JPS5829632A - 延伸ブロ−成形容器の製法 - Google Patents

延伸ブロ−成形容器の製法

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JPS5829632A
JPS5829632A JP56125923A JP12592381A JPS5829632A JP S5829632 A JPS5829632 A JP S5829632A JP 56125923 A JP56125923 A JP 56125923A JP 12592381 A JP12592381 A JP 12592381A JP S5829632 A JPS5829632 A JP S5829632A
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axial
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container
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通 鈴木
Setsu Matsuhashi
松橋 摂
Jinichi Yazaki
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • B65D1/0223Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/08Biaxial stretching during blow-moulding
    • B29C49/10Biaxial stretching during blow-moulding using mechanical means for prestretching
    • B29C49/12Stretching rods

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塩化ビニル系樹脂のような無定形熱(2) 可塑性樹脂から成る延伸ブロー成形容器及びその製法に
関し、より詳細には新規な配向特性を有し、顕著に改善
された耐衝撃性を有する延伸ブロー成形容器及びその製
法に関する。
塩化ビニル系樹脂は、酸素バリヤー性及び透明性に優れ
た樹脂であり、そのブロー成形容器は、化粧料、洗剤、
液性食品類、或いはその他の液体内容物を収容するため
の容器として広く使用されている。
塩化ビニル系樹脂から延伸ブロー成形容器を製造するこ
とも既に知られており、公知方法によれば、塩化ビニル
系樹脂を射出成形成いは溶融ブロー成形に付して有底パ
リノンを製造し、この有底パリノンを延伸可能温度域で
金型内で延伸棒により軸方向に縦延伸し、これと同時に
或いは遂次的に周方向にブロー延伸して、延伸ブロー成
形容器とする。
しかしながら、公知方法によれば、塩化ビニル樹脂容器
には、比較的低倍率の延伸を付与できるにすぎず、容器
胴全体、特に延伸棒や金型と近接する胴部の両端部に鳴
動な分子配向を与えることか困難である。しかし1、延
伸ブロー成形容器をも含めてボトル(びん)の形の容器
において構造の弱い部分は、胴部中央部よりはむしろび
んの肩部や底部に近接した胴部両端部であり、この胴部
両端部を補強することは、びんの落下等による衝撃破壊
を防止する上で非常に重要なものとなる。
本発明者等は、塩化ビニル系樹脂のような無定形熱可塑
性樹脂から成る有底パリノンを延伸ブロー成形するに際
して、この有底パリノンを以下に詳述する多段軸方向延
伸と一段のブロー延伸とに何するときには、新規な配向
特注が容器胴部に与えられ、容器の落下衝撃強度や耐熱
性等が顕著に向上することを見出すに至った。
即ち、本発明の目的は、耐衝撃性や耐熱性の顕著に改善
された無定形熱可塑性樹脂の延伸ブロー成形容器を提供
するにある。
本発明の他の目的は、容器胴部が新規な配向特性を有す
る無定形熱可塑性樹脂の延伸ブロー成形容器及びその製
法を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、偏肉や突きやぶり等の不良品
の発生率が少なくしかも延伸むらの少ない延伸ブロー成
形容器の製造方法を提供するにある。
本発明によれば、無定形熱可塑性樹脂で一体に形成され
た胴部、底部、肩部及び首部から成り、少なくとも前記
胴部は二軸方向に分子配向されている延伸ブロー成形容
器において、前記胴部は全体的に言って肩側端部から底
側端部に向けて軸方向配向係数(j)が次第に小となり
、且つ底側端部から肩側端部に向けて周方向配向係数(
シ)が次第に小となる配向傾向を有し、且つ前記胴部の
少なくとも中央部は厚み方向配向係数(i)が0.25
よりも低い値に抑制されていることを特徴とする延伸ブ
ロー成形容器が提供される。
本発明によれば更に、無定形熱可塑性樹脂から成る有底
パリソンを延伸可能温度において軸方向全延伸倍率の5
乃至70%だけ軸方向に少なくとも1段の予備延伸に付
し、次いでこの予備延伸パリソンを軸方向に残りの延伸
倍率だけ延伸すると共に、流体の吹込みにより周方向に
膨張させることから成る耐衝撃性延伸ブロー成形容器の
製法が提供される。
本発明を以下に詳細に説明する3゜ 第1図に示すように、本発明の延伸ブロー成形容器は、
塩化ビニル系樹脂のような無定形熱可塑性樹脂で一体に
形成された胴部1、底部2、肩部6及び首部4から成っ
ており、少なくともこの胴部1は延伸ブローにより二軸
方向、即ち軸方向及び周方向に分子配向はれている。
本発明の重要な%徴は、この無定形熱可塑性樹脂から成
る胴部1に、全体的に言って肩側端部1Aから底側端部
1Bに向けて軸方向配向係数(i)が次第に小となり、
且つ底側端部1Bから屑」り端部1Aに向けて周方向配
向係数e)が次第に小となる配向傾向を付与し、且つ前
記胴部の少なくとも中央部 。
1Cは厚み方向配向係数(北)が0.25よりも低い値
に抑制することに存する。
本明細書において、配向係数とは、複屈折測定で求めら
れる容器壁を構成する樹脂の成る特定方向への配向の度
合いを表わし、容器の軸方向への配向係数をi、容器の
周方向への配向係数をj、容器の厚さ方向への配向係数
をiとして表わしたとき、 r、 + y + z = 1      ・・・・・
・(1)となるように決定される値を言う。かくして、
成る特定方向への配向係数が太きいという事実は、この
特定方向への分子配向が他の方向に比して優先的に生じ
ているという事実を示している。
配向係数の算出法の詳細は次の通りである。
一般に高分子は分子の長軸方向と短軸方向とでは屈折率
が異なることはよく仰られている。したがって高分子の
フィルム、シートあるいはハリンンなどを延伸すれば、
その延伸方向に分子鎖が配向し、配向方向とその直角方
向とで+S屈折率が異なり、それら屈折率の値の差が複
屈折、△と定義されている。
ここで直交する三次元の座標(g、 v、 g)におい
て、その鄭方向を容器の厚さ方向、V方向を同じく周方
向、2方向を同じく軸方向とし、それぞ(7) れの方向の屈折率をζ+ ?L y T ?Lgとする
と、下記式 %式% 式中、?L、は試料が完全−軸配向の場合の軸方向の屈
折率であり、−は同じく完全−軸配向の場合の軸方向に
垂直な方向の屈折率であり、ン(i””Z*Vrg)が
、R−5・5TEINら(J、Appltad Phy
sics、 37%3990 (1966))によって
定義された各方向への配向係数である。
が成立する。
ち、外□は熱可塑性樹脂によって、それぞれ固有の値を
有し、たとえばポリ塩化ビニルなどKついては、松本喜
代−ら(繊維学会誌、わ、606(1970J)などに
よって報告されている。
したがって複屈折、△ヨ=ζ−?L y +△う:h−
nz、  ′Δt =fLz−% y  のうちのいず
れか二つの値を測定すれば、R−S 、S THINの
報告(J、Po1yrnar Sc、i、。
24.5E35(1957))K基づいて配向係数、Z
*urg  が求められる。
(8) また、本明細書において、容器胴部についての全体とし
ての配向傾向とは、容器胴部の一方の端部からの距離と
配向係数との関係をプロットシたとき、測定位置で若干
の凹凸乃至はバラツキがあるとしても、全体として見て
一定の傾向、例えば増力ロ傾向或いは減少傾向があるこ
とを意味する。
この配向傾向を、好適な例について具体的数値を挙げて
説明すると胴壁の肩側端部1Aの軸方向配向係数を’H
A、周方向配向係数をFAとし、底側端部1Bの軸方向
配向係数をtB、周方向配向係数をνBとすると、 0.350≧g A −g B2O,005、特に 0.3 D O≧gA−gB≧0.007.0.400
≧VB−ワA≧0.005、特に 0.350≧TtB−ワA≧0.007、の関係となっ
ている。また、胴壁中央部1Cの厚み方向配向係数WQ
が、0.25よりも小、特に0.20よりも小となって
おり、換言すると中央部(9) の面内配向係数(gc+yc)が0.75よりも大、特
に0.80エリも大となっている。更に、Ctc+ya
)−(Nh+vp、)≧0.005、(gc+gal−
(gB+yB]≧Q、OO5の関係となっている。
本発明の容器は、上述した通り、容器胴部の底側端部に
対して優先的に軸方向の分子配向効果が付与され、肩側
端部に対して優先的に周方向の分子配向効果が付与され
、しかも胴部の中央部において面内配向が最大となって
いることが顕著な特徴である。この特徴により、本発明
の容器においては、胴部中央部が熱や衝撃に対して強い
構造となるばかりではなく、落下衝撃により底部と胴部
との接続部分や肩部と胴部との接続部分が破壊したり、
或いは内容物の熱間充填に際してこれらの接続部分が熱
変形により収縮するのが効果的に防止される。
本発明において、無定形熱可塑性樹脂から延伸プロー成
形容器を製造することは、ゴム状弾性の領域が広く、延
伸成形作業性の点で顕著な利点を(10) 示す。例えは結晶性熱可塑性樹脂の揚台には、延伸成形
に適したゴム状弾性の領域が融点直下の温度のよう罠高
く、延伸成形作業性の点で問題があり、しかも延伸成形
後の容器は、結晶化に伴なう白化を防止するためには1
@冷しなければならないという煩わしさもある。これに
対して、本発明によれば、無定形熱可塑性樹脂を用いる
ことKより、このような制約なしに延伸ブロー成形が可
能となる。
本発明において、無定形とは、この熱可塑性樹脂が示差
熱分析学的に言って、結晶の融解に伴なう明確な吸熱ピ
ークを示さないことを甘味する。
好適な無定形熱可塑性樹脂は、ガスバリヤ−件及び成形
性の点で塩化ビニル系樹脂例えば塩化ビニルホモ重合体
或いは塩化ビニルの多量と塩化ビニリチン、酢酸ビニル
、アクリル系単量体、ビニルエーテル、ブタジェン等の
少量とから成る共重合体である。塩化ビニル系樹脂の他
に、熱成形可能なニトリル系重合体、ポリスチレン、ポ
リカーボネート、非晶質のポリエステル、アクリル(メ
タ(11) りIJ )四桐脂等も使用することがでとる。熱成形’
J能h = ) IJル系重合体としては、アクリロニ
トリルまたはメタクリaニトリル6G乃至95ffit
チト、スチレン、フタジエン、ビニルエーテル、アクリ
ル酸エステル、メタクリル酸エステル等の少なくとも1
種5乃至40M1%とから成る共重合体が好適であり、
かかる共重合体はハイニトリル樹脂の名称で、ガスバリ
ヤ−性に優れたものとして知られている。
本発明の延伸ブロー成形容器を製造するに際しては、先
ず無定形熱可塑性樹脂から成る有底パリソンを製造する
。この有底パリソンは、樹脂の射出成形成いは溶融ブロ
ー成形により製造できる。
次いで、この有底パリノンを、延伸可能温度において、
軸方向全延伸倍率の5乃至70%、特に20乃至50%
だけ、軸方向に少なくとも1段の予備延伸に付する。最
後に、この予備延伸パリソンを軸方向に残りの延伸倍率
だけ延伸すると共に、流体の吹込みにより周方向に膨張
延伸させて、最終容器とする。
(12) 本発明において、無定形熱可塑性樹脂の延伸可能温度は
、具体的には樹脂の種類によっても相違する力瓢一般的
K)ま、その樹脂のガラス転移温度以上で且つ可塑性温
度以下の温度である。塩化ビニル系樹脂に対しては、8
0乃至140℃、ハイニトリル樹脂に対しては8乃至1
60℃、スチレン系樹脂に対しては90乃至145℃、
ボリヵーホネートに対しては120乃至200℃、ポリ
メチルメタクリレートに対しては120乃至180℃の
温度範囲が適当である。有底パリノンのこの温度への力
11熱は、有底パリノンを熱風炉、赤外線加熱炉等の加
熱炉に通すことにより容易に行われる。
延伸ブロー成形は、延伸棒と割金型との組合せを使用し
て好適に行われる。この態様を示す第2=A図、第2−
B図及び第2−c図において、先ず延伸可能温度に加熱
された有底パリソン10の口部11を一対の割型12α
、126で挾持し、このパリソン100口部11全通し
て、延伸棒15f挿入する(第2−A図)。次いで、延
伸棒(16) 16の先端14をパリノン底部15に当接さ妓、これを
下方に押圧して軸方向に前述した予備延伸倍率だけ予備
延伸し、この状態で延伸棒16を停止させる(第2−B
図)。この軸方向予備延伸により、パリソン胴壁16は
軸方向に分子配向を受けるが、この延伸操作が停止され
るtこめ延伸棒との保合により拘束されているパリソン
胴壁の底側端部16A以外のパリソン胴壁では軸方向の
分子配向が停止時間に対応して緩和されるものと思われ
る。
本発明におい”C1この停止時間は0.1乃至2秒、特
に0.2乃至1秒の範囲とすることが前述した目的に好
都合である。
最後に、第2−c図に示す通り、延伸棒13を下方に移
動させることにより、パリソンを軸方向に全延伸倍率だ
け延伸し、延伸棒16に設けられた流体吹込口17を通
してバリソノ内方に流体を吹込み、パリソンのブロー延
伸を行うことにより、最終延伸ブロー成形容器18とす
る。
本発明によれば、このような多段延伸とそれに(14) 続くブロー延伸との組合せにより、塩化ビニル系樹脂バ
リンンを、1.2乃至6倍、特に1.5乃至2.8倍の
軸方向延伸と、1.2乃至8倍、特に1.2乃至6倍の
ブロー延伸とを行うことが可能となり、更に容器胴部に
前述した特異な分子配向を付与することが可能となる。
本発明において、パリソンの目付量は用途によっても相
違するが一般的に言って、25乃至50f/1000m
の範囲とするのがよい。
本発明を次の例で説明する。
複屈折の測定には日本光学工業■製、ニコン偏光顕微鏡
POH型を使用した。レターダーには句属のバビネ型コ
ンペンセーターを用いた。また、試料のいずれか一方向
への配向が著しく、従って屈折率の差が大きく、なおか
つ試料が厚い場合には水晶のレクーダ−を併用して補正
した。
実施例1゜ 平均重合度がp=780のポリ塩化ビニル樹脂を8オン
スのインジェクションにて肉厚3−05 rn/rn首
部を除いた有効長さ119.5m1mのグリフオー(1
5) ムを成形し、次工程でこのブリ7万一ムの温度を均一に
(約115℃)に調整し、次にこのプリフォームをブロ
ー金型内に送入し、延伸棒にてタテ軸に1.3倍(肉厚
2.58η殉有効長さ156.1rn/mJに延伸し、
いったん止めて後、直ちにこの1.6倍に延伸されたプ
リフォームを更に1.4倍に(有効長さ21 B、6 
rrVm)タテ延伸(二段縦延伸ンし、ブロー圧10す
/iにてブローし目付395’600ccの延伸プロー
茶器を得た。
比較として、上記と同様にして得られたプリフォームを
いつきに1.8倍にタテ延伸し、実施例と同形状の目付
391.600ccの延伸ブロー容器を得ようと試みた
が延伸棒が有底パリソン(プリフォームンの底部をつき
破り、容器の成形が不可能であった。
このようにして得られた二段縦延伸ブロー法に゛よるポ
リ塩化ビニルボトルについて肩側端部の軸方向配向係数
(gAJ、同じく周方向配向係数1yh)、底側端部の
軸方向配向係数(′iB)、同じく周方向配向係数(y
B)、および中央部の軸方向配向係数(16) (zc)、同じく周方向配向係数(Va)および厚さ方
向配向係数(ZC)を本文記載の方法に従って測定した
結果はgB=0.345、yB=0.429、gA=0
.404.1A=0.359、g o=0.420、y
a=0.385、:1−a=0.195であり、従って
z A −g B=0.059、yB−yA=0.07
0、zc−1−yc=0.805 なる値が得られた。
次に本発明の二段縦延伸ブロー法によるポリ塩化ビニル
ボトル20本に10重量%の食塩水を充填し、5℃の雰
囲気(冷蔵庫)中に1昼夜放置したのち、室温で1.2
mの高さから各ボトルの底部がコンクリート面に尚るよ
うに落下させ、落下試験を施行した。落下回数は最高1
0回迄くり返しておこなった。
ボトルの破損は1本も認められなかった。
さらに本発明のボトル6本に70℃の熱水を満注量充填
し、室温で10分間放置したのち、熱水を抜き取って各
ボトルの熱変形の程度を目視にて観察した。
(17) 本発明の二段縦延伸ブロー法によって成形されたポリ塩
化ビニルボトルには変形は全く認められなかった。
実施例2゜ 平均重合度が1=780のポリ塩化ビニール樹脂を8オ
ンスのインジェクションにて肉厚2.91空−2首部を
除いた有効長さ136.6 m7.、のプリフォームを
成形し、次工程でこのプリフォームの温度を均一に(約
115℃JK調整し、次にこのプリフォームをブロー金
型内に送入し、延伸棒にてタテ軸に1.15倍(肉厚2
.58斗名有効長さ156.1 nVrn)に延伸し、
いったん止めて後、直ちにこの1.15倍に延伸された
プリフォームを更に1.4倍に(有効長さ21B、Wm
)タテ延伸しブロー圧10Kr/c−にてブローシ目付
391,600工の延伸ブロー容器を得た。
比較として、上記と同様にして得られたプリフォームを
いつきに1.6倍にタテ延伸し、実施例1と同形状の目
付39/、600頭の延伸ブロー谷器を得た。
(18) このようにして得られた二段縦延伸ブロー法によるポリ
塩化ビニルボトルについて肩側端部の軸方向配向係数(
gA)、同じく周方向配向係数1vh)、底側端部の軸
方向配向係数(MBJ、同じく周方向配向係数(YBJ
、および中央部の軸方向配向係数Itc)、同じく周方
向配向係数(tta)および厚さ方向配向係数(Za)
を本文記載の方法に従って測定した。
結果はg B=0.365、i B=0.457、g 
A=0.515.1A=0.367、ta=0.490
、’;1o=0.566、Z O=0.144であり、
従ってgA−gB=0.150、yB−yA=0.09
0、z 0−1−1/ O=0.85(Sなる値が得ら
れた。
一方、いつきに1.6倍縦延伸(一段線延伸〕して得ら
れたボトルからの前記各配向係数の結果はgB=0.3
92、v B=0.390、gl=o−594,1A=
0.387.10= 0.365、i 0=0.351
、za=0.284であり、従ってg A −g B=
0.002、uB−yA=0.003、g c+y c
=0.716であった。
次に本発明の二段縦延伸ブロー法によるポリ塩(19) 化ビニルボトル、および比較のために成形した通常の一
段縦延伸ブロー法によるポリ塩化ビニルボトル、各20
本ずつに10重量−の食塩水を充填し、5℃の雰囲気(
冷蔵庫)中に1昼夜放置したのち、室温で1.2mの高
さから各ボトルの底部がコンクリート面に当るように落
下させ、落下試験を施行した。落下回数は最高100回
迄り返しておこなった。表1に1回目に破損したボトル
の本数、5回迄および100回迄破損したボトルの本数
、および10回のくり返し落下でも破損しなかったボト
ルの本数をそれぞれ表1に示す。
表1から本発明の二段縦延伸ブロー法によるボトルのほ
うが通常の一段縦延伸ブロー法によるボトルよりも耐衝
撃性が明らかに優れていることが知られる。なお通常の
一段法により成形されたボトルでは破損はいずれも底部
コーナ一部もしくは口部下部から発生していた。
さらに本発明のボトルおよび比較のためのボトル66本
に70℃の熱水を満注量充填し、室温で10分間放置し
たのち、熱水を抜き取って各ホト(20) ルの熱変形の程度を目視にて観察した。
通常の一段縦延伸プロー成形法によるポリ塩化ビニルボ
トルでは、いずれも口部下部および底部に明らかに変形
が認められた。これに対して、本発明の二段縦延伸ブロ
ー法によって成形されたポリ塩化ビニルボトルには変形
は全く認められなかった。
一方、本発明の二段縦延伸ブロー法によるボ1ノ塩化ビ
ニルボトル、および比較の1こめに成形した通常の一段
縦延伸ブロー法によるポリ塩化ビニルボトルについて肩
側端部から底側端部の対応部分、11個所についての各
ボトルの肉厚を1濱11した結果を表2に示す。本発明
のボトルでに肉厚値のノく(21) ラツキが明らかに少なく、偏肉が明らかに少ないことが
この表から知られる。
表2 実施例6゜ 平均重合度がj=780のポリ塩化ビニル樹脂を8オン
スのインジェクションにて肉厚3.01”J’ffi(
22) 首部を除いた有効長さ125.0 m/−のプリフォー
ムを成形し、次工程でこのプリフォームの温度を均一に
(約117℃)K調整し、次にこのプリフォームをブロ
ー金型内に送入し、延伸棒にてタテ軸に1.28倍(肉
厚2.80 rn/rn有効長さ160.7m/m )
に延伸し、いったん止めて後、直ちにこの1.28倍に
延伸されたプリフォームを更に1.4倍に(有効長さ2
25 m/m )タテ延伸し、ブロー圧10h/crl
=にテア’ I:l−L、14寸40f、1000印の
延伸ブロー容器を得た。
比較として、上記と同様にして得られたプリフォームを
いつきに1.8倍にタテ延伸し、実施例と同形状の月刊
40f、1000頭の延伸ブロー容器を得ようと試みた
が延伸棒が有底パリノン(ブリフォームフの底部をつき
破り、容器の成形が不可能であった。
このようにして得られた二段縦延伸ブロー法によるポリ
塩化ビニルボトルについて肩側端部の軸方向配向係数1
iA)、同じく周方向配向係数tu、)、底011I端
部の軸方向配向係数(′iB)、同じく周方向(26) 配向係数(vB)、および中央部の軸方向配向係数(g
c)、同じく周方向配向係数(VC)および厚さ方向配
向係数1−ic)を本文記載の方法に従って測定した。
結果はt B=0.350.1B=0.446、g h
= 0.371、ca=0.438、’i c=0.4
03.1o=0.370、Z (3=0.227であり
、従ってt A−g B=0.02 ′i、yB−yA
=0.006、gc+yc=0.775なる値が得られ
た。
次に本発明の二段縦延伸ブロー法によるポリ塩化ビニル
ボトル20本に10重量%の食塩水を充填し、5℃の雰
囲気(冷蔵庫)中に1昼夜放置したのち、室温で1.2
mの高さから各ボトルの底部がコンクリ−1・面に幽る
工うに落下させ、落下試験を施行した。落下回数は最高
10回迄くり返しておこなった。
ボトルの破損は7回目に1本誌められた。
さらに本発明のボトル6本に70℃の熱水を満注量充填
し、室温で10分間放置したのち、熱水を抜き取って各
ボトルの熱変形の程度を目視にて(24) 観察した。
本発明の二段縦延伸ブロー法によって成形てれたポリ塩
化ビニルボトルには変形は全く認められなかった。
実施例4゜ アクリロニトリルフシ重t%含Mのアクリロニトリルス
チレン共重合体樹脂を、8オンスのインジェクションに
て肉厚3.35 m/m 、負部を除いた延伸有効長さ
120.0 m/、ゆのプリフォームを形成し、次工程
にて、このプリフォームの温度を、均一(約110℃ン
に調整し、ブロー金型内に送入し、延伸棒にてタテ軸に
先−51,12倍(有効長さ1647%、ンに延伸し、
延伸をいったん止めた後、直ちに1.15倍(有効長さ
154.2 m/、、、 )に2段目のタテ延伸を行い
、更にこの延伸されたプリフォームを1.4倍(有効長
さ216.0 ”7m )に6段目のタテ延伸を行いブ
ロー圧“l0Kf/mにてブローし、1000CC(月
刊41 r J (7)K伸フo−容器を得た。
比較として上記と同様の7“リフォームをいつき(25
) に1.8倍にタテ延伸し、実施例と同じ、1000工の
延伸ブロー容器を得ようと試みたが、延伸棒がプリフォ
ームの底部をつき破り、容器の成形が不可能であった。
このようにして得られた二段縦延伸ブロー法によるアク
リロニトリル・スチレン共重合体ボトルについて肩側端
部の軸方向配向係数(iA)、同じく周方向配向係数(
YAJ、底側端部の軸方向配向係数(zB)、同じく周
方向配向係数(A/BJ、および中央部の軸方向配向係
数(gel、同じく周方向配向係数1vc)および厚さ
方向配向係数(ZC)を本文記載の方法に従って測定し
た。
結果をまt B=0.404、!/ B=0.391、
gA=OA11.1A=0.357、gc=0.465
、v a=0.365、z c=0.170であり、従
ってg A−g B=0.007、v B−ili A
=0.034、gc+ya=0.830 な7:+fl
iか得られた。
次に本発明の二段縦延伸ブロー法によるポリ塩化ビニル
ボトル20本に10重量−の食塩水を充填し、5℃の雰
囲気(冷蔵庫)中に1昼夜放置しく26ン たのち、室温で1.2mの高ざから各ボトルの底部がコ
ンクリート面に当るように落下させ、落下試験を施行し
た。落下回数&′!、最高1最高10ウ迄しておこなっ
た。
ボトルの破損は1本も認められなかった。
さらに本発明のボトル6本に70℃の熱水を満注量充填
し、室温で10分間放置したのち、熱水を抜き取って各
ボトルの熱変形の程度を目視にて観察した。
本発明の二段縦延伸ブロー法によって成形されたポリ塩
化ビニルボトルには変形は全く認められなかった。
【図面の簡単な説明】
第1は、本発明の延伸ブロー成形容器の全体を示す図、 第2−A図、第2−B図及び第2−c図は、延伸ブロー
成形のプロセスを示す説明図であって、引照数字1は胴
部(1Aは肩側端部、1Bは底側端部、1Cは中心部)
、2は底部、6は肩部、4は首部、10は有底ハリンン
、11シ丁有底バリ(27) ンン10の口部、12a及び12bは対となっている割
型、13は延伸棒、14は延伸棒16の先端、15はパ
リソン底部、16はバリン/胴壁、16Aはパリソン胴
壁の底側端部、17は流体吹込み口、18は最終延伸ブ
ロー成形容器を夫々示す。 特許出願人 東洋製罐株式会社 (28) 第2−8図 −第2−C図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)無定形熱可塑性樹脂で一体に形成された胴部、底
    部、肩部及び首部から成り、少なくとも前記胴部は二軸
    方向に分子配向されている延伸ブロー成形容器において
    、前記胴部は全体的に言って肩側端部から底側端部に向
    けて軸方向配向係数(=)が次第に小となり、且つ底側
    端部から肩側端部に向けて周方向配向係数(jI)が次
    第に小となる配向傾向を有し、且つ前記胴部の少なくと
    も中央部は厚み方向配向係数(i)が0.25よりも低
    い値に抑制されていることを特徴とする延伸プロー成形
    容器。 (2)無定形熱可塑性樹脂が塩化ビニル系樹脂である特
    許請求の範囲第1項記載の容器。 (6)胴部の肩側端部の軸方向配向係数1峠、周方向配
    向係数をシえとじ、底側端部の軸方向配向係数を2  
    周方向配向係数をシ3としたとき、B ・ 前記胴部は (1) 0.350≧jA−iB≧0.005.0.400≧シ
    :s  ’5th≧0.005、の関係を満足する%E
    7fa求の範囲第1項記載の容器。 (4)無定形熱可塑性樹脂から成る有底パリソンを延伸
    可能温度において軸方向全延伸倍率の5乃至70%たけ
    軸方向に少なくとも1段の予備延伸に付し、次いでこの
    予備延伸パリソンを軸方向に残りの延伸倍率だけ延伸す
    ると共に、流体の吹込みにより周方向に膨張させること
    から成る耐衝撃性延伸ブロー成形容器の製法。 (5)前記パリソンを全体として1.2乃至乙の軸方向
    延伸倍率で延伸し且つ1.2乃至8倍の周方向延伸倍率
    でブロー延伸する特許請求の範囲第4項記載の方法。 (6)予備延伸とそれに続く延伸との間で延伸操作を0
    .1乃至2秒間停止する特許請求の範囲第4項記載の方
    法。
JP56125923A 1981-08-13 1981-08-13 延伸ブロ−成形容器の製法 Granted JPS5829632A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2630964A1 (fr) * 1988-05-04 1989-11-10 Krupp Corpoplast Masch Procede et dispositif pour le moulage par soufflage d'un corps creux en matiere thermoplastique
US5290506A (en) * 1991-04-30 1994-03-01 Nissei Asb Machine Co., Ltd. Process of injection stretch blow molding hollow article having thick-walled bottom
JP2016532606A (ja) * 2013-08-01 2016-10-20 ソシエテ アノニム デ ゾ ミネラル デヴィアン エ オン ナブレジェ“エス.ア.ウ.エム.ウ” Pef容器、予備形成物、および射出延伸ブロー成形による当該容器の製造方法

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FR2630964A1 (fr) * 1988-05-04 1989-11-10 Krupp Corpoplast Masch Procede et dispositif pour le moulage par soufflage d'un corps creux en matiere thermoplastique
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JP2016532606A (ja) * 2013-08-01 2016-10-20 ソシエテ アノニム デ ゾ ミネラル デヴィアン エ オン ナブレジェ“エス.ア.ウ.エム.ウ” Pef容器、予備形成物、および射出延伸ブロー成形による当該容器の製造方法

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