JPS5831168B2 - 藤の盆栽または庭木の短期間形成方法 - Google Patents
藤の盆栽または庭木の短期間形成方法Info
- Publication number
- JPS5831168B2 JPS5831168B2 JP55145719A JP14571980A JPS5831168B2 JP S5831168 B2 JPS5831168 B2 JP S5831168B2 JP 55145719 A JP55145719 A JP 55145719A JP 14571980 A JP14571980 A JP 14571980A JP S5831168 B2 JPS5831168 B2 JP S5831168B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wisteria
- bonsai
- time
- short period
- garden tree
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cultivation Of Plants (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は藤の盆栽または庭木の短期間形成方法に関する
ものである。
ものである。
藤は自生後20年〜30年経ないと開花しない。
捷たその自然の開花の状態は、松などの大木にからみつ
き、30m〜50m先に花がつくものである。
き、30m〜50m先に花がつくものである。
従って藤を盆栽捷たは庭木にするためにはその根本と先
端とをとり、中間の大部分を除去して接ぎ木をする。
端とをとり、中間の大部分を除去して接ぎ木をする。
従来藤の接ぎ木の方法は一般に第1図の方法が用いられ
る。
る。
図中人に示すごとく、前年の充実した枝に2〜3芽つけ
て3月中〜下旬に切り接ぎ穂1′とする。
て3月中〜下旬に切り接ぎ穂1′とする。
これを台本2′の接ぎ口の肩を斜めに削り、木質部にか
けて長さ2〜3cn1に小力で一息に切り下げ、一方接
ぎ穂1′は二芽つけて管切りし、切り口を斜めに切りな
卦し、反対側を2〜:3cm接ぎ口に合う長さに削り、
(第2図C参照)、台本の形成層とよく合わせて、(第
2図C参照)、打ちワラかビニール等のカバー片3′で
しばる。
けて長さ2〜3cn1に小力で一息に切り下げ、一方接
ぎ穂1′は二芽つけて管切りし、切り口を斜めに切りな
卦し、反対側を2〜:3cm接ぎ口に合う長さに削り、
(第2図C参照)、台本の形成層とよく合わせて、(第
2図C参照)、打ちワラかビニール等のカバー片3′で
しばる。
(第1図り参照)
上記従来方法によると接ぎ木を行った年の9月中旬にビ
ニールテープを切り、テープはその1″!。
ニールテープを切り、テープはその1″!。
残して翌春移植して肥培管理すればその年に開花を見る
ことができる。
ことができる。
しかしながらこの方法をもってしては、鑑賞に耐えるも
のを得るには5〜10年も要し、例えば何十年が経た台
木上に多数の枝を有する高価な盆栽や庭木を短期間に仕
上げることは不可能である。
のを得るには5〜10年も要し、例えば何十年が経た台
木上に多数の枝を有する高価な盆栽や庭木を短期間に仕
上げることは不可能である。
本発明は上記のごとき伺十年か経た台木上に多数の枝を
有する高価な盆栽や庭木を短期間に仕上げる方法を提供
するもので、以下図面について本発明実施の1例を説明
する。
有する高価な盆栽や庭木を短期間に仕上げる方法を提供
するもので、以下図面について本発明実施の1例を説明
する。
第2図Aにおいて、接ぎ穂1は台木2の外周部の所望部
分に接ぎ木されて、1〜2年後にはBの状態となり、立
派な盆栽捷たは庭木が仕上がる。
分に接ぎ木されて、1〜2年後にはBの状態となり、立
派な盆栽捷たは庭木が仕上がる。
切口2bは自然に腐食して脱落するので商品価値を損し
ない。
ない。
この際、第3図、第4図に示すごとく、台木2にはドラ
イバー型の工具4を用いてドライバー型の接ぎ目2aを
形成し、一方板端をドライバー型根部1aに切削した接
ぎ穂1を両者の形成層を合致させるようにして挿入固定
し、抜目の表面に雨水の入らぬように市販の接ぎローを
塗って置く。
イバー型の工具4を用いてドライバー型の接ぎ目2aを
形成し、一方板端をドライバー型根部1aに切削した接
ぎ穂1を両者の形成層を合致させるようにして挿入固定
し、抜目の表面に雨水の入らぬように市販の接ぎローを
塗って置く。
第5図は本発明の工程を示す説明図で、A、 B・・・
の順序に従い下記の通りにして行われる。
の順序に従い下記の通りにして行われる。
Aニドライバー型工具4を台木2に打込む。
B:工具4を引き抜くと接ぎ目2aがあき、それは形成
層を貫通している。
層を貫通している。
C:接ぎ穂1の板端をドライバー型板端1aに削る。
D:・・ンマーで接ぎ穂1を打ち込む。
E:仕上りで接合部に雨水の入らぬように市販の接ぎロ
ウを塗って置く。
ウを塗って置く。
本発明方法によると、山地において容易に採取できる3
0年以上を経た藤の台本を用い、名花の藤の接ぎ穂をそ
の切り込みの際に入手し、小児にも実施できる簡単容易
な手法により、1〜2年の間に高価な藤の盆栽昔たは庭
木を提供できるものであって、従来の藤の接ぎ木方法に
比し画期的な方法である。
0年以上を経た藤の台本を用い、名花の藤の接ぎ穂をそ
の切り込みの際に入手し、小児にも実施できる簡単容易
な手法により、1〜2年の間に高価な藤の盆栽昔たは庭
木を提供できるものであって、従来の藤の接ぎ木方法に
比し画期的な方法である。
第1図A、B、C,Dは従来方法の1例を示す説明図、
第2図A、Bは本発明実施の1例を示す説明図、第3図
A、Bはその一部拡大斜視図、第4図は本発明に使用す
る用具の1例を示す斜視図である。 捷た第5図A、B、C,D、Eは本発明の工程を示す説
明図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。 1,1′・・・・・・接ぎ穂、1a・・・・・・ドライ
バー型根部、2,2′・・・・・・台木、2a・・・・
・・接ぎ口、2b・・・・・・切口、3/・・・・・・
カバー片、4・・・・・・工具。
第2図A、Bは本発明実施の1例を示す説明図、第3図
A、Bはその一部拡大斜視図、第4図は本発明に使用す
る用具の1例を示す斜視図である。 捷た第5図A、B、C,D、Eは本発明の工程を示す説
明図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。 1,1′・・・・・・接ぎ穂、1a・・・・・・ドライ
バー型根部、2,2′・・・・・・台木、2a・・・・
・・接ぎ口、2b・・・・・・切口、3/・・・・・・
カバー片、4・・・・・・工具。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 藤の台本の外周部の所望部分に所望状態にドライバ
ー型の工具の打ち込みにより接ぎ口を形成し、該接ぎ口
に同じくドライバー型に板端を切削した藤の接ぎ穂を両
者の形成層が合致するように挿入固定することを特徴と
する藤の盆栽または庭木の短期間形成方法。 2 藤の台本は要すれば30年以上経て直径20個以上
のものを使用してなる特許請求の範囲第1項に記載の藤
の盆栽または庭木の短期間形成方法。 3 台木に対し接ぎ穂を一度に二個以上の所望数を挿入
固定してなる特許請求の範囲第1項または第2項に記載
の藤の盆栽筐たは庭木の短期間形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55145719A JPS5831168B2 (ja) | 1980-10-20 | 1980-10-20 | 藤の盆栽または庭木の短期間形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55145719A JPS5831168B2 (ja) | 1980-10-20 | 1980-10-20 | 藤の盆栽または庭木の短期間形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5771351A JPS5771351A (en) | 1982-05-04 |
JPS5831168B2 true JPS5831168B2 (ja) | 1983-07-04 |
Family
ID=15391539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55145719A Expired JPS5831168B2 (ja) | 1980-10-20 | 1980-10-20 | 藤の盆栽または庭木の短期間形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831168B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02146059U (ja) * | 1989-05-16 | 1990-12-11 | ||
JPH0432298Y2 (ja) * | 1984-07-25 | 1992-08-03 | ||
JPH0574871U (ja) * | 1992-03-16 | 1993-10-12 | 小林記録紙株式会社 | 配送伝票 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105660204A (zh) * | 2016-04-22 | 2016-06-15 | 泰安市泰山林业科学研究院 | 一种丁香修剪弃枝嫁接成活制作仿古桩盆景的方法 |
CN108901577B (zh) * | 2018-09-21 | 2021-07-23 | 无锡市林学会 | 舍利干梅花盆景制作方法 |
-
1980
- 1980-10-20 JP JP55145719A patent/JPS5831168B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432298Y2 (ja) * | 1984-07-25 | 1992-08-03 | ||
JPH02146059U (ja) * | 1989-05-16 | 1990-12-11 | ||
JPH0574871U (ja) * | 1992-03-16 | 1993-10-12 | 小林記録紙株式会社 | 配送伝票 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5771351A (en) | 1982-05-04 |
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