JPS5828736Y2 - 大きな板材の外周縁を曲線状に切断する切断装置 - Google Patents
大きな板材の外周縁を曲線状に切断する切断装置Info
- Publication number
- JPS5828736Y2 JPS5828736Y2 JP10065878U JP10065878U JPS5828736Y2 JP S5828736 Y2 JPS5828736 Y2 JP S5828736Y2 JP 10065878 U JP10065878 U JP 10065878U JP 10065878 U JP10065878 U JP 10065878U JP S5828736 Y2 JPS5828736 Y2 JP S5828736Y2
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- Japan
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- plate
- cuts
- base
- cutting device
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は極めて大きな板材の外周縁を曲線状に切断す
る切断装置に係るものである。
る切断装置に係るものである。
従来、造船等に使用される極めて大きな板材の外周縁を
曲線状に切断する場合にはガス切断、プラズマ切断等が
用いられているために、切断面の仕上り状態がわるいの
魯ならず熱歪み等を生じ易く、精度が良好でなかった。
曲線状に切断する場合にはガス切断、プラズマ切断等が
用いられているために、切断面の仕上り状態がわるいの
魯ならず熱歪み等を生じ易く、精度が良好でなかった。
この考案は帯鋸盤を利用して大きな板材の外周縁を鋸刃
により切断することによって仕上面および精度を良好な
らしめんとするもので、以下実施例について図面を用い
て説明する。
により切断することによって仕上面および精度を良好な
らしめんとするもので、以下実施例について図面を用い
て説明する。
1は竪型の帯鋸盤で帯鋸刃3を滑車5,5′により回転
せしめて加工部7にかいて板材9を切断する。
せしめて加工部7にかいて板材9を切断する。
帯鋸盤1の構造作動については通例用いられるものと大
きく異るところはなくここに説明を省略する。
きく異るところはなくここに説明を省略する。
11は加工部γにおいて上下に対向して設けられたロー
ラーにより板材9の外周縁部を上下から支持せしめる板
材押えである。
ラーにより板材9の外周縁部を上下から支持せしめる板
材押えである。
13は帯鋸盤1を固着支持する台部でボールベアリング
15を介してテーブル11に、帯鋸刃3の切断位置を中
心として水平に回動可能に支持されている。
15を介してテーブル11に、帯鋸刃3の切断位置を中
心として水平に回動可能に支持されている。
19はテーブル17に固着されたギヤーで台部13に設
けられたピニオンギヤ21と噛み合っており、モーター
23の1駆動によりピニオンギャ21が回転されること
によって帯鋸盤1がギヤー19の回りに水平に回動され
る。
けられたピニオンギヤ21と噛み合っており、モーター
23の1駆動によりピニオンギャ21が回転されること
によって帯鋸盤1がギヤー19の回りに水平に回動され
る。
25は回転アームで上面にはテーブル17を放射方向へ
往復移動自在に支持するガイドレール27.27を設け
、またガイドレール27,27に平行なる方向にラック
29を延設している。
往復移動自在に支持するガイドレール27.27を設け
、またガイドレール27,27に平行なる方向にラック
29を延設している。
31はテーブル17に装着したピニオンギヤでラック2
9と噛合っており、モーター(図示せず)の駆動により
テーブル17を放射方向に往復移動せしめる。
9と噛合っており、モーター(図示せず)の駆動により
テーブル17を放射方向に往復移動せしめる。
33は回転アーム25の端部付近の下面に軸着したロー
ラーでベース35上の円弧状のレール37上を回転して
回転アーム25の端部を支持している。
ラーでベース35上の円弧状のレール37上を回転して
回転アーム25の端部を支持している。
39は支軸でベース35上にポル)4L41により固着
された支軸台43上に直立一体に設けられてかり、回転
アーム25の回動中心附近に設けられた胴部45の孔4
7に備えられた軸受49に嵌合し回転アーム25を水平
に回動可能に支持している。
された支軸台43上に直立一体に設けられてかり、回転
アーム25の回動中心附近に設けられた胴部45の孔4
7に備えられた軸受49に嵌合し回転アーム25を水平
に回動可能に支持している。
51はボールベアリングで支軸台43と胴部45の間に
介在して胴部45を支持している。
介在して胴部45を支持している。
53はリングギヤで回転アーム25の下面に支軸39と
同心に固着されている。
同心に固着されている。
55はピニオンギヤで、ベース35に固定されたモータ
ー57の出力軸に固定されており、リングギヤ53と噛
合って回転アーム25を回動せしめる。
ー57の出力軸に固定されており、リングギヤ53と噛
合って回転アーム25を回動せしめる。
59は支軸39の上方に設けられた板材保持装置で次の
ように構成されている。
ように構成されている。
すなわち61は板材受台で前記回転アーム25の上面に
対し相対的に回転自在に支承されており、支軸39の上
面に水平に固着されている。
対し相対的に回転自在に支承されており、支軸39の上
面に水平に固着されている。
63は胴部45と板材受台61の間に介在する間座であ
る。
る。
65,65・・・は油圧あるいは空気圧で作動するシリ
ンダーで、ベース35上に立設した門型のフレーム67
に支持されて設けられ、その伸長によって板材9を板材
受台61に押圧固定する。
ンダーで、ベース35上に立設した門型のフレーム67
に支持されて設けられ、その伸長によって板材9を板材
受台61に押圧固定する。
以上の構成にかいて板材を切断するにあたっては板材9
を板材受台61上に載置した後にシリンダー65.65
・・・を伸長させて板材9を押圧固定する。
を板材受台61上に載置した後にシリンダー65.65
・・・を伸長させて板材9を押圧固定する。
次に回転アーム25を適宜回動し、またテーブル17を
放射方向に適宜摺動せしめ、かつ帯鋸盤1を水平に適宜
回動せしめて切断位置決めを行う。
放射方向に適宜摺動せしめ、かつ帯鋸盤1を水平に適宜
回動せしめて切断位置決めを行う。
次に帯鋸盤1の駆動により板材9を切断しつつ前述の回
転アーム25、テーブル1T、帯鋸盤の回動および往復
移動を適宜に制御しながら所要の形状に板材9の外周縁
を切断する。
転アーム25、テーブル1T、帯鋸盤の回動および往復
移動を適宜に制御しながら所要の形状に板材9の外周縁
を切断する。
またこれらの作動を集中制御するNC制御のごとき所望
の制御装置を設けてその発信する信号に応じて所要のモ
ーターを駆動せしめて目的の形状に切断せしめる制御方
式を用いることも可能である。
の制御装置を設けてその発信する信号に応じて所要のモ
ーターを駆動せしめて目的の形状に切断せしめる制御方
式を用いることも可能である。
この考案は、極めて大きな板材の外周縁を曲線状に切断
する切断装置にして、ベース35上に固定した支持台4
3に支軸39を垂直に立設して設けるとともに支軸39
の上面に比較的大きな板材受台61を水平に固定して設
け、前記支軸39に水平に回転自在に支承された回転ア
ーム25の上面に放射方向のガイドレール27を延設し
て設けるとともに、回転アーム25の端部を、前記ベー
ス35上に設けた円弧状のレール37に移動自在に支承
して設け、前記ガイドレール21上に往復動自在に載置
したテーブル17に梨型の帯鋸盤1を水平に回動自在に
装着するとともに、帯鋸盤1に装架した帯鋸刃3の切断
位置と昔鋸盤1の回動中心とを一致して設け、前記帯鋸
盤1における加工部7に、前記板材受台61上に載置さ
れた板材9の外周縁部を上下から支持する複数のローラ
ーを回転自在に備えた板押え11を装着して設け、前記
ベース35に立設したフレーム67に、前記板材受台6
1上に載置された板材9のほぼ中央部付近を板材受台6
1に上方から押圧固定自在のシリンダー65を装着して
設けたものであるから、支軸39に対する帯鋸盤1の公
転および自転、さらに支軸39に対して接近離反する放
射方向への往復動とが相俟って、極めて大きな板材の外
周縁を複雑な曲線状に切断することができるものである
。
する切断装置にして、ベース35上に固定した支持台4
3に支軸39を垂直に立設して設けるとともに支軸39
の上面に比較的大きな板材受台61を水平に固定して設
け、前記支軸39に水平に回転自在に支承された回転ア
ーム25の上面に放射方向のガイドレール27を延設し
て設けるとともに、回転アーム25の端部を、前記ベー
ス35上に設けた円弧状のレール37に移動自在に支承
して設け、前記ガイドレール21上に往復動自在に載置
したテーブル17に梨型の帯鋸盤1を水平に回動自在に
装着するとともに、帯鋸盤1に装架した帯鋸刃3の切断
位置と昔鋸盤1の回動中心とを一致して設け、前記帯鋸
盤1における加工部7に、前記板材受台61上に載置さ
れた板材9の外周縁部を上下から支持する複数のローラ
ーを回転自在に備えた板押え11を装着して設け、前記
ベース35に立設したフレーム67に、前記板材受台6
1上に載置された板材9のほぼ中央部付近を板材受台6
1に上方から押圧固定自在のシリンダー65を装着して
設けたものであるから、支軸39に対する帯鋸盤1の公
転および自転、さらに支軸39に対して接近離反する放
射方向への往復動とが相俟って、極めて大きな板材の外
周縁を複雑な曲線状に切断することができるものである
。
特にこの考案にも・いては、前述のごとく、回転アーム
25に設けた胴部45の上面に板材受台61が水平に回
転自在に支承されており、かつ門型のフレーム67には
板材9を板材受台61に上方から押圧固定するシリンダ
ー65が設けであるものであるから、板材9の重心が多
少ずれた場合であっても水平に支持することができ、極
めて大きな板材9の固定保持が確実であり、回転アーム
250回転に対して板材9が回転しないものである。
25に設けた胴部45の上面に板材受台61が水平に回
転自在に支承されており、かつ門型のフレーム67には
板材9を板材受台61に上方から押圧固定するシリンダ
ー65が設けであるものであるから、板材9の重心が多
少ずれた場合であっても水平に支持することができ、極
めて大きな板材9の固定保持が確実であり、回転アーム
250回転に対して板材9が回転しないものである。
したがって、回転アーム250回転、テーブル17の往
復動転よび帯鋸盤1の回転を制御するのみでよいもので
あり、その制御が容易である。
復動転よび帯鋸盤1の回転を制御するのみでよいもので
あり、その制御が容易である。
また、回動アーム25の端部付近は円弧状のレール37
に移動自在に支承されており、帯鋸盤1にかける加工部
には、板材の外周縁部を上下から支持するローラーが設
けであるので、板材の外周縁部が撓むようなことがなく
、かつ帯鋸盤1が回動アーム25の端部付近に位置して
も回動アーム25に撓みを生じるようなことがなく、精
度のよい切断を行なうことができるものである。
に移動自在に支承されており、帯鋸盤1にかける加工部
には、板材の外周縁部を上下から支持するローラーが設
けであるので、板材の外周縁部が撓むようなことがなく
、かつ帯鋸盤1が回動アーム25の端部付近に位置して
も回動アーム25に撓みを生じるようなことがなく、精
度のよい切断を行なうことができるものである。
第1図は本考案の実施例の側面図、第2図は同平面図で
ある。 (図面の主要な部分を表わす符号の説明)、1・・・帯
鋸盤、9・・・板材、11・・・板押え、17・・・テ
ーブル、25・・・回転アーム、27・・・ガイドレー
ル、35・・・ベース、39・・・支軸、43・・・支
軸台、45・・・胴部、61・・・材料受台、65・・
・シリンダー67・・・フレーム。
ある。 (図面の主要な部分を表わす符号の説明)、1・・・帯
鋸盤、9・・・板材、11・・・板押え、17・・・テ
ーブル、25・・・回転アーム、27・・・ガイドレー
ル、35・・・ベース、39・・・支軸、43・・・支
軸台、45・・・胴部、61・・・材料受台、65・・
・シリンダー67・・・フレーム。
Claims (1)
- 極めて大きな板材の外周縁を曲線上に切断する切断装置
にして、ベース35上に固定した支持台43に支軸39
を垂直に立設して設けるとともに支軸39の上面に比較
的大きな板材受台61を水平に固定して設け、前記支軸
39に水平に回転自在に支承された回転アーム25の上
面に放射方向のガイドレール2Tを延設して設けるとと
もに、回転アーム25の端部を、前記ベース35上に設
けた円弧状のレール31に移動自在に支承して設け、前
記ガイドレール2T上に往復動自在に載置したテーブル
17に竪型の帯鋸盤1を水平に回動自在に装着するとと
もに、帯鋸盤1に装架した帯鋸刃3の切断位置と帯鋸盤
1の回動中心とを一致して設け、前記帯鋸盤1における
加工部7に、前記板材受台61上に載置された板材9の
外周縁部を上下から支持する複数のローラーを回転自在
に備えた板押え11を装着して設け、前記ベース35に
立設したフレーム67に、前記板材受台61上に載置さ
れた板材9のほぼ中央部付近を板材受台61に上方から
抑圧固定自在のシリンダー65を装着して設けたことを
特徴とする・大きな板材の外周縁を曲線状に切断する切
断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10065878U JPS5828736Y2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | 大きな板材の外周縁を曲線状に切断する切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10065878U JPS5828736Y2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | 大きな板材の外周縁を曲線状に切断する切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5444491U JPS5444491U (ja) | 1979-03-27 |
JPS5828736Y2 true JPS5828736Y2 (ja) | 1983-06-23 |
Family
ID=29038576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10065878U Expired JPS5828736Y2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | 大きな板材の外周縁を曲線状に切断する切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828736Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835806U (ja) * | 1981-09-01 | 1983-03-08 | 株式会社クボタ | 耕耘機のロ−タリ−カバ−構造 |
-
1978
- 1978-07-24 JP JP10065878U patent/JPS5828736Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5444491U (ja) | 1979-03-27 |
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