JPS5830533B2 - キンゾクザイリヨウノ ヒヨウメンキズジドウタンシヨウソウチ - Google Patents

キンゾクザイリヨウノ ヒヨウメンキズジドウタンシヨウソウチ

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JPS5830533B2
JPS5830533B2 JP49081999A JP8199974A JPS5830533B2 JP S5830533 B2 JPS5830533 B2 JP S5830533B2 JP 49081999 A JP49081999 A JP 49081999A JP 8199974 A JP8199974 A JP 8199974A JP S5830533 B2 JPS5830533 B2 JP S5830533B2
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JP
Japan
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light
inspected
rotating drum
slit
passed
Prior art date
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Application number
JP49081999A
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English (en)
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JPS5110989A (en
Inventor
秀志 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、金属材料の角材、丸材、板材の微細な表面
キズを検出し、その自動標示を行なうようにした表面キ
ズ探傷装置に関する。
従来、金属材料(以下代表的に鋼材という)の表面キズ
は、これら材料を磁化したのち、蛍光磁粉を該材料表面
に付着させ、ブラックライトを照射して目視検査を行な
ってきた。
しかし、目視検査は検査上の労力、視力に依存するため
、検出能率が低く、さらにキズの見落し、無駄マーク(
キズがないにも拘らずキズ標示するもの)をつけていた
このため出願人は、先に特許第656413号(特公昭
47−6350号)装置を発明し、この目視検査工程の
自動化を図り、実用生産試験で好或積を得、現在では自
動化の域に入っている。
しかし完全操業に入るには欠点のあることが判ったので
、その欠点の改良した装置をこの度発明したものである
すなわち、前述の特許第656413号装置では、第5
図に示すライトバンドル24′(数10μ径のグラスフ
ァイバーを束ねてでてきたブロック)を、第4図に示す
ライトバンドル24のように、像倍率からきまる枚数を
一端は24aのように重ね、他端は24bのように円周
上に同間隔に同順配列された検出側ライトバンドルを同
じグラスファイバーでできた走査側ライトバンドルで同
順配列にしたがって、1→2→3→(n−1)→nと一
周して、レンズ22でライトバンドル24の一端24a
上に結ばれた被検査材の像を走査してキズの有無を検出
していた。
被検査材表面を均一照度にして、被検査材面を走査した
場合、理論的には第6図のようにレンズによる口径食の
影響で端部の透過率が若干低下するのみのはずである。
(図中Aは被検資材寸法、Bは走査領域を示す)しかし
、この装置では第7図のように各ライトバンドルの蛍光
透過率がばらつき、最高透過率に対し最低透過率は40
φも低い。
この原因としては■ライトバンドルの製作に高度の技術
を要し、さらに必ず起こるファイバーの断線があり、■
バンドル端面を平担に研磨しても、ファイバー一本一本
を見ると、軸方向に対して完全には垂直方向に研磨され
てなく、光の入射角がばらばらであることによる。
この第7図に示すような検出系を用いてキズ検出をする
際はキズの見落しがないようにするために、第7図a点
でキズが検出できるように輝度を設定しなければならな
い。
しかしa点以外の所では検出感度がa点より高いため、
すべて無駄マークの原因となる。
また、これがキズ研削工程での研削能率を下げることに
なる。
実際にはライトバンドル24aの直前に第7図とは逆の
透過特性を持つフィルタまたはスリットを入れて、第γ
図aの透過率にあえて低く合わせて、全透過率をなるべ
く一定にして用い無駄マークを少なくしている。
グラスファイバーは光の透過率が低く、微弱人」射蛍光
を減衰させる上に、上記のような作用をするので、電気
信号に変換するための増幅用光電子増倍管11の電圧を
高くしなければならず、このことによりショットノイズ
が発生しやすくなり(無駄マークの原因)また寿命も短
く性能が維持ニしにくい。
この発明は、上述の特許第656413号装置で発見さ
れた不具合を解決するもので、従来のライトバンドル方
式による表面キズ検出をドラム回転方式に改良して、光
電変換光量を増大し、キズ3検出性能を向上させ、無駄
マークを防いで研削工程の研削能率を上昇させたもので
ある。
この発明の要旨は、角鋼材等の被検査材を磁化して、そ
の表面キズ部に蛍光磁粉を付着させた後、ブラックライ
トの照射により蛍光磁粉を発光させ、3発光物体像をレ
ンズ系部材で回転ドラム上に作り、この像面上において
回転ドラムに刻まれた細いスリットで死に時間なく走査
検出し、さらに光電子増倍管によって電気信号に変換す
るとともに、前記スリットと同期信号発生用のスリット
が重なつ4またときのみ同期信号が発生するように構成
し、表面キズの有無と位置の両方を自動的に標示するよ
うにした装置である。
この発明の構成は、ドラム円周面にスリット10を複数
個刻設した回転ドラム6と、該回転ドラム6と被検査材
1との間に配設された被検査材1の表面キズの縮小像を
回転ドラム6面に結像させるレンズ系部材(フィルター
3.レンズ4.シリンドリカルレンズ5)と、回転ドラ
ム6のスリット10を通過した光を電気信号に変換する
光電光電変換器11と、前記回転ドラム6内側の発光源
12から発する光を同期信号発生用のスリット板17を
へて受光器14で電気信号に変換して標′示同期回路3
0へ伝達する同期信号発生手段と、複数個の表面キズ標
示器18とからなるもので、以下にその詳細を作用、効
果と共に詳述する。
(1) キズの有無の検出 第1図、第2図において、ブラックライト2により紫外
線を被検査材1上に全面にわたり強度が一定になるよう
に照射し被検査材1の上に付着している蛍光磁粉を発光
させる。
フィルタ3は蛍光波長以下の光を遮断するためのもので
ある。
これにより蛍光磁粉からの発光光線とブラックライト2
の反射光線とを弁別する。
レンズ4により被検査材1とその両側に少々の余裕を取
った領域19の第一次実像20をつくる。
第一次実像20は光軸に対し垂直であるので、シリンド
リカルレンズ5で回転ドラム6上に曲がった第2次実像
21.をつくる。
この時重要なのは、第2次実像21の曲率と回転ドラム
6の曲率を一致させることである。
さらにこの回転ドラム6をタイミングベルト7で回転す
ることにより、このようにして得られた第2次実像21
を回転ドラム6上に刻まれた、細いスリット10で走査
する。
スリットとスリットの間隔を第2次実像の大きさにして
おけば被検査領域の走査終了と次の走査開始の間に死に
時間がなくなる。
スリット10を通過した光を鏡面8のコンデンサレンズ
9によって光電子増倍管11に導くことにより、キズの
有無を検出する。
(2)キズの位置の検出 被検査材1の定速移動方向Xとその直角方向の同期方法
、すなわち表面キズが被検査材表面のどの位置にあるか
は、つぎの方法で検知する。
同期信号発生には第2図の第2次実像21を走査してい
るスリット10と回転ドラム6上で180度ずれた位置
にあるスリットを用いる。
第1図。第3図において、発光源としての発光ダイオー
ド12を凸レンズ15の焦点に置き平行光束をドラム6
の内面につくる。
13.14はフォトトランジスタであり、受光器として
のフォトトランジスタ14は凸レンズ16の焦点に置い
である。
17は同期信号発生用のスリット板であり、被検査材表
面の分割数(チャンネル数)、すなわち標示器18と同
数だけの等間隔のスリットが第2次実像の大きさに対応
した間隔に刻んである。
走査開始用同期信号のスリットはスリット板17の下半
面に、他のシフト信号用スリットは上半面にある。
ここで発光ダイオード12から発せられてスリット10
を通過した光は走査開始用同期信号のスリット板17の
下半面のスリットを通ってフォトトランジスタ13で受
光されるようになっているさらにスリット10をを通過
した光は続いて多数の同期信号発生用のスリット板17
の上半面のスリットを次々と通過するたびにフォトトラ
ンジスタ14で受光されて同期信号が発生される。
回転ドラム6上のスリットとスリット板17上のスリッ
トが重なった時のみフォトトランジスタ14が働いて同
期信号が発生する。
この同期信号により決められたチャンネルに設定キズ以
上のキズが存する場合(第9図において基準設定器29
より信号が標示遅延回路31に流れる場合)、この同期
信号に対応する標示器18が働いて、表面キズの存在と
位置を的確に標示する。
(すなわちキズの上に標示する。
)尚、第9図は光電子増倍管11と表面キズ標示器18
との間の電気回路を示すブロック・ダイヤグラムで、図
中26は前置増幅器、27は減衰器、28は主増幅器、
29は基準設定器、30は標示同期回路、31は標示遅
延回路、32は標示長さ信号発生器、33は標示器作動
回路を示す。
この発明は上記した構成となっているから被検査材面を
均一照度にして、被検査材を走査した場合、透過率はレ
ンズの口径食とシリンドリカルレンズによる第2次実像
の照度の歪を考慮しても、はぼ第8図のようになる。
実際には、角鋼の場合はコーナ一部は四分円状になって
おり、この曲りをレンズで見ると斜視している状態にな
るので、輝度は高くなる傾向となり、はとんど全面にわ
たって透過率は一定とみなすことができる。
この時、第8図のb点でキズ検出輝度を設定すれば、は
ぼ全面にわたり同一感度で検出できるので、無駄マーク
がなくなり、キズ研削工程での研削能率を上げることに
なる。
また、微細蛍光入射光を有効に利用できるため光電子増
倍管の電圧が低くてよくショットノイズを無視でき、寿
命も延び安定した信頼性を得ることができる。
光電変換できる光量はライトバンドル方式では、入射光
量の約20係、この発明装置のドラム回転方式では約6
4係であり、約3倍の変換光量が得られる。
尚上記は主に角材の表面の検出について説明したが、丸
材については回転しながら検出することもできるし、円
周方向に複数個検出装置を配設すれば丸材を回転せずに
検出することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置の原理図、第2図は原理詳細図、
第3図は同期信号発生方法を示す図、第4図は特許第6
56413号の装置の原理図、第5図は同特許中で用い
られたライトバンドルを示す図、第6図〜第8図は被検
査材表面を均一照度にした時の蛍光透過率を示し、第6
図は理論的な特性、第7図は特許第656413号装置
の特性、第8図はこの発明装置の特性をそれぞれ示す図
、第9図は光電子増倍管11と表面キズ標示器18との
間の電気回路を示すブロック・ダイヤグラムである。 1・・・被検査材、2・・・ブラックライト、3・・・
フィルタ、4・・・レンズ、5・・・シリンドリカルレ
ンズ、6・・・回転ドラム、8・・・鏡、10・・・ス
リット、11・・・光電子増倍管、12・・・発光ダイ
オード、13゜14・・・フォトトランジスタ、15.
16・・・凸レンズ、17・・・同期信号発生用スリッ
ト板、18・・・標示器、20・・・第1次実像、21
・・・第2次実像、30・・・標示同期回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ドラム円周面にスリット10を複数個刻設した回転
    ドラム6と、該回転ドラム6と被検査材1との間に配設
    されて被検査材1の表面キズの像を前記回転ドラム6の
    円周面に結像させるレンズ系部品3,4.5と、前記回
    転ドラム6のスリット10を通過した光を電気信号に変
    換する光電変換器11と、前記回転ドラム6内側の発光
    源12から発する光を被検査材1表面の分割数に対応し
    た等間隔のスリットを設けたスリット板17をへて受光
    器13、続いて受光器14で受光して電気信号に変換し
    て標示同期回路30へ伝達する同期信号発生手段と、表
    面キズ標示器18とからなり、ブラックライト2から発
    する光を磁化された被検査材1の表面キズ部に付着した
    蛍光磁粉へ照射して、その発光物体像をレンズ系部材3
    ,4.5を介して回転ドラム6の円周面に結像させ、こ
    れをスリット10で走査検出し、さらに光電変換器11
    で電気信号に変換し、スリット10を通過した光と、ス
    リット板17のスリットを通過した光とが重なったとき
    に同期信号が発生し、この同期信号に対応する表拵キズ
    標示器18が働いて表面キズを標示するように構成した
    金属材料の表面キズ自動探傷装置。 ン
JP49081999A 1974-07-17 1974-07-17 キンゾクザイリヨウノ ヒヨウメンキズジドウタンシヨウソウチ Expired JPS5830533B2 (ja)

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JPS5110989A JPS5110989A (en) 1976-01-28
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JPS4990592A (ja) * 1972-12-27 1974-08-29

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