JPH0340481Y2 - - Google Patents

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JPH0340481Y2
JPH0340481Y2 JP11964085U JP11964085U JPH0340481Y2 JP H0340481 Y2 JPH0340481 Y2 JP H0340481Y2 JP 11964085 U JP11964085 U JP 11964085U JP 11964085 U JP11964085 U JP 11964085U JP H0340481 Y2 JPH0340481 Y2 JP H0340481Y2
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chuck
cutter head
cylinder
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master
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は工作機械特に主軸側にカツターヘツド
を着脱自在に把持し、ワークとカツターヘツドと
の相対直線移動で旋削加工等を行う鋼管加工用の
カツターヘツド交換型工作機械におけるチヤツク
装置に関する。
<従来の技術> 従来、鋼管加工用の工作機械で鋼管の端面、外
径、面取りおよびねじ切り加工等を施す際、U.S.
P3176330に示す如きチヤツク端に刃具を工程に
応じて予めセツテイングして加工を行なつてい
た。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、ワークの種類や加工工程が変つ
たりすると、その都度機上でセツテイングを変え
たりしなければならず、調整時間が長くかかり、
機械稼働率の低下を招いていた。更に機上での刃
具の調整、交換は安全上にも問題があつた。
本考案の目的は上記事情に鑑み問題を解決する
ために提案されたものであつて、予め機外で刃具
をセツテイングされたカツターヘツドを主軸側に
着脱自在に把持せしめると共に所定位置にセツテ
イングされた上記刃具の先端部を主軸中心からり
離隔する方向に移動させる移動部材を開閉装置を
設けたチヤツクを採用し調整時間の短縮を機械稼
働率の向上を図つたチヤツク装置を提供すること
にある。
<問題を解決するための手段と作用> 本考案はカツターヘツドを保持したチヤツクを
ワークとの相対直線移動で加工するカツターヘツ
ド交換型工作機械のチヤツク装置であつて、その
具体的な手段は主軸に内筒を連結する。該内筒内
にあつて、主軸内に穿設された貫通穴に前後方向
に摺動可能で先端部にワーク端面に当接する突き
当て部材を設けた押し付けロツドが出入自在に内
設される。内筒の外周側にシリンダ室を形成する
ようシリンダブロツクが嵌着される。該シリンダ
ブロツクの外周側にチヤツクボデイが嵌着され、
該チヤツクボデイの前方にマスタジヨーが取付け
られる。前記シリンダ室内には軸方向に移動する
移動部材が挿設され、該移動部材と前記マスタジ
ヨーとに係合したチヤツクの開閉装置が設けられ
る。移動部材の軸方向への移動によつて開閉装置
で変換されてマスタジヨーが径方向へ開閉され
る。
また、シリンダブロツク、チヤツクボデイおよ
びマスタジヨー内にあつて、前記移動部材を軸方
向へ移動せしめるために油圧通路が穿設され、該
油圧通路に油圧が供給されて移動部材が軸方向へ
移動される。
而して、移動部材が左方向に移動することによ
り、開閉装置を介してマスタジヨーが径方向に移
動されてカツターヘツドが固定される。
<実施例> 以下、本考案の一実施態様を図面に基づいて説
明する。
(1) まず、本考案が適用される鋼管加工用のカツ
ターヘツド交換型工作機械の概要について説明
する。
第4図は本考案が適用される鋼管加工用のカ
ツターヘツド交換型工作機械全体の正面図であ
る。
第4図において、チヤツク1は主軸2に固定
されて回転し、後に詳説する如くカツターヘツ
ド3を着脱自在に把持する。ワークWは芯出し
チヤツクジヨー5に把持され、主軸2側に移動
し、カツターヘツド3に調整された刃具6によ
り加工される。主軸チヤツク1およびカツター
ヘツド等を保持する工作機械7の近傍にはカツ
ターヘツド自動交換装置8が配設される。カツ
ターヘツド自動交換装置8は多自由度の動作を
するロボツトから構成され、その把持部801
の詳細は図示していないがカツターヘツド3に
開閉自在に係合し、これを把持するとともに、
チヤツク1内にカツターヘツド3を挿設すべく
多自由度に動作するものである。
カツターヘツド自動交換装置8の近傍にはス
トツカ9が配置される。ストツカ9内には複数
個のカツターヘツド3a,3b等が収納され、
各カツターヘツド3a等はワークの種類(形
状、大きさ)および加工工程に対応し、予め刃
具6を所定位置にセツテイングされたものから
形成される。
制御装置10は工作機械7およびカツターヘ
ツド自動交換装置8の動作を制御する。
(2) 次に第4図に示した主軸まわりの構成につい
て説明する。第3図は主軸まわりの構造を示す
軸断面図、第2図イは第1図のカツターヘツド
の正面図、第2図ロは第1図の−線矢視図
および第1図は本考案のチヤツクとカツターヘ
ツドの構造を示す軸断面図である。
第3図において、主軸2は工作機械7の主軸
台7aに軸受201,202を介して枢支さ
れ、その中間部には図示しない主軸駆動源に連
結する歯車203がキー結合される。またその
一端側には後詳説するチヤツク1が連結され、
肉厚部には油通路204,205が軸線方向に
貫通形成される。他端側には油通路204,2
05にそれぞれ連通する油路206a,206
bを有するロータリージヨイント207の内筒
部208が連結される。電磁切換弁(図示外)
の切換えにより油導入管209又は210から
供給される圧油はロータリージヨイント207
を介して油通路204,205に送られる。
主軸2内には軸受け211,212を介し中
心管213が軸線に沿つて挿設される。また中
心管213内にはブツシユ214,215を介
し押付けロツド216が軸方向摺動可能に挿設
される。押付けロツド216の後端側は主軸2
の後端側から突き出して伸縮し、その端部には
押付けシリンダ217が連結する。押付けシリ
ンダ217は主軸2の後端側、ロータリージヨ
イント207および押付けロツド216等を被
包するカバー218の端部に固定される。また
押付けシリンダ217にはこれを制御する油圧
回路219が係合する。
第1図に示す如く、押付けロツド216の一
端側には球面体220が固定され、球面体22
0には球面ジヨイント部材221がジヨイント
結合される。球面ジヨイント部材221に固定
されるフランジ板222はワークWの端面に当
接し、これを受けるように配設される。上記の
球面体220と球面ジヨイント221によりワ
ークWの当接端面がワークWの軸線に対し直角
に形成されていなくともワークWを無理なく当
接支持することができる。
(3) 本考案であるチヤツク装置の具体的な構成を
第1図によリ説明する。
第1図において、主軸2には内筒101が連
結され、内筒101内にはワークWが挿入され
る空間が形成されると共に、押付けロツド21
6が出入自在に内設される。更に、主軸2には
アダプタ104aを介して内筒101のが外方
側にチヤツクボデー104と該チヤツクボデー
104内に嵌着したシリンダブロツク103の
一端は夫々取付けられ、内筒101の外周側と
シリンダブロツク103の内周側とでシリンダ
室102が形成される。シリンダブロツク10
3の肉厚部には油通路204に連通してシリン
ダ室102の右側に開放する油通路105と油
通路205に連通すると共にチヤツクボデー1
04の肉厚部に形成される油通路106,10
7に連通する油通路108が形成される。また
チヤツクボデー104の肉厚部には油通路20
4に連通すると共に後に説明するマスタージヨ
ー109側に連通する油通路110が形成され
る。
シリンダ室102内にはピストン部材111
の一端側ガ挿設される。ピストン部材111は
内筒101の外周に軸方向に摺動自在に支持さ
れ、その他端側にはマスタージヨー109が係
合する。
マスタージヨー109はその一端面側をチヤ
ツクボデー104の他端面に摺動可能に密接す
ると共に、上記の如くピストン部材111の他
端側に形成される傾斜面111aに密接して摺
動する傾斜面109aを形成する。またその他
端面側にはカツターヘツド3の把持部301に
密接する把持部109bが形成される。
ピストン部材111が図の左方向に移動する
ことにより、傾斜面109aが主軸中心側に押
され、マスタージヨー109全体がチヤツクボ
デイ104の上記他端面に接続しながら主軸中
心側に移動し、把持部109bと把持部301
が圧接され、カツターヘツド3が主軸2に固定
されることになる。
チヤツクボデイ104の他端側の一部には小
シリンダ室112が半径方向に形成される。詳
しくは小シリンダ室112はカツターヘツド3
の刃具6の取付位置に対応する位置(本実施例
では円周3等分の位置)に設けられる。小シリ
ンダ室112内にはピストン113が挿嵌され
る。
刃具ホルダ302は刃具6を出入自在に保持
する溝部302aとカツターヘツド3内に軸受
303を介して枢支される軸部302bとから
形成され、軸部302bはナツト304により
軸受303の内輪に固定される。なお本実施例
では刃具ホルダ302は小シリンダ室112に
対向する円周3等分の位置にそれぞれ配設され
る。
刃具6を微小回動させる上記移動手段は、第
1図および第2図ロに示す如くカム板305と
ピン115とから形成される。カム板305は
刃具ホルダ302の軸部302bに固定され、
やや傾斜する図略の長溝カム305aが形成さ
れる。またピン115はピストン113のピス
トンロツド114に固定され、図略の長溝カム
305aに係止して配設される。ピン115が
ピストンロツド114により押し上げられ図略
の長溝カム305aに沿つて動くことによりカ
ム板305が微小回動し、刃具6の先端部が主
軸中心から離隔する向きに移動される。
(4) 次に本考案のチヤツク装置を用いたカツター
ヘツド交換型工作機械の動作を説明する。
ワークWの形状、加工工程が決まるよ、所望
のカツターヘツド3がカツターヘツド自動交換
装置8によりストツカ9内から引き出され、チ
ヤツク1内に挿入される。主軸2の押付けロツ
ド216が押付けシリンダ217の動作により
前進し、ワークWの先端とフランジ板222と
が当接しこれを支持する。上記した如く、球面
体220と球面ジヨイント部材221とのジヨ
イント結合によりワークWはその端面直角精度
が不十分でもスムースに支持される。
図示しない油圧源からの圧油がロータリージ
ヨイント207を介し油通路204,205内
に導入されると、シリンダブロツク103の油
通路105に圧油が供給されピストン部材11
1が第1図の左方向に移動する。この移動によ
りマスタージヨー109が中心側に向つて移動
し、把持部109bによりカツターヘツド3が
把持固定される。一方、油通路106内の圧油
によりピストン113は押し下げられ、ピン1
15はガイド板305の長溝305aの根本側
に挿入位置決めされる。
主軸2が回転し、カツターヘツド3が回転す
るとワークWは芯出しチヤツクジヨー5に把持
され図示しない押込み駆動源によりチヤツク1
の内筒101の上記空間内に送られる。この場
合、押付けロツド216はワークWの送りにつ
れて後退する。この時刃具6は加工されるワー
クの外径に位置すべくセツテイングされてい
る。即ちワークの方向の移動でワークWは所定
の外径形に加工が施される。加工完了するとワ
ークWは引き戻されるが、この場合ピストン1
13が上昇し、ピン115がカム板305の長
溝305aの頂点側に挿設されカム板305が
軸302bを中心に微小回動し、刃具6の刃先
をワークWの加工面から離隔し、カツターリリ
ーフが行われる。これにより、ワークWには戻
りキズの発生が防止される。
以下、同様の動作を繰返し、所望形状の加工
が行われ、工程が終了する。以上の動作は制御
装置10により制御される。
本実施例において、刃具ホルダ302を円周
3等分としたが勿論これに限定するものでな
く、刃具6の移動手段、刃具6の収入調整筒の
機構も上記に限定するものでない。
<効果> 本考案のチヤツク装置を採用することによつ
て、カツターヘツドが本考案のチヤツク装置より
自動的に開閉され、かつ交換が自動的かつ迅速に
行なわれる。
而して機上でカツターヘツドのセツテイングを
行うことがなく調整も不必要となるので段取り時
間が低減し機械稼働率を大巾に向上することが出
来る。
また機上におけるカツターヘツドの交換がなく
なるので安全面でも優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のチヤツク装置およびカツター
ヘツドの構造を示す軸断面図である。第2図イは
第1図のカツターヘツドの正面図、第2図ロは第
1図の−線矢視図である。第3図は主軸まわ
りの構造を示す軸断面図および第4図はカツター
ヘツド交換型工作機械全体の構成をしめす正面図
である。 1……主軸チヤツク、2……主軸、3,3a,
3b……カツターヘツド、5……芯出しチヤツク
ジヨー、6……刃具、7……工作機械、7a……
主軸台、8……カツターヘツド自動交換装置、9
……ストツカ、10……制御装置、101……内
筒、102……シリンダ室、104……チヤツク
ボデイ、109……マスタージヨー、111……
ピストン部材、112……小シリンダ室、113
……ピストン、114……ピストンロツド、11
5……ピン、207……ロータリージヨイント、
213……中心管、216……押付けロツド、2
17……押付けシリンダ、220……球面体、2
21……球面ジヨイント部材、301……把持
部、302……刃具ホルダ、305……カム板、
W……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カツターヘツドを保持したチヤツクとワークと
    の相対直線移動で加工するカツターヘツド交換型
    工作機械のチヤツク装置であつて、主軸内に穿設
    された貫通穴に前後方向に摺動可能で先端部にワ
    ーク端面に当接する突き立て部材を設けた押し付
    けロツドが出入自在に内設され、かつ前記主軸端
    に連結された内筒と、該内筒の外周側にシリンダ
    室を形成するよう嵌着されたシリンダブロツク
    と、該シリンダブロツクの外周側に嵌着されたチ
    ヤツクボデイと、該チヤツクボデイの前方に径方
    向に摺動可能に取付けられたマスタジヨーと、前
    記シリンダ室内には軸方向に移動するよう挿設さ
    れた移動部材と、該移動部材と前記マスタジヨー
    とに係合し、前記移動部材の軸方向への移動によ
    つてマスタジヨーが径方向へ開閉するように変換
    されるチヤツクの開閉装置と、前記チヤツクボデ
    イ前方に径方向に穿設された小シリンダと、該小
    シリンダ内に摺動可能に挿嵌され先端にカムロー
    ラを軸承したピストンロツドと、油圧を供給すべ
    くチヤツクボデイ内に前記移動部材および前記ピ
    ストンロツドを移動せしめるために穿設された油
    圧通路とからなることを特徴とするチヤツク装
    置。
JP11964085U 1985-08-03 1985-08-03 Expired JPH0340481Y2 (ja)

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JPS6246502U JPS6246502U (ja) 1987-03-20
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