JPS5828454B2 - 耐疲労特性に優れる自動車用frp板ばね - Google Patents

耐疲労特性に優れる自動車用frp板ばね

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JPS5828454B2
JPS5828454B2 JP15376280A JP15376280A JPS5828454B2 JP S5828454 B2 JPS5828454 B2 JP S5828454B2 JP 15376280 A JP15376280 A JP 15376280A JP 15376280 A JP15376280 A JP 15376280A JP S5828454 B2 JPS5828454 B2 JP S5828454B2
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resin
epoxy
epoxy resin
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vinyl ester
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恒男 水野
長郎 有賀
尚史 関口
清一 北沢
忠司 安田
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Chuo Hatsujo KK
DIC Corp
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/366Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers made of fibre-reinforced plastics, i.e. characterised by their special construction from such materials
    • F16F1/368Leaf springs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐疲労特性に優れる自動車用FRP製板ばねに
関するものである。
近年、原油価格の高騰に伴い、各自動車メーカーはこぞ
って石油資源を有効に使おうと低熱費車の開発に乗り出
した。
車体の軽量化は燃費向上を図るための最も有力な手段で
あり、そのために軽い材料であるプラスチックを車体の
各部に使用するというプラスチック化が盛んに行なわれ
ている。
我国について言えば、バンパー周りのコーナープロテク
ターにはエチレン・プロピレン・ディエン・ターポリマ
ー、車内のパネルと各種の排気ガスコントロール・デバ
イス類には、ナイロンやアセタール樹脂、フル・トリミ
ング化にはポリプロピレンやアセタールなどが使用され
始めている。
また、自動車の機能部品である板ばねやドライブシャフ
ト、ホイール、バンパーなどにはアドバンスト、コンポ
ジット(高性能複合材料)を応用しようという研究も盛
んに行なわれている。
これらの機能部品を従来の鋼からアドバンスト・コンポ
ジットに置き換えた場合には40〜80%もの重量の軽
量化が期待でき、燃費向上のための有力な手段となる。
また、耐食性の面においてもこのアドバンスト・コンポ
ジットは、従来の鋼に比較して優れているという利点を
有している。
ところで、かかるアドバンスト・コンポジットは、その
機能部品の要求特性を満足させるために、強化材として
ガラス繊維、炭素繊維あるいは芳香族ポリアミド繊維な
どが単独でまたは併用されて、他方、これらの強化材を
1とめるためのマトリックスとしては、不飽和ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂およびエポキシビニルエステル
樹脂が使用されているが、これらの樹脂マトリックスに
よつて性能が大きく左右されるものである。
自動車用板ばね、就中、軽トラツクやパン(商用車)に
は鋼製重ね板ばねが使われているが、い1仮りにこれを
PRP化しようとすれば、1台につき12〜14kgの
鋼製重ね板ばねを約60〜80多もの軽量化が可能とな
る。
ところで、自動車用板ばねに要求される特性としては、
その苛酷な使用条件に耐えうろことが必要な処から、優
れた耐疲労特性が要求されるが、この要求特性を満足さ
せるためには、強化材として汎用されているガラス繊維
、炭素系繊維もしくは芳香族ポリアミド系繊維の単独ま
たはこれらの併用になるハイブリッドシステムが使用さ
れるべきであり、他方、これらの強化材を結合させるべ
きマトリックスとしては、不飽和ポリエステル樹脂やエ
ポキシ樹脂、さらにはエポキシビニルエステル樹脂が使
用されるべきである。
しかし、不飽和ポリエステル樹脂は量産に併なう成形速
度や経済性という面でこそ大きな利点を有するものでは
あるが、該樹脂のもつ特性、すなわち小さな伸び率と大
きな硬化収縮率と、さらに強化材に対する密着性の悪さ
は、自動車用FRP製板ばねとしたさいに耐疲労特性を
著しく低下させるものであり、他方、エポキシ樹脂は不
飽和ポリエステル樹脂とは異なり、大きな伸び率、小さ
な硬化収縮率および強化材に対する優れた密着性という
特性を有するために、自動車用の板ばねとして使用した
さいには長期の耐疲労特性を向上させることができるが
、該樹脂の硬化速度は一般に不飽和ポリエステル樹脂に
比較して遅いためにこの種の板ばねの大量生産には至極
不向きである。
これらの両樹脂に対し、エポキシビニルエステル樹脂は
、一般にエポキシ樹脂と同程度の特性、すなわち大きな
伸び率と強化材に対する優れた密着性とを有してトリ、
そのために当該板ばねとしたさいの長期の耐疲労特性を
向上させると同時に、その硬化性は不飽和ポリエステル
樹脂に匹敵するもので、大量生産の上でも大きな利点と
なる。
本発明者らはかかる自動車用FRP製板ばねを得るにあ
たって、マ) IJラックスして優れた特性ヲ有スるエ
ポキシビニルエステル樹脂に着目して鋭意研究を行なっ
た結果、当該エポキシビニルエステル樹脂の構造の極く
限定された範囲においてのみ非常に優れた耐疲労特性を
有することを見出した。
すなわち、本発明はビスフェノールタイプのエポキシ樹
脂の単独またはビスフェノールタイプのエポキシ樹脂と
ノボラックタイプのエポキシ樹脂とを混合した樹脂にし
てその平均エポキシ当量が250から450の範囲にあ
るエポキシ樹脂のエポキシ基に不飽和−塩基酸をほぼ当
量となる比率で付加反応させて得られるエポキシビニル
エステル樹脂を重合性ビニルモノマーに溶解してなる樹
脂組成物を、ガラス繊維、炭素系繊維お・よび芳香族ポ
リアミド系繊維よりなる群から選ばれる少なくとも1種
の繊維質強化材に含浸させ、硬化成型せしめることから
成る、非常に優れた耐疲労特性を有するとともに、量産
性にも優れた自動車用FRP製板ばねを提供しようとす
るものである。
本発明でいう上記エポキシビニルエステル樹脂とは、さ
らに詳細には、ビスフェノールタイプのエポキシ樹脂単
独、又は、ビスフェノールタイプのエポキシ樹脂とノボ
ラックタイプのエポキシ樹脂とを混合した樹脂であって
、その平均エポキシ当量が250から450の範囲にあ
るエポキシ樹脂と不飽和−塩基酸とをエステル化触媒の
存在下で反応して得られたエポキシビニルエステルを、
重合禁止剤とともに重合性ビニルモノマーに溶解して得
られた樹脂をいう。
ここで、上記ビスフェノールタイプのエポキシ樹脂とし
て代表的なものを挙げれば、エピクロルヒドリンとビス
フェノールAもしくはビスフェノールFとの反応により
得られる実質的に1分子中に2個以上のエポキシ基を有
するグリシジルエーテル型のエポキシ樹脂、メチルエピ
クロルヒドリンとビスフェノールAもしくはビスフェノ
ールFとの反応により得られるジメチルグリシジルエー
テル型のエポキシ樹脂あるいはビスフェノールAのアル
キレンオキサイド付加物トエビクロルヒドリンもしくは
、メチルエピクロルヒドリンとから得られるエポキシ樹
脂などである。
次いで、前記ノボラックタイプのエポキシ樹脂として代
表的なものには、フェノールノボラック捷たはクレゾー
ルノボラックと、エピクロルヒドリンまたはメチルエピ
クロルヒドリンとの反応により得られるエポキシ樹脂な
どかある。
他方、前記不飽和−塩基酸として代表的なものにはアク
リル酸、メタクリル酸、桂皮酸、クロトン酸、モノメチ
ルマレート、モノプロピルマレート、モツプチルマレー
ト、ソルビン酸あるいはモノ(2−エチルヘキシル)マ
レートなどがある。
なお、これらの−塩基酸は単独でも、2種以上の混合に
おいてでも使用できるのは勿論である。
次いで、これらのエポキシ樹脂と不飽和−塩基酸との反
応は60〜140℃、好ましくは80〜120℃の温度
においてエステル化触媒を用いて行なわれる。
かかるエステル化触媒としては、トリエチルア□ン、N
、N−ジメチルベンジルアミン、N、N−ジメチルアニ
リンもしくはジアザビシクロオクタンなどの如き三級ア
ミン;あるいはジエチルアミン塩酸塩、ジメチル酢酸塩
、もしくはジメチルアミン硫酸塩などの如き、公知慣用
の触媒がその筐ま使用できる。
かくして得られたエポキシビニルエステル樹脂は、公知
慣用の重合性ビニルモノマーに溶解させて、安定な樹脂
溶液とされるが、ここにおいて上記重合性ビニルモノマ
ーの代表的なものを挙げれハ、スチレン、ビニルトルエ
ン、t−ブチルスチレン、クロルスチレンモジくハシビ
ニルベンゼンなどのスチレン誘導体:2−エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートもしく
は2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどの
(メタ)アクリル酸の低沸点エステルモノマー;あるい
はトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、
ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1.4
−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘ
キサンシオールジ(メタ)アクリレートなどの如き多価
アルコールの(メタ)アクリレートなどであり、これら
は単独あるいは2種以上の混合物として使用される。
また、これらの重合性ビニルモノマーの濃度は特に制限
を受けるものではないが、作業性や含浸性ふ−よび硬化
物の性能上からは10〜50重量条が好ましい。
さらに、前記エポキシビニルエステル樹脂を製造するさ
いには、ゲル化を防止する目的や、生成樹脂の保存安定
性あるいは硬化性の調整の目的で重合禁止剤を使用する
ことが推奨される。
ここで、使用される上記重合禁止剤として代表的なもの
を挙げれば、ハイドロキノン、P−t−ブチルカテコー
ルもしくはモノ−t−ブチルハイドロキノンなどのハイ
ドロキノン類:ハイドロキノンモノンモノメチルエーテ
ルもしくはジ−t−ブチル−P−クレゾールなどのフェ
ノール類:P−ベンゾキノン、ナフトキノン、もしくは
P−)ルキノンなどのキノン類:あるいはナフテン酸銅
の如き銅塩なとである。
ところで、重合性ビニルモノマーを含む前記エポキシビ
ニルエステル樹脂組成物は触媒を使用することなく、単
に加熱するだけで十分硬化させることもできるが、ナフ
テン酸コバルトもしくはオクテン酸コバルトなどの遷移
金属塩と、メチルエチルケトンパーオキシド、メチルイ
ンブチルケトンパーオキシドもしくはシクロヘキサノン
パーオキシドなどの有機過酸化物との酸化還元触媒系;
あるいはN、N−ジメチルパラトルイジンなどのN−置
換芳香族ア□ン類とベンゾイルパーオキシドとを併用す
る酸化還元触媒系などを用いることにより常温で硬化さ
せることもできる。
また、ペンソイルパーオキシド、P−メンタンハイドロ
パーオキシド、t−ブチルパーベンゾエートあるいは1
,1−ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3゜5−トリメ
チルシクロヘキサノンなどの有機過酸化物を用いること
ができるのは勿論であり、さらに光増感剤を使用するこ
とにより、紫外線あるいは電子線などによって硬化させ
ることも可能であある。
かかる光増感剤として代表的として代表的なものにはベ
ンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチ
ルエーテル、ペンツインイソプロビルエーテル、ベンゾ
インイソブチルエーテル、α−メチルベンゾイン、α−
フェニルベンゾイン、ベンジル、ジアセチル、メチルア
ントラキノン、クロルアントラキノン、アントラキノン
アセトフェノンもしくはベンゾフェノンなどのカルボニ
ル化合物;あるいはジフェニルサルファイド、ジフェニ
ルスルフィドもしくはジチオカーバメートなどの硫黄化
合物がある。
前記した繊維質強化材のうち、まずガラス繊維としては
、その原料の面から、E−グラス、C−グラス、A−グ
ラスおよびS−グラスなどが挙げられるが、本発明の板
ばねを得るためには、いずれの種類も適用できる。
次に前記の炭素系繊維としては、炭素繊維と黒鉛繊維を
挙げることができ、これらはいずれもボアクリロニトリ
ル系繊維、セルローズ系繊維、ビッチ、芳香族炭素化水
素會たはカーボンブラックなどを原料として製造される
ものである。
また、前記の芳香族ポリアミド系繊維とは、多官能の芳
香族アミンと芳香族多塩基酸との反応により得られる重
合体であって、アミド結合を有するものをいい、その代
表的なものとしてはポリP−フェニレンテレフタルアミ
)+1、t 7’nハ、I−’ リP −アミノベンズ
ア□ドなどが挙げられる。
これらの繊維質強化材は、その形状により、さらにロー
ビング、チョツプドストランドマット、コンティニアス
マット、クロス、ローピンククロス、サーフエシングマ
ット訃よびチョツプドストランドなどの種々のものがあ
るが、本発明に耘いては、繊維含有率が高くでき、しか
もFRP成形物の強度ネ゛よび耐疲労特性をも向上させ
ることのできるロービング、クロスふ−よびロービング
クロスなどが好宜しい。
本発明の板ばねを得るにさいして繊維質強化材の容積含
有率は該強化材とマトリックス成分としての樹脂との合
計容量の40〜70多なる範囲が好1しく、重量表示で
は50〜80%なる範囲が好1しく、実用上置も好まし
いのは、45〜65条の範囲である。
また、本発明の自動車用FRP製板ばねを得るには、加
工の段階において、樹脂成分、繊維質強化材および硬化
剤のほかに、必要に応じてさらに顔料、離型剤、充填剤
あるいはその他の添加剤を含めることもできる。
本発明の自動車用FRP製板ばねは、通常行なわれてい
るプレス成形法、フィシメンワインディング成形法、シ
ートワインディング成形法あるいはプルトルージョン成
形法などの方法で成形加工される。
次に本発明を実施例によって具体的に説明する。
以下、部およびφは特に断りのない限り、すべて重量基
準であるものとする。
実施例 1 温度計、攪拌機および冷却器を具備した三ツロフラスコ
ニ、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの反応に
より得られたエポキシ当量265の「エピクロン860
J(大日本インキ化学工業■製エポキシ樹脂)528f
とメタクリル酸172I?、ハイドロキノン0.35r
およびトリエチルアミン2.12を加えて、110℃1
で昇温させて6時間反応を続けた処、酸価が6となった
かくして得られたエポキシビニルエステルにスチレンモ
ノマー3002を加えて、酸価4、粘度(ガードナー表
示、25℃:以下同様)K−Lおよび色数(ガードナー
表示:以下同様)2なる樹脂溶液を得た。
得られた樹脂溶液の100部に、「ナイバーBOJ(日
本油脂■製ベンゾイルパーオキサイド)の2部を加えて
よく攪拌し、さらにここへ一方向に引き揃えられたガラ
スロービングをよく含浸させて得たシート10枚を、ガ
ラス含有率が70%になるようにマツチドシイ金型(深
さ8閣、幅50軌長さ300胴)に仕込み、120℃で
10分間加熱圧縮成形を行なった。
得られたFRP成形体をさらに電熱乾燥器で120℃で
2時間に亘りポストキュアーを行なって、縦弾性率41
00kff/[rIllIなるFRP成形体を作成した
次いで、かくして得られた成形体(板ばね基本体)につ
いて、ばね協金型高速疲れ試験機を用いて、応力条件2
7.5±22.5kff/−で疲れ試験を行ない、繰り
返し寿命回数を求めた処、木板ばねは203X10’回
という従来には類例を見ないほどにすぐれた繰り返し寿
命をもったものであることが、確認できた。
この結果を第1表に示した。
なむ、かかる繰り返し寿命回数は、供試体の支点間に剥
離が生じた時の回数をもって示したものである。
実施例 2 実施例1と同様の反応装置を用いて、これにビスフェノ
ールAとエピクロルヒドリンとの反応により得られたエ
ポキシ当量189の「エピクロン850J (同上社製
品)194グと、同じくビスフェノールAとエピクロル
ヒドリンとの反応により得られたエポキシ当量476の
「エピクロン10504(同上社製品)2915’とか
らなる平均エポキシ当量361なる混合エポキシ樹脂と
メタクリル酸115 rとをハイドロキノン0.3f?
およびトリエチルアミン1.8りの存在下に110℃1
で昇温しで、6時間反応を続けた処、酸価が8となった
ここに得られたエポキシビニルエステルニスチレンモノ
マ−4002を加えて酸価4.5、粘度り訃よび色数1
−2なる樹脂溶液を得た。
得られた樹脂溶液を、実施例1と同様の手法により、一
方向に引き揃えられたガラスロービングによく含浸させ
、次いで、マツチドダイ金型で加熱圧縮成形を行なって
縦弾性率4160kyf /lr+rMなるFRP成形
体を作成した。
次いで、この成形体について実施例1と同じ条件下で疲
れ試験を行なって、このものの繰り返し寿命が281
X 10’回という素晴らしいものであることが確認で
きた。
この結果を第1表に示した。
実施例 3 「エピクロン850」70グと、「エピクロン1050
j 430rとからなる平均エポキシ当量432なる混
合エポキシ樹脂とメタクリル酸1001とを、ハイドロ
キノン0.3f>よびトリエチルアミン18tの存在下
に110℃で7時間反応させて、酸価6なるエポキシビ
ニルエステルを得た。
次いで、これにスチレンモノマー4002を加えて、酸
価3.5、粘度Q−R,$−よび色数2の樹脂溶液を得
た。
得られた樹脂溶液を、実施例1と同様の手法により、一
方向に引き揃えられたガラスロービングによく含浸させ
、マツチドダイ金型で加熱圧縮成形を行なって縦弾性係
数4030kgf/−なるFRP成形体を作成した。
次いで、この成形体を実施例1と同じ条件下で疲れ試験
を行ない、235X10’回なる繰り返し寿命をもつも
のであることが確認された。
この結果を第1表に示した。
実施例 4 「エピクロン1050J29OS’とフェノールノボラ
ックとエピクロルヒドリンとの反応により得られたエポ
キシ当量182の「エピクロンN−740J(大日本イ
ンキ化学工業■製エポキシ樹脂)194S’とからなる
平均エポキシ当量358なる混合エポキシ樹脂とメタク
リル酸116グとを、ハイドロキノン0.35’>よび
トリエチルアミン18グとの存在下に110℃で7時間
反応させて酸価6なるエポキシビニルエステルを得た。
次いで、これにスチレンモノマー40Orを加えて酸価
3.4、粘度O−Pおよび色数3なる樹脂溶液を得た。
得られた樹脂溶液を実施例1と同様の手法により、一方
向に引き揃えられたガラスロービングによく含浸させ、
マツチドダイ金型で加熱圧縮成形を行なって縦弾性係数
4360kqf/rTIIfIなるPR,P成形体を作
成した。
次いで、この成形体について疲れ試験を行ない、212
X10’回の繰り返し寿命を有するものであることが確
認できた。
この結果を第1表に示した。
実施例 5 ビスフェノールFとエピクロルヒドリンとの反応によっ
て得られたエポキシ当量178の「エピクロン830J
(同上社製品)236S’と、「エピクロン1050j
239fとからなる平均エポキシ当量328の混合エ
ポキシ樹脂とメタクリル酸125グとを、ハイドロキノ
ン0.3L?$−よびトリエチルアミン18グとを加え
て、110℃1で昇温させて6時間で酸価が7となった
このエポキシビニルエステルにスチレンモノマー400
Pを加えて酸価4.0、粘度におよび色数1−2なる樹
脂溶液を得た。
得られた樹脂溶液を、一方向に引き揃えられたガラスロ
ービングによく含浸させ、マツチドダイ金型で加熱圧縮
成形を行なって、縦弾性係数4070に9f/rrdl
なるFgP成形体を作成した。
次いで、この成形体について疲れ試験を行なって208
X 10’回なる繰り返し寿命のあることが確認でき
た。
この結果を第1表に示した。比較例 1 「エピクロン850J485S’、メタクリル酸215
2、ハイドロキノン035f釦よびトリエチルアミン2
.11を加えて、110℃1で昇温しで、6時間反応を
続けた処、酸価が6となった。
次いで、とのエポキシビニルエステルにスチレンモノマ
ー3001を加えて酸価4、粘度Hおよび色数2なる樹
脂溶液を得た。
得られた樹脂溶液を、一方向に引き揃えられたガラスロ
ービングによく含浸させ、マツチドダイ金型で加熱圧縮
成形を行ない、縦弾性係数4210Ayf/1mf’i
のFRP成形体を作成した。
次いで、この成形体について疲れ試験を行ない、25
X 10’回なる繰り返し寿命を有するものであること
が確認できた。
この結果を第1表に示した。
比較例 2 「エピクロン850J 310fと、ビスフェノールA
とエピクロルヒドリンとの反応により得られたエポキシ
当量821の「エピクロン3050J(犬日本インキ化
学工業■製品)217rとからなる平均エポキシ描量6
22なる混合エポキシ樹脂に、メタクリル酸73?、ノ
・イドロキノン0.32およびトリエチルアミン18′
?を加え、110℃で7時間反応を続けて酸価8なるエ
ポキシビニルエステルを得た。
次いで、これにスチレンモノマー40Ofを加えて酸W
J4.5、粘度S−Tふ・よび色数1−22なる樹脂溶
液を得た。
得られた樹脂溶液を、一方向に引き揃えられたガラスロ
ービングによく含浸させ、マツチドダイ金型で加熱圧縮
成形を行ない、縦弾性係数3970xyr/−なるFR
P戒形体を作成した。
次いで、この成形体について疲れ試験を行なった処、2
1 X 10’回なる繰り返し寿命を有するものである
ことが確認できた。
この結果を第1表に示した。
比較例 3 「エピクロンN−740J413グ、メタクリル酸18
7 f、ハイドロキノン0.32およびトリエチルアミ
ン1,8iを加え、110℃で7時間反応させて酸価が
9なるエポキシビニルエステルを得た。
次いで、これにスチレンモノマー4002を加えて酸価
5、粘度り釦よび色数4−5なる樹脂溶液を得た。
得られた樹脂溶液を、一方向に引き揃えられたガラスロ
ービングによく含浸させ、マツチドダイ金型で加熱圧縮
成形を行なって、縦弾性係数4380jrg f /[
mlなるFRP成形体を体を作成した。
次いで、この成形体について疲れ試験を行なつ処、この
ものの繰り返し寿命は26X10’回という値であった
この結果を第1表に示した。比較例 4 プロピレングリコール25591無水フタル酸2 s
o r)−よびマレイン酸195vを加えて窒素ガスを
導入し、200℃で固形分66rのスチレン溶液の粘度
がUになる筐で反応を継続させ、次いでハイドロキノン
0.33r$−よびスチレンモノマー34(H’を加え
て酸価25、粘度U釦よび色数1なる不飽和ポリエステ
ル樹脂溶液を得た。
得られた樹脂溶液を、一方向に引き揃えられたガラスロ
ービングによく含浸させ、マツチドダイ金型で加熱圧縮
成形を行ない、縦弾性係数4250kg f /−のF
RP成形体を作成した。
次いで、この成形体について疲れ試験を行なった処、こ
のものの繰り返し寿命は4X10’回と極めて低いもの
であった。
この結果を第1表に示した。
以上の各側から明らかなように、前述の如く特定すれた
エポキシビニルエステルをマトリックスに使用したFR
P成形体は、本発明の範囲をはずれるエポキシビニルエ
ステルを使用した成形体に比較して、約10倍、さらに
不飽和ポリエステルと比較すれば、なんと約50倍とい
う繰り返し寿命を示すものであり、本発明の板はねは非
常に優れた耐疲労特性を有するものであることが知れる
試験 機:ばね協金型高速疲れ試験機 回転数:11000rp 設定応カニ27.5±22.5 ky/rrrr?+4
点曲げ方式 供試体の寸法:50X300X8問

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ビスフェノールタイプのエポキシ樹脂の単独あるい
    はこれとノボラックタイプのエポキシ樹脂とを混合した
    樹脂であって、これらの平均エポキシ樹脂が約250〜
    約450なる範囲にあるエポキシ樹脂中のエポキシ基に
    不飽和−塩基酸をほぼ当量となる比率で付加反応させて
    得られるエポキシビニルエステル樹脂を重合性ビニルモ
    ノマーに溶解せしめて成る樹脂組成物を、ガラス繊維、
    炭素系繊維釦よび芳香族ボリア□ド系繊維よりなる群か
    ら選ばれる少なくとも1種の繊維質強化材に含浸させ、
    硬化成型せしめて得られる耐疲労特性に優れる自動車用
    FRP製板はね。 2 上記繊維質強化材の容積含有率が、該強化材とマト
    リックス成分たる上記樹脂組成物との合計容量の40〜
    70φ、あるいは該合計重量の50〜80%であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の板ばね。
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