JPS5829943A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、用便後の被洗浄部の洗浄を行なう洗浄ノズル
を備えた洗浄便器またはビデ等の衛生洗浄装置に関する
ものである。

一般にこの種の衛生洗浄装置において、洗浄ノズル弄り
洗浄水を放出させて用便後の被洗浄部の洗浄を行なう場
合、その洗浄水放出パターンとしては一直線状の放出パ
ターンが効果的であり、また洗浄終了時の仕上げやビデ
として使用する場合はシャワー状の放出パターンが効果
的である。したがって従来の衛生洗浄装置においては、
これらの使い方ができるように、洗浄ノズルを取り替え
るか、または手動で洗浄ノズルを回転させて洗浄ノズル
の洗浄水放出口を変えるようにしていた。

しかしながら、この場合には、使用途中で洗浄ノズルを
取り替えたり、あるいは切り替えたりすることが難しい
とともに、その操作は非常に不便なものであり、さらに
は、洗浄ノズルを手でされる必要があるため、非常に不
衛生であり、したがって衛生洗浄装置としての清潔感を
損うという欠点があった。

本発明は、上記従来の欠点に鑑み、洗浄ノズルに洗浄水
放出パターンの変更を行なう電磁駆動部を設けるととも
に、さらに電磁駆動部の付勢用電を設けることにより、
上記従来の欠点を解消するものである。

以下、本発明をその一実施例を示す図面にもとづいて説
明する。第１図は本発明の一実施例における衛生洗浄装
置において、洗浄水放出パターンをシャワー状にした状
態を示したもので、１は洗浄器本体、２は便座、３は便
座２に座った人体、４社洗浄器本体１内に設置され１、
かつ人体３の被洗浄部を洗浄するための洗浄水を放出さ
せる洗浄ノズル、６はジスターン、６は前記ジスターン
５内の水を前記洗浄ノイル４へ供給するポンプ等の、　
　　洗浄水供給手段（図示せず）や電源等を収納する収
納ボックスである。

°　　　　第２図は第１図における洗浄ノズル４の部分
拡大図を示したもので、７はステンレス等の非磁性体よ
りなる洗浄ノズル外体、８は前記洗浄ノズル外体７の先
端に開口した洗浄水放出口である。９は前記洗浄ノズル
外体７に圧入され、かつ鉄等の磁性体により構成された
コア、１０は前記コア９はスイッチ、１３は電源である
。また前記スイッチ１２は使用者が操作し易い位置に設
置される。

１４は前記コア９の内部中心疼設けられた通水路である
。１５は前記洗浄ノズル外体７内を摺動可能に設置され
、かつそ？移動によって洗浄水放出パターンを変化させ
る洗浄水放出口可変体で、この洗浄水放出口可変体１６
はステンレス等の非磁性体により構成されている。１６
は前記洗浄水放出口可変体１６の側面に設けた通水路、
１７は前記洗浄水放出口可変体１６の内部中心に設けた
通水路である。１８は前記洗浄水放出口可変体１６に接
着された永久磁石、１９は前記永久磁石１８の中心部に
設けた通水路である。２０は前記洗浄水放出口可変体１
６を前記コア１９側へ押圧するスプリングである。

第３図は洗浄水放出口可変体１６の斜視図を示したもの
である。

上記構成において、使用者がスイッチ１２を第２図に示
すようにオフにした場合、コア９は励磁されず、従って
永久磁石１８およびこの永久磁石１８を接着した洗浄水
放出出口可変体１６は、前記永久磁石１８と前記コア９
間の磁気吸引力およびスプリング２０によってコアｅ側
に移動当接している。この結果、洗浄ノズル４内を通る
洗浄水は、矢印で示すように前記コア９の中心の通水路
１４および前記永久磁石１８の中心の通水路１９を通る
とともに、前記洗浄水放出口可変体１６の側面の通水路
１６と中心部の通水路１７を通って洗浄水放出口８に至
り、放出される。この場合、洗浄水放出口８への洗浄水
の流入は、中心からの流れと周囲からの流れとが合流す
るため、洗浄水の放出パターンはシ４ワー状になり、第
１図に示すように、広範囲の洗浄を行なう。またこの洗
浄水放出パターンは、用便後の被洗浄部洗浄の完了間際
の仕上げ洗浄あるいは女性が使うビデとして有効となる
ものである。

第４図は上記一実施例における衛生洗浄装置において、
洗浄水放出パターンを一直線状にした状醸を示したもの
である。

第６１図は第４図の一直線状洗浄状態における洗浄ノズ
ル４の部分拡大図を示したものである。

上記構成において、使用者がスイッチ１２を第６図ニ系
すようにオンすると、コア９の永久磁石１８と接する面
の極性が永久磁石１８と同極になるように励磁される。

これにより、強力な磁気反撥力が発生し、永久磁石１８
およびこの永久磁石１８を接着している洗浄水放出口可
変体１６を洗浄水放出口８側に押圧する。この結果、洗
浄ノズル４内を通る洗浄水は矢印で示すように、前記コ
ア９の中心通水路１４および前記永久磁石１８の中心の
通水路１９および前記洗浄水放出口可変体１６の中心の
通水路１７を通って前記洗浄水放出口８か゛ら放出され
る。この場合、洗浄水放出口可変体１６が洗浄ノズル外
体７の先端に当接しているため、前記洗浄水放出口８へ
の周囲からの流入はなくなり、中心からの流れのみが形
成されることになり、その結果、洗浄水放出パターンは
一直線状になり、第４図に示すように狭い範−〇集中洗
浄を行なう。この洗浄水放出パターンは、用便後の被洗
浄部洗浄として効果的であり、また排便を促す効果もあ
る。

なお、前記コア９の非励磁時における永久磁石１８と前
記コア９との磁気吸引力が十分に強い場合には、スプリ
ング２０は特に不要である。

以上のように本発明によれば、洗浄器本体内に設置され
、かつ人体の被洗浄部を洗浄するための洗浄水を放出さ
せる洗浄ノズルに、洗浄水放出パターンの変更を行なう
電磁駆動部を設けるとともに、さらに電磁駆動部の付勢
用電源と、この電源を電磁駆動部に印加するスイッチを
設けているため、使用者は手元のスイッチをオン−オフ
操作することにより、使用目的に合わせて洗浄水放出パ
ターンの変更を簡単に行なうことができ、また従来のよ
うに洗浄ノズルを手でされって交換したり、あるいは洗
浄水放出パターンを切り替えたりするという必要がない
ため、非常に衛生的となり、しかも使用途中における洗
浄水放出パターンの切り替えもスイッチ操作のみで容易
に行なえるため、従来のように腰を浮かしたり、または
便座から降りて操作するという必要はなくなり、その使
い勝手は著しく向上するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における衛生洗浄装置の洗浄
水放出パターンをシャワー状にした状態を示す側断面図
、第２図は第１図の洗浄装置における洗浄ノズルの部分
拡大断面図、第３図は同洗浄ノズルにおける洗浄水放出
口可変体の斜視図、第４図は同洗浄装置の洗浄水放出パ
ターンを一直線状にした状態を示す側断面図、第６図は
第４図の洗浄装置における洗浄ノイルの部分拡大断面図
である。 １・・・・・・洗浄器本体、４・・・・・・洗浄ノズル
、６・・・・・・洗浄水供給手段を収納する収納ボック
ス、８°１１１１１１１１洗浄水放出口、９１１１＋−
會−０コア、１０・・・・・・コイル、１２１１・・・
・・スイッチ１１３・■・拳・電源、１６・・・・・・
洗浄水放出口可変体、１８・・・・・・永久磁石。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１多重１
図 ］・ ａ　２　＠ ４３　寞 ７

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗浄器本体内に設置され、かつ人体の被洗浄部を
   洗浄するための洗浄水を放出させる洗浄ノズルと、この
   洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄水供給手段とを備え
   、前記洗浄ノズルに、洗浄水放出パターンの変更を行な
   う電磁駆動部を設けるとともに、さらに電磁駆動部の付
   勢用電源と、この電源を電磁駆動部に印加するスイッチ
   を設けてなる衛生洗浄装置。
2. （２）前記洗浄ノズルの電磁駆動部は、永久磁石を有す
   る洗浄水放出口可変体と、前記永久磁石に対・応して設
   けた電磁石とを有してなる特許請求の範囲第１項記載の
   衛生洗浄装置。