JPS5830058B2 - 目盛付き容器 - Google Patents

目盛付き容器

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JPS5830058B2
JPS5830058B2 JP55134962A JP13496280A JPS5830058B2 JP S5830058 B2 JPS5830058 B2 JP S5830058B2 JP 55134962 A JP55134962 A JP 55134962A JP 13496280 A JP13496280 A JP 13496280A JP S5830058 B2 JPS5830058 B2 JP S5830058B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は目盛付き容器に関し、液体を密に充填した軟質
プラスチック製輸液用バッグ等の液体排出量または/お
よび残液量を計量するための目盛を付した容器に関する
従来、輸液剤はバイアル瓶、ポリプロピレン製ブロー成
形瓶および軟質ポリ塩化ビニル製バッグに充填されて市
販されている。
バイアル瓶およびブロー成形瓶は内容液の流出によって
瓶の内外圧が等しくなり、内容液の流出が停止し、再流
出させるため外気を通気針などで瓶内に供給する必要が
あった。
これに対して軟質ポリ塩化ビニル製バッグはバッグ内に
空気を供給することを必要としないので通気針は不要で
ある。
そのため、ベッドサイドの外気が輸液システム内に流入
する機会がない為、内容液が汚染されずに使用できると
いう長所がある。
また、バッグは柔軟性に富み、外部から手で握る、ある
いはマンシェツトで加圧するだけで加圧輸液、急速輸液
が可能で、緊急輸液や動脈内持続注入の際に特に便利で
ある。
しかしながら、前記バッグはバッグ内に約50a程度の
空気を封入し、バッグ内に内容液と空気とによる水平な
界面を作り、排出する液量をバッグに付した目盛線と前
記界面により確認できるようにしている。
したがって、バッグ内に存在する空気はあやまって体内
に注入され、空気栓塞を生じ、致命的障害を起す危険が
あった。
また、前記バッグに連結管を連結した場合、輸液セット
刺通側のバッグ内の輸液剤が最初になくなり、次に第2
のバッグの輸液剤が残存空気をま−き込んで体内に注入
されるため、上記のような空気栓塞の問題があった。
さらに、空気が内在するためポリ塩化ビニル製バッグ内
の内容液はバッグの輸送中などに振盪されたとき、ポリ
塩化ビニル中に含まれる可塑剤、例えばジエチルへキシ
ルフタレート(以下、DEHPと略記する)が内容液中
に遊出して、微粒子状の液状粒子、或は、(リキッド・
パーティクル(L 1−quid Particle)
)として液中に浮遊するという問題が指摘されている
また、その数はバッグを静置した場合に比べ激しく振盪
した場合は、数十から数百倍に増加する傾向があること
も報告されている。
空気などの気体を除いたはゾ液体のみ収納した軟質プラ
スチック製輸液用バッグ等の液体排出量または/および
残液量を計量するための目盛を付した容器としては、容
器が内容液を排出したとき形成される扁平面の両面に互
いに重なり合う少なくとも一対の上下方向に延びた照合
線を有し、該扁平面部分と残液量に応じて下方に残存す
る曲面部分とに分割され、その分割線と前記照合線の一
方と交わる点を排出液量または/および残液量として目
盛を付したことを特徴とする目盛付き容器があるが、こ
の目盛付き容器においては高圧蒸気による滅菌の過程に
おいて該容器が約120℃の温度の影響を受けて膨張、
さらに温度降下後に収縮する過程を経ることにより該容
器の両面に互いに重なり合うように設けた一対の上下方
向に延びた照合線にずれが生じ、必ずしも所期の効果が
期待できない場合がある。
本発明の目的は、これらの欠点および問題点を解決する
ところにあり、軟質プラスチック製容器内から空気など
の気体を除去することによって生ずる排出液量または/
および残液量の読みとりの困難さを解決した目盛付き容
器を提供することにある。
すなわち、本発明は軟質プラスチック製液体収納部と該
収納部の上端に設けられた吊下部と該収納部の下端部に
設けられた液体排出口とからなる容器本体と、該収納部
にはX′密に充填された液体と該収納部が液体を収納し
た状態から液体の排出に応じて上方から密着して形成さ
れる扁平面部分と残液量に応じて下方に残存する曲面部
分とに分割され、その分割線と接する点を排出液量また
は/および残液量として該収納部の片面に付された目盛
と該収納部の他の片面に少なくとも前記目盛に対応する
位置に設けた光反射手段とからなることを特徴とする目
盛付き容器である。
以下、本発明を図示の実施例に基づき説明する。
第1図は本発明に係る目盛および光反射手段を設ける前
の容器を便宜上一部切欠して示すもので、生理食塩水、
高カロリー輸液剤、潅流液、透析液あるいは、その他注
射液等の薬液を収容するための液体収納部1と、その周
縁に突設され、薬液を出し入れするための口部2と、液
体収納部1を吊下げるための吊下部19とからなってい
る。
液体収納部1は、例えば塩化ビニル樹脂等の軟質プラス
チック製シート3を2枚重ね、その周縁部4は口部2の
導入部を除いて液密に高周波融着、ヒートシール等をし
てバッグ状にしたものである。
液体収納部1に用いられる軟質プラスチックの例として
は、上述の軟質塩化ビニル樹脂のほか、ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ
ウレタン、アイオノマー(例えば、商品名サーリン)お
よびナイロン等の室温で比較的軟質のものを適宜使用し
得る。
これらの材料は、シート状またはチューブ状に成形され
、さらに、これらを高周波融着、ヒートシールすること
によって扁平状液体収納部1が得られる。
この液体収納部1は、上方から扁平面部分が形成される
ように、第1図に示すように2枚のシートを重ね合わせ
てその周縁部4を接着したものが望ましい。
これにはナイロンとポリエチレンのラミネートフィルム
も用いることができる。
また、内容液を液体収納部1とともに高圧蒸気滅菌等の
加熱滅菌する必要があるときの透明な軟質プラスチック
の例としては、上述の軟質塩化ビニル樹脂のほか、ポリ
ウレタン、ポリプロピレンおよび液体収納部1に成形後
電子線等の放射線により架橋して耐熱性を付与したエチ
レン−酢酸ビニル共重合体がある。
この液体収納部1は内容液を肉眼検査する必要があると
きは、透明な材料で形成することが好ましい。
この液体収納部1の周縁部(高周波融着部、ヒートシー
ル部)4の一部には例えば硬質塩化ビニル樹脂からなる
両端開口の筒体5の一端が上記一対の透明な軟質プラス
チック製シート3間に挾持されるようにして高周波融着
、ヒートシールされている。
この筒体5の他端部には内径が拡大された大径部6が設
けられていて、さらに、この大径部6の先端には外方に
延出したつば7が形成されている。
この筒体5の上面には第2図に明示したように大径部6
およびつば7とそれぞれ嵌合する形状の皿形の封止部材
8が嵌着されている。
この皿形の封止部材は、例えば軟質塩化ビニル樹脂の如
き軟質プラスチック材でつくられ筒体5の液体流通部9
と合致する中央部分10は、ビン針(図示しない)の刺
通を容易にするため肉薄となっている。
この封止部材8の下面凹部には第2図に明示した如く、
下面周縁に沿って環状溝11が穿設されたゴム質栓体1
2が嵌入されている。
この栓体12の環状溝11の内側部分の下面13は環状
溝11の外側部分14より突出していて、注射液供給あ
るいは混注時にビン針を刺通する部位を示す複数の凹み
15が設けられている。
この栓体12の周縁下面には、さらに環状の栓体保持部
材16が設けられていて、栓体12を封止部材8方向に
圧着、固定した状態で筒体5のつば7に液密に溶着され
ている。
すなわち、この栓保持部材16は、例えば硬質塩化ビニ
ル等の硬質プラスチックからつくられ、その外側周縁に
つば部17を有するとともに、内側周縁に上記ゴム質栓
体12の環状溝11と嵌合する断面くさび状の環状突起
18が上方向に向けて突設されている。
しかして、この環状突起18は上記環状溝11との嵌合
により、栓体12の外側部分14を封止部材8の凹部内
壁および底面方向に押圧し、この状態でつば部17と筒
体5のつば7とが封止部材8の周縁部を介して液密に溶
着されている。
この場合の溶着方法としては、特に制限はないが高周波
、超音波等によるヒートシールによって通常おこなわれ
る。
上述の如き、構成に係わる口部によれば、ゴム質栓体1
2上面には封止部材8が介在しているから、液体収納部
1内の薬液との接触のおそれがなく、したがってゴム質
成分の溶出の危険性もない。
さらに、ビン針を刺通および抜いた場合でもゴム質栓体
12の弾性により刺通口は液密にふさがれ、薬液の洩れ
を生ずる恐れもない。
この周縁部は栓体保持部材16の環状突起18および筒
体5の大径部6の硬質プラスチック材料によって強固に
保持されているからである。
また、口部の筒体5が硬質プラスチックでつくられてい
るから、プラスチックビン針のほか、金属性ビン針を使
用する場合でも誤って口部外側へ貫通させる恐れもなく
、しかも口部先端が筒体の大径部6あるいはつば部等に
よって全体的に大きい形状をなしているので、ビン針刺
通時の取扱いが極めて容易となる。
なお、上記口部2においてはゴム質栓体12と液体収納
部1内の薬液との接触を防止し、かつ栓体保持部材16
と筒体5のつば7との溶着媒体をなすものとして一体成
形された皿形の封止部材8を使用した例について述べた
が、必ずしもこれに限らず、例えば栓体保持部材16と
つば7との間に別部材からなる溶着媒体(例えば接着剤
)を介在させ、あるいは介在させずに封止するようにし
てもよい。
また、栓体保持部材16と筒体5の大径部6との封止を
、大径部6に設けられたつば7を介しておこなう例につ
いて説明したが、このようなつばγを特に設けずに、こ
の大径部6に直接、接着することも可能であろう。
筒体5および栓体保持部材16に用いられる硬質プラス
チックの例としては、上述の硬質塩化ビニル樹脂のほか
、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリプロピレン等
の加熱滅菌に耐える比較的硬質のものを適宜使用し得る
また、栓体12の底面に設けられる封止部材として用い
られる軟質プラスチックとしては上述の軟質塩化ビニル
樹脂のほか、ポリエチレン、ポリエステル樹脂、ウレタ
ン樹脂あるいは非連続気孔の弾性プラスチック発泡体等
を適宜使用し得る。
栓体12に用いられるゴム質材料としては、従来のビン
針刺通用のゴム栓として使用されている公知のものを適
宜使用し得る。
また、液体収納部1に取付けられる口部の数についても
特に制限はない。
この口部2の反対側、すなわち液体収納部1の上端部に
は液体収納部1の吊下部19として略三角形の孔部を液
体収納部1と同一材質で設けている。
この吊下部19は軟質プラスチック製シート3の周縁部
4を高周波融着、ヒートシールするときに同時に設ける
ことができる。
この吊下部19は前記のような孔部であっても突起部で
あっても液体収納部1を吊下げられる形状であれば、特
に制限されるものではない。
また、その材質は液体収納部1と必ずしも同一でなくて
もよいが、作業工程は同一材質の方が一体成形できて好
ましい。
次に、前記液体収納部1の目盛の付し方について説明す
る。
第3図に示すように、前記液体収納部1の扁平面20の
片面に吊下部19から口部2にかけて扁平面の中心から
左右10關の幅で10mm間隔で、該容器を吊り下げた
ときに地面と平行に目盛21を付す。
光反射手段の反射材料としてはアルミニウム、銀等の光
反射材料を使用する。
アルミニウムまたは銀をポリプロピレン、低密度ポリエ
チレツ、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の加熱滅菌に
耐え柔軟性を有す透明度の高いシートに蒸着し、光反射
材料蒸着済シート22の光反射材料を蒸着していない側
に透明度の高い感圧型接着剤等を塗着し、前記液体収納
部1の目盛21を付した側と反対側扁平面23に第4図
に示すように位置し、押圧することにより該光反射材料
蒸着済シート22を扁平面23に貼着せしめる。
この貼着工程は、該容器の成型後のみならず押出成形の
工程においてTダイから押し出された軟質プラスチック
溶融シートの冷却前において、光反射材料蒸着済シート
22を軟質プラスチック溶融シートの上にのせ、冷却ロ
ールと圧力ロールの間で圧着し、該光反射材料蒸着済シ
ート22と軟質プラスチック製シート3とを貼り合わせ
た形の複合シートを連続的に製造し、所定の寸法に切断
した後、軟質プラスチック製シート3と重ね、その周縁
部を口部2の導入部を除いて液密に高周波融着、ヒート
シール等をしてバッグ状にしてもよい。
また、該光反射材料蒸着済シート22の軟質プラスチッ
ク製シート3との貼着前に、軟質プラスチック製シート
3の該光反射材料蒸着済シート22貼着予想面にプラズ
マ処理を行ない、該貼着予想面を粗面化することにより
接着性を強化することも可能である。
アルミニウム、銀等の光反射材料は前記液体収納部1の
扁平面23の片面に直接印刷してもよい。
また、アルミニウム、銀等を含む塗料により塗着しても
よい。
次に、前述の容器の口部2から空気を入れないようにし
ながら第5図に示すように精製水24を液体収納部1に
1001nl(またはIon)ずつ注入し、その注入毎
に容器を吊下部19から吊り下げ前記扁平面20の表面
の目盛21が反対側扁平面23に設けた光反射材料蒸着
済シート22に写す鏡像を見る。
すなわち、上方から密着して形成される扁平面部分29
においては表面と裏面が密着している為、目盛2L!:
光反射材料蒸着済シート22との間の距離は液体収納部
1の軟質プラスチック製シートの厚さ2枚分と考えてよ
く、目盛21の光反射材料蒸着済シート22への鏡像2
5は目盛21とほぼ重なって見える。
また、内容液量に応じて下方に形成される曲面部分26
においては、扁平面20の表面の目盛21と反対側の光
反射材料蒸着済シート22間には液体が存在し、この液
体によって目盛21から出た光は屈折し、その鏡像25
は目盛21の上方に位置するように見える。
よって、目盛21と鏡像25が重なって見えることはな
い。
この目盛21と鏡像25が重なって見えなくなる位置の
目盛21を本発明の目盛付き容器の排出液量または/お
よび残液量として1〜4目盛27とする。
この精製水24の注入は容器1個につき500d(また
は5oi)になるまで行なった。
そして、液体収納部1の上端から1〜4目盛27各々ま
での距離を10個の容器について測定し、その平均値を
本発明の目盛付き容器の100乃至500Mを示す目盛
として用いた。
この目盛の付は方については、初めに精製水500Mを
注入して、上述のように100rfll排出毎に1〜4
目盛27を付してもよい。
この目盛付き容器への薬液等の充填に際しては、第5図
に示す目盛付き容器を上下反対にして口部の封止部材8
、栓体12および栓体保持部材16は開口口部より薬液
等を液体収納部1へ充填した後、口部上部に空間を形成
しないよう挿入し、前述した手段により接着することに
より容易になし得る。
また、薬液を充填した目盛付き容器の使用については、
該容器の吊下部19を第6図に示すようにガードル台に
吊し、口部2に輸液セット28の瓶針を刺通し、該セッ
ト内を薬液で満し、図示しない静脈針を患者の静脈に刺
通し、点滴を開始する。
薬液が容器から徐々に排出され輸注されるに従って液体
収納部1は上方から扁平面部分29を形成し、代りに下
方の曲面部分26を小さくして行く。
液量は液体収納部1の片面の目盛21及び1〜4目盛2
7と反対側片面に設けられた光反射手段に写った鏡像と
が、人間の目と目盛21とを結ぶ線分と地面とが平行で
あるような位置から見た時に、重なって見える部分と該
液体収納部1中の液体の存在により目盛21及び1〜4
目盛27とその鏡像25とが重なって見えない部分との
接点の目盛を読みとることによって知ることができる。
また、目盛の付し方により視線の角度は変化できる。
この目盛は上方から1目盛までの100rfLlを1目
盛量、1から2目盛までを2目盛量、2から3目盛まで
を3目盛量、3から4目盛までを4目盛量、4目盛より
下方を5目盛量とすることによって液体の排出量を知る
ことができ、逆の目盛を付すことによって残液量を読み
とることができる。
これらの各目盛は1007dの期待値を持っている。
この目盛付き容器は液体収納部1が軟質プラスチック製
であるので重力によって内容液が排出でき、通気針を必
要とせず外気による細菌の汚染もない。
また、従来の輸液剤に使用されたようなバイアル瓶、ポ
リプロピレン製ブロー成形瓶のように嵩張ることなく、
さらに空気も封入されていない為、従来の空気が封入さ
れた軟質ポリ塩化ビニル製バッグに較べ、容器全体の体
積を減少することが可能で、包装の縮少及び運搬の容易
性を高める効果を奏する。
また、外部から液体収納部を手で握る、あるいはマンシ
ェツトで加圧するだけで加圧輸液、急速輸液が可能で、
緊急輸液や動脈内持続注入の際便利であり、かつ空気が
入っていないので空気栓塞の恐れもない。
また、連結管により複数の目盛付き容器を連結しても空
気が入っていないので輸液セットを具備している容器か
ら順次内容液が空になり、空気を体内に持ち込む恐れは
ない。
また、本発明の目盛付き容器は空気を除去しているので
振盪時にも内容液が振動しにくく、液体収納部の材質に
含まれるフタル酸エステル等の可塑剤微粒子が遊出する
恐れもない。
また、本発明においては片面に付された目盛が反対側片
面に設けられた光反射手段に鏡像を写すものである為、
反対側片面に照合線を印刷する場合のように液体の排出
に応じて密着してなる扁平面における目盛と照合線との
重なりにずれが生じるようなことは全くないので、読み
取りによる個人誤差が少ない。
また、光反射手段は必ずしも帯状である必要はなく、目
盛と同一、又はそれ以上の面積を有するものであっても
何ら本発明の効果を妨げるものではない。
また、光反射手段を点在するように設けることにより帯
状の場合に較べ、該光反射手段に要する費用を低減する
ことができる。
また、目盛の中心に前記扁平面部分と下方に残存する曲
面部分との分割線と交わる第7図に示す測定用基準線3
0を設けることにより目盛読み取りの精度をさらに高め
ることができる。
さらに、吊下部19を硬質にして液体収納部1の歪をな
くすこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる目盛及び光反射手段を付す前の
容器の一部を切欠して示す正面図、第2図は第1図に示
す容器の口部の分解斜視図である。 第3図は本発明に係わる容器の目盛の付は方を示す正面
図である。 第4図は本発明に係わる容器の光反射手段の付は方を示
す正面図である。 第5図は本発明に係わる目盛付き容器の一実施例を示す
正面図、第6図はその使用例を示す斜視図である。 第7図は本発明に係わる目盛付き容器の一実施例を示す
正面図である。 1・・・・・・液体収納部、2・・・・・・口部、3・
・・・・・軟質プラスチック製シート、4・・・・・・
周縁部、5・・・・・・筒体、6・・・・・・大径部、
7・・・・・・つば、8・・・・・・封止部材、9・・
・・・・液体流通部、10・・・・・・中央部分、11
・・・・・・環状溝、12・・・・・・栓体、13・・
・・・・下面、14・・・・・・外側部分、15・・・
・・・凹み、16・・・・・・栓体保持部材、17・・
・・・・つば部、18・・・・・・環状突起、19・・
・・・・吊下部、20・・・・・・扁平面、21・・・
・・・目盛、22・・・・・・光反射材料蒸着済シート
、23・・・・・・扁平面、24・・・・・・精製水、
25・・・・・・鏡像、26・・・・・・曲面部分、2
7・・・・・・1〜4目盛、28・・・・・・輸液セッ
ト、29・・・・・・扁平面部分、30・・・・・・測
定用基準線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軟質プラスチック製液体収納部と該収納部の上端に
    設けられた吊下部と該収納部の下端部に設けられた液体
    排出口とからなる容器本体と、該収納部にほぼ密に充填
    された液体と該収納部が液体を収納した状態から液体の
    排出に応じて上方から密着して形成される扁平面部分と
    残液量に応じて下方に残存する曲面部分とに分割され、
    その分割線と接する点を排出液量または/および残液量
    として該収納部の片面に付された目盛と該収納部の他の
    片面に少なくとも前記目盛に対応する位置に設けた光反
    射手段とからなることを特徴とする目盛付き容器。 2 光反射手段を貼着した特許請求の範囲第1項記載の
    目盛付き容器。 3 光反射手段を塗着した特許請求の範囲第1項記載の
    目盛付き容器。 4 光反射手段が帯状である特許請求の範囲第1項記載
    の目盛付き容器。 5 光反射手段が目盛と同−又はそれ以上の面積である
    特許請求の範囲第1項記載の目盛付き容器。 6 光反射手段が点在するように設けた特許請求の範囲
    第1項記載の目盛付き容器。 7 目盛はその中心に前記分割線と交わる測定用基準線
    を有する特許請求の範囲第1項記載の目盛付き容器。
JP55134962A 1980-09-26 1980-09-26 目盛付き容器 Expired JPS5830058B2 (ja)

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