JPS5828498A - 回転式横断裁機を去る紙シ−トを掴みかつ送るための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 備えていてかつ横断裁機に対して相対的に総体的な位置
調節を行うだめの調節装置が所属しているテープくわえ
セクションを備えた、薄い可撓性の材料、特に紙シート
から成シ回転式横断裁機を去るシートを把持しかつ送る
ための装置に関する。

回転する上側ナイフドラムと回転する下側ナイフドラム
とを備えたこの様式の横断裁機、即ち特に断裁されるべ
き紙ウェッブがナイフロールに担持された２つの協働す
るナイフ間を引通し案内され、断裁され、この場合ナイ
フが断裁一：工程の間紙ウェッブの送シ速度に相応する
周速度を持っている横断裁機にあっては、しばしばシー
トの断裁の直後に先行するウェッブ端部が所望通シには
後続する送シ装置（テープくわえセクション）内に達し
ないと云う問題が生じる。これに反して、先行する帯状
端部がその可撓性の結果および紙の巻の傾向に条件ずけ
られて、もしく。

は回転するナイフによシ上側ロールおよび下側ロールに
おいてひき起される空気渦流によって強められてウェッ
ブの送り方向に対して横方向に走る線を中心にして彎曲
してしまうことも常に生じる。したがって作業員は常に
、紙シートが妨げられることなくテープくわえセクショ
ン内に入る以前に、しばしばテープくわえセクションの
最適な調節状態を長時間かけて求めなければならない。

このことは大変な苦労である。

なぜなら、現代の高効率の機械にあってウェブもしくは
紙シートの極めて大きな速度領域にわたっての支障のな
い走行が保証されなければならないからである。

本発明の根底をなす課題は、冒頭に記載した様式の装置
を、紙シートの断裁によって形成されるウェッブの先行
する端部が断裁位置から強制案内が可能な場所まで確実
に案内されるように改良することである。

上記の課題は本発明にょシ、調節手段が制御機構を介し
て紙シートの送り速度に依存して動かされることのでき
る駆動部を備えていることによって解決される。

本発明によって達せられ利点は、ウェッブの機械の全速
度領域にわたっての支障のない走行を保証するテープく
わえセクションの調節状態をもはや骨折って探す必要が
々いことである。

本発明の他の構成によシ、速度が異っている場合のテー
プくわえセクションの特に確実な機能は、テープくわえ
セクションが垂直の分力を有する案内部材内に支承され
ていることによって達せられる。実験の結果、機械が全
力作動或いは低速運動を行う際テープくわえセクション
をそれぞれ一度調節すればそれだけで十分であることが
解った。こう云ったことから、呆発明の他の特徴により
、紙シートの送り速度を検出する監視装置が設けられて
おり、この監視装置に所定の送り速度が超過もしく下廻
った際制御信号を制御機構に与える制限値発生器が設け
られている。更に、テープくわえセクションの走入領域
がこれかはぼ横断裁機の送シ面の高さに存在する第一の
位置から、よシ下方に存在する第二の位置へと下降可能
におよびこの反対の運動が可能であるように調節手段を
構成するのが有利であることが見出された。テープくわ
えセクションの走入領域は、本発明の他の特徴により、
紙シートが所定の速度よシも高ｉ速度で送られている場
合第一の位置に存在し、これに対してテープくわえセク
ションの走入領域は紙シートが所定の速度よシも低い速
度で送られている場合は第二の位置に存在している。テ
ープくわえセクションのその都度の必要な位置は、特に
ウェッブの組成および特性に依存する。したがって、本
発明の他の構成にあっては、テープくわえセクションの
調節領域は調節可能なストッパによって制限される。テ
ープくわえセクションが空圧による駆動部によって調節
可能であることが有利である。

以下に添付図面に図示した実施例につき本発明を詳説す
る。

紙シートを送るだめの図示した装置は、いわゆる回転式
−同期様断裁機ｌに一送シ方向に対して一作業流れ下手
に設けられておシ、この回転式−同期様断裁機は公知様
式でナイフを備えた回転駆動可能な２つのナイフドラム
２と３から成り、これらのナイフドラム間を矢印４の方
向でウェッブ６が走過し、個々の紙シートに断裁される
。

紙の巻状態およびナイフロール２，３によって誘起され
る空気渦流によって水平な送り路から多少上方へ或いは
下方へと偏向して紙シート或いはウェッブ６の先行する
断裁端縁を確実に掴みかつ送るため、本発明による装置
は上側および下側のテープ案内路７と８を備えたいわゆ
るテープくわえセクション９から成り、このテープくわ
えセクションは全体が２重矢印１１の方向で横断裁機１
および送シ面に対して相対的に調節可能であシ、冥土そ
のテープ案内路７と８はそれ自体２重矢印１２と１３の
方向で横断裁機１に対して相対的に軸方向で調節可能で
ある。

テープくわえセクション９の全体的な調節のだめの調節
手段１４は空圧による駆動部１６から成り、この駆動部
のシリンダ１７は固定された軸１８を中心にして揺動可
能に支承されており、そのピストンロッド１９は固定さ
れた軸２１を中心にして揺動可能な調節レバー２２に枢
着されている。

連結ロッド２３は調節レバー２２をテープくわえセクシ
ョン９が取付けられている側板２４の一つと結合する。

側板２４は詳しく図示しなかった機枠と結合されている
固定された案内ボルト２６と２７に懸架されている。こ
れらの案内ボルトは側板２４の長孔２８，２９の様式の
案内部材内に係入している。この場合、調節手段１４を
操作した際テープくわえセクション９全体の走入領域の
２重矢印１１方向での斜め上方へもしくは斜め下方へ指
向した摺動が達せられるように、下方の長孔２９が傾斜
している。

シート案内路７．８が水平に単独摺動するように、これ
らはそれぞれ、それらの枠３１と３２に設けられている
ラック３３および３４を備えている。

図面にはこれらのラックのうち下方のラック３３のみを
詳しく示口上方のラックはただ鎖線でのみ示した。ラッ
ク３空と３４には、それぞれ手動輪３６と３７によって
動かされるスプライン軸３８と３９が係入している。こ
の場合、テープ案内路７と８はそれらの枠３２と３１で
もって側板２４．の鎖線でのみ示した溝形の平行案内部
４１と４２内に摺動可能に支承されている。

下方のテープ案内路８は転向ローラ４３，４４，４６゜
４７．４８を巡って案内されており、−この際転向ロー
ラ４６は同時に緊張ローラとして働らく−１かつテープ
案内路は摺動した際このテープ案内路の長さの均衡を保
証する詳しく図示していないテープ−緊張装置に支承さ
れている。

上側テープ案内路７は同様に転向ローラ５１，５２゜５
３、５４を巡って案内されておシ、この場１合転向ロー
２５３も緊張レバー５６に支承されている緊張ローラと
しても働らく。前方の転向ローラ５１と５２は口金の様
式のいわゆる点刻装置５７を形成しており、固定された
軸５８を中心として２重矢印５９の方向で揺動可能であ
り、これによりテープ案内路７と８間の走入−送り間隙
６１が変更でき、かつこれに伴い紙シートを把持するだ
めの力を変えることができる。点刻装置５７を調節する
ためには、調節ポルト６３、調節ナツト６４とばね予緊
張下にケーシングブロック６６に支持されていてかつ軸
５８上に支承されている点刻装置５７の調節ブロック６
８と固く結合されている調節レバー６７とを備えている
調節装置６２が役立つ。

下側案内路８は更に吸込み室６９を経て導出されており
、この吸込み室６９は空気路７１を介して共通な吸込み
導管７２と結合されている。空圧による駆動部１６は電
磁弁７４、増巾器７６および域値発生器（制限値発生器
）７７を備えている制御機構７３の調節部材である。電
磁弁７４はシリンダ１７の圧縮空気接続部７８と７９を
圧縮空気源８１および大気と結合している。域値発生器
７７はウェッブ・６の送り速度を検出するための監視装
置８２と結合されティる。この監視装置８２はナイフロ
ール３（或いは機械駆動部）により駆動されるタコジェ
ネレータ８３によって形成されている。域値発生器８７
は、タコジェネレータ８３によってこの域値発生器に与
えられる信号が一定の値を超過した場合出力信号を発生
する。この値は域値発生器７７と結合されている基準値
発生器８４において調整される。

テープくわえセクション９の調節領域は調節可能なスト
ッパ８６と８７によって制限され、これらのストッパは
固定された保持体８８と８９にねじ込まれている調節ね
じ９１と９２によって形成され、かつ側板２４に固定さ
れているストッパ条片９３と協働する。

上記したシートくわえセクションの作動態様は以下の通
りである。

シートくわえセクション９の多様な調節可能性は作業員
に対して、シートくわえセクションを断裁されるべき紙
シートの紙の種類、大きさのようなその都度の性状に最
適に調節させることを可能にする。これに関して第一の
調節は機械が低速度で作動している場合、第二の調節は
機械が定格速度で作動している場合において行われる。

この場合、作業員は横断裁機１とシートくわえセクショ
ン９内への走入部との間にいわゆる紙ずまシ、が生じた
際機械を停止させる必要がなく、上側テープ案内路７を
ナイフドラム　　　□２．３方向に水平に戻したシ、も
しくはこのテープ案内路７から離したりしてこの障害を
除くことができる。

空気渦流或いは紙の巻状態に誘起されて紙の流れが乱れ
た場合、作業員はストツバ８６と８７の調節ねじ９１と
９２を調節することにより、全テープくわえセクション
９を斜め方向に摺動させてシート流れ挙動もしくはウェ
ッブ流れ挙動を下方向もしくは上方向へと最適に操向さ
せ、ウェッブを確実に把握可能な状態に持って行くこと
ができる。断裁されるべきシートサイズが変った場合も
しくはナイフロール２，３を交換する際テープくわえセ
クション９の作業様式を下側テープ案内路８を適当に水
平に摺動させることにより変更された状態に最適に適合
させることが可能である。

更に、横断裁機１の後方における異論のない紙の流れは
ウェッブから切断された紙シートの先行状態に、即ち断
裁およびシートとウェッブ間の間隔の拡大に依・存して
いる。この状態は作業員によシ作業の間および加工され
るべき紙の破損性および強さに合せて２重矢印５９のい
ずれか一方の方向で点刻装置５７を調節することによっ
て微細に制御可能であシ、これによシ一方では分離され
たシートを適宜な時間にウェッブに相応して加速でき、
他方強すぎる引裂き効果およびシートとウェッブ間のこ
の引裂き効果によって誘因されるすっきシしない分離が
回避される。

機械のその都度の作業速度に依存したシートくわえセク
ション９の自動的な調節は以下のようにして行われる。

機械が基準値発生器８４に生じる値よりも大きい値いの
速度で働いている場合、電磁弁７４は励起されず、した
がって図示の状態にあってシリンダ１７の圧縮空気接続
部７８は圧縮空気源８１により一圧縮空気で負荷される
。テープくわえセクション９は図示の位置に存在する。

即ちテープくわえセクション９の走入領域はほぼナイフ
ロール２，３間を走る送り面の高さにある。機械の速度
が基準値発生器８４に与えられている値以下、即ち８０
ｍ／分のクエツブ速度以下に低減した場合、タコジェネ
レータ８３から域値発生器７７に与えられる基準値発生
器８４の基準値よシも低くカリ、。

したがって域値発生器７７は出力信号を発生し、この出
力信号は増幅器７６によって増幅されて電磁弁７４を励
起させる。この電磁弁はその切換え位置を変え、したが
ってここで圧縮空気接続部７９は圧縮空気源８１から圧
縮空気によって負荷される。圧縮空気接続部７８は排気
される。これによシ、ピストンロッド１９はシリンダ１
７内に引込まれ、調節レバー２２は時計の針方向に揺動
し、したがってこの調節レバーはピストンロッド２３を
介してテープくわえセクション９の全体を揺動させてナ
イフドラム２．３から離す。この際、長孔２９が適轟に
傾斜しているのでテープくわえセクション９０走入領域
はナイフロールａ３から斜め下方に離れるように運動さ
せられる。

機械が出力を増して、機械速度が基準値発生器８４に与
えられている値を越えた場合、域値発生器７７の出力信
号が消滅し、これによシミ磁弁７４が励磁を解かれ、切
換が行われ、テープくわえセクション９は空気圧による
駆動部１６によシ再び図示の位置に戻り運動させられる
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による紙シートを送るための装置である。 図中符号は １４・・・調節手段 １６・・・駆動部 ７３・・・制御機構

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上側および下側のテープ案内路を備えていてかつ横
   断裁機に対して相対的な位置調節を行うための調節装置
   が所属しているテープくわえセクションを備えた、薄い
   可撓性の材料、特に紙シートから成り回転式横断敵機を
   去るシートを把持しかつ送るだめの装置において、調節
   手段（１４）が制御機構（７３）を介してシートの送り
   速度に依存して動かされることが可能な駆動部（１６）
   を備えていることを特徴とする、上記装置。 ２、　テープくわえセクション（９）が垂直方向の分力
   を備えた案内部（２ｇ）内に支承されていることを特徴
   とする、前記特許請求の範囲第１項に記載の装置。 ３、　シートの送り速度を検出する監視装置（８２）が
   設けられておシ、この監視装置に所定の送り速度が超過
   した場合もしくはこの速度が下廻った際制御信号を制御
   機構（７３）に与える制′　限値発生器（７７）が設け
   られていることを特徴とする、前記特許請求の範囲第１
   項或いは第２項に記載の装置。 ４、　テープくわえセクション（９）の走入領域がほぼ
   横断裁機（１）の送シ高さに存在する第一の位置からこ
   れよシも低い第二の位置へとおよびこの逆の方向に運動
   可能であるように調節手段（１４）が設けられているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項から第３項までの
   うちのいずれか一つに記載の装置。 ５、　テープくわえセクション（９）の走入領域が、シ
   ートが所定の速度よシも高い速度で送られる場合第一の
   位置に存在するように、およびテープくわえセクション
   （９）の走入領域が、シートが所定の速度よりも低い速
   度で送られる場合第二の位置に存在するように構成され
   ていることを特徴とする、前記特許請求の範囲第４項に
   記載の装置。 ６．　テープくわえセクション（９）の調節領域が調節
   可能なストッパ（８６，８７）により制限されるように
   構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項から第
   ５項までのうちのいずれか一つに記載の装置。 ７、　テープくわえセクション（９）が空圧による駆動
   部（１６）によシ調節可能であるように構成したことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項から第６項１でのうち
   のいずれか一つに記載の装置。