JPS5828891B2 - 送風マツト - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は送風マットに関するものであり、その目的とす
るところは、平板状とすれば就寝用の送風マットとして
使用できるとともに、筒状のすれば衣類などの乾燥手段
として使用でき、汎用性のある送風マットを提供するこ
とにある。

以下実施例について図を用いて説明する。

第１図乃至第３図は本発明一実施例を示すもので、１は
合成樹脂や硬質ゴムなどの可撓性を有する材料にて形成
された薄形中空板であり、一端縁に送風機５が接続され
る空気吹込口３が形成され、上面に多数の空気吹出孔２
が穿設されている。

空気吹込口３と送風機５とはフレキシブルパイプ４にて
接続され、フレキシブルパイプ４の両端はそれぞれ着脱
自在になっている。

送風機５の送風路にはヒータが装着されており、切換ス
イッチによって「強」、「弱」、「切」に切換え可能と
なっており、夏期にはヒータを「切」にして冷風を送り
、冬期にはヒータを「強」あるいは「弱」にして温風を
送ることができるようになっている。

８は薄形中空板１の両端同士をホック、ボタンなどで係
着する係着手段であり、薄形中空板１をその上面を内側
にして円筒状に変形させることができるようにしている
。

なむ、薄形中空板１の空洞内には荷重を支えるためのリ
ブまたは突起が設けられている。

い１、就寝用の送風マットとして使用する場合には、第
２図に示すように薄形中空板１を平板状にして布団やマ
ツトレス６の下に敷き、送風機５を作動させて薄形中空
板１上面の空気吹出孔２から冷風または温風を吸出させ
て使用するようになって釦り、風が布団やマツトレス６
を通過して身体に達することになって、冬場は温風を吹
出すことによって布団やマツトレス６の乾燥と身体の採
暖とが同時に行なえ、夏場は冷風を吹出すことによって
身体あ−よびマツトレス６を冷却して安眠できるように
している。

一方、衣類などの乾燥用の送風マットとして使用する場
合には、第３図に示すように薄形中空板１をその上面を
内側にして丸めて両端縁同士を係着手段８にて係着する
ことにより円筒状に変形し、軸方向が垂直方向となるよ
うにして床に置き、筒状体内に衣類、布団などを入れて
空気吹出孔２から吹出される温風によって乾燥させるよ
うになっている。

な督、この状態で衣類、布団などを入れないで室内の乾
燥あるいは暖房用として使用することもでき、この場合
、薄形中空板１を筒状に変形して使用することにより煙
突効果が得られるので、空気の対流が促進されて良好な
乾燥、暖房効果が得られることになる。

第４図は他の実施例を示すもので、同図ａに示すように
薄形中空板１の上面に凹条７を設けて訣くことにより、
同図すに示すように多角筒状に変形できるようになって
いる。

な耘、薄形中空板１は少くとも凹条７に対応する部分を
可撓性材料にて形成するとともに、空気吹込口３の部分
はフレキシブルパイプ４の差込み角度が変えられるよう
に軟質材料で形成されている。

本発明は上述のように送風機が接続される空気吹込口が
一端縁に形成され多数の空気吹出孔が上面に穿設された
薄形中空板の一部または全部を可撓性材料にて形成する
とともに、薄形中空板の両端縁同士を係着する係着手段
を設け、薄形中空板をその上面を内側にして円筒状また
は多角筒状に変形自在にしたものであり、薄形中空板を
平板状にして布団やマツトレスの下に敷いて使用すれば
、就寝中の身体を適温に保つための就寝用の送風マット
として使用でき、また、薄形中空板をその上面を内側に
して丸めて係着手段にて両端縁同士を係着することによ
り筒状に変形し、その中に衣類などの乾燥手段として使
用でき、汎用性のある送風マットを提供することができ
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図ａは本発明の送風マットの一実施例を示す平面図
、同図すは同上の側断面図、第２図は同上の使用状態を
示す側断面図、第３図ａは同上の他の使用状態を示す平
面図、同図すは同上の側断面図、第４図ａは他の実施例
の側面図、同ｇｂは同上の使用状態の平面図である。 １・・・薄形中空板、２・・・空気吹出孔、３・・・空
気吹込口、５・・・送風機、８は係着手段である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 送風機が接続される空気吹込口が一端縁に形成され
   多数の空気吹出孔が上面に穿設された薄形中空板の一部
   または全部を可撓性材料にて形成するとともに、薄形中
   空板の両端縁同士を係着する係着手段を設け、薄形中空
   板をその上面を内側にして円筒状または多角筒状に変形
   自在にして成ることを特徴とする送風マット。