JPS5830573Y2 - 軟質発泡ウレタン製端板を有するフィルタエレメント - Google Patents
軟質発泡ウレタン製端板を有するフィルタエレメントInfo
- Publication number
- JPS5830573Y2 JPS5830573Y2 JP1978092768U JP9276878U JPS5830573Y2 JP S5830573 Y2 JPS5830573 Y2 JP S5830573Y2 JP 1978092768 U JP1978092768 U JP 1978092768U JP 9276878 U JP9276878 U JP 9276878U JP S5830573 Y2 JPS5830573 Y2 JP S5830573Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urethane foam
- end plate
- filter element
- soft urethane
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本願は、エアクリーナ用の軟質発泡ウレタン製端板を有
するフィルタエレメントに関する。
するフィルタエレメントに関する。
発泡ウレタン製端板を有するフィルタエレメントは、第
1図のように多孔内筒1の外周に菊花状ひだ折り濾紙2
を配設しその上下端を弾性の優れた軟質の発泡ウレタン
で密封し上下端板3としたものである。
1図のように多孔内筒1の外周に菊花状ひだ折り濾紙2
を配設しその上下端を弾性の優れた軟質の発泡ウレタン
で密封し上下端板3としたものである。
このようなエレメントは、前記端板自体でシールパツキ
ンの作用をなさしめ部品個数を低減させるとともに軽量
化をもたらすという特徴を有するものである。
ンの作用をなさしめ部品個数を低減させるとともに軽量
化をもたらすという特徴を有するものである。
しかしながら、上記エレメントかエアクリーナケーシン
グ内に配設され前記端板に締付荷重が加わると、軟質発
泡ウレタンは弾性に富み変形が大きいが故に、濾紙と内
筒との間の発泡ウレタン部に亀裂4(第2図a)が生じ
たり、あるいはシール部が必要以上にたわんでしまい経
時的なシール効果を悪化させる(第2図b)等の問題が
生じる。
グ内に配設され前記端板に締付荷重が加わると、軟質発
泡ウレタンは弾性に富み変形が大きいが故に、濾紙と内
筒との間の発泡ウレタン部に亀裂4(第2図a)が生じ
たり、あるいはシール部が必要以上にたわんでしまい経
時的なシール効果を悪化させる(第2図b)等の問題が
生じる。
本願は、かかる問題を解消させた軟質発泡ウレタン製端
板を有するフィルタエレメントを提供するものである。
板を有するフィルタエレメントを提供するものである。
実施例により説明すると、第3図はフィルタエレメント
30の一部であって、多孔の内筒20の周りに菊花状ひ
だ折り濾紙を配しその上下端部に軟質発泡ウレタン製端
板10を設けたものである。
30の一部であって、多孔の内筒20の周りに菊花状ひ
だ折り濾紙を配しその上下端部に軟質発泡ウレタン製端
板10を設けたものである。
軟質発泡ウレタン製端板10は、たとえば二液タイプの
ポリウレタン原料(イソシアネートとポリオール)を所
定型内で発泡成型させて形成されるもので、硬度20〜
60(アスカ−ラバーテスタCタイプ)、密度0.25
0.65(g /cm)の物性を有する。
ポリウレタン原料(イソシアネートとポリオール)を所
定型内で発泡成型させて形成されるもので、硬度20〜
60(アスカ−ラバーテスタCタイプ)、密度0.25
0.65(g /cm)の物性を有する。
11は突出部であって、その巾aと長さlとは、所定の
値に設定される。
値に設定される。
第4図は、両端の周囲に離隔させて切り欠き22(第5
図)を多数設けた多孔内周21の周りに菊花状ひだ折り
濾紙40 aを配し、その上下端部に軟質発泡ウレタン
製端板10a(下端板は省略)を埋設したフィルタエレ
メントである。
図)を多数設けた多孔内周21の周りに菊花状ひだ折り
濾紙40 aを配し、その上下端部に軟質発泡ウレタン
製端板10a(下端板は省略)を埋設したフィルタエレ
メントである。
端板10 aは、少なくとも切り欠き22を完全に埋設
するように形成される。
するように形成される。
フィルタエレメントがクリーナのケーシング内に締付固
定されると上記端板10aに締付荷重が加わるが、多孔
内筒21の端面とこれに接する上記端板10 aとの接
触面積は、切り欠き22により増大しているから、端面
の単位面積当りに受ける力は、切り欠きを有しない場合
に比し、相対的に小となる。
定されると上記端板10aに締付荷重が加わるが、多孔
内筒21の端面とこれに接する上記端板10 aとの接
触面積は、切り欠き22により増大しているから、端面
の単位面積当りに受ける力は、切り欠きを有しない場合
に比し、相対的に小となる。
したがって、多孔内筒21の周囲の軟質発泡ウレタン樹
脂の亀裂発生の機会はそれだけ減少することになる。
脂の亀裂発生の機会はそれだけ減少することになる。
以上のように、弾力性に富む軟質の発泡ウレタン製端板
を有する本考案のフィルタエレメントは、両端に多数の
切り欠きを設けた多孔内筒の周りに菊花状ひだ折り濾紙
を配し、これらの両端に軟質発泡ウレタン製端板を形成
し多孔内筒の切り欠きを埋設するようにしたものである
から、使用時に、締付荷重が加わった場合における内筒
端部とその周囲の発泡ウレタン樹脂との問い亀裂の発生
を防止し、また経時的なシール性能も向上させることが
できる。
を有する本考案のフィルタエレメントは、両端に多数の
切り欠きを設けた多孔内筒の周りに菊花状ひだ折り濾紙
を配し、これらの両端に軟質発泡ウレタン製端板を形成
し多孔内筒の切り欠きを埋設するようにしたものである
から、使用時に、締付荷重が加わった場合における内筒
端部とその周囲の発泡ウレタン樹脂との問い亀裂の発生
を防止し、また経時的なシール性能も向上させることが
できる。
第1図a、l)は、従来のフィルタニレメン1へ一部断
面図、第2図a、l)は、同エレメント締付時における
端板の変形を示す断面図、第3図は、フィルタエレメン
トの面断図、第4図は本考案のフィルタエレメント断面
図、第5図は、内筒端部の切り欠きを示す斜視図である
。 20.21・・・・・・多孔円筒、40,40b・・・
・・・菊花状ひだ折り濾紙、10,10 b・・・・・
・軟質発泡ウレタン端板、11・・・・・・突出部、2
2・・・・・・切り欠き。
面図、第2図a、l)は、同エレメント締付時における
端板の変形を示す断面図、第3図は、フィルタエレメン
トの面断図、第4図は本考案のフィルタエレメント断面
図、第5図は、内筒端部の切り欠きを示す斜視図である
。 20.21・・・・・・多孔円筒、40,40b・・・
・・・菊花状ひだ折り濾紙、10,10 b・・・・・
・軟質発泡ウレタン端板、11・・・・・・突出部、2
2・・・・・・切り欠き。
Claims (1)
- 端部に切り欠きを設けた多孔内筒の周りに菊花状ひだ折
り濾紙を配設し、その上下端部に軟質発泡ウレタン製端
板を形成し前記切り欠きを埋設して戊るフィルタエレメ
ント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978092768U JPS5830573Y2 (ja) | 1978-07-05 | 1978-07-05 | 軟質発泡ウレタン製端板を有するフィルタエレメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978092768U JPS5830573Y2 (ja) | 1978-07-05 | 1978-07-05 | 軟質発泡ウレタン製端板を有するフィルタエレメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS559275U JPS559275U (ja) | 1980-01-21 |
JPS5830573Y2 true JPS5830573Y2 (ja) | 1983-07-06 |
Family
ID=29023231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978092768U Expired JPS5830573Y2 (ja) | 1978-07-05 | 1978-07-05 | 軟質発泡ウレタン製端板を有するフィルタエレメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830573Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4840060A (ja) * | 1971-09-25 | 1973-06-12 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS554020Y2 (ja) * | 1973-05-25 | 1980-01-30 |
-
1978
- 1978-07-05 JP JP1978092768U patent/JPS5830573Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4840060A (ja) * | 1971-09-25 | 1973-06-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS559275U (ja) | 1980-01-21 |
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