JPS5831863Y2 - 水砕化設備 - Google Patents

水砕化設備

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Publication number
JPS5831863Y2
JPS5831863Y2 JP1979093292U JP9329279U JPS5831863Y2 JP S5831863 Y2 JPS5831863 Y2 JP S5831863Y2 JP 1979093292 U JP1979093292 U JP 1979093292U JP 9329279 U JP9329279 U JP 9329279U JP S5831863 Y2 JPS5831863 Y2 JP S5831863Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
tank
dewatering device
purification tank
piping
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979093292U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5611238U (ja
Inventor
昌昭 玉置
克彦 佐々木
勝 坂場
Original Assignee
日立造船株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日立造船株式会社 filed Critical 日立造船株式会社
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Publication of JPS5611238U publication Critical patent/JPS5611238U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5831863Y2 publication Critical patent/JPS5831863Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies

Landscapes

  • Manufacture Of Iron (AREA)
  • Glanulating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水砕化設備に関するものであり、その目的はプ
ラント全体をコンパクト化し得るものでありながら運転
効率に優れたものの提供にある。
水砕化設備は、高炉等から出る高温溶融スラグたとえば
水を噴射してこれを急冷微粒化して水砕を得るものであ
る。
この種の水砕化設備では、溶融スラグの急冷微粒化後、
生じたスラリーから水砕を脱水分離する工程が不可欠で
ある。
従来、スラリーの脱水装置としてサイロ式のものが用い
られていた。
サイロ式の脱水装置では、その構成上の特徴から、サイ
ロにスラリーを投入しながら脱水するものではあるが、
その効率は極めて悪い。
加えてサイロからのオーバーフロー水(分離水)中に軽
質砕が混入し易い。
−前分離水は、溶融スラグへの噴射水として循環再使用
されるために、その十分の量を確保することとその中に
混入する軽水枠を除去することを目的として、大型の沈
降槽や温水槽を併設しておく必要がある。
これはプラント全体を大型化し、設置スペース確保に困
難を来たすばかりか、設備費、メンテナンスの面でも不
利であり、さらに沈降槽、温水槽自体にも故障等を生じ
易い。
本考案は以上の問題に鑑みてなされたものであり、以下
をその実施例を説明する。
図において、1は高炉27等からの溶融スラグを水砕化
設備へ導入する樋であり、この樋1から流出する溶融ス
ラグが水砕化樋2で受けられる。
水砕化樋2では、スプレーボックス3から噴射される水
により、溶融スラグが急冷微粒化される。
生じたスラリーは分配タンク4に導入され、ここからス
ラリー管5により回転式脱水装置6へ送られる。
回転式脱水装置6はスラリー受槽7とこの受槽7内に下
半部が挿入された回転枠8とを備えている。
スラリー受槽7は前記スラリー管5より投入されるスラ
リーを受入れると共に、底部に水砕を沈降堆積させ、ま
た回転枠8はこの堆積した水砕を順次かき取り、これを
その回転中に脱水して木枠搬出コンベヤ9上へ払出す。
すなわち回転枠8の具体構成を説明すれば、左右一対の
側板間外周部に、その周方向で多数の袋状フィルター(
水砕受取部の一例)28を有するものであって、回転枠
8の回転によって袋状のフィルター28がスラリー受槽
7の底部に堆積している水砕を順次すくい上げあるいは
かき取り、該フィルター28がスラリーから上部へ引き
上げられて移動中に脱水が行なわれ、脱水完了後に払出
す構成となっている。
かかる回転式脱水装置6によれば、効果的な連続脱水が
可能となり、水砕搬出コンベヤ9の運転操作も容易とな
る。
水砕は搬出コンベヤ9により貯槽10に送り込まれる。
スラリー受槽7はその上部からスラリー水が溢流(オー
バーフロー)するようになっており、この溢流水は、ポ
ンプサンプ11を経た後、配管12を通して浄水タンク
13にその上部から流入せしめられる。
浄水タンク13は、上部に内筒隔板14を有し、底部に
ダウンフローの開閉蓋15を有している。
したがって浄水タンク13では内筒隔板14の作用によ
ってオーバーフロー中への軽質砕の混入が効率良く防止
される。
このため浄水タンク13からの溢流水(オーバーフロー
水)は溢流管16を通して温水槽17に清水として導入
される。
そして温水槽17からさらにポンプ設備18を経てクー
リングタワー19に送られ、ここで冷却されたものが冷
水槽20に貯留される。
冷水槽29の冷水は必要量がポンプ設備21を経てスプ
レーボックス3へ循環され、再利用される。
ところで、前記浄水タンク13をクーリングタワー19
に対して所要高さだけ高位置に設置しておけば、図中点
線で示した配管22を通して分離水を直ちにクーリング
ター19へその自重で導入させることができ、温水槽1
7を省略することも可能である。
また浄水タンク13の底部へは回転脱水装置6からの溢
流水の一部をアジテータ水として供給することができる
ように、アジテータ管23が接続されている。
浄水タンク13の底部から抜出された軽質枠は戻し管2
4を通して回転式脱水装置6へ戻され、再処理される。
25は非常時に戻し管24中洗浄水としての前記溢流水
を吹き込むための非常用配管である。
この実施例のように、回転式脱水装置6に加えて浄水タ
ンク13を用いると、従来におけるサイロ式脱水装置を
用いるものでは必要不可欠な大容量、大揚程のスラリー
ポンプを用いる必要がなくなり、また設備もコンパクト
になるので、消費動力、設備費の面でも有利である。
なお図中仮想線で示したように、回転脱水装置6とポン
プサンプ11との間の配管中に回転トロンメル26を介
装すれば軽質砕の除去を一層確実なものになる。
この点従来のサイロ式脱水装置を用いるものでは、ヘッ
ドが大きくなるため危険であり、安全上問題があった。
以上のように、本考案のものによれば、回転式脱水装置
からの溢流水中の軽質砕を取除く浄水タンクを設けたの
で、従来のような大型の沈降槽を必要としなく、また浄
水タンク底部にアジテータ水を導くようにしたので、浄
水タンク底部に溜った軽質砕が攪拌でき、従ってこの軽
質砕を回転式脱水装置に容易に送ることができ、更に非
常用配管を介して戻し管内に溢流水を吹込むことができ
るので、戻し管の閉塞を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施例の全体図である。 2・・・・・・水砕化樋、3・・・・・・スプレーボッ
クス、4・・・・・・分配タンク、5・・・・・・スラ
リー管、6・・・・・・回転式脱水装置、8・・・・・
・回転枠、10・・・・・・貯槽、12・・・・・・配
管、13・・・・・・浄水タンク、14・・・・・・内
筒隔板、15・・・・・・開閉蓋、16・・・・・・溢
流管、17・・・・・・温水槽、22・・・・・・配管
、23・・・・・・アジテータ管、24・・・・・・戻
し管、25・・・・・・非常用配管、28・・・・・・
フィルター(水砕受取部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶融スラグを水と接触させて急冷微粒化し、これを脱水
    した後、分離水を溶融スラグとの接触水として循環使用
    する水砕化設備において、回転枠外周部に多数の水砕受
    取部を有すると共にこれらの受取部に順次水砕を受入れ
    、且つ該回転枠の回転中にこれを脱水し排出する回転式
    脱水装置を設け、内方上部に軽質砕分離用の内筒隔板を
    有すると共に内方底部に軽質枠取出用の開閉蓋をする浄
    水タンクを設け、前記回転式脱水装置からの溢流水を浄
    水タンクに導く配管を設けると共に、該溢流水の一部を
    前記浄水タンク底部にアジテータ水として導くアジテー
    タ管を設け、前記浄水タンク底部に溜った軽質砕を回転
    式脱水装置に戻す戻し管を設け、更に前記アジテータ管
    と戻し管とを非常用配管を介して接続したことを特徴と
    する水砕化設備。
JP1979093292U 1979-07-05 1979-07-05 水砕化設備 Expired JPS5831863Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979093292U JPS5831863Y2 (ja) 1979-07-05 1979-07-05 水砕化設備

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JP1979093292U JPS5831863Y2 (ja) 1979-07-05 1979-07-05 水砕化設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5611238U JPS5611238U (ja) 1981-01-30
JPS5831863Y2 true JPS5831863Y2 (ja) 1983-07-14

Family

ID=29326212

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979093292U Expired JPS5831863Y2 (ja) 1979-07-05 1979-07-05 水砕化設備

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
LU91626B1 (en) * 2009-12-03 2011-06-06 Wurth Paul Sa Installation and method for processing molten material produced by a metallurgical plant, in particular for processing blast furnace slag

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JPS5611238U (ja) 1981-01-30

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