JPS5832400Y2 - 音質補正回路付バイノ−ラルマイクロホン装置 - Google Patents
音質補正回路付バイノ−ラルマイクロホン装置Info
- Publication number
- JPS5832400Y2 JPS5832400Y2 JP6727378U JP6727378U JPS5832400Y2 JP S5832400 Y2 JPS5832400 Y2 JP S5832400Y2 JP 6727378 U JP6727378 U JP 6727378U JP 6727378 U JP6727378 U JP 6727378U JP S5832400 Y2 JPS5832400 Y2 JP S5832400Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- correction circuit
- sound quality
- quality correction
- microphone device
- characteristic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Stereophonic Arrangements (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、パイノーラル録音に際しての周波数特性を
改善するための音質補正回路を内蔵するようにした音質
補正回路付パイノーラルマイクロホン装置を提供するも
のである。
改善するための音質補正回路を内蔵するようにした音質
補正回路付パイノーラルマイクロホン装置を提供するも
のである。
従来、パイノーラル録音用に用いられるダミーヘッドに
よるマイクロホン装置や保持部材に所定間隔をおいて2
個のマイクロホンを配置したパイノーラルマイクロホン
装置においては、その人工耳介の影響によって、高音域
が強調されたマイクロホンの正面特性に5KHz付近で
10 d B程度のピークができ、密閉型のヘッドホン
を使用する時はよいか゛、オーブンエア型のヘッドホン
やスピーカで再生するときは高音域が強調された音にな
り易い。
よるマイクロホン装置や保持部材に所定間隔をおいて2
個のマイクロホンを配置したパイノーラルマイクロホン
装置においては、その人工耳介の影響によって、高音域
が強調されたマイクロホンの正面特性に5KHz付近で
10 d B程度のピークができ、密閉型のヘッドホン
を使用する時はよいか゛、オーブンエア型のヘッドホン
やスピーカで再生するときは高音域が強調された音にな
り易い。
また、パイノーラル録音を行なったソースを2個のスピ
ーカで再生する場合には、再生音の低音域(はぼ100
止まで)が強調されているため、それぞれのスピーカか
らの低音域再生音はほぼ同相で一方の耳に到来するため
に低音域が強調された音になり易い。
ーカで再生する場合には、再生音の低音域(はぼ100
止まで)が強調されているため、それぞれのスピーカか
らの低音域再生音はほぼ同相で一方の耳に到来するため
に低音域が強調された音になり易い。
すなわち、パイノーラルマイクロホンを用いて録音を行
なうことによって、音源の方向定位能力が向上する反面
で、その周波数特性に関しては不自然さが目立つという
欠点があった。
なうことによって、音源の方向定位能力が向上する反面
で、その周波数特性に関しては不自然さが目立つという
欠点があった。
この考案は、このような従来の欠点を除去するようにし
たものであり、以下、図によって説明する。
たものであり、以下、図によって説明する。
第1図は前述の従来のパイノーラルマイクロホン装置の
正面特性を示すもので、5KHz付近にほは10dBの
ピークを生じている。
正面特性を示すもので、5KHz付近にほは10dBの
ピークを生じている。
また、第2図に示すものは、パイノーラル録音を行なっ
たソースを2個のスピーカで再生した場合の周波数特性
を示したもので、はぼ100Hzまでの低音域において
は約6dBの上昇特性がみられる。
たソースを2個のスピーカで再生した場合の周波数特性
を示したもので、はぼ100Hzまでの低音域において
は約6dBの上昇特性がみられる。
従って、これらの点を是正するためにこの考案は、両耳
とほは゛近似する間隔に配置した少なくとも2個のマイ
クロホンを備え、かつ、高音域が強調されたマイクロホ
ンの正面特性の逆特性と、少なくとも2個のスピーカで
再生することによる低音域が強調された特性とは逆の特
性とを合わせた特性をもつ音質補正回路を備えたもので
、この音質補正回路は上記各マイクロホンを取付けるダ
ミーヘッドやその他の保持部材内に内蔵させるようにし
た音質補正回路付パイノーラルマイクロホン装置をその
一実施例として構成し、これによる音質補正回路の周波
数特性は第3図に示すようにしている。
とほは゛近似する間隔に配置した少なくとも2個のマイ
クロホンを備え、かつ、高音域が強調されたマイクロホ
ンの正面特性の逆特性と、少なくとも2個のスピーカで
再生することによる低音域が強調された特性とは逆の特
性とを合わせた特性をもつ音質補正回路を備えたもので
、この音質補正回路は上記各マイクロホンを取付けるダ
ミーヘッドやその他の保持部材内に内蔵させるようにし
た音質補正回路付パイノーラルマイクロホン装置をその
一実施例として構成し、これによる音質補正回路の周波
数特性は第3図に示すようにしている。
第4図はこの考案に用いられる上記音質補正回路の一実
施例であり、ツインフィルタ1とローカットフィルタ2
とを組合わせて、綜合的には上記の第3図のような周波
数特性を有するようにしている。
施例であり、ツインフィルタ1とローカットフィルタ2
とを組合わせて、綜合的には上記の第3図のような周波
数特性を有するようにしている。
この考案になる音質補正回路材パイノーラルマイクロホ
ン装置は、以上のようにパイノーラル録音の特長である
音源の方向定位能力を損なわずに高忠実度の録音を行な
うことができ、また、2個のスピーカで再生するときに
生じる再生音の低音域のクロトークを除去できるので、
平坦な周波数特性を有する再生音を得ることができる効
果があり、さらに、通常のテープレコーダの適正録音レ
ベルはIKHz付近で監視するようになっているので、
もしこれ以上の高音域信号にピークがある場合には過大
入力となって歪が著しく増加するが、マイクロホンに音
質補正回路を内蔵して上記のピークが録音信号として入
力されないようにしているので、歪の少い録音を行なう
ことができる特長がある。
ン装置は、以上のようにパイノーラル録音の特長である
音源の方向定位能力を損なわずに高忠実度の録音を行な
うことができ、また、2個のスピーカで再生するときに
生じる再生音の低音域のクロトークを除去できるので、
平坦な周波数特性を有する再生音を得ることができる効
果があり、さらに、通常のテープレコーダの適正録音レ
ベルはIKHz付近で監視するようになっているので、
もしこれ以上の高音域信号にピークがある場合には過大
入力となって歪が著しく増加するが、マイクロホンに音
質補正回路を内蔵して上記のピークが録音信号として入
力されないようにしているので、歪の少い録音を行なう
ことができる特長がある。
第1図は従来のパイノーラルマイクロホン装置の正面特
性を示す周波数特性図、第2図はパイノーラル録音を行
なったソースを2個のスピーカで再生した場合の周波数
特性図、第3図はこの考案の要部となる音質補正回路の
周波数特性図、第4図はその音質補正回路の一実施例を
示す回路図である。 1・・・・・・ツインフィルり、2・・・・・・ローカ
ットフィルり、MIC・・・・・・マイクロホン。
性を示す周波数特性図、第2図はパイノーラル録音を行
なったソースを2個のスピーカで再生した場合の周波数
特性図、第3図はこの考案の要部となる音質補正回路の
周波数特性図、第4図はその音質補正回路の一実施例を
示す回路図である。 1・・・・・・ツインフィルり、2・・・・・・ローカ
ットフィルり、MIC・・・・・・マイクロホン。
Claims (1)
- 両耳とほぼ近似する間隔に配置した少なくとも2個のマ
イクロホンを備え、かつ、高音域が強調されたマイクロ
ホンの正面特性の逆特性と、少なくとも2個のスピーカ
で再生することによる低音域が強調された特性とは逆の
特性とを合わせた特性をもつ音質補正回路を備えたこと
を特徴とする音質補正回路付パイノーラルマイクロホン
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6727378U JPS5832400Y2 (ja) | 1978-05-19 | 1978-05-19 | 音質補正回路付バイノ−ラルマイクロホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6727378U JPS5832400Y2 (ja) | 1978-05-19 | 1978-05-19 | 音質補正回路付バイノ−ラルマイクロホン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54170101U JPS54170101U (ja) | 1979-12-01 |
JPS5832400Y2 true JPS5832400Y2 (ja) | 1983-07-18 |
Family
ID=28974072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6727378U Expired JPS5832400Y2 (ja) | 1978-05-19 | 1978-05-19 | 音質補正回路付バイノ−ラルマイクロホン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832400Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-19 JP JP6727378U patent/JPS5832400Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54170101U (ja) | 1979-12-01 |
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