JPS5832464B2 - 鉛蓄電池用極板の製造方法 - Google Patents

鉛蓄電池用極板の製造方法

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JPS5832464B2
JPS5832464B2 JP51062155A JP6215576A JPS5832464B2 JP S5832464 B2 JPS5832464 B2 JP S5832464B2 JP 51062155 A JP51062155 A JP 51062155A JP 6215576 A JP6215576 A JP 6215576A JP S5832464 B2 JPS5832464 B2 JP S5832464B2
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JP
Japan
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lead
strip
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net
manufacturing
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JP51062155A
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JPS52144746A (en
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寛 遠藤
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Japan Storage Battery Co Ltd
Original Assignee
Japan Storage Battery Co Ltd
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Publication date
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    • Y02E60/126

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  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特にペースト式の鉛蓄電池用極板の製造方法に
関するものである。
一般に、ペースト式の鉛蓄電池用極板は、鉛又は鉛合金
よりなる網目構造をもち集電耳を備えた格子体に、鉛化
合物よりなる作用物質を充填してなるものである。
従来のこの種の鉛蓄電池用極板としては、鉛又は鉛合金
を鋳造してなる格子体或いは鉛又は鉛合金製シートを打
抜加工又はエキスバンド加工してなる格子体に前記の作
用物質を充填してなるものが一般的に知られている。
しかしながら、鋳造による格子体の製造は暑い環境の中
での熟練した作業を必要とし、又、高性能電池に要求さ
れる薄形の格子体や特定の鉛合金、例えば鉛−カルシュ
ーム系合金、アンチモン含有率の小な鉛−アンチモン系
合金などよりなる格子体の製造が困難であり、一方、打
抜き加工やエキスバンド加工による格子体の製造は技術
的困難に加えて高い生産性が期待できない難があった。
更に、これらの鋳造や打抜加工或いはエキスバンド加工
になる格子体は、1枚乃至数枚を連結しただけの切離さ
れた状態で形成されるために、格子体の製造及び作用物
質の充填工程における取扱いに多大の作業工数を必要と
するとともに、作用物質の充填装置の運転中にトラブル
を生じ易く、そのために運転速度に制限があり、又作用
物質の充填量のバラツキや充填不良の極板を生じるなど
、極板の生産性並びに品質の両面において改善すべき難
点があった。
本発明の目的は上述の如き欠点を除去し、鉛乃至はどの
ような鉛合金の格子体の製造をも可能とし、高い生産性
で秀れた品質の極板を得ることができる鉛蓄電池用極板
の製造方法を得ることにある。
前記の目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は次の通りである。
即ち、本発明の極板の製造方法は、鉛又は鉛合金製シー
トの連続せるストリップに、その長さ方向にハの字形を
なして1乃至複数列に整列せる多数のスリットを加工し
、このストリップを前記スリットがストリップの長さ方
向に対してほぼ直立するまで巾方向に展開して連続せる
網状のストリップを形成し、次にこの網状のストリップ
に鉛化合物よりむる作用物質を充填し、乾燥後これを打
抜き又は切断して所定の外形を形成することを特徴とす
る点にある。
ここで、鉛又は鉛合金製シートの連続せるストjツブは
一般の圧延、押出成形成いは連続鋳造などの方法によっ
て作られる。
又、このストIJツブへのスリットの加工は、ストリッ
プをスリットの寸法及び配置に相当する多数のカッター
及びダイを設けた一対のロールの間に通すことによって
行われ、次の網状ストリップへの加工は前記ロールと一
連の展開機構によりスl−IJツブの両側辺をチャック
し、これをストリップの巾方向に引っばることによって
行われる。
次に網状ストリップへの作用物質の充填及び乾燥は従来
と同様の装置によって行われ、極板の外形の形成は一般
の打抜き又は切断の技術により行われる。
つぎに図面に例示した実施例についてこの発明を具体的
に説明する。
先ず、本発明による極板の製造方法をその製造工程に従
って説明すれば、第1図〜第3図は本発明の一実施例に
おける製造工程段階の状態を示すもので、第1図は鉛又
は鉛合金製シートのスl−IJツブ1の一部分でストリ
ップには両側辺と中央部に夫々巾広の部分2,3を残し
て、長さ方向に/\の字形をなして2列に整列せるスリ
ット4が加工されている。
第2図は第1図のスI−IJツブ1をスjット4がスl
−IJツブ1の長さ方向に対してほぼ直立するまで展開
して形成した網状のストリップ5を示すもので、第1図
におけるスリット4がストリップ1の長さ方向に対して
ほぼ直立する如くして開き、スリット4間の部分はスト
リップの長手方向に対してほぼ直立すると同時に捻じら
れる如く変形し、作用物質を充填する空隙6が形成され
、スリット列間の巾広の部分2,3がそのままの形状で
残されている。
第3図(J第2図の網状ストIJツブに作用物質7を充
填し、乾燥後、外形を打抜き又は切断により形成してな
る極板の正面図a及び側面図すで、前記の巾広部分より
枠体8及び集電耳9が形成されている。
次に、本発明の製造方法を実施する設備の一例を図面に
より説明すれば、 第4図は設備全体の構成を示す平面図、第5図は同側面
図にして、網状ストリップの形成装置10、作用物質の
充填装置11.乾燥装置12及び外形打抜き装置13よ
り構成されている。
図示せる如く、コイル状でストックされた鉛又は鉛合金
製シートのストリップ14は、送りロール15によって
スリッティングロール16に導入され、スリット4が加
工される。
スリットを加工されたストリップは続いて展開機構17
に送られて両側辺2をチャックされてスリット4がスト
リップ14の長さ方向に対してほぼ直立するまで巾方向
に展開され網状ストリップ5となる。
次に網状ストリップ5(J作用物質の充填ホッパ18の
下部に送られて作用物質7が充填されて乾燥装置12に
入り、作用物質が乾燥され、最後に外形打抜き装置13
で外形が形成されて極板19が完成する。
尚、本実施例においては、網状ストIJツブ形成装置1
0と作用物質充填装置11を連結しているが、連結せず
に網状ストリップを−たんコイル状でストックし、然る
後作用物質を充填することもできる。
本発明は以上に説明した如き製造工程よりなるものであ
り、次のような効果を得ることができる。
網状スl−IJツブの製造は、単にスリットを加工し、
巾方向の展開を行うのみであるから、機械化することが
でき、生産性を高めることができ、作業環境も良好とな
る。
又、鉛乃至はどのような鉛合金であっても加工が可能で
あり、スリットの寸法や配置を変えることによって種々
の形状の網状体を形成することができる。
更に、連続せる網状ストIJツブに作用物質の充填を行
うから、従来の如き格子体の取扱が不要となり、充填装
置の運転速度を増大することができるとともに作用物質
の充填量のバラツキが減少する。
また極板としての所定の外形を形成する打抜き又は切断
において、打抜き位置又は切断位置を適宜選定してやれ
ば、網状部の両側の縦骨が格子体の縦方向の枠体として
の役割を果たすようになるため、従来のエキスバンド加
工方式の格子体のように別に用意した枠体を取り付ける
必要がなく、格子体の全面に活物質を充填することがで
き、且つ格子体に充填された活物質の脱落を防ぐ効果も
大きい。
さらに従来のエキスバンド加工による格子体の製造は裁
断歯によりスリット加工すると同時に裁断歯により展開
する方法で行なわれているため、網状部の結節部に歪応
力が加わり、格子体の絹成が部分的にくずれて格子体の
腐蝕の問題が発生したり、また網状部を構成する骨が展
開時に切断して仕損品となったり、切断しなくても大き
な変形を受けているために、腐蝕しやすい等の難点があ
るが、本発明においては、単にスリット加工し、その後
巾方向に引張って展開しているため、網状部の結節部が
歪応力を受けるようなことがなく、従って格子体の組成
がくずれて格子体の腐蝕の問題が発生するようなことが
なく、また網状部を構成する骨は単に湾曲するだけで、
引き伸ばしなどの無理な変形がないから仕損品がなく、
腐蝕されやすい等の難点もない。
以上の如く、本発明は高い生産性で秀れた品質の極板を
得ることができるものでその工業的価値は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本発明鉛蓄電池用極板の製造方法の
一実施例における極板製造工程段階を示すもので、第1
図はスリットを加工した鉛又は鉛合金製シートのストリ
ップの部分平面図、第2図は第1図に示したストリップ
を巾方向に展開してなる網状ストIJツブ、第3図aお
よびbは第2図に示した網状ストリップに作用物質を充
填し、乾燥後外形を形成してなる極板の正面図および側
面図、第4図は本発明鉛蓄電池用極板の製造方法を実施
する設備の一例を示す平面図、第5図は同側面図である
。 1・・・・・・ストリップ、4・・・・・・スリット、
5・・・・・・網状のストリップ、7・・・・・・作用
物質。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鉛又は鉛合金製シートの連続せるストリップに、そ
    の長さ方向にハの字形をなして1乃至複数列に整列せる
    多数のスリットを加工し、このストJツブを前記スリッ
    トがストIJツブの長さ方向に対してほぼ直立するまで
    巾方向に展開して連続せる網状のストIJツブを形成し
    、次にこの網状のストリップに鉛化合物よりなる作用物
    質を充填し、これを打抜き又は切断して所定の外形を形
    成することを特徴とする鉛蓄電池用極板の製造方法。
JP51062155A 1976-05-27 1976-05-27 鉛蓄電池用極板の製造方法 Expired JPS5832464B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3890160A (en) * 1973-09-20 1975-06-17 Gen Motors Corp Method and apparatus for preventing curling of lead strips during expansion

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