JPS5828723Y2 - 偏心パワ−チヤツク - Google Patents
偏心パワ−チヤツクInfo
- Publication number
- JPS5828723Y2 JPS5828723Y2 JP1978109864U JP10986478U JPS5828723Y2 JP S5828723 Y2 JPS5828723 Y2 JP S5828723Y2 JP 1978109864 U JP1978109864 U JP 1978109864U JP 10986478 U JP10986478 U JP 10986478U JP S5828723 Y2 JPS5828723 Y2 JP S5828723Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eccentric
- cylinder
- flange
- cylinder body
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は偏心調整自在のパワーチャックを提供するも
ので、工作機械のスピンドルに嵌着可能のフランジ（偏
心チャックの本体）に偏心孔を設け、この偏心孔にシリ
ンダ一本体を回動可能に嵌着して、シリンダ一本体前面
に固着したパワーチャックのスピンドル軸心に対する偏
心度を自在に調整し得るようにしたものである。
ので、工作機械のスピンドルに嵌着可能のフランジ（偏
心チャックの本体）に偏心孔を設け、この偏心孔にシリ
ンダ一本体を回動可能に嵌着して、シリンダ一本体前面
に固着したパワーチャックのスピンドル軸心に対する偏
心度を自在に調整し得るようにしたものである。
偏心して位置する突出部や穿孔部の円筒加工は、従来フ
ランジに取付けた三爪我子締めチャックを偏心させて行
なっていたが、手締めチャックではワークの着脱に手間
と労力を要する上に切削中に切削抵抗による把握ゆるみ
を起すので強力切削や高速切削が出来ない等の問題があ
った。
ランジに取付けた三爪我子締めチャックを偏心させて行
なっていたが、手締めチャックではワークの着脱に手間
と労力を要する上に切削中に切削抵抗による把握ゆるみ
を起すので強力切削や高速切削が出来ない等の問題があ
った。
斯つる問題点に鑞み、この考案はシリンダー作動のパワ
ーチャックを自在に偏心し得るようにしたもので以下図
面に示す実施例により詳細に説明する。
ーチャックを自在に偏心し得るようにしたもので以下図
面に示す実施例により詳細に説明する。
１は工作機械のスピンドルに偏心パワーチャックを嵌着
するフランジ（偏心チャックの本体）で、フランジ１の
取付軸心に対して偏心ａさせて、シリンダ一本体２を嵌
装するための偏心孔３とシリンダ一本体２を固定するた
めの偏心大孔４が設けられている。
するフランジ（偏心チャックの本体）で、フランジ１の
取付軸心に対して偏心ａさせて、シリンダ一本体２を嵌
装するための偏心孔３とシリンダ一本体２を固定するた
めの偏心大孔４が設けられている。
シリンダ一本体２にはシリンダ一本体２の取付軸心に対
して偏心すさせてシリンダー室５を設け、このシリンダ
ー室５にピストン６を前後に摺動可能に嵌装し、ピスト
ン６のピストンロッド７がシリンダ一本体２の前壁を貫
通して前方へ突出している。
して偏心すさせてシリンダー室５を設け、このシリンダ
ー室５にピストン６を前後に摺動可能に嵌装し、ピスト
ン６のピストンロッド７がシリンダ一本体２の前壁を貫
通して前方へ突出している。
シリンダ一本体２の外周を円錐面８に形成し、これと同
じ勾配の円錐内面９に形成したリング１０を前記フラン
ジ１の偏心大孔４とシリンダ本体２の間に嵌め込んで複
数のボルト１１を締着することによってシリンダ一本体
２はリング１０を介して７ランジ１に固定される。
じ勾配の円錐内面９に形成したリング１０を前記フラン
ジ１の偏心大孔４とシリンダ本体２の間に嵌め込んで複
数のボルト１１を締着することによってシリンダ一本体
２はリング１０を介して７ランジ１に固定される。
シリンダ一本体２の中間部の外周には歯車１２が刻削さ
れていて、第３図のようにフランジ１に穿孔した盲孔１
３に固定したブツシュ１４．１５に軸支されているハン
ドル軸１６のウオーム１７と歯車１２が噛合している。
れていて、第３図のようにフランジ１に穿孔した盲孔１
３に固定したブツシュ１４．１５に軸支されているハン
ドル軸１６のウオーム１７と歯車１２が噛合している。
１８はパワーチャックのボディでシリンダ一本体２の前
面にピストン６と同心的にボルト１９によって締着され
ている。
面にピストン６と同心的にボルト１９によって締着され
ている。
チャックボディ１８に軸支２０されているクランク２１
の一端がピストンロッド７の切欠２２に、他端が親爪２
３の裏面の切欠２４に嵌っていて、ピストン６の前後動
に伴ない親爪２３はクランク２１を介して、半径方向に
摺動し、親爪２３に取付けた把持爪２５によってワーク
を把握する。
の一端がピストンロッド７の切欠２２に、他端が親爪２
３の裏面の切欠２４に嵌っていて、ピストン６の前後動
に伴ない親爪２３はクランク２１を介して、半径方向に
摺動し、親爪２３に取付けた把持爪２５によってワーク
を把握する。
２６．２７は流体通路で、通路２６は後側のシリンダー
室に２７の通路は前側のシリンダー室に開口していて、
フランジ１に取付けた通気管２８から流体通路２６．２
７に交互に流体を送ってピストン６を前後に摺動させる
。
室に２７の通路は前側のシリンダー室に開口していて、
フランジ１に取付けた通気管２８から流体通路２６．２
７に交互に流体を送ってピストン６を前後に摺動させる
。
２９は偏心的に設けたシリンダー室５と偏心位置にある
チャックボディ１８のアンバランスを吸収するためのバ
ランスウエートでセットボルト３０によってフランジ１
に固定する。
チャックボディ１８のアンバランスを吸収するためのバ
ランスウエートでセットボルト３０によってフランジ１
に固定する。
３１は繰り返し使用する特定の偏心位置を迅速確実に確
認するための位置定めピンでフランジ１に穿孔したピン
孔３２にピン３１を押し込んで位置定めする。
認するための位置定めピンでフランジ１に穿孔したピン
孔３２にピン３１を押し込んで位置定めする。
ボール３３をばね孔３５に封入したばは３４によって位
置定めピン３１の周溝に圧接して位置定めピン３１の出
し入れをセットしている。
置定めピン３１の周溝に圧接して位置定めピン３１の出
し入れをセットしている。
３６は蓋板である。前記リング１０は、リング１０に植
設したキー３８がフランジ１のキー溝３９に嵌っていて
、ボルト１１をゆるめてもリング１０が回１しないよう
になっている。
設したキー３８がフランジ１のキー溝３９に嵌っていて
、ボルト１１をゆるめてもリング１０が回１しないよう
になっている。
そしてリング１０の表面に刻んだ日盛４０にシリンダ一
本体２の指標４１を合わせて偏心度が調整される。
本体２の指標４１を合わせて偏心度が調整される。
偏心調整の際には、位置定めピン３１をピン孔３２から
引き抜き、ボルト１１をゆるめる。
引き抜き、ボルト１１をゆるめる。
次に操作レンチを・・ンドル軸１６に挿し込んでハンド
ル軸１６を回して、シリンダ一本体２を回動させる。
ル軸１６を回して、シリンダ一本体２を回動させる。
目盛４０と指標４１に応じて所望の偏心度が得られた後
、位置定めピン３１をピン孔に挿し込み、ボルト１１を
締めつけてシリンダ一本体２をフランジ１に固定する。
、位置定めピン３１をピン孔に挿し込み、ボルト１１を
締めつけてシリンダ一本体２をフランジ１に固定する。
最大に調整可能な偏心度はフランジ１の偏心ａとシリン
ダ一本体２の偏心すの和であり（第１図の状態）、偏心
ａと偏心すを同じ偏心量にすれば第１図の状態より１８
０°シリンダ一本体２を回動したときには偏心Ｏになる
。
ダ一本体２の偏心すの和であり（第１図の状態）、偏心
ａと偏心すを同じ偏心量にすれば第１図の状態より１８
０°シリンダ一本体２を回動したときには偏心Ｏになる
。
このように設計すると実用上至便である。
この実施例ではシリンダ一本体２の取付軸心に対して偏
心すさせてシリンダー室５を設けているが、シリンダー
室を大径にするためにシリンダー室を取付軸心と同心的
に設け、ピストン６に対してピストンロッド７を偏心す
させても良い。
心すさせてシリンダー室５を設けているが、シリンダー
室を大径にするためにシリンダー室を取付軸心と同心的
に設け、ピストン６に対してピストンロッド７を偏心す
させても良い。
父上記実施例ではピストン６の前後動によりクランク２
１を介して把握爪２５を半径方向に摺動させる所謂クラ
ンク型パワーチャックをシリンダ一本体２に取付けた場
合について説明したが、本考案はこれに限定するもので
はなく例えばクランク型パワーチャックに代えて既知の
模型パワーチャックやコレットチャックをシリンダ一本
体２に取付けても本考案の目的を達することは云う１で
もない。
１を介して把握爪２５を半径方向に摺動させる所謂クラ
ンク型パワーチャックをシリンダ一本体２に取付けた場
合について説明したが、本考案はこれに限定するもので
はなく例えばクランク型パワーチャックに代えて既知の
模型パワーチャックやコレットチャックをシリンダ一本
体２に取付けても本考案の目的を達することは云う１で
もない。
又偏心度の微調整を容易且つ確実に行なうためにハンド
ル軸１６の回動によって行なっているが、これを省略し
て手動によってシリンダ一本体を回動するようにしても
良く、位置定めピン３１等は必要に応じて付設するもの
である。
ル軸１６の回動によって行なっているが、これを省略し
て手動によってシリンダ一本体を回動するようにしても
良く、位置定めピン３１等は必要に応じて付設するもの
である。
図面は本考案の偏心パワーチャックの実施例で第１図は
正面図、第２図は側断面図、第３図は・・ンドル軸部の
断面図である。 １・・・フランジ、２・・・シリンダ一本体、３・・・
偏心孔、５・・・シリンダー室、６・・・ピストン、１
８・・・パワーチャックのボディ、２８・・・給気管。
正面図、第２図は側断面図、第３図は・・ンドル軸部の
断面図である。 １・・・フランジ、２・・・シリンダ一本体、３・・・
偏心孔、５・・・シリンダー室、６・・・ピストン、１
８・・・パワーチャックのボディ、２８・・・給気管。
Claims (1)
- 工作機械のスピンドルに取付けるフランジに偏心孔を設
け、この偏心孔にシリンダ一本体を回動可能に嵌着し、
シリンダー内を前後動するピストンのピストンロッドを
シリンダ一本体に偏心させて嵌装し、ピストンの前後動
により作動するパワーチャックをシリンダ一本体の前面
に固着し、前記フランジの軸中心にピストンを作動させ
る給気管を取付けて成る偏心パワーチャック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978109864U JPS5828723Y2 (ja) | 1978-08-10 | 1978-08-10 | 偏心パワ−チヤツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978109864U JPS5828723Y2 (ja) | 1978-08-10 | 1978-08-10 | 偏心パワ−チヤツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5526678U JPS5526678U (ja) | 1980-02-21 |
| JPS5828723Y2 true JPS5828723Y2 (ja) | 1983-06-23 |
Family
ID=29056207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978109864U Expired JPS5828723Y2 (ja) | 1978-08-10 | 1978-08-10 | 偏心パワ−チヤツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5828723Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5543193B2 (ja) * | 2009-12-24 | 2014-07-09 | 株式会社北川鉄工所 | 偏芯チャック装置およびワークの偏芯方法 |
-
1978
- 1978-08-10 JP JP1978109864U patent/JPS5828723Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5526678U (ja) | 1980-02-21 |
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