JPS5830388A - 4−アミノフエニル−β−オキシエチルスルホンの分離工程廃液の処理方法 - Google Patents

4−アミノフエニル−β−オキシエチルスルホンの分離工程廃液の処理方法

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JPS5830388A
JPS5830388A JP12776981A JP12776981A JPS5830388A JP S5830388 A JPS5830388 A JP S5830388A JP 12776981 A JP12776981 A JP 12776981A JP 12776981 A JP12776981 A JP 12776981A JP S5830388 A JPS5830388 A JP S5830388A
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aminophenyl
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Motonori Takeda
元則 竹田
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は4−7セチルアミノフエニルーβ−オキシエチ
ルスルホンな塩酸又は硫酸を用いて加水分解L、4−7
ミノフエニルーβ−オキシエチルスルホンを得る際に発
生する水性廃液の処理方法に関する。
更に詳L<は、4−7セチルアミノフエニルーβ−オキ
シエチルスルホンを水性媒体中、塩酸又は硫酸を触媒に
して、加水分解反応を行い、酸を中和したのち4−7ミ
ノフエニルーβ−オキシエチルスルホンを晶出分離した
炉液などの4−7ミノフエニルーβ−オキシエチルスル
ホンヲ含ム廃液に、無水酢酸を添加して廃水中に溶解し
ている4−7ミノフエニルーβ−オキシエチルスルホン
を水に難溶性の4−7セチルアミノフエニルーβ−オキ
シエチルスルホン類に変換して晶出させ回収するもので
ある。
4−7ミノフエニルーβ−オキシエチルスルホンは、C
1工、リアクティブ・ブラック、5などの公知の反応性
染料の重要な中間体である4−7ミノフエニルーβ−サ
ルフェートエチルスルホンの原料であり、4−7ミノフ
エニルーβ−サルフエートエチルスルホンは通7;(は
71−7セチル7ミノフエニルーβ−オキシエチルスル
ホンを塩酸または希硫酸中で加水分解して一度4−アミ
ノフJニルーβ−オキシエチルスルホンとして単離し、
これを乾燥したのち濃硫酸中で硫酸二[ステル化する方
法で得られろ。しかしこの方法において /4−4成す
る4−1ミ/フェニル−β−オニ■ジエチルスルホンの
水溶性が大きくて単11i11が容易でないt−め収率
の低下をきたし、操作が煩屑(になるという欠点がある
4−7セチルアミノフエニルーβ−1−キシエチルスル
ホンを希酸中で加水分IWずれば反応率は90〜95%
(対理論)K達するが、4−アミノフェニル−β−オキ
シエチルスルホンの単離収率はせいぜい70〜75幅に
とどまる。と同時にその分離工程から排出される廃液は
産業廃液として汚染性の間II′[1を生じる。
4−7ミノフエニルーβ−オ;)1ジエチルスルホンな
含む廃液は、通常の有機物の処理に実施されている活性
汚泥法などでは殆んど効果がなく、その処J′llには
困難を伴う。
ミノフェニル−β−オキシエチルスルホンは中和後冷却
して析出させp過分離し、水洗して得られているが、こ
のP液及び水洗浄廃液中には4−7ミノフエニルーβ−
オキシエチルスルホンが2〜3%程度以下の濃度で溶解
されている。また同時に、中和時に生成した無機塩類も
含まれていてこノ廃液から4−アミ/フェニル−β−オ
キシエチルスルホンを回収するため、ろ液及び水洗後の
廃液を濃縮して冷却晶出させて分離した場合、多量の塩
類も共に析出されてくるので回収4−7ミノフエニルー
β−オキシエチルスルホンのM If カ低下スル。4
−7ミノフエニルーβ−オキシエチルスルホン中の塩は
除去しないと次の硫酸エステル化反応で悪影響を及ぼす
ので、回収物を再使用しようとすれば水洗浄による塩除
去が必要であり、ここでまた4−アミノフェニル−β−
オキシエチルスルホンは溶出し、結局は回収経費との関
係で4−/ミノフェニルーβ−オキシエチルスルホンの
充分な回収はなされていないのが現状である。
また有機溶謀によるr液の抽出分h[Lする方法も考え
られるが操作が4′[−1卸になり工業的に有刊ブf方
法とは(・えない。
本発明者らは、上記観点に立ち、4〜ア七千ルアミノフ
ェニル−β−オキシエチルスルホンヲ加水分解し、生成
物を晶出分離水洗した後の、p液、水洗浄液に訝存して
−・る4−アミ/フェニル−β−第4ジエチルスルホン
の完全回収を割ると同時に、4−アミノフェニル−β−
オへ一シコーチルスルホン分離工程から初出される廃液
中のCOD値を低下させるべく、鋭意検討した結果本発
明に到佛したものである。
即ち本発明方法は4−7セチルアミ/フェニル−β−オ
キシエチルスルホンを加水分)リイして得られた4−7
ミノフエニルーβ−オキシ;Lチルスルホンを含む晶出
分離工程より排出される刊液に無水酢酸を等モル比以」
二添加して廃液中に溶イfしている4−ブミノフェニル
ーβ−オキシエチルスルr に 1 ホンをアセチル化し、主に4−7セチルアミノフエニル
ーβ−オキシエチルスルホンとして析出させて、分離し
、これを4−7セチル7ミノフエニルーβ−オキシエチ
ルスルホンの加水分解工程へ回収することを特徴とする
4−7ミノフエニルーβ−オキシエチルスルホンの分離
工程廃液の処理力法である。
本発明の方法は、化学変換反応を用い、その反応生成物
の物理的性質を利用したものであり、具体的には、4−
7ミノフエニルーβ−オキシエチルスルホンの溶存して
いる廃液中に無水酢酸を4−7ミ/フェニル−β−オキ
シエチルスルホンに対して等モル比以上滴下することに
より、4−アミンフェニル−β−オキシエチルスルホン
は極めて希薄水溶液の状態にもか〜わらず、その殆んど
全部が容易にアセチル化されて、廃液中の4−アミンフ
ェニル−β−オキシエチルスルホンは、永久111 f
a 性である4−7セチルアミノフエニルーβ−オキジ
エチルスルホンやその誘導体であるンアセチル化物など
に変換されることがわかりこの知見(6) にもとすくものである。
本発明方法は′4−7−レチル7ミノフエニ刀・−β−
オキシエチルスルホンを酸加水分解して得られf、ニー
 4−7ミ/フェニル−β−オ・)−シー!−チ刀・ス
刀・ボンを冷力]晶出分廟1したP液及び分ジノ11シ
た和結晶の水洗浄廃液、ル) 7!、lいはこれらの廃
液をさ「〕に濃縮して晶出分離したp液及びその回収和
結晶の水洗浄廃液の見・ずれにも適用できろが、本発明
処理方法でばどl液中に溶存し−(−いろ4−7:、ノ
フニ1−ニルーβ−オギシェヂ刀・スルホンは殆んど分
、全に近い状態で回J1ンでき、また?Q l:)れた
回収物は水6;シてその71′3−4−7セチル7ミノ
フエニルーβ−オキシエチルスル7ノーンの加水分j’
!f 工程に戻すことができるので、4−7セチルアミ
ノフエニルーβ−オキシエチルスルホンの加水分解工程
後の4−アミノフェニル−β−オキシエチルスルホンの
晶出、洗浄の分離工程廃液中FJ+に本発明方法を適用
すれば徐めて有利である。
本発明方法により、廃液中に溶存している4−7ミノフ
エニルーβ−オー12ジエチルスルホンは、無水酢酸を
添加することにより主として4−7セチル7ミノフエニ
ルーβ−オキシエチルスルポンとなるが、他に少量の4
−7ミノフエニルーβ−アセトキシエチルスルホンや4
−7セチル7ミノフエニルーβ−アセl−A=ニジエチ
ルスルホのジアセチル化物も生成される。しかしこれら
の7セチル化物は加水分解工程へ戻した場合、高純度の
4−アミツフエニルーβ−オキシエチルスルホンに本発
明方法はこれらの廃液に、廃液中に溶解している4−ア
ミノフェニル−β−オキシエチルスルホンの量に対し、
無水酢酸を1.0モル比以上好ましく【12〜4モル比
滴下して処理する。無水酢酸添加量が2モル比以下でも
反応は進むが、廃水中の4−7ミノフエニルーβ−オキ
シエチルスルホンをより完全に除去回収するためには2
モル比以上の使用丼がよい。また4モル比以」二では反
応に関与しない無水酢酸から生ずる酢酸が廃水中に7A
存し廃水処J!lj土好ま1〜くない。処理温度は10
〜65℃のいわゆる室温で充分であり、無水酢酸を添加
した後は、おだやかな攪拌をよ・こなうことカー望まし
い。所望の無水酢酸を添加し攪拌を続けていルト、溶存
4−7ミノフエニルーβ−オ千ジエチルスルホ/はアセ
チル化物とし壬室温ででも析出してくるので反応終了後
これを分離ずればよい。7セチル化反応生成物は水に対
ずろd解度がきわめて小さいので容易にp過、水洗して
ll+−1ffff回収することができろ。水洗回収さ
れた4−7セチルアミノフエニルーβ−第4−シエ千ル
スルポン類は分離することなくそのま匁塩酸または硫酸
の加水分解による4−7ミノフエニルーβ−オキシエチ
ルスルホンの製造工程へ(JIi環使用でき、それによ
る加水分解反応へは伺ら悪い影響も力えない。
以上のように本発明処理法により、廃水中の4−アミノ
フェニル−β−オキシエチルスルホンは殆んど完全に分
離できるので、分離工程廃液中のCOD値は著しく低減
され4−7ミノフエニルーβ−オキシエチルスルホンを
含む廃水帆用!は非常(9) に効率的な処理ができる。無水酢酸の7セチル化により
生じ廃水中に含有される酢酸は分子内にS原子を有して
いないので4−アミノフェニル−β−オキシエチルスル
ホンと較べて通常の活性汚泥槽で容易に除去できろ。
次に本発明の方法を実施例によって更に具体的に説明す
る。例中の部は正量一部をあられす。
実施例 4−7セチルアミノフエニルーβ−オキシエチルスルホ
ン(乾燥品)217部および希塩酸730部を加熱攪拌
して加水分解した。次いで20%苛性ソーダ水で中和(
P’H7)してから5℃に冷却して4−7ミノフエニル
ーβ−オキシエチルスルホンを析出させ、析出物を沖過
し、少量の冷水で洗浄した。P液、洗浄液を合わせて廃
液98o部(COD51,000 ppm) ヲ得り。
廃液の一部をザンプリングし壬、ジアゾ価測定に」:す
、廃水中の4−7ミノフエらルーβ−オキシエチルスル
ホンの含有率は241重量係の結果であった。
氷酢酸66部(3,0モル比)を1時間かげて滴下し、
添加後さらに6時間ゆっくりかきまぜた後、析出した結
晶物を濾過分離して生成7セチル化物25.1部(乾燥
品換算)がイgられ、P液のCODは11,000 p
pmに低減した。また4−フ′ミノフエ=ルーβ−オギ
シエチルスルホンの回収率は90%に相当し、回収アセ
チル化物は水洗後月水分解工程に戻して使用したら高純
度の4−アミンフェニル−β−オギシエチルスルホ/カ
得ラう、反応に影響はなかった。
特許出願人 三井東圧化学株式会社 (11)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.4−7セチル7ミ/フェニル−β−オキシコーチル
    スルホンを加水分解して摺られた4−アミノフェニル−
    β−オキシエチルスルホンを含ム晶出分離工程より排出
    される廃液に、無水酢酸を、廃液中に含まれる4−7ミ
    ノフエニルーβ−オキシエチルスルホンに対し1モル比
    以上添加して廃液中に溶存している4−7ミノフエニル
    ーβ−オキシエチルスルホンを7セチル化して分離回収
    することを特徴トスル4−7−、 yフェニル−β−オ
    キシエチルスルホンの分離工程廃液の処理方法。 2 無水酢酸の添加mが廃液中の4−7ミノフエニルー
    β−オキシエチルスルホンに対し、2〜4モル比である
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP12776981A 1981-08-17 1981-08-17 4−アミノフエニル−β−オキシエチルスルホンの分離工程廃液の処理方法 Granted JPS5830388A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103756359A (zh) * 2013-12-25 2014-04-30 浙江劲光化工有限公司 一种对-β羟乙基砜乙酰苯胺母液废水的处理方法

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CN103756359A (zh) * 2013-12-25 2014-04-30 浙江劲光化工有限公司 一种对-β羟乙基砜乙酰苯胺母液废水的处理方法

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