JPS5830223B2 - ウエブジドウソクチヨウサイダンフタツオリツミカサネソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連続的に供給される毛布、綿布、合繊、紙、フ
ィルム等のウェブから所定長さのシートを得るように該
ウェブを自動的に測長して裁断すると共に、各シートを
二つ折りして積み重ねることができるウェブ自動測長裁
断二つ折積重ね装置に関する。

評言すれば、本発明は、上下ロールな圧接できるように
した送込みロールと、前記送込みロールの後方に設けた
第１ベルトコンベアと、前記第１ベルトコンベアの送込
み端ベルト面と圧接できるようにした送り案内ロールと
、前記送込みロールと第１ベルトコンベア間に配置した
裁断器と、前記送込みロールから前記載断器に、前記載
断器から前記第１ベルトコンベアにそれぞれウェブを案
内できる案内板と、前記第１ベルトコンベアの後方に設
けた移動可能の第２ベルトコンベアと、その下方に設け
た移動可能の第３ベルトコンベアと前記第１ベルトコン
ベア上方に位置調節可能に設けられ、センサーの感応に
より前記第２ベルトコンベアを正転させる信号が送られ
るようにした第１光電管検出器と、前記第２ベルトコン
ベア上方に位置調節可能に設けられ、センサーの感応に
より前記送込みロール、前記第１ベルトコンベア及び前
記第２ベルトコンベアの回転をそれぞれ停止すると共に
前記載断器のカッターを始動する信号が送られるように
した第２光電管検出器と、前記載断器のカッターの接触
により前記カッターを停止すると共に前記送込みロール
及び前記第１ベルトコンベアをそれぞれ始動し、第２ベ
ルトコンベアを逆転せしめ、第３ベルトコンベアを一定
時間後回転を停止したまま後方向に移動させる信号が送
られるようにした第、１リミツトスイツチと、回転を停
止したまま後方向に移動した第３ベルトコンベアを一定
時間後に正回転させて前方向に移動させる信号が送られ
るようにしたタイマー器とをそれぞれ備えたことを特徴
とするウェブ自動測長裁断二つ折積重ね装置、並びに前
記ウェブ自動測長裁断二つ折積重ね装置において、前記
第２ベルトコンベア下方に設けられたベットと、前記第
３ベルトコンベアの下に設けられ、前記第３ベルトコン
ベアの後方向の移動により該コンベアに取り付けたスイ
ッチ起動部材が接触中前記ベットを下降させる信号が送
られるようにした第２リミツトスイツチとを備えたこと
を特徴とするウェブ自動測長裁断二つ折積重ね装置をそ
れぞれ提供するものである。

本発明の一実施例を図面に基づき説明すると、１は送込
みロールで、上ロール１１と下ロール１２とを圧接でき
るようにし、上下ロール１１゜１２間にウェブＷを狭ん
で送給できるもの、２は第１ベルトコンベアで、送込み
ロール１の後方に設けられたもの、３は回転自在の送り
案内ロールで、第１ベルトコンベア２の送り込み端ベル
ト面に圧接せしめられたもの、４は裁断器で、送込みロ
ール１と第１ベルトコンベア２との間に設置されたもの
である。

この裁断器４は、ロータリ型切断刃を備えたカッター４
１からなり、このカッター４１は、ウェブＷを横切る方
向に往復走行自在となっている。

５１は送込みロール１から裁断器４ヘウエブＷを案内す
る案内板、５，２は裁断器４からコンベア２ヘウエブＷ
を案内する案内板である。

６は第２ベルトコンベアで、第１ベルトコンベア２の後
方に設けられたものである。

この第２ベルトコンベア６は前後方向に移動可能となっ
ており、その位置を自由に調節できる。

７は第３ベルトコンベアで、第２コンベア６の下方に設
けられている。

この第３コンベア７は前後方向に移動可能となっており
、第２コンベア６の真下に潜り込んだり出たりすること
ができ、第２コンベア６の真下から出たときは、その送
り出し端７１が第２コンベア６の送り込み端６１の略直
下に存するようになっている。

８は二つ折りにしたシートを積み重ねるベットで、第２
コンベア６の下方、かつ、第３コンベアの移動路より更
に下方に昇降自在に設けられている。

Ｐｌは第１光電管検出器で、第１コンベア２の上方に設
けられ、ウェブＷの進行方向移動せしめその位置を自由
に調節できるようになっている。

この検出器Ｐ１は、第１コンベア２により送られてくる
ウェブＷの先端が検出器Ｐ１のセンサーを感応せしめる
と、第２コンベア６のベルトを正転（図上時計方向回転
）せしめる信号を出すものである。

Ｐ２は第２光電管検出器で、第２コンベア６の上方に設
けられ、ウェブＷの進行方向に移動せしめてその位置を
自由に調節できるようになっている。

この検出器Ｐ２は第２コンベアにより送られてくるウェ
ブＷの先端が検出１５Ｐ２のセンサーを感応せしめると
、送込みロール１、第１コンベア２及び第２コンベア６
を停止せしめると共に裁断器４０カッター４１をそのロ
ークリ刃を回転させつつ走行開始せしめる信号を出すも
のである。

ＬＳＩは第１リミツトスイツチで、カッター４１の両走
行路端に設けられたものである（図面には１個だけ示さ
れている。

）。このスイッチＬＳＩはカッター４１がウェブＷを切
断し終えたのちこのスイッチＬＳＩに接触スルとカッタ
ー４１を停止せしめると共に送込みロール１及び第１コ
ンベア２を始動せしめ、第２コンベア６のベルトを逆転
（図上反時計方向回転）せしめ、第３コンベア７を図外
の適当なタイマー器を介して一定時間後ベルトの回転を
停止したまま第２コンベア６下に潜り込むように後方向
に移動せしめる信号を出すものである。

ＬＳ２は第２リミツトスイツチで、第３コンベア７の下
に設けられている。

このスイッチＬＳ２は、第３コンベア７が後方向に移動
して該コンベアのスイッチ起動部材７２がスイッチＬＳ
２に接触中、ベット８を下降せしめる信号を出すもので
ある。

ＴＭはタイマー器で、ベルト回転を停止したまま後方向
に移動した第３ベルトコンベア７を一定時間後に正回転
（図上時計方向回転）させて前方向に移動させる信号を
出すものである。

本発明の構成は上記の如くであるから、先ず準備段階と
して、検出器Ｐ１の位置及び第２ベルトコンベア６の位
置を調節しておくと共に、ウェブＷから所望長さのシー
トＳを切断取得できるように検出器Ｐ２の位置を調節し
ておく。

図１に示されるように送込みロール１により送給された
ウェブＷは案内板５１．５２を経て送り案内ロール３と
第１コンベア２の送り込み端ベルト面との間に達し、そ
こから第１コンベア２により搬送される。

ウェブＷの先端が検出器Ｐ１に達すると、第２コンベア
６が正転せしめられ、ウェブＷは第１コンベア２から第
２コンベア６へと乗り移って進行し、ウェブＷの先端が
検出器Ｐ２に達すると送込みロール１、第１コンベア２
及び第２コンベア６が直ちに停止せしめられると共に裁
断器４０カッター４１がそのロークリ刃を回転させつつ
走行してウェブＷを切断し、所望長さのシートＳを得る
。

カッター４１がウェブ切断後第１リミツトスイツチＬＳ
Ｉに接触するとカッター４１は停止せしめらし、送込み
ロール１、第１ベルトコンベア２が再び動き始めてウェ
ブＷの供給が再開されると共に第２コンベア６が逆転さ
れ始める。

更に暫時ののち今まで第２コンベア６の真下より外に出
ていた第３コンベア７がそのベルトを停止したまま後方
向に移動し始める。

すると図２に示すように第１コンベア２と第２コンベア
６にまたがって載っていたシートＳは二つ折り状態で第
３コンベア７上に塔載される。

第３コンベア７が後方向に移動するとき、このコンベア
に取り付けられたスイッチ起動部材７２が第２リミツト
スイツチＬＳ２に暫時接触してベット８が略二つ折りし
たシートＳの厚さ分だけ下降せしめられる。

シートＳが第３コンベアγ上に載り終った頃、図３に示
すようにタイマーｉＴＭが第３コンベア７のベルトを正
転せしめると共に第３コンベア７を前方向に移動させる
。

従って第３コンベア７上に二つ折りされて載っていたシ
ートＳは第３コンベア７の移動に伴ってベット８上に下
される。

かくして前記工程が繰り返されベット８上に二つ折りさ
れたシートＳが積み重ねられる。

かくの如く本発明によれば、何等人手を介することなく
、正確迅速に、ウェブから所望長さのシートを順次切り
取り、該シートを二つ折りして順序よく積み重ねてゆく
ことができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面はいずれも本発明の一実施例を示す側面図で、第１
図はウェブから所望長さのシートを切断している状態の
側面図、第２図は、切断されたシートを二つ折りしつつ
あるところを示す側面図、第３図は二つ折りしたシート
をベットに積み下している状態の側面図である。 １・・・・・・送込みロール、１１・・・・・・上ロー
ル、１２・・・・・・下ロール、２・・・・・・第１ベ
ルトコンベア、３・・・・・・送り案内ロール、４・・
・・・・裁断器、４１・・・・・・カッター、５１．５
２・・・・・・案内板、６・・・・・・第２ベルトコン
ベア、７・・・・・・第３ベルトコンベア、７２・・・
・・スイッチ起動部材、Ｐｌ及びＰ２・・・・・・第１
及び第２光電管検出器、ＬＳＩ及びＬＳ２・・・・・第
１及び第２リミツトスイツチ、ＴＭ・・・・・タイマー
器、Ｗ・・・・・ウェブ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 上下ロールを圧接できるようにした送込みロールと
   、前記送込みロールの後方に設けた第１ベルトコンベア
   と、前記第１ベルトコンベアの送込み端ベルト面と圧接
   できるようにした送り案内ロールと、前記送込みロール
   と第１ベルトコンベア間に配置した裁断器と、前記送込
   みロールから前記載断器に、前記載断器から前記第１ベ
   ルトコンベアにそれぞれウェブを案内できる案内板と、
   前記第１ベルトコンベアの後方に設けた移動可能の第２
   ベルトコンベアと、その下方に設けた移動可能の第３ベ
   ルトコンベアと、前記第１ベルトコンベア上方に位置調
   節可能に設けられ、センサーの感応により前記第２ベル
   トコンベアを正転させる信号が送られるようにした第１
   光電管検出器と、前記第２ベルトコンベア上方に位置調
   節可能に設けられ、センサーの感応により前記送込みロ
   ール、前記第１ベルトコンベア及び前記第２ベルトコン
   ベアの回転をそれぞれ停止すると共に前記載断器のカッ
   ターを始動する信号が送られるようにした第２光電管検
   出器と、前記載断器のカッターの接触により前記カッタ
   ーを停止すると共に前記送込みロール及び前記第１ベル
   トコンベアをそれぞれ始動し、第２ベルトコンベアを逆
   転せしめ、第３ベルトコンベアを一定時間後回転を停止
   したまま後方向に移動させる信号が送られるようにした
   第１リミツトスイツチと、回転を停止したまま後方向に
   移動した前記第３ベルトコンベアを一定時間後に正回転
   させて前方向に移動させる信号が送られるようにしたタ
   イマー器とをそれぞれ備えたことを特徴とするウェブ自
   動測長裁断二つ折積重ね装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載のウェブ自動測長裁断二
   つ折積重ね装置において、前記第２ベルトコンベアの下
   方に設けられたベットと、前記第３ベルトコンベアの下
   に設けられ、前記第３ベルトコンベアの後方向の移動に
   より該第３ベルトコンベアに取り付けたスイッチ起動部
   材が接触中、前記ベットを下降せしめる信号が送られる
   ようにした第２リミツトスイツチとを備えたことを特徴
   とするウェブ自動測長裁断二つ折積重ね装置。