JPS5831141Y2 - X線写真撮影装置における分割マスク装置 - Google Patents
X線写真撮影装置における分割マスク装置Info
- Publication number
- JPS5831141Y2 JPS5831141Y2 JP3235179U JP3235179U JPS5831141Y2 JP S5831141 Y2 JPS5831141 Y2 JP S5831141Y2 JP 3235179 U JP3235179 U JP 3235179U JP 3235179 U JP3235179 U JP 3235179U JP S5831141 Y2 JPS5831141 Y2 JP S5831141Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gears
- film
- mask plate
- mask device
- potentiometer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、X線写真撮影装置に係り、さらに詳しく述べ
ると、X線写真撮影する際に被検体と撮影用フィルムと
の間に設置されるその撮影用フィルムのサイズを決定す
るための分割マスク装置に関するものである。
ると、X線写真撮影する際に被検体と撮影用フィルムと
の間に設置されるその撮影用フィルムのサイズを決定す
るための分割マスク装置に関するものである。
X線写真撮影装置においては、X線源とフィルム間に被
検体を位置させてX線撮影するが、それに設置するフィ
ルムサイズは一定である。
検体を位置させてX線撮影するが、それに設置するフィ
ルムサイズは一定である。
しかし、被検体の一部分のみを撮影する場合など、フィ
ルムサイズ全体を必要とせずにフィルムサイズの士、+
あるいは士だけで済む場合がある。
ルムサイズ全体を必要とせずにフィルムサイズの士、+
あるいは士だけで済む場合がある。
その場合は、被検体とフィルムとの間に設けた分割マス
ク装置により、撮影しない部分は鉛板などの分割マスク
板で覆い、所望のフィルムサイズを得ることがなされる
。
ク装置により、撮影しない部分は鉛板などの分割マスク
板で覆い、所望のフィルムサイズを得ることがなされる
。
この分割マスク装置は、術者の選択操作によって電動機
を駆動し、それに歯車、ワイヤーなどを介して前記分割
マスク板を直線移動させることによって行ない、所定の
位置に設けられたマイクロスイッチを作動させることに
より停止制御している。
を駆動し、それに歯車、ワイヤーなどを介して前記分割
マスク板を直線移動させることによって行ない、所定の
位置に設けられたマイクロスイッチを作動させることに
より停止制御している。
しかし、この分割マスク装置は、狭い場所に設けられる
ため、分割マスク板を直線往復運動させるための駆動用
電動機は、分割マスク板が設置される場所から離れて設
置され、ワイヤー、チェーンおよび歯車を介して動力伝
達される構成となっている。
ため、分割マスク板を直線往復運動させるための駆動用
電動機は、分割マスク板が設置される場所から離れて設
置され、ワイヤー、チェーンおよび歯車を介して動力伝
達される構成となっている。
そのため、構造が複雑になるばかりか、大型形状となる
。
。
また、電動機の駆動制御は、直線往復運動をするマスク
板側にカム機構を設け、本体側にマイクロスイッチを取
付け、そのマイクロスイッチよりのオン、オフ信号によ
り電動機制御を行なっていたため、マイクロスイッチ並
びにカム機構を必要とするフィルムサイズ毎に設けなけ
ればならず、しかも、その取付は精度が出しに<<、高
精度の移動距離運動が得られない。
板側にカム機構を設け、本体側にマイクロスイッチを取
付け、そのマイクロスイッチよりのオン、オフ信号によ
り電動機制御を行なっていたため、マイクロスイッチ並
びにカム機構を必要とするフィルムサイズ毎に設けなけ
ればならず、しかも、その取付は精度が出しに<<、高
精度の移動距離運動が得られない。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな<シ、構
成部品の低減を図ると共に、全体的な構成を小型、薄形
状とした分割マスク装置を提供するにある。
成部品の低減を図ると共に、全体的な構成を小型、薄形
状とした分割マスク装置を提供するにある。
本考案は、分割マスク板を直線往復運動させる電動機と
して同期電動機を用い、それを分割マスク装置に近接し
て設け、前記分割マスク板の直線往復運動をポテンショ
メータにより抵抗変化として検出し、その検出信号を、
一方の信号入力をしきい値入力(フィルムサイズ設定値
)とした差動増幅器のもう一方の入力端子に入力せしめ
、その、しきい値を設定することによって電動機の駆動
制御を行なう構成としたものである。
して同期電動機を用い、それを分割マスク装置に近接し
て設け、前記分割マスク板の直線往復運動をポテンショ
メータにより抵抗変化として検出し、その検出信号を、
一方の信号入力をしきい値入力(フィルムサイズ設定値
)とした差動増幅器のもう一方の入力端子に入力せしめ
、その、しきい値を設定することによって電動機の駆動
制御を行なう構成としたものである。
これにより、マスク板周辺に設置するフィルムサイズ検
出のための構成部品は減少し、かつ、電動機の設置スペ
ースの縮小が図れ、分割マスク装置全体を薄型形状に構
成するものである。
出のための構成部品は減少し、かつ、電動機の設置スペ
ースの縮小が図れ、分割マスク装置全体を薄型形状に構
成するものである。
以下、第1図〜第5図に従って本考案の一実施例を詳述
する。
する。
第1図は分割マスク装置の概略平面図であって、図中、
1は第2図にも示す如く薄型構造の同期電動機(以下サ
ーボモータと称す)で、後述の分割マスク板18.19
と連動するポテンショメータ25と、フィルムの分割寸
法設定用可変抵抗26との電気的平衡がとれないときに
発生するレベル信号によって作動する。
1は第2図にも示す如く薄型構造の同期電動機(以下サ
ーボモータと称す)で、後述の分割マスク板18.19
と連動するポテンショメータ25と、フィルムの分割寸
法設定用可変抵抗26との電気的平衡がとれないときに
発生するレベル信号によって作動する。
このサーボモータ1の回転軸には小径の歯車2が取付け
てあって、それに大径の平歯車3が噛み合わせである。
てあって、それに大径の平歯車3が噛み合わせである。
そして、平歯車3にはプーリ4,5が取付けである。
6,7.8はプーリ4と同径のブーりで′あって、プー
リ4と8はワイヤー9により連結され、プーリ6.7は
ワイヤー10により連結され、かつ、プーリ4と6とは
プーリ5と同一径のプーリ11間に張設したワイヤー1
2によって連結しである。
リ4と8はワイヤー9により連結され、プーリ6.7は
ワイヤー10により連結され、かつ、プーリ4と6とは
プーリ5と同一径のプーリ11間に張設したワイヤー1
2によって連結しである。
13.14.15は各々のワイヤー9゜10.12の連
結部で、パイプによる圧着ジヨイント方式によって連結
しである。
結部で、パイプによる圧着ジヨイント方式によって連結
しである。
また、平歯車3に取付けた、ブー114とプーリ5は図
示していないクラッチ機構により平歯車3に対し、個々
に連結可能である。
示していないクラッチ機構により平歯車3に対し、個々
に連結可能である。
例えば、同期電動機1の回転駆動により平歯車3が実線
矢印の如く回転する場合、プーリ4,5も同方向に回転
する他に、図示していないクラッチ機構の切替えにより
ブーツの一方を解除することも可能で、それぞれのプー
リ4,5を破線矢印および一点鎖線の矢印の如く回転制
御可能である。
矢印の如く回転する場合、プーリ4,5も同方向に回転
する他に、図示していないクラッチ機構の切替えにより
ブーツの一方を解除することも可能で、それぞれのプー
リ4,5を破線矢印および一点鎖線の矢印の如く回転制
御可能である。
16.17はワイヤー9と10に沿って配設したレール
であって、このレール上面には、分割マスク板18.1
9がベアリング20を介して載置してあり、レール上を
低引張力でスライド移動できるようになっている。
であって、このレール上面には、分割マスク板18.1
9がベアリング20を介して載置してあり、レール上を
低引張力でスライド移動できるようになっている。
これら、分割マスク板18.19は、それぞれの相反対
方向の一端をワイヤー9,10に固定しである。
方向の一端をワイヤー9,10に固定しである。
21.22はその固定部を示す。これにより、サーボモ
ータ1か゛矢印方向に回転すると、各々のプーリはワイ
ヤーを介して矢印方向に回転し、分割マスク板18は矢
印A方向に、分割マスク板19は矢印B方向にスライド
移動し、2枚の分割マスク板18.19が形成する間隙
を広くする。
ータ1か゛矢印方向に回転すると、各々のプーリはワイ
ヤーを介して矢印方向に回転し、分割マスク板18は矢
印A方向に、分割マスク板19は矢印B方向にスライド
移動し、2枚の分割マスク板18.19が形成する間隙
を広くする。
また、サーボモータを逆回転させることによってその間
隙は狭くなる。
隙は狭くなる。
さらに片方の分割マスク板のみを移動する場合は、図示
していないクラッチを切替えることによって、それが可
能である。
していないクラッチを切替えることによって、それが可
能である。
23は分割マスク板18.19の下面側に配設されたフ
ィルム収容ケースで゛あって、ケース内のフィルムに照
射されるX線は前記分割マスク板18.19によって規
制され、フィルムは所望のサイズに分割使用される。
ィルム収容ケースで゛あって、ケース内のフィルムに照
射されるX線は前記分割マスク板18.19によって規
制され、フィルムは所望のサイズに分割使用される。
24はワイヤー9を数回巻回したプーリで、そのプーリ
にはポテンショメータ25が取付けてあり、分割マスク
板18.19の直線運動と比例して回転するものである
。
にはポテンショメータ25が取付けてあり、分割マスク
板18.19の直線運動と比例して回転するものである
。
このポテンショメータ25の出力は後で説明の分割マス
クサイズ設定用の信号として使用される。
クサイズ設定用の信号として使用される。
次に、第1図の分割マスク装置を駆動制御するための、
具体的な回路構成を第2図に示し説明する。
具体的な回路構成を第2図に示し説明する。
第2図aおよび゛第2図すにおいて、第2図a 26は
差動増幅器を示し、その各々の入力端子には第1図に示
すポテンショメータ25と、分割サイズ設定用の可変抵
抗器27か゛図示の如く、プラス電源子Vccと、マイ
ナス電源−VCCをレベル変化できるように接続しであ
る。
差動増幅器を示し、その各々の入力端子には第1図に示
すポテンショメータ25と、分割サイズ設定用の可変抵
抗器27か゛図示の如く、プラス電源子Vccと、マイ
ナス電源−VCCをレベル変化できるように接続しであ
る。
すなわち、+Vccは抵抗器25と27の端子(3)に
、−VCCは抵抗器25.27の端子(1)に、各々の
抵抗器の可変端子(2)は差動増幅器26の子端子およ
び一端子に接続されている。
、−VCCは抵抗器25.27の端子(1)に、各々の
抵抗器の可変端子(2)は差動増幅器26の子端子およ
び一端子に接続されている。
28は差動増幅器26の出力端子に設けたシュミットト
リカー回路で゛、NAND回路29a、29b、ダイオ
ード30および帰還抵抗31とから戒っている。
リカー回路で゛、NAND回路29a、29b、ダイオ
ード30および帰還抵抗31とから戒っている。
32はNAND回路28の出力パルスを入力とする単安
定マルチバイブレータで、トリガー人力があったとき内
部の時定数回路で算出したパルス幅の出力信号を得、そ
れを前述、第1図に示すサーボモータ1に印加して、そ
れをパルス数だけ回転駆動するように構成しである。
定マルチバイブレータで、トリガー人力があったとき内
部の時定数回路で算出したパルス幅の出力信号を得、そ
れを前述、第1図に示すサーボモータ1に印加して、そ
れをパルス数だけ回転駆動するように構成しである。
いま、第1図において、分割マスク板18.19をスラ
イド移動し、所定のフィルムサイズを得る場合は、まず
、分割サイズ設定用の可変抵抗器27の可変端子(2)
を可動し、その差動増幅器26の出力を不平衡とするこ
とによってパルス出力を得、それによって、シュミット
トリガ−回路27および単安定マルチバイブレータ32
を作動し、出力端子33より所定幅を有する出力パルス
を得る。
イド移動し、所定のフィルムサイズを得る場合は、まず
、分割サイズ設定用の可変抵抗器27の可変端子(2)
を可動し、その差動増幅器26の出力を不平衡とするこ
とによってパルス出力を得、それによって、シュミット
トリガ−回路27および単安定マルチバイブレータ32
を作動し、出力端子33より所定幅を有する出力パルス
を得る。
そして、その出力パルスをサーボモータ1に印加する。
サーボモータ1の回転力はワイヤー9.10.12を介
して分割マスク板18.19を実線矢印A、B方向に直
線移動させる。
して分割マスク板18.19を実線矢印A、B方向に直
線移動させる。
このとき、ワイヤー9の直線運動はポテンショメータ2
5により電位差として取出され、差動増幅器26に入力
されるが、前記、分割設定用の可変抵抗器27にて設定
した値と一致したところで差動増幅器26の平衡がとれ
、差電圧はO■となる。
5により電位差として取出され、差動増幅器26に入力
されるが、前記、分割設定用の可変抵抗器27にて設定
した値と一致したところで差動増幅器26の平衡がとれ
、差電圧はO■となる。
これによって、サーボモータ1への入力パルスがなくな
り停止する。
り停止する。
すなわち、分割設定用の可変抵抗27にて設定したフィ
ルムサイズが得られる。
ルムサイズが得られる。
また士のフィルムサイズを得る場合は、フィルムサイズ
を全面制御した後、図示していないクラッチ機構を制御
し、一方のマスク板制御を止める。
を全面制御した後、図示していないクラッチ機構を制御
し、一方のマスク板制御を止める。
そして、可変抵抗器27の可変端子(2)を逆回転させ
ることによって差動増幅器26より差電圧を得、サーボ
モータ1を逆回転駆動し、可変抵抗器27で設定したフ
ィルムサイズ士のところで一方の分割マスク板を停止さ
せる。
ることによって差動増幅器26より差電圧を得、サーボ
モータ1を逆回転駆動し、可変抵抗器27で設定したフ
ィルムサイズ士のところで一方の分割マスク板を停止さ
せる。
なお、上記の実施例では2枚の分割マスク板18.19
を直線往復移動させてフィルムサイズを一方向(X方向
)に分割する場合について述べたが、これを二方向(X
、Y方向)に任意に分割できるようにする場合は、第1
図に示す分割マスク装置を2台使用し、それを90°変
位して重ね合せることによって遠戚できる。
を直線往復移動させてフィルムサイズを一方向(X方向
)に分割する場合について述べたが、これを二方向(X
、Y方向)に任意に分割できるようにする場合は、第1
図に示す分割マスク装置を2台使用し、それを90°変
位して重ね合せることによって遠戚できる。
また、第2図すに示す他の実施例は、第2図aの実施例
においてはサーボモータの駆動電源として直流電源を用
い、その電位差検出により分割マスク板の移動制御を行
なったが、これを交流電源を使用して簡単に制御しよう
とするものである。
においてはサーボモータの駆動電源として直流電源を用
い、その電位差検出により分割マスク板の移動制御を行
なったが、これを交流電源を使用して簡単に制御しよう
とするものである。
第2図すにおいて、第2図aと同一符号を付しであるも
のは同一のものを示すが、同図においては差動増幅器2
6の入力端子の一方に、ポテンショメータ25の可変端
子(2)出力を、もう一方に設定用可変抵抗器27の可
変端子(2)出力を入力しである。
のは同一のものを示すが、同図においては差動増幅器2
6の入力端子の一方に、ポテンショメータ25の可変端
子(2)出力を、もう一方に設定用可変抵抗器27の可
変端子(2)出力を入力しである。
また、ポテンショメータ25および可変抵抗器27の両
側端子(1)、(3)には低圧交流電源37が印加しで
ある。
側端子(1)、(3)には低圧交流電源37が印加しで
ある。
なお、図中、35の可変抵抗は、差動増幅器26のゲイ
ン調整用の抵抗器である。
ン調整用の抵抗器である。
第2図すの回路構成において、例えば可変抵抗器27の
可動端子(2)を破線の方向にスライドすると、交流信
号は不平衡電圧として差動増幅器26に人力し、その電
圧を増幅して前述と同様のサーボモータ制御回路に入力
し、電位差を零にする向き、すなわち、もとの交流信号
にもどるようにサーボモータは回転する。
可動端子(2)を破線の方向にスライドすると、交流信
号は不平衡電圧として差動増幅器26に人力し、その電
圧を増幅して前述と同様のサーボモータ制御回路に入力
し、電位差を零にする向き、すなわち、もとの交流信号
にもどるようにサーボモータは回転する。
したがって、分割マスク板のスライド移動に連動するポ
テンショメータ25は、差動増幅器26の入力電位差が
なくなるまで回転し、サーボモータを停止制御する。
テンショメータ25は、差動増幅器26の入力電位差が
なくなるまで回転し、サーボモータを停止制御する。
第3図は前述の第1図に示したサーボモータ1およびそ
れに連結される平歯車3の斜視図で、また、第4図は平
歯車3の歯端面図であって、歯車間のバックラッシュの
低減を図った構造としである。
れに連結される平歯車3の斜視図で、また、第4図は平
歯車3の歯端面図であって、歯車間のバックラッシュの
低減を図った構造としである。
図示の如く、平歯車3は、2枚の歯車3 a 、3 b
を重ね合せて戒っており、その間にウレタンなどのゴム
板34が介在しである。
を重ね合せて戒っており、その間にウレタンなどのゴム
板34が介在しである。
このゴム板34の外径は、第4図に示す如く平歯車3の
歯山と温容のほは゛中間に位置するような寸法となって
いる。
歯山と温容のほは゛中間に位置するような寸法となって
いる。
これによって、サーボモータ1の回転軸に取付けた歯車
2と平歯車3とは、常に平歯車3 a 、3 bに介在
したゴム板34を軸心方向に加圧変形させた状態で噛み
合い、そのゴム板34の弾性力によって歯車間のバック
ラッシュは軽減され、かつ噛み合い音も小さくなる。
2と平歯車3とは、常に平歯車3 a 、3 bに介在
したゴム板34を軸心方向に加圧変形させた状態で噛み
合い、そのゴム板34の弾性力によって歯車間のバック
ラッシュは軽減され、かつ噛み合い音も小さくなる。
上述の実施例からも明らかなように本考案によれば、分
割マスク板の移動距離をポテンショメータにより電位差
として検出し、該検出電圧と、撮影フィルムの分割サイ
ズ設定用抵抗器による設定電圧との差電圧をとり、該差
電圧によりサーボモータを起動して分割マスク板を駆動
し、差電圧が零となったところでサーボモータを停止さ
せるようにして、任意のフィルムサイズが得られるよう
にしたものである。
割マスク板の移動距離をポテンショメータにより電位差
として検出し、該検出電圧と、撮影フィルムの分割サイ
ズ設定用抵抗器による設定電圧との差電圧をとり、該差
電圧によりサーボモータを起動して分割マスク板を駆動
し、差電圧が零となったところでサーボモータを停止さ
せるようにして、任意のフィルムサイズが得られるよう
にしたものである。
したがって、従来のように多数のマイクロスイッチやカ
ム機構を必要とせず、機構が簡単となるばかりか、高精
度に位置決めができる。
ム機構を必要とせず、機構が簡単となるばかりか、高精
度に位置決めができる。
また、分割マスク装置全体が薄型に構成でき、かつ、フ
ィルムサイズは被検体に応じて自在に選定できる利点も
ある。
ィルムサイズは被検体に応じて自在に選定できる利点も
ある。
さらにまた、歯車の歯溝内にはゴム板が介在しであるの
で、他の歯車とのバックラッシュはほとんどなくなり、
かつ、歯車前も軽減できる等の利点並びに効果がある。
で、他の歯車とのバックラッシュはほとんどなくなり、
かつ、歯車前も軽減できる等の利点並びに効果がある。
添付図面は本考案の一実施例を説明するためのものであ
って、第1図は分割マスク装置の概略平面図、第2図a
、l)は第1図の分割マスク装置を駆動制御する回路図
、第3図はサーボモータおよび歯車の斜視図、第4図は
ゴム板を介在した平歯車の端面図である。 1・・・・・・同期電動機、2・・・・・・歯車、3・
・・・・・平歯車、4〜8jl、24・・・・・・プー
リ、9,10.12・・・・・・ワイヤー、16゜17
・・・・・・レール、18.19・・・・・・分割マス
ク板、20・・・・・・ベアリング、23・・・・・・
フィルム収容ケース、25・・・・・・ポテンショメー
タ、26・・・・・・差動増幅器、27.35 、36
・・・・・・可変抵抗器、28・・・・・・シュミツl
−1−リガー回路、32・・・・・・単安定マルチバイ
ブレータ、34・・・・・・ゴム板、37・・・・・・
交流電源。
って、第1図は分割マスク装置の概略平面図、第2図a
、l)は第1図の分割マスク装置を駆動制御する回路図
、第3図はサーボモータおよび歯車の斜視図、第4図は
ゴム板を介在した平歯車の端面図である。 1・・・・・・同期電動機、2・・・・・・歯車、3・
・・・・・平歯車、4〜8jl、24・・・・・・プー
リ、9,10.12・・・・・・ワイヤー、16゜17
・・・・・・レール、18.19・・・・・・分割マス
ク板、20・・・・・・ベアリング、23・・・・・・
フィルム収容ケース、25・・・・・・ポテンショメー
タ、26・・・・・・差動増幅器、27.35 、36
・・・・・・可変抵抗器、28・・・・・・シュミツl
−1−リガー回路、32・・・・・・単安定マルチバイ
ブレータ、34・・・・・・ゴム板、37・・・・・・
交流電源。
Claims (1)
- 1.被検体とX線撮影用フィルムとの間に設置され、電
動機に歯車、プーリ並びにワイヤーを介して取付けた分
割マスク板を所定位置に直線移動させることによって、
前記、撮影用フィルムの撮影可能なフィルムサイズを任
意に選べるようにしたX線撮影装置におけるフィルムの
分割マスク装置において、前記、分割マクス板を所定位
置に移動させる駆動用電動機として同期電動機を用い、
該電動機と分割マスク板との間に設けられ、分割マスク
板を直線移動させるために歯車並びにプーリを介して張
設したワイヤーの直線運動を回転運動に変え、それを電
位差として検出するポテンショメータと、前記フィルム
サイズを任意に設定するための可変抵抗器と、該可変抵
抗器よりの出力電圧値とポテンショメータよりの出力電
圧値の差電圧をとり、それを前記、同期電動機に印加す
るようにした制御回路とを備えて成ることを特徴とする
X線写真撮影装置における分割マスク装置。 2、前記、歯車は、2枚の歯車を重ね合せて成り、該2
枚の歯車間に、歯車の谷外径よりやや大きい外径を有す
るゴム板を介在して成る実用新案登録請求の範囲第1項
に記載したX線写真撮影装置における分割マスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3235179U JPS5831141Y2 (ja) | 1979-03-15 | 1979-03-15 | X線写真撮影装置における分割マスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3235179U JPS5831141Y2 (ja) | 1979-03-15 | 1979-03-15 | X線写真撮影装置における分割マスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55133441U JPS55133441U (ja) | 1980-09-22 |
JPS5831141Y2 true JPS5831141Y2 (ja) | 1983-07-09 |
Family
ID=28885681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3235179U Expired JPS5831141Y2 (ja) | 1979-03-15 | 1979-03-15 | X線写真撮影装置における分割マスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831141Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-15 JP JP3235179U patent/JPS5831141Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55133441U (ja) | 1980-09-22 |
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