から取出口14に導ひかれロータリ弁16よネ一り排出
される。
排気は缶体の最上部から出口18を経て、集塵装置(図
示せず)などに通じている。
今、ノズル17からの噴霧量が増していって、室壁への
付着に至る途中段階であれば、流動層の上部でノズル1
Tからの噴霧液滴の飛翔方向の真下の領域の温度は急激
に下がり、温度は急激に増してくる。
すなわちその領域では流動層を形成しているため、流動
層と最もはげしく噴霧液滴が衝突する箇所では最も熱交
換がさかんとなっていることに起因している。
したがってその領域に温度計T5.湿度計H2を設けて
おくことにより噴霧量の異常変化を時間遅れなく感知す
ることができる。
この流動層造粒装置は小型であるため従来においては乾
燥室内壁への付着が発生しやすい欠点があったが、上記
実施例のように噴霧液滴の飛翔方向の真下に当る熱交換
領域に温度計と湿度計を設置することにより、異常状態
を早期に検知し、制御を行なうようにしたため、従来の
欠点を除去することができる。
このような流動層造粒装置の実稼動運転時における測定
値を第1表に示す。
このときの噴霧原液は酸化亜鉛を水に懸濁させて約60
重量%スラリーとしたものを用い、流動層造粒装置は5
00.!X17001程度の大きさでノズルには2流体
ノズルを使用し、熱風の流量は約2rrl/min の
状態であった。
噴霧量がOkg/Hrの条件1以外のときに着目すれば
、噴霧量が17kg/Hrから45kg/Hrに増えて
も排気温度T6としては8 degの温度差しかないが
、内部温度T、であれば約30 degの差となり、内
部湿度(H2:相対湿度で表示)では37%から約90
%まで変化してしまうため、これら感知端からの出力も
同様に噴霧量の大小に応じて変化した量が得られた。
このため条件3と条件4を比較すれば、排気温度T6に
よる監視より内部温度T5と内部湿度H2による監視が
付着感知法として極めて有効であることが、明らかであ
る。
このように第2図、第3図に示した各装置においては内
部温度と内部湿度の限界値を設定しておき、これに応じ
た温度出力と湿度出力の出力信号により、付着手前を自
動的に感知してこれらの出力信号でスイッチング回路を
動作させて、噴霧液滴の供給を停止したり、熱風流量を
増したり、熱風入口温度をより上昇させる。
などの種々の制御運転することが四能である。
ざらに噴霧ノズルからの液滴供給が停止したり、熱風温
度の異常上昇などによる過乾燥が発生しても、内部温度
の異常上昇・内部湿度の異常低下として感知が充分に可
能であり、内部温度・内部湿度の各々上限下限を設定す
れば噴霧乾燥装置の付着・熱暴走監視にも有効となる。
以上の説明から明らかなように本発明によれば乾燥室の
内部で噴霧液滴の飛翔方向に湿度と温度の感知手段を取
り付け、この感知手段からの出力を得ることにより、乾
燥室内壁への付着および過乾燥などの異常トラブルを時
間遅れなく感知することができる。
またこのように異常トラブルを感知した出力信号によっ
て乾燥装置の自動制御運転も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の噴霧乾燥装置の構成図、第2図は本発明
の一実施例による噴霧乾燥装置の構成図、第3図は本発
明の他の実施例による流動層造粒装置の構成図である。 1・・・・・・乾燥室、5・・・・・・ノズル、Hl
・・・・・・湿度計、T3・・・・・・温度計。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 乾燥室の内部の熱交換領域において噴霧液滴の飛翔
    方向に当る位置に、湿度と温度を感知する感知手段を配
    置することを特徴とする乾燥装置。
JP13964075A 1975-11-19 1975-11-19 カンソウソウチ Expired JPS5832601B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13964075A JPS5832601B2 (ja) 1975-11-19 1975-11-19 カンソウソウチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13964075A JPS5832601B2 (ja) 1975-11-19 1975-11-19 カンソウソウチ

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Publication Number Publication Date
JPS5262770A JPS5262770A (en) 1977-05-24
JPS5832601B2 true JPS5832601B2 (ja) 1983-07-14

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ID=15249975

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JP13964075A Expired JPS5832601B2 (ja) 1975-11-19 1975-11-19 カンソウソウチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012200657A (ja) 2011-03-24 2012-10-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 脱硫排液からの脱水濾液の噴霧乾燥装置、排ガス処理システム及び方法

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Publication number Publication date
JPS5262770A (en) 1977-05-24

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